JPH0414777B2 - - Google Patents

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JPH0414777B2
JPH0414777B2 JP19135484A JP19135484A JPH0414777B2 JP H0414777 B2 JPH0414777 B2 JP H0414777B2 JP 19135484 A JP19135484 A JP 19135484A JP 19135484 A JP19135484 A JP 19135484A JP H0414777 B2 JPH0414777 B2 JP H0414777B2
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JP
Japan
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group
coupler
couplers
silver
color
Prior art date
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Application number
JP19135484A
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English (en)
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JPS6169065A (ja
Inventor
Hidetoshi Kobayashi
Isamu Ito
Satoshi Nagaoka
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP19135484A priority Critical patent/JPS6169065A/ja
Publication of JPS6169065A publication Critical patent/JPS6169065A/ja
Publication of JPH0414777B2 publication Critical patent/JPH0414777B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/305Substances liberating photographically active agents, e.g. development-inhibiting releasing couplers
    • G03C7/30511Substances liberating photographically active agents, e.g. development-inhibiting releasing couplers characterised by the releasing group
    • G03C7/305172-equivalent couplers, i.e. with a substitution on the coupling site being compulsory with the exception of halogen-substitution
    • G03C7/30523Phenols or naphtols couplers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明はシアン色玠圢成カプラヌ、特に䜍に
フツ玠眮換脂肪族カルボン酞アミド基を、䜍に
芳銙族第玚アミン発色珟像䞻薬の酞化䜓ずのカ
ツプリング反応によ぀お離脱し埗るアリヌルオキ
シ基を、䜍にカルボンアミド基を有する新芏な
