JP2810686B2 - レーザ内視鏡 - Google Patents

レーザ内視鏡

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JP2810686B2 JP1060401A JP6040189A JP2810686B2 JP 2810686 B2 JP2810686 B2 JP 2810686B2 JP 1060401 A JP1060401 A JP 1060401A JP 6040189 A JP6040189 A JP 6040189A JP 2810686 B2 JP2810686 B2 JP 2810686B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はレーザ処理用レーザガイドを内蔵したレーザ
内視鏡に関する。
[従来の技術] 一般に、内視鏡による観察下で体腔内の部位をレーザ
治療する場合、その内視鏡の処置具挿通用チャンネルに
挿通されるレーザプローブが用いられる。このレーザプ
ローブは保護用シース内にレーザガイドを挿通してな
り、さらに、そのシースとレーザガイドの隙間を通じて
先端側に流体を流してレーザガイドの出射端部分を冷却
し、レーザガイド出射端の熱による焼損を防止するよう
になっている(PCT,WO85/05263号公報を参照)。このよ
うにレーザプローブを内視鏡の処置具挿通用チャンネル
に挿入してその出射先端を体腔内の被照射部位に導き、
被照射部位に向けてレーザ光を照射するようになってい
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の技術では、レーザプローブを内
視鏡の処置具挿通用チャンネルに挿入して使用するた
め、内視鏡の処置具挿通用チャンネルの内径は、レーザ
プローブのシースの外径より充分に太径でなくてはなら
ない。
したがって、内視鏡の挿入部の外径も、上記レーザプ
ローブのシース外径とチャンネル内径の隙間分だけ、少
なくとも太径になってしまう。
ところが、内視鏡はその使用目的からしてその挿入部
の外径を極力細くしなければならない。特に、血管等の
細い管腔に使用する場合、できる限り細い挿入部の内視
鏡が望まれている。上記従来の技術のものではこれを解
決できない。
本発明は上記課題に着目してなされたもので、その目
的とするところはレーザ光による処理が可能であるとと
もに、その挿入部の外径が細く、しかも、レーザガイド
の出射端の焼損時等においてもそれを容易に修理可能な
レーザ内視鏡を提供することにある。
[課題を解決するための手段および作用] 上記課題を解決するために本発明は、液密な挿通用チ
ャンネルを有した内視鏡と、上記挿通用チャンネルに挿
通されレーザ光を伝送するレーザガイドと、上記挿通用
チャンネルの先端に着脱自在に取り付けられ上記レーザ
ガイドを挿通してそのレーザガイドの先端付近を保持す
る保持具と、レーザガイドの外周に形成される送液通路
とを具備してなるレーザ内視鏡を構成したものである。
しかして、この構成によれば、内視鏡のチャンネルと
レーザプローブのシースとを共有化することにより、特
に挿入部の外径が細いレーザ内視鏡を実現できた。ま
た、レーザガイドの先端部を保持する保持具が着脱自在
であるからそのレーザプローブなどの着脱修理が簡単で
ある。
[実施例] 第1図ないし第4図は本発明の第1の実施例を示すも
のである。内視鏡1は第1図で示す挿入部2と第2図で
示す手元部3とからなり、この両者にわたって観察光像
を伝達するためのイメージガイド4が挿通されている。
イメージガイド4の先端は挿入部2の先端具5に組み込
まれた光学系6に対して光学的に連結されている。ま
た、イメージガイド4の後端側は手元部3に設けられる
図示しない接眼部に対して光学的に連結されている。
さらに、挿入部2と手元部3との両者にわたって後述
するレーザガイド7を挿通するガイド用チャンネル8が
形成されている。このガイド用チャンネル8は弾性を有
する液密的なチューブ9から形成されている。チューブ
9の先端部分は上記先端具5に対して接着することによ
り液密的に接続されている。そして、チューブ9の先端
は先端具5に形成した貫通孔11に連通してガイド用チャ
ンネル8を形成している。また、チューブ9の後端は第
2図で示すように手元部3のチャンネル口部12に連通し
ている。すなわち、チューブ9の後端はそのチャンネル
口部12の口体12aに接続されている。このチャンネル口
部12はレーザガイド7を液密的に挿通できるスリット13
を設けた栓体14が装着され、また、その側面部分には送
液用注入口15が設けられている。
上記ガイド用チャンネル8内にはレーザガイド7が挿
入されるが、このレーザガイド7の先端部分は第1図で
示すように先端具5の貫通孔11にねじ込んで着脱自在に
装着する保持具16に貫通した状態で保持されている。
すなわち、保持具16はその外周に上記貫通孔11の外端
内周に形成しためねじ17ににねじ込むおねじ18が形成さ
れ、このおねじ18より外端側には先端具7に突き当るフ
ランジ16aが形成されている。また、保持具16にはレー
ザガイド16の外皮を剥離して露出させた先端部分7aを遊
嵌する中空孔19が設けられている。保持具16の後端部分
16aでは上記レーザガイド7の剥離したに外皮部分の外
周を嵌着して保持固定している。保持具16の後端部分16
aにはスリット20が形成されていて、これは上記中空孔1
9に連通して先端側へ抜けている。さらに、保持具16の
先端部分16bには人工サファイアや金属等からなる接触
