JP2885355B2 - レーザメス装置及び接触型レーザプローブ - Google Patents
レーザメス装置及び接触型レーザプローブInfo
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Description
部にレーザ光を集中させて凝固・止血、蒸散・切開又は
加温等を行うレーザメス装置に関する。
ーザ光のエネルギーを集中させ、この患部を焼き切って
手術を行うレーザメス装置が知られている。一般的に用
いられるレーザメス装置としては、炭酸ガスレーザメス
装置及びネオジウムレーザメス装置がある。
振波長である10μm帯が生体組織に多く含まれている水
のOH基による吸収が高い領域であることを利用した装
置である。この炭酸ガスレーザメス装置では、非接触型
レーザプローブを用いてレーザ光を直接生体組織に吸収
させ、生体組織自体を発熱、蒸散させて切開等を行う。
発振波長である1μm帯が、生体組織に対する吸収は低
くても、二酸化マンガン等による吸収が高い領域である
ことを利用した装置である。この装置では、レーザプロ
ーブとして接触型レーザプローブを用い、この接触型レ
ーザプローブの先端部表面全体にレーザ光を吸収するよ
うに二酸化マンガン等を被覆し、レーザプローブの先端
部自体を発熱させる(例えば、特開昭63ー31893
4号公報)。そして、レーザプローブ先端部を高温に加
熱した接触型レーザプローブで止血、切開を行う。
炭酸ガスレーザメス装置では、この装置によるレーザ光
の生体組織での吸収が高いため綺麗な切開面が得られる
が、逆にこのため吸収されたレーザ光のほとんどが組織
の蒸散に使われてしまい、組織の加温が不十分となる。
この結果、十分な厚さの凝固層が得られず、止血能力に
劣るという問題がある。
く、焦点距離を一定に保った均一な切開を行うのが難し
いという問題がある。
触型レーザプローブ先端部の被覆膜での発熱を利用して
切開を行うことにより、適当な厚さの凝固層が形成され
て止血、切開を行うことができるが、前記接触型レーザ
プローブ先端部の被覆膜が熱剥離しやすく、剥離すると
プローブ表面の発熱状況が変化してしまう。これによ
り、このプローブを使用した切開時に切開性が変って術
感が変り、術者が切開速度等の操作を間違えることがあ
る。そして、操作を間違えると、生体組織を加熱し過
ぎ、厚すぎたり深すぎたりする不均一な凝固層を作って
しまう等の臨床上の問題がある。
もので、操作性に優れ、安全にかつ均一に生体組織を切
開することができ、しかも確実に止血できるレーザメス
装置を提供することを目的とする。
めに、本発明は、プローブの先端部を患部に接触させな
がら基端部から導入したレーザ光を前記先端部から出射
させて前記患部の治療を行う接触型レーザプローブを有
するレーザメス装置であって、前記接触型レーザプロー
ブの少なくとも一部に該レーザプローブに導入されたレ
ーザ光を吸収するOH基を内在させることにより、この
OH基によって前記レーザ光の一部を吸収させて該レー
ザプローブの温度を凝固・止血を含む治療が可能な温度
に昇温できるようにするとともに、残りのレーザ光を外
部に出射させて蒸散・切開を含む治療を行なえるように
したことを特徴とする。その場合、内在させるOH基の
濃度を0.5〜10ppmとすることが好ましい。ま
た、接触型レーザプローブとしては、その一部をOH基
を内在させた材料で構成してもよい。また、先端部の表
面のみにOH基を内在させてもよい。さらに、接触型レ
ーザプローブ先端部にOH基を内在させた被膜を固着し
てもよい。
のレーザ光を使用することが望ましい。具体的には、エ
ルビウムレーザ光、ホロビウムレーザ光又は炭酸ガスレ
ーザ光が使用できる。
がOH基に吸収されてレーザプローブを加温し、残りの
レーザ光は外部に出射される。そして、この接触型レー
ザプローブにより、生体組織を切開する際には、外部に
出射されたレーザ光によって生体組織が蒸散、切開さ
れ、切開された部分に加温されたレーザプローブが接触
して凝固層を形成し、止血を行う。ここで、通常の治療
に用いられるレーザ光を使用した場合、内在させるOH
基の濃度を0.5〜10ppmにすることにより、レー