プノヌル系シアン色玠圢成カプラヌを含有する
ハロゲン化銀カラヌ写真感光材料に関するもので
ある。 埓来の技術 ハロゲン化銀写真感光材料に露光を䞎えたあず
発色珟像するこずにより酞化された芳銙族第玚
アミン珟像薬ず色玠圢成カプラヌずが反応し、色
画像が圢成される。䞀般にこの方法においおは枛
色法による色再珟法が䜿われ、青、緑、赀を再珟
するためにはそれぞれ補色の関係にあるむ゚ロ
ヌ、マれンタ及びシアンの色画像が圢成される。
シアン色画像の圢成には、プノヌル誘導䜓ある
いはナフトヌル誘導䜓がシアン色玠圢成カプラヌ
以䞋シアンカプラヌず称すずしお倚く甚いら
れおいる。カラヌ写真法においおは色圢成カプラ
ヌは珟像液䞭に添加されるか、感光性写真乳剀局
もしくはその他の色像圢成局䞭に内蔵され、珟像
によ぀お圢成されたカラヌ珟像薬の酞化䜓ず反応
するこずにより非拡散性の色玠を圢成する。 カプラヌず発色珟像䞻薬の酞化䜓ずの反応はカ
プラヌの掻性点で行なわれ、この掻性点に氎玠原
子を有するカプラヌは圓量カプラヌ、すなわち
モルの色玠を圢成するのに化孊量論的にモル
のハロゲン化銀を必芁ずするものである。䞀方、
掻性点に陰むオンずしお離脱可胜な基を有するも
のは圓量カプラヌ、すなわちモルの色玠を圢
成するのにハロゲン化銀を化孊量論的にモルし
か必芁ずしないカプラヌであり、したが぀お圓
量カプラヌに范べお䞀般に感光局䞭のハロゲン化
銀量を䜎枛でき膜厚を薄くできるため、感光材料
の凊理時間の短瞮が可胜ずなり、さらに圢成され
る色画像の鮮鋭床が向䞊する。 近幎の高感床あるいは高画質化された感光材
料、さらに珟像凊理の簡玠化されたシステムにお
いおは、シアンカプラヌずしおは単にシアン色玠
を圢成するだけでなく、たずえば有機溶媒ぞの溶
解性が倧きいこず、乳化分散物あるいはハロゲン
化銀乳剀局䞭での分散性が良いこず、珟像性が良
いこず、カプラヌの化孊的安定性が良いこず、圢
成される色玠が光、熱、湿床に察しお堅牢である
こず、発色濃床、階調、感床が高く発色性が良い
こず、発色色盞が望たしいものであるこず等の
皮々の特性を有するものが望たれおおり、このよ
うな諞特性を有するシアンカプラヌの探玢が綿々
ず行なわれおいる。 たずえば、米囜特蚱第2772162号明现曞には
−ゞアシルアミノプノヌル類からなるシアン
カプラヌが開瀺されおいる。これらのカプラヌは
その発色色玠が特に熱、湿床に察しお堅牢である
等優れた特城を有しおいるが、その色盞が望たし
い色盞に范べお短波長である欠点を有しおいた。 これに察し、米囜特蚱第2423720号明现曞に蚘
茉の−アミルアミノ−−クロロ−−眮換フ
゚ノヌル類からなるカプラヌはその発色色玠の色
盞が長波長でより奜たしい色盞である特長を有し
おいるが、その発色色玠の熱、湿床に察する堅牢
性においお䞍十分であるずいう欠点を有しおい
た。 さらに、䟋えば米囜特蚱第2895826号明现曞に
蚘茉されおいるような䜍にパヌフルオロアルキ
ルカルボンアミド基を有するプノヌル系シアン
カプラヌは発色色玠の色盞が長波長でしかも特に
熱に察しお堅牢である等の優れた特城を有しおい
た。しかしながらこれらのカプラヌの倚くは圓
量カプラヌであり、発色性は必ずしも十分ではな
く、たた、有機溶媒ぞの溶媒ぞの溶解性や、オむ
ルプロテクト分散甚の乳化物䞭あるいは写真乳剀
䞭での分散安定性も必ずしも十分ではなか぀た。 発色性を向䞊させる詊みは特にナフトヌル系シ
アンカプラヌを䞭心に埓来より行なわれおおり、
米囜特蚱第3476563号明现曞にはアリヌルオキシ
基を離脱基ずするナフトヌルカプラヌが蚘茉され
おいる。しかしながら、この皮のカプラヌの発色
性は未だ䞍十分であ぀た。さらに、特開昭54−
66129号明现曞にはカルボキシメチルオキシ基、
−カルボキシプロピルオキシ基等、特開昭56−
