JPH0414916Y2 - - Google Patents

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JPH0414916Y2
JPH0414916Y2 JP1985043709U JP4370985U JPH0414916Y2 JP H0414916 Y2 JPH0414916 Y2 JP H0414916Y2 JP 1985043709 U JP1985043709 U JP 1985043709U JP 4370985 U JP4370985 U JP 4370985U JP H0414916 Y2 JPH0414916 Y2 JP H0414916Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本案は電子部品に関し、特に積層セラミツクコ
ンデンサにおいて、外部リード部材の外部電極に
対する半田付け強度を、プリント基板等に実装固
着する際の外部リード部材の引裂かれを防止し得
るように改善できるリード構造に関するものであ
る。
[従来技術] 一般にこの種積層セラミツクコンデンサは例え
ば第4図(実開昭56−63039号公報)に示すよう
に、保護層間に複数の内部電極、セラミツク層を
交互に一体的に配設してなるコンデンサエレメン
トAの両端に外部電極B,Bを形成し、この外部
電極B,Bに外部リード部材C,Cを半田付けD
すると共に、コンデンサエレメントAの全周面を
粉末状の樹脂材Eにて被覆して構成されている。
ところで、外部リード部材C,Cのコンデンサ
エレメントAの外部電極B,Bへの半田付けは例
えば外部リード部材C,Cの先端部に予めクリー
ム状の半田部材Dを被着し乾燥させた後、この外
部リード部材C,CにてコンデンサエレメントA
の外部電極部分を挟持し、この状態でコンデンサ
エレメントA及び外部リード部材C,Cを加熱す
ることによつて行われている。
[考案が解決しようとする問題点] しかし乍ら、外部リード部材C,Cの外部電極
B,Bへの半田付け作業は第4図に示すように、
コンデンサエレメントAが下方に、外部リード部
材C,Cの導出端が上方に位置する状態において
外部リード構体に被着した半田を加熱溶融して行
われる関係で、溶融半田が下方に流れ落ちてしま
い、外部電極B,Bの上部Ba,Baに半田部材D
が充分に付着しない。このために、この部分にお
ける外部リード部材C,Cと外部電極Ba,Baと
の半田付け強度が低下する。
このようなコンデンサをプリント板に実装する
際に、外部リード部材C,Cに第4図に示す矢印
方向の外力が作用すると、樹脂材Eによる被覆厚
さが薄いことにも原因して、外部リード部材C,
Cは外部電極B,Bより引き裂かれてしまい、オ
ープン不良になるという重大な問題が発生するこ
とがある。
それ故に、本案の目的は簡単な構成によつて外
部リード部材の外部電極に対する半田付け強度を
改善でき、プリント板への実装時におけるトラブ
ルを減少できる電子部品を提供することにある。
[問題を解決するための手段] 従つて、本案は上述の目的を達成するために、
部品本体の外部電極に複数の外部リード部材を、
同一方向に導出されるように半田付けすると共
に、部品本体の全周面を樹脂材にて被覆したもの
において、上記外部電極の外部リード部材導出方
向側の端部に対応する外部リード部材部分に凹部
を形成したものである。
[作用] この考案によれば、外部リード部材の先端部に
て部品本体を挟持し、部品本体が上方に、外部リ
ード部材の導出端が下方に位置するように配置し
た上で加熱される。このために、外部リード部材
と外部電極とは溶融した半田部材によつて接続さ
れると共に、外部リード部材の導出端における外
部電極の端部にも半田部材がまわり込むために、
同部分の半田付け状態も改善される。従つて、プ
リント板への実装時に外部リード部材に外力が作
用しても、外部リード部材が外部電極より引き裂
かれてオープン不良になるという重大事故の発生
を効果的に抑制できる。
[実施例] 次に本案の積層セラミツクコンデンサへの適用
例について第1図を参照して説明する。
図において、1はコンデンサエレメント(部品
本体)であつて、例えば保護層間に複数の内部電
極、セラミツク層を交互に一体的に配設して構成
されており、それの両端には銀粉、フリツトガラ
スを含む導電部材を用いて外部電極2,2が形成
されている。この外部電極2,2には複数の外部
リード部3,3が、同一方向に導出されるように
半田部材4によつて接続されている。この外部リ
ード部材3,3の、外部電極2,2の端部2a,
2aに対応する部分には例えばV形状の凹部5,
5が形成されており、この部分には半田部材4が
被着されている。そして、コンデンサエレメント
1の全周面は粉末状の樹脂材6にて被覆されてい
る。
このコンデンサは例えば第2図〜第3図に示す
ように製造される。まず、第2図に示すように、
外部リード部材3のコンデンサエレメント1の外
部電極2,2の外部リード部材3,3の導出方向
側の端部に対応する側部にV形状の凹部5を形成
する。この外部リード部材3,3を、その凹部
5,5部分までクリーム状の半田部材槽に浸漬し
引上げることによつて、先端部分に半田部材4を
被着する。次に、第3図に示すように、外部リー
ド部材3,3の先端部分にてコンデンサエレメン
ト1の外部電極2,2を挟持する。そして、コン
デンサエレメント1が上方に、外部リード部材
3,3の導出端が下方に位置するように配置した
上で、コンデンサエレメント1及び外部リード部
材3,3を加熱する。これによつて、半田部材4
が溶融して外部リード部材3と外部電極2とが半
田付けされる。と同時に、溶融状態の半田部材4
が下方に流れ、図示点線のように外部電極2,2
の端部2a,2aにまわり込み、同部分の外部リ
ード部材3,3に良好に半田付けされる。尚、半
田部材4の不所望部分への流下は凹部5によつて
阻止される。以下、通常の方法により第1図に示
す積層セラミツクコンデンサが得られる。
尚、本案において、電子部品は積層セラミツク
コンデンサの他、一般のコンデンサ、抵抗などに
も適用できる。
[考案の効果] 以上のように本案によれば、部品本体の外部電
極の外部リード部材導出方向側の端部(端部)に
対応する外部リード部材部分に凹部が形成されて
いるために、外部リード部材の外部電極への半田
付け時に、溶融状態の半田部材が流下し、凹部部
分に充分に被着される。このために、外部リード
部材に拡開方向の外力が作用しても、外部電極か
ら引き裂かれることはない。
仮に、外部リード部材の導出側における外部電
極との間が若干引き裂かれても、凹部によつて外
部リード部材の断面積が縮小化されているため
に、外部リード部材が外部電極から完全に離脱す
るようなオープン事故の発生を効果的に抑制でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例を示す側断面図、第2
図〜第3図は製造方法の説明図であつて、第2図
は外部リード部材に半田部材を被着した状態を示
す側断面図、第3図は外部リード部材による部品
本体の挟持状態を示す側断面図、第4図は従来例
の側断面図である。 図中、1は部品本体(コンデンサエレメント)、
2は外部電極、2aは部品本体の外部電極の外部
リード部材導出側の端部、3は外部リード部材、
4は半田部材、5は凹部、6は樹脂材である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 部品本体の外部電極に複数の外部リード部材
    を、同一方向に導出されるように半田付けする
    と共に、部品本体の全周面を樹脂材にて被覆し
    たものにおいて、 上記外部電極の外部リード部材導出方向側の
    端部に対応する外部リード部材部分に凹部を形
    成したことを特徴とする電子部品。 (2) 外部リード部材の凹部がV形状であることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項の記
    載の電子部品。 (3) 外部リード部材を部品本体の外部電極にクリ
    ーム状の半田部材を用いて接続したことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    電子部品。
JP1985043709U 1985-03-25 1985-03-25 Expired JPH0414916Y2 (ja)

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