JPH04149649A - データベースシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データー・−スフアイルを使用するデータベ
ースシステムに関する。

〔従来の技術〕

従来、複数のデータベースファイルを使用してシステム
を運用し、更新後ジャーナルファイルを複数個使用して
いる場合に、１部のデータベースファイルが媒体障害等
で使用できなくなった際に行うデータベースの復旧作業
は、次のように行われていた。すなわち、媒体障害が発
明したデータベースファイルを以前に退避していたデー
タベースファイルで復元し、５データベースフアイルを
退避した時点より採取し始めた更新後ジャーナルファイ
ルを利用してロールフォワード復旧を行って、媒体障害
が発生ずる直前の静止点の状態に復旧していた。

その際に、復旧に使用する複数の更新後ジャーナルファ
イルの内容をすべて入力して、復旧対象の更新後ジャー
ナルであるか判断し２て復旧し７てい〔発明が解決しよ
うとする課題］ このようムこ、従来では、復旧対象の更新後ジャーナル
を判定するのに、必ずジャーナルレコードを読み込んで
行っていたので、複数の更新後ジャーナルファイルを使
用してデータベースを復旧する場合には、復旧対象の更
新後ジャーナルが存在しない更新後ジャーナルファイル
が使用されていても、全てのジャーナルレコードの読み
込み処理を行うため、データベースの復旧処理に多大の
時間を要するという欠点があった。

本発明は、このような従来の欠点を改善したもので、そ
の目的は、データベースの復旧処理を高速に行うことの
可能なデータベースシステムを提供することにある。

（課題を解決するための手段） 本発明のデータベースシステムは、予め複数個の更新後
ジャーナルファイルを準備して長時間連続運用を可能と
したデータベースシステムであって、データー・−スの
更新が発生した際に更新後ジャーナルフッ１′ルにジャ
ーナルを出力するジャーナル出力手段と、ジャーナルを
出力時に、更新のあったデータベースの情報をデータベ
ースの情報格納域に格納するデータベース情報格納手段
と、。

ｙ−ター・−スの更新が有効となった時点で、前記デー
タベース情報格納域を更新後ジャーナルファイルに出力
する情報域出力手段とを有している。

前記データベース情報は、更新後ジャーナルファイル上
で複数のブロックに格納され、ブロック間の関係は、フ
ァイル内の相対アドレスで管理されるようになっている
。

また、前記データベース情報格納域は、更新後ジャーナ
ルファイル内のデータベース情報ブロックの内容と同等
であり、更新後ジャーナルファイルのオープン時にメモ
リに読み込まれ、既に更新後ジャーナルが出力されてい
るデータベースの情報を格納する。

さらに、本発明のデータベースシステムは、更新後ジャ
ーナルファイルからデータベース情報を入力する情報域
入力手段と、前記入力したデータベース情報をもとに復
旧対象のデータベースの更新後ジャーナルが存在するか
を判断するデータベース判定手段と、復旧するデータベ
ースの更新後ジャーナルが存在する場合に、更新後ジャ
ーナルファイルよりジャーナル入力手段でジャーナルを
入力しデーター・−スを復旧するデータベース復旧手段
とを有している。

〔作　用〕

本発明では、データベースの更新が発生した際に更新後
ジャーナルファイルにジャーナルを出力し、更新のあっ
たデータベースの情報をデータベース情報格納域に格納
する。そして、データー・−スの更新が有効となった時
点でデータベース情報格納域を更新後ジャーナルファイ
ルに出力し、この更新後ジャーナルファイルを利用して
データベースを復旧することができる。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示すプロ、り図である。

第１図を参照すると、本実施例のデータヘース二２ステ
ノ・は、ジャーナルＩＩ？卸手段１０２と、ジャーナル
復１目手段１０８とを有しており、ジャーナル制御手段
１０２は、データベース使用プログラム１０１よりデー
タベース１０９０更新が発生した際に更新後ジャーナル
ファイル１０６にジャーナルを出力するジャーナル出力
手段１０３と、ジャーナル出力時に更新のあったデータ
ベース１０９の情報をデーター・−ス情報格納域１０４
に格納するデータベース情報格納手段１０５と、データ
ベース１０９の更新が有効となった時点（以後、静止点
と称す）で、上記データベース情報格納域１０４を更新
後ジャーナルファイル１０６に出力する情報域出力手段
１０７とを備えている。