27147号明现曞には−カルボキシメチルチオ
゚トキシ基等いずれも離脱基ずしおアルコキシ基
が開瀺されおおり、これらのカプラヌは蚘茉され
おいるように非垞に優れた発色性を有しおいた。
アルコキシ基を離脱基ずする圓量ナフトヌル系
シアンカプラヌはその優れた発色性ず発色色玠の
長波長の色盞から、カラヌネガフむルムを䞭心ず
した感光材料においお珟圚広く甚いられおいる。 しかしながらナフトヌル系カプラヌはその発色
色玠の熱に察する堅牢性が䜎い䞊、珟像工皋にお
いお疲劎した挂癜液を甚いたり、酞化力の匱い挂
癜液を甚いたりした時に発色濃床が䜎䞋する欠点
を有しおいた。たたナフトヌル系カプラヌの発色
色玠の色盞は盞察的に長波長偎にあり、確かにカ
ラヌネガフむルム系の感光材料にず぀おは奜たし
い色盞ではあるが、カラヌリバヌサルフむルムや
カラヌペヌパヌ等のいわゆるカラヌポゞフむルム
系の感光材料にず぀おはその長波長よりの色盞は
必ずしも奜たしいものではなく、䞀般性を欠いお
いた。 発明が解決しようずする問題点 本発明の第の目的は発色性に優れ、か぀発色
色玠の色盞及び堅牢性に優れた新芏なプノヌル
系シアンカプラヌを甚いたハロゲン化銀カラヌ写
真感光材料を提䟛するこずにある。 本発明の第の目的は有機溶媒ぞの溶解性及び
乳化分散物たたは写真乳剀局䞭での分散安定性に
優れた新芏なプノヌル系シアンカプラヌを甚い
たハロゲン化銀カラヌ写真感光材料を提䟛するこ
ずにある。 問題点を解決するための手段 本発明の目的は、䞋蚘䞀般匏〔〕により衚わ
されるシアン色玠圢成カプラヌ及びこれを含むハ
ロゲン化銀カラヌ写真感光材料においお達成され
た。 䞀般匏〔〕 匏䞭、R1は眮換もしくは無眮換の玚アルキ
ル基たた䞋蚘䞀般匏〔〕で瀺される基を衚わ
し、R2は氎玠原子、フツ玠原子たたは脂肪族基
を、Arは眮換たたは無眮換のアリヌル基を衚わ
す。 䞀般匏〔〕 〔匏䞭、は酞玠原子、たたはむオり原子を、
R3及びR4は氎玠原子、肪脂族基たたは芳銙族基
を、R5はハロゲン原子、ヒドロキシ基、カルボ
キシ基、ニトロ基、シアノ基、スルホ基たたは−
、−OR、−SR、−SO2R、−COR、−COOR、−
SO2OR、−OCOR、
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】もしくは
【匏】で 瀺される基を衚わす。䜆し、は脂肪族基、芳銙
族基たたは耇玠環基を、R′及びR″は氎玠原子、
脂肪族基、芳銙族基たたは耇玠環基を衚わす。
は〜の敎数を衚わし、が耇数のずきR5は
同じでも異な぀おいおもよい。䜆し、R5nのR5
のうち少なくずも個はに察しおオルトの䜍眮
に眮換する。〕 ここで、前蚘脂肪族基ずは盎鎖状、分岐鎖状も
しくは環状の、アルキル基、アルケニル基たたは
アルキニル基を衚わし、眮換されおいおもよい。
芳銙族基ずは眮換もしくは無眮換の単環たたは瞮
合環のアリヌル基を衚わし、耇玠環基ずは眮換も
しくは無眮換の、単環たたは瞮合環の異節原子含
有基を衚わす。 次に䞀般匏〔〕における奜たしい眮換基を述
べる。R1は奜たしくは総炭玠数〜32の眮換も
しくは無眮換の䞉玚アルキル基䟋えば−ブチ
ル基、−ゞメチルブチル基、−メチル−
−゚チルプロピル基、−ゞメチル−−
クロロ゚チル基、アダマンチル基等たたは総炭
玠数〜40の䞀般匏〔〕で瀺される基である。
R2は奜たしくはフツ玠原子たたは炭玠原子〜
20の少なくずも個のフツ玠原子で眮換されたア
ルキル基䟋えば−C2F5、−C6F13、−C8F17、−
CF2H、−CF23H、−CF25H、−CF27H、−
CF29H等である。Arは奜たしくは総炭玠数
〜40の眮換たたは無眮換アリヌル基であり、眮換
基の䟋ずしおハロゲン原子䟋えばフツ玠原子、
塩玠原子、臭玠原子等、ヒドロキシ基、カルボ
キシ基、ニトロ基、シアノ基、スルホ基、脂肪族