ザプローブの加温と該プローブからのレーザ光の出射量
を適切にすることができる。
部分、先端部の表面等の一部分だけにOH基を内在させ
た材料で構成することで、レーザプローブ先端を加温
し、効率的にレーザ光を出射させることができる。さら
に、レーザプローブ先端部にOH基を内在させた被膜を
固着しても同様である。
H基に吸収され、レーザプローブを加温して止血のため
の凝固層を形成できる。エルビウムレーザ光、ホロビウ
ムレーザ光又は炭酸ガスレーザ光も前記波長帯域に入っ
ている。
る。
メス装置の全体構成を示す図、図1は本実施例のレーザ
メス装置に使用する接触型レーザプローブの構成を示す
側面図、図2は図12のA部拡大断面図である。なお、
この実施例は、近年、炭酸ガスレーザと同様にOH基で
の吸収が高い波長域(1.5 〜15μm)で発振するレーザ
として開発されたエルビウム・ヤグレーザやホロビウム
・ヤグレーザ等のうち、エルビウム・ヤグレーザを用い
た例である。
プローブ、符号20は端部接続金具、符号30はレーザ
光伝送手段、符号40はエルビウム・ヤグレーザ発振
器、符号50はレーザ制御装置である。接触型レーザプ
ローブ10は端部接続金具20によってレーザ伝送手段
30の一端に接続され、このレーザ光伝送手段30の他
端にはコネクター31が接続されており、このコネクタ
ー31がレーザ発振器40に設けられたソケット41に
装着して接続できるようになっている。
中の左端部)である光入射端14から先端部であるプロ
ーブ先端15に向けて順次縮径した円錐形状に形成され
た棒状体から構成され、基端側は光入射端14から入射
したレーザ光を先端部に導光する導光部11、先端側は
生体組織に接触させ、止血作用をしながら切開を行う処
置部12となっている。
基材料としては、使用するレーザ光を透過し得る材料で
あれば可能である。なお、本実施例では波長2.94μmで
発振するエルビウム・ヤグレーザを使用する。このた
め、前記基材料としては、このエルビウム・ヤグレーザ
光を透過し得る材料であればよく、本実施例では石英ガ
ラスを使用する。この他にも、カルコゲナイトガラス、
フッ化物ガラス(例えば、HOYA(株)製AZYRN
系フッ化物ガラス)等のガラス材料や、フッ化カルシウ
ム、サファイア、ジンクセレン等の結晶材料を使用でき
る。なお、上記材料は、2.1 μmで発振するホロビウム
・ヤグレーザに対しても使用できる。さらに、10.6μm
で発振する炭酸ガスレーザに対しては、カルコゲナイト
ガラス等のガラス材料やジンクセレン等の結晶材料を使
用できる。
寸法は、光入射端14の外径D1 =2mm、処置部12
の光入射端16の外径D2 =0.8 mm、導光部11の長
さR1 =15mm、処置部12の長さR2 =5mmであ
る。
スを基材料とし、この基材料にOH基13を1ppm内
在させて構成されている。このOH基13を1ppm内
在させた後の石英ガラスは、波長2.94μmのレーザ光が
入射すると、このレーザ光が20mm進む間にそのエネル
ギーを20%吸収して熱に変換する特性を持つようにな
る。これにより、処置部12が生体組織を凝固させて止
血するのに必要な温度である80℃程度まで上昇する。
を変え、それぞれの濃度の場合についてプローブ10に
波長2.94μmのエルビウム・ヤグレーザ光を入射させた
とき、処置部12が加熱されて到達する温度及び処置部
12から出射されるレーザ光の出射率を調べた結果は以
下の通りであった。なお、エルビウム・ヤグレーザ光と
しては、出力100mJ、10ppsのパルス発振のレ
ーザ光を用いた。
60°C以上に処置部12の温度を維持するためには、O
H基濃度を少なくとも0.5ppm以上にする必要があり、一
方、OH基濃度を30ppm 以上にすると、処置部12から
レーザ光が出射しなくなって出射レーザ光による切開が
できなくなるとともに、処置部12が過度に加熱されて
破壊されるおそれが高くなることがわかる。このことか
ら、エルビウム・ヤグレーザを使用した本実施例におい
ては、処置部12に内在させるOH基濃度を0.5 〜30pp
m に設定すればよいことがわかる。
は、結合用の雌コネクタ17が固定されている。この雌
コネクタ17は、全体をほぼ筒状に形成され、その先端