またジャーナル復旧手段１０８は、不慮の障害でデータ
ー、−スフアイルが使用できな（なった際に更新後ジャ
ーナルファイル１０６を利用してブタ−、−ス１０９を
復旧するようになっており１、′ヤーナル復旧手段１０
８は、更新後ジャーナルファイル１０６からデータベー
ス情報を入力する情報域入力手段１１０と、前記入力し
たデータベース情報をもとに復旧対象のデータベース１
０９の更新後ジャーナルが存在するかを判断するデータ
ベース判定手段１１１と、復旧するデータベース１０９
の更新後ジャーナルが存在する場合に、更新後ジャーナ
ルファイル１０６よりジャーナルを入力するジャーナル
入力手段１１２とを備えている。

第２図は更新後ジャーナルファイル１０６内に格納され
ているデータベース情報ブロックを示す図であり、第３
図はデータベース情報ブロック２０４内のデータベース
情報を詳細に示す図である。

第２図において、２０１は制御レコード、２０２は先頭
ブロックポインタ、２０３は最終ブロックポインタ、２
０４はデータベース情報ブロック、２０５はブロックヘ
ッダ、２０６は相対アドレス番号、２０７はＮＥＸＴポ
インタ、２０８はＰＲＩＯＲポインタ、２０９はデータ
ベース情報レコードである。

また、第３図において、３０１はデータベース情報Ｌコ
ード、３０２はファイル名、３０３は媒体名、３０４は
装置タイプである。

次にこのような構成のデータベースシステムの動作につ
いて説明する。

データベースを使用のプログラム１０１の実行中にデー
タの更新が発生すると、ジャーナル制御１段１０２は次
の制御を実行する。すなわち、ジャーナル出力手段１０
３は、データの更新イメ・−ジを更新後ジャーナルとに
更新後ジャーナルファイル１０６に出力すると同時に、
更新を行ったデータベースに関する情報（ファイル名、
媒体名、装置タイプ〉をデータベース情報格納手段１０
５を利用して、データベース情報格納域１０４に登録す
る。なお、すでに同一のデータベースの情報が登録され
ている場合には、何も行なわないようにする。データベ
ース情報格納域１０４には、更新後ジャーナルファイル
１０６内に格納されている更新後ジャーナルが関係する
全てのデータベースの情報が登録されており、データベ
ース情報格納域１０４への情報の登録は、データベース
情報格納手段１０５により行われるか、または、更新後
ジャーナルファイル１０６のオープン時にすでに更新後
ジャーナルファイル１０６に出力されている、データベ
ース情報を展開することによって行われる。

また、データベース情報格納域１０４の内容の更新後ジ
ャーナルファイル１０Ｇへの出力は、情報域出力手段１
０７によって行われ、情報域出力手段１０７が動作する
のは、データベースの静止点が確立された時点である。

データベースに関する情報は、ファイル名３０２、媒体
名３０３と装置タイプ３０４から構成され、更新後ジャ
ーナルファイル１０６内では、次のような関係となって
いる。すなわち、更新後ジャーナルファイル１０６の先
頭に制御レコード２０１があり、その内にはデータベー
ス情報ブロック２０４の先頭のブロックポインタ２０２
と最終ブロックポインタ２０３が設定されている。また
、データベース情報ブロック２０４内には、ブロックヘ
ッダ２０５がそれぞれのブロックに存在し、ブロックへ
フダ２０５には、当ブロックの相対アドレス番号２０６
、ＮＥＸＴポインタ２０７とＰＲＩＯＲポインタ２０８
が設定されている。相対アドレス番号２０６は、ファイ
ル内の相対トラック番号と、レコード番号とから管理さ
れる。

データベース情報ブロック２０４の先頭ブロックのＰＲ
ＩＯＲポインタと、最終ブロックの）ＩＥＸＴポインタ
には、“０”が設定されている。

次に、データベース１０９が媒体障害が発生した場合の
復旧について説明する。ジャーナル復旧手段１０８にお
いては、最初に、情報域入力手段１１０によって、復旧
に使用する更新後ジャーナルファイル１０６よりジャー
ナル制御手段１０２で出力したデータベース情報を読み
込んで、データベース判定手段１１１で、当更新後ジャ
ーナルファイルに復旧対象の更新後ジャーナルが出力さ
れているか判定する。