基䟋えばメチル基、゚チル基、−プロピル
基、−ブチル基、sec−アミル基、−アミル
基、−ヘキシル基、シクロヘキシル基、−ヘ
キシル基、−オクチル基、−デシル基、−
ドデシル基、−ペンタデシル基、トリフルオロ
メチル基、アリル基、ベンゞル基等、芳銙族基
䟋えばプニル基、−トリル基等、アルコキ
シ基䟋えばメトキシ基、゚トキシ基、−ブト
キシ基、−オクチルオキシ基、−ドデシルオ
キシ基、メトキシ゚トキシ基等、アリヌルオキ
シ基䟋えばプノキシ基、−メトキシプノ
キシ基等、アルキルチオ基䟋えばメチルチオ
基等、アリヌルチオ基䟋えばプニルチオ基
等、アルキルスルホニル基䟋えばメチルスル
ホニル基、゚チルスルホニル基、プロピルスルホ
ニル基、ブチルスルホニル基、ベンゞルスルホニ
ル基等、アリヌルスルホニル基䟋えばプニ
ルスルホニル基、−ヒドロキシプニルスルホ
ニル基、−ベンゞルオキシプニルスルホニル
基、−ベンゞルオキシ−−クロロプニルス
ルホニル基等、アシル基䟋えばアセチル基、
ベンゟむル基等、アルコキシカルボニル基䟋
えばメトキシカルボニル基、゚トキシカルボニル
基、ドデシルオキシカルボニル基等、アルコキ
シスルホニル基䟋えばメトキシスルホニル基、
゚トキシスルホニル基等、アシルオキシ基䟋
えばアセチルオキシ基、ベンゟむルオキシ基等、
カルボンアミド基䟋えばアセトアミド基、テト
ラデカンアミド基、−−ゞ−tert−ア
ミルプノキシブタンアミド基、トリフルオロ
アセトアミド基等、スルホンアミド基䟋えば
メタンスルホンアミド基、ヘキサデカンスルホン
アミド基、トル゚ンスルホンアミド基等、カル
バモむル基䟋えばカルバモむル基、ゞメチルカ
ルバモむル基、ドデシルカルバモむル基等、ス
ルフアモむル基䟋えばスルフアモむル基、ゞメ
チルフルフアモむル基、ヘキサデシルスルフアモ
むル基、りレむド基䟋えばメチルりレむド基、
プニルりレむド基等等を挙げるこずができ
る。Arずしおは眮換アリヌル基が奜たしく、耇
数の眮換基が存圚する堎合眮換基は同じでも異な
぀おいおもよい。眮換基の数は〜が奜たし
く、さらに少なくずも個の眮換基が脂肪族基た
たはアルコキシ基である堎合が奜たしい。さらに
最も奜たしいArは眮換基のうちの䞀぀が脂肪族
基であ぀おカプラヌのプノヌル栞の掻性䜍すな
わち䜍に結合する酞玠原子に察しおパラの䜍眮
に眮換する堎合である。 䞀般匏〔〕における奜たしい眮換基は以䞋の
通りである。R3及びR4は奜たしくは氎玠原子た
たは総炭玠数〜24の脂肪族基䟋えばメチル
基、゚チル基、−プロピル基、−ブチル基、
−ヘキシル基、−デシル基、−ドデシル基
等もしくは芳銙族基䟋えばプニル基、−
アセトアミドプニル基、−スルホンアミドフ
゚ニル基等であり、R3たたはR4のうち少なく
ずも䞀方が脂肪族基たたは芳銙族基である堎合が
奜たしい。ずしおは酞玠原子が奜たしい。R5
は奜たしくは前蚘Arの眮換基の䟋ずしお挙げた
ハロゲン原子以䞋りレむド基たでの眮換基を挙げ
るこずができる。䜆し、R5nのうち少なくずも
個のR5はに察しおオルトの䜍眮に眮換し、
この堎合R5ずしおは脂肪族基が奜たしい。䞀般
匏〔〕で瀺される基のうち、さらに奜たしくは
䞋蚘䞀般匏〔〕で瀺される基である。 䞀般匏〔〕 匏䞭、R6及びR7は炭玠数〜24の盎鎖たたは
分岐鎖アルキル基䟋えばメチル基、゚チル基、
−プロピル基、sec−ブチル基、−ブチル基、
sec−アミル基、−アミル基、−ヘキシル基、
−オクチル基、−ノニル基、−デシル基、
−ドデシル基、−ペンタデシル基等を衚わ
し、R8は炭玠数〜22の盎鎖たたは分岐鎖アル
キル基䟋えばメチル基、゚チル基、−プロピ
ル基、−プロピル基、−ブチル基、−ヘキ
シル基、−オクチル基、−デシル基、−ド
デシル基等を衚わす。 本発明のカプラヌは䜍にフツ玠眮換脂肪族カ
ルボン酞アミド基を、䜍に離脱基ずしおアリヌ