部材22がホルダ23を介して取着されている。ホルダ23は
保持具16の先端部分16bに対してねじ込まれ、着脱可能
に取り付けられている。ホルダ23には接触部材22の背面
周囲から外に抜けるスリット24が形成されていてる。上
記スリット20、中空孔19、およびスリット24によって保
持具側送液通路25を形成している。
そして、この保持具搬送液通路25は上記チャンネル用
チューブ9とレーザガイド7の隙間からなるチャンネル
側送液通路26に連通し、レーザガイド7の外周囲に形成
される全体としての送液通路を形成している。
また、第2図で示すようにチャンネル側送液通路26は
手元部3のチャンネル口部12に連通している。さらに、
送液用注入口15に通じている。この送液用注入口15より
生理食塩水等が注入可能である。つまり、レーザガイド
7と注入された液体は同一のガイド用チャンネル8内を
通り導かれるようになっている。
しかして、この内視鏡1の挿入部2を体腔内に導入
し、その内視鏡1による観察下でその接触部材22を患部
に接触させる。この状態を維持しながら、レーザガイド
7を通じて処置用レーザ光を伝送する。このレーザ光は
接触部材22に当り、その接触部材22を加熱する。これに
よって患部を加温したり焼灼したりして治療することが
できる。
一方、このとき、送液用注入口15から生理食塩水等を
注入すると、第1図中点線で示すように、チャンネル用
チューブ9とレーザガイド7との隙間からなるチャンネ
ル側送液通路26を通じて保持具側送液通路25へ送り込ま
れる。そして、接触部材22の背面部分から側方へ放出さ
れる。この生理食塩水等はこのようにして流れる間にレ
ーザガイド7を冷却する。特に、先端の出射先端付近の
加熱を防ぎ、焼損を防止する。
しかしながら、レーザガイド7の出射先端が焼損した
ときには第3図で示すように内視鏡1の先端具5から保
持具16を取り外し、さらに、第4図で示すようにレーザ
ガイド7の先端部分から保持具16を外す。この状態でレ
ーザガイド7の先端面を再研磨し、再生する。ついで、
再び保持具16をレーザガイド7の先端部分に取り付け、
さらに保持具16を先端具5にねじ込み装着する。これに
より容易に修理できる。
なお、本発明における接触部材22は第5図や第6図で
示すように種々の形状のものを用意しておいてもよい。
第5図で示すものは上記第1の実施例のものと同じであ
るが、第6図で示すものはその先端側先端が円錐形状に
尖らしたものである。このようにすれば、患部に深く差
し込むことができる。このように使用部位に応じて使い
分けると、適用部位に応じて効率のよい処置ができる。
第7図は本発明の第2の実施例を示すものである。こ
の第2の実施例では保持具16には接触部材22を取り付け
ずに、レーザガイド7の出射先端からレーザ光を患部へ
放射する非接触照射用としたものである。
このようにレーザ光を照射するにあたり、非接触方式
であるため、内視鏡1により照射部位を観察できる。そ
の他については第1の実施例のものと同じである。
第8図は本発明の第4の実施例を示すものである。こ
の実施例のものは第1の実施例の内視鏡1に対して複数
種のレーザ装置31a,31b,31cとそれぞれに対応するレー
ザガイド32a,32b,32cを組み合わせるように用意したも
のである。レーザ装置31a,31b,31cの種類としては、Nd:
YAG、Er:YAG、CO2等々がありうる。また、Nd:YAG用のレ
ーザガイド32aには石英ファイバ、Er:YAG用レーザガイ
ド32bにはフッ化物ファイバ、CO2用レーザガイド32cに
はカルコゲン化物ファイバ等である。なお、上記の他
に、エキシマレーザやHo:YAG、COレーザ等も使用可能で
ある。
このように複数種のものを組み合せて使用すれば、そ
の被照射部の色、硬さ等の条件によりレーザ条件と各レ
ーザ光を導光可能なファイバとを組み合わせ、第1実施
例の内視鏡に組み付けて使用でき、その被照射部に最も
効率のよいレーザ光を照射して治療ができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、レーザ光が照射
可能なものであるにも拘らず、内視鏡の挿入部の細径化
が図れる。また、レーザガイドが使用により焼損したよ
うな場合でもそれを容易に修理できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図はそのレーザ内視鏡の挿入部の先端付近の側断面
図、第2図はそのレーザ内視鏡の手元部の側断面図、第
3図および第4図はそれぞれ修理時の分解した側断面
図、第5図および第6図は接触部材の側断面図、第7図
は本発明は第2の実施例を示す挿入部先端付近の側断面
図、第8図は本発明は第3の実施例を示すスステムの斜
視図である。 1……内視鏡、2……挿入部、3……手元部、7……レ
ーザガイド、8……チャンネル、25……送液通路、26…
…送液通路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液密な挿通用チャンネルを有した内視鏡
    と、上記挿通用チャンネルに挿通されレーザ光を伝送す
    るレーザガイドと、上記挿通用チャンネルの先端に着脱
    自在に取り付けられ上記レーザガイドを挿通してそのレ
    ーザガイドの先端付近を保持する保持具と、上記レーザ
    ガイドの外周囲に形成される送液通路とを具備してなる
    レーザ内視鏡。
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