データベース判定手段１１１で更新後ジャーナルファイ
ル１０６にデータベース１０９を復旧する更新後ジャー
ナル存在する場合、ジャーナル入力手段１１２で更新後
ジャーナルを入力してデータベース復旧手段１１３によ
ってデータベース１０９を媒体障害が発生する直前の状
態まで復旧する。

このように、更新後ジャーナルファイル１０６にデータ
ベース情報を格納におくことで、データベースの復旧作
業を高速に行い、データベースシステムの停止時間を最
小限に抑えることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、複数のデータベースファ
イルを使用するシステムにおいて、更新後ジャーナルフ
ァイルを複数個使用している場合は、１部のデータベー
スファイルが媒体障害等で使用できなくなった際に行う
データベースの復旧作業時に、複数個存在する更新後ジ
ャーナルファイルの中から、復旧を行うデータベースフ
ァイルに関する更新後ジャーナルが出力されているかを
全ての更新後ジャーナルを入力して判定することなく高
速に行うことが可能となり、データベースファイルの復
旧を短時間に行うことができて、データベースシステム
の停止時間を最小限に抑えることができるという効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のデータベースシステムの一実施例のブ
ロック図、第２図は更新後ジャーナルファイル内に格納
されているデータベース情報ブロックを示す図、第３図
はデータベース情報ブロック内のデータベース情報を詳
細に示す図である。 図において、１０１・・・データベース使用プログラム
、１０２・・・ジャーナル制御手段、１０３・・・ジャ
ーナル出力手段、１０４・・・データベース情報格納域
、１０５・・・データベース情報格納手段、１０６・・
・更新後ジャーナルファイル、１０７・・・情報域出力
手段、１０８・・・ジャーナル復旧手段、１０９・・・
データベース、１１０・・・情報域入力手段、１１１・
・・データベース判定手段、１１２・・・ジャーナル入
力手段、１１３・・・データベース復旧手段、２０１・
・・制御レコード、２０２・・・先頭ブロックポインタ
、２０３・・・最終ブロックポインタ、２０４・・・デ
ータベース情報ブロック、２０５・・・ブロックヘッダ
、２０６・・・相対アドレス番号、２０７・・・ＮＥＸ
Ｔポインタ、２０８・・・ＰＲＩＯＲポインタ、２０９
゜３０１・・・データベース情報レコード、３０２・・
・ファイル名、３０３・・・媒体名、３０４・・・装置
タイプ。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）予め複数個の更新後ジャーナルファイルを準備し
   て長時間連続運用を可能としたデータベースシステムで
   あって、データベースの更新が発生した際に更新後ジャ
   ーナルファイルにジャーナルを出力するジャーナル出力
   手段と、ジャーナル出力時に、更新のあったデータベー
   スの情報をデータベース情報格納域に格納するデータベ
   ース情報格納手段と、データベースの更新が有効となっ
   た時点で、前記データベース情報格納域を更新後ジャー
   ナルファイルに出力する情報域出力手段とを備えている
   ことを特徴とするデータベースシステム。
2. （２）前記データベース情報は、更新後ジャーナルファ
   イル上で複数のブロックに格納され、ブロック間の関係
   は、ファイル内の相対アドレスで管理されるようになっ
   ていることを特徴とする請求項１に記載のデータベース
   システム。
3. （３）前記データベース情報格納域は、更新後ジャーナ
   ルファイル内のデータベース情報ブロックの内容と同等
   であり、更新後ジャーナルファイルのオープン時にメモ
   リに読み込まれ、既に更新後ジャーナルが出力されてい
   るデータベースの情報を格納することを特徴とする請求
   項１に記載のデータベースシステム。
4. （４）予め複数個の更新後ジャーナルファイルを準備し
   て長時間連続運用を可能としたデータベースシステムで
   あって、更新後ジャーナルファイルからデータベース情
   報を入力する情報域入力手段と、前記入力したデータベ
   ース情報をもとに復旧対象のデータベースの更新後ジャ
   ーナルが存在するかを判断するデータベース判定手段と
   、復旧するデータベースの更新後ジャーナルが存在する
   場合に、更新後ジャーナルファイルよりジャーナル入力
   手段でジャーナルを入力しデータベースを復旧するデー
   タベース復旧手段とを備えていることを特徴とするデー
   タベースシステム。