側(図中の右側)に接触型レーザプローブ10の基端部
を嵌着して結合するための拡径断部171が設けられ、
基端側に後述の雄ねじ211が螺合される雌ねじ172
が設けられている。さらに、先端側に接触型レーザプロ
ーブ10が嵌着され、基端側に雄ねじ211が螺合され
た状態でこれらの間に空間ができるように設定され、こ
の空間が接触型レーザプローブ10の光入射端14及び
後述の光ファイバ18の光出射端184を冷却する冷却
室173となっている。この冷却室173は流体排出孔
174を介して外部と連通され、冷却室173内に流入
した冷却用流体fを外部に排出するようになっている。
ラッド182を形成し、さらにクラッド182を保護用
のジャケット183で被覆したもので、エルビウム・ヤ
グレーザ光を使用するためフッ化物ファイバを用いる。
この光ファイバ18は、レーザ光伝送手段30の外側部
材を構成するチューブ状の外管19に収納され、その先
端部が端部固定金具20によって固定されている。この
端部固定金具20には光ファイバ18側と接触型レーザ
プローブ10とを結合するための雄コネクタ部21が形
成されている。この雄コネクタ部21には、前記雌コネ
クタ17の雌ねじ172に螺合する雄ねじ211が設け
られている。また、光ファイバ18の基端部はコネクタ
ー31及びソケット41を通じてエルビウム・ヤグレー
ザ発振器40に接続され、該発振器40から射出したエ
ルビウム・ヤグレーザ光を接触型プローブ10に導くよ
うになっている。
9の内周面との間には隙間が形成され、この隙間が冷却
用流体(例えば、乾燥空気)fをレーザ発振装置側から
接触型レーザプローブ10まで導入する流体通路191
となっている。冷却用流体fは流体通路191から端部
固定金具20の流体通過用スリット212を通り、冷却
室173に流入して光ファイバ18の光出射端184及
び接触型レーザプローブ10の光入射端14を冷却する
と共に光出射端184に汚れが付着するのを防止し、流
体排出孔174から外部に排出されるようになってい
る。この流体通路191はコネクター31及びソケット
41を通じて流体導入口41aに連通され、この流体導
入口41aを通じて図示しない流体源から流体が供給さ
れるようになっている。
は、レーザ制御装置50によって制御されて波長2.94μ
mで発振するエルビウム・ヤグレーザ光を射出するもの
である。
ザ発振器40から光ファイバ18を介して伝送され、そ
の光出射端184から出射したエルビウム・ヤグレーザ
光Lは、接触型レーザプローブ10の光入射端14から
入射し、このプローブ10内で内部反射を繰り返して処
理部12に達する。処理部12に達したレーザ光の一部
はこの処理部12を構成する基材料に内在するOH基1
3によって吸収され、熱エネルギーに変換されてこの処
理部12を80℃程度まで加温する。残りのレーザ光は
処置部12から周囲にほぼ均一に出射される。
部12を処置すべき生体組織30に接触させることで、
処置部12から出射されたレーザ光Lが生体組織30に
吸収され、この生体組織30を蒸散して切開する。これ
と同時に、処置部12は80℃程度まで加温されている
ため、処置部12が生体組織30の切開した部分に接触
して凝固層を形成し、止血を行う。
は、接触型レーザプローブ10により接触型のメスとし
て使用するため、加温された処置部12により生体組織
30の切開した部分を止血するのに十分な厚さの凝固層
を形成でき、しかも術感があるため、均一に凝固層を形
成でき、確実に止血を行いながら切開することができる
ようになる。
3を1ppm内在して構成され、処置部12周囲からレ
ーザ光を出射させると共にこの処置部12を80℃程度
まで加温するようにしたので、術感が一定になり、術者
が切開速度等の操作を間違える等の臨床時の問題がなく
なり、操作性に優れ、安全にしかも均一な生体組織の止
血、切開を行うことができる。
で済み、この処置部12の異常加熱により熱破損するこ
ともなくなる。
ーブ10を図1に示す構成としたが、本発明はこれに限
らず、他の形状でもよい。即ち、接触型レーザプローブ
を、図3に示すように、導光部41を円柱状に、処置部
42を球面状に形成してもよい。また、図4のように、
導光部43の基端側を円柱状に先端側を円錐状に形成
し、処置部44を球面状に形成してもよい。また、図5
に示すように、導光部45及び処置部46をともに円柱
状に形成してもよい。さらに、これ以外にも、使用する
生体組織の位置に合せて適宜設定してよい。
も、内部全域でもよく、図6に示すように、処置部12
付近の表面部近傍のみにOH基13を分散させ、内在さ
せるようにしてもよい。この処置部12付近の表面部近
傍にOH基13を内在させる方法としては、前記基材料
の内部にOH基13を分散させる方法以外に、図7に示
すように、OH基13を内在させた薄膜49を蒸着、ス
パッタ、イオンプテーティング、CVD法又はゾルゲル
法により、処置部12付近の表面部に固着させる方法を
用いることができる。この変形例によれば、基材料とし
て比較的耐熱性に劣る材料を用いた場合にも、熱破損の
おそれを防止でき、さらに止血に必要な処理部12表面
を重点的に加温できることから、高い効率でレーザ光を
処置部12より出射させることができる。
過する材料としての導光部11と、OH基13を内在さ
せた基材料としての処置部12とを融着等の方法で固着
させ、接触型レーザプローブ10を構成することもでき
る。この場合も、止血に必要な処置部12付近のみを加
温できることから、高い効率でレーザ光を処置部12よ
り出射させることができる。
るように処置部50の基端部に導光部51側へ大きく延
設されたはかま部52を設け、広い範囲で加温するよう
にしてもよい。
はこの変形例に係る接触型レーザプローブの先端部を示
す部分断面図、図11は図10のIーI矢視断面図であ
る。図示するように、接触型レーザプローブ先端部の一
側面(一部分)にだけOH基13を内在させるようにし
てもよい。これにより、プローブ先端部の一側面だけが
加温され、生体組織30の特定部分だけを重点的に凝固
させることができる。
料にOH基13を1ppm内在させて構成したが、この
OH基13の内在量を増加させれば処置部12の温度が
上昇し、凝固層は厚くなるので、使用目的に応じて適量
が選定される。即ち、止血のための温度は処置すべき生
体組織30の位置によって異なり、その処置すべき位置
に応じて50〜100℃程度に適宜設定する。このため
に処置部12に内在させるOH基濃度を約0.5 〜10ppm
の範囲に設定すればよい。
振するエルビウム・ヤグレーザ光を使用したが、本発明
は、波長2.1 μmのホロビウム・ヤグレーザ光や波長1
0.6μmの炭酸ガスレーザ光、その他、波長1.5 〜15μ
mの他のレーザ光を用いることにより、前記実施例と同
様の作用、効果を奏することができる。
型レーザプローブの少なくとも一部に該レーザプローブ
に導入されたレーザ光を吸収するOH基を内在させるこ
とにより、このOH基によって前記レーザ光の一部を吸
収させて該レーザプローブの温度を凝固・止血を含む治
療が可能な温度に昇温できるようにするとともに、残り
のレーザ光を外部に出射させて蒸散・切開を含む治療を
行なえるようにしたもので、これにより、接触による術
感があるため操作性に優れ、かつ、均一に凝固層を形成
できて確実に止血を行いながら切開することができるレ
ーザメスを得ているものである。
ーザプローブの構成を示す側面図である。
状態を示す断面図である。
置部、13…OH基、14…光入射端、15…プローブ
先端、20…端部固定金具、30…レーザ光伝送手段、
40…エルビウム・ヤグレーザ発振器。
Claims (9)
- 【請求項1】 プローブ先端部を患部に接触させながら
基端部から導入したレーザ光を前記先端部から出射させ
て前記患部の治療を行う接触型レーザプローブを有する
レーザメス装置であって、 前記接触型レーザプローブの少なくとも一部に該レーザ
プローブに導入されたレーザ光を吸収するOH基を内在
させることにより、このOH基によって前記レーザ光の
一部を吸収させて該レーザプローブの温度を凝固・止血
を含む治療が可能な温度に昇温できるようにするととも
に、残りのレーザ光を外部に出射させて蒸散・切開を含
む治療を行えるようにしたことを特徴とするレーザメス
装置。 - 【請求項2】 前記接触型レーザプローブに内在させる
OH基の濃度を0.5〜10ppmにしたことを特徴と
する請求項1記載のレーザメス装置。 - 【請求項3】 前記接触型レーザプローブの少なくとも
一部を、OH基を内在させた材料で構成したことを特徴
とする請求項1記載のレーザメス装置。 - 【請求項4】 前記接触型レーザプローブの先端部の表
面にのみ、OH基を内在させたことを特徴とする請求項
1記載のレーザメス装置。 - 【請求項5】 前記接触型レーザプローブの先端部に、
OH基を内在させた被膜を固着したことを特徴とする請
求項1記載のレーザメス装置。 - 【請求項6】 前記レーザ光として、波長1.5〜15
μmのレーザ光を使用することを特徴とする請求項1な
いし5のいずれかに記載のレーザメス装置。 - 【請求項7】 前記レーザ光として、エルビウムレーザ
光、ホロビウムレーザ光又は炭酸ガスレーザ光のいずれ
かを使用することを特徴とする請求項1ないし5のいず
れかに記載のレーザメス装置。 - 【請求項8】 プローブ先端部を患部に接触させながら
基端部から導入したレーザ光を前記先端部から出射させ
て前記患部の治療を行う接触型レーザプローブであっ
て、 前記プローブの少なくとも一部に該プローブに導入され
たレーザ光を吸収するOH基を内在させることにより、
このOH基によって前記レーザ光の一部を吸収させて該
プローブの温度を凝固・止血を含む治療が可能な温度に
昇温できるようにするとともに、残りのレーザ光を外部
に出射させて蒸散・切開を含む治療を行 えるようにした
ことを特徴とする接触型レーザプローブ。 - 【請求項9】 前記プローブ基端部には、レーザ光源か
らのレーザ光を伝送するレーザ光伝送手段に該プローブ
基端部を着脱自在に接続する接続手段が設けられている
ことを特徴とする請求項8記載の接触型レーザプロー
ブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4230320A JP2885355B2 (ja) | 1991-08-30 | 1992-08-28 | レーザメス装置及び接触型レーザプローブ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21948491 | 1991-08-30 | ||
JP3-219484 | 1991-08-30 | ||
JP4230320A JP2885355B2 (ja) | 1991-08-30 | 1992-08-28 | レーザメス装置及び接触型レーザプローブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05220167A JPH05220167A (ja) | 1993-08-31 |
JP2885355B2 true JP2885355B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=26523148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4230320A Expired - Lifetime JP2885355B2 (ja) | 1991-08-30 | 1992-08-28 | レーザメス装置及び接触型レーザプローブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2885355B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8515830D0 (en) * | 1985-06-21 | 1985-07-24 | Gillette Co | Writing instruments |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP4230320A patent/JP2885355B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05220167A (ja) | 1993-08-31 |
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