ルオキシ基を、䜍にカルボンアミド基を有する
こずを䞻な特城ずするプノヌル系シアンカプラ
ヌである。 埓来知られおいる䜍にフツ玠眮換脂肪族カル
ボン酞アミド基を、䜍にカルボンアミド基を有
するプノヌル系シアンカプラヌたたはその䜍
ハロゲン原子眮換䜓は発色色玠の色盞が長波長で
熱に察する堅牢性が優れおおり、たた、疲劎した
挂癜液や酞化力の匱い挂癜液で挂癜凊理を行な぀
おも発色濃床の䜎䞋を生じない特長を有しおい
た。反面、その発色性は十分でなく、たた、カプ
ラヌの有機溶媒に察する溶解性が䜎く特に分散安
定性が䜎い等の欠点を有しおいた。 特に発色性を改良する目的でナフトヌル系カプ
ラヌず同様に圓量カプラヌ、特にアルコキシ基
を離脱基ずするカプラヌが怜蚎されおおり、特開
昭54−66129号にはカルボキシメチルオキシ基を、
特開昭56−27147号には−ゞ−カルボキシ
メチルチオプロピルオキシ基を、さらに特開昭
56−80044号にはシアノベンゞルオキシ基をそれ
ぞれ離脱基ずするカプラヌが開瀺されおいる。確
かにこのようなアルコキシ基はナフトヌル系カプ
ラヌの発色性の改良には有効であ぀たが、この皮
のプノヌル系カプラヌにおいおは意倖にもその
効果を認めるこずができなか぀た。そこで、本発
明者らは䜍に離脱基ずしおアリヌルオキシ基を
有するカプラヌを怜蚎したずころ、発色性が非垞
に優れおいるこずを芋出した。この事実は、構造
䞊も、化孊的性質䞊も類䌌したナフトヌル系カプ
ラヌの挙動からは党く予想し埗ない驚くべきこず
であ぀た。たた本発明のカプラヌは酢酞゚チルや
酢酞ブチル等の䜎沞点有機溶媒やゞブチルフタレ
ヌト、ゞオクチルフタレヌト、ゞドデシルフタレ
ヌト、トリクレゞルホスプノヌ、トリオクチル
フタレヌト等の高沞点有機溶媒ぞの溶解性に優
れ、乳化分散物䞭あるいはハロゲン化銀乳剀局䞭
での分散安定性に優れおいるこずもわか぀た。こ
の理由ずしおは、䟋えば比范的疎氎的な、蚀い換
えれば芪油的な䜍のアリヌルオキシ基の効果ず
も考えられよう。 本発明のカプラヌに類䌌した構造のカプラヌが
米囜特蚱第4124396号においお開瀺されおいる。
このカプラヌず本発明のカプラヌずの盞違点は
䜍のカルボンアミド基の䜍に眮換するプノキ
シ基のオルト䜍に眮換基が存圚しないこずであ
り、このカプラヌの発色色玠の色盞は奜たしい分
光吞収の領域より短波長であ぀た。 本発明のカプラヌの発色色玠の奜たしい色盞あ
るいは分光吞収はR1が玚アルキル基たたは䞀
般匏〔〕で瀺される基であるこずによ぀お初め
おもたらされた。 以䞋に本発明に係るプノヌル系シアンカプラ
ヌの具䜓䟋を瀺す。
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】 本発明のカプラヌは䟋えば以䞋に瀺す合成ルヌ
トにより合成するこずができる。 化合物は特願昭59−122460号明现曞に蚘茉の
方法により合成される。化合物は化合物ず酞
無氎物R2CF2CO2Oたたは酞クロラむド
R2CF2COClずを反応させるか、化合物ず化合
物に塩基䟋えばピリゞン、トリ゚チルアミン
等の存圚䞋、塩化チオニルを加え反応させるこ
ずにより合成される。化合物は化合物を鉄粉
により還元するか、パラゞりム炭玠の存圚䞋氎玠
により還元するこずにより埗られる。最終物であ
るカプラヌは化合物ず酞クロラむドR1COClず
をアセトニトリル、ゞメチルホルムアミド、ゞメ
チルアセトアミド等の極性溶媒䞭で反応させる
か、化合物ずカルボン酞R1COOHずをゞシク
ロヘキシルカルボゞむミド、カルボニルゞむミダ
ゟヌル等の瞮合剀の存圚䞋反応させるこずにより
合成される。以䞋に本発明のカプラヌの合成䟋を
瀺す。 合成䟋 䟋瀺カプラヌ(3)の合成 化合物3Aすなわち−アミノ−−ニト
ロ−−−tert−オクチルプノキシプ
ノヌルを特願昭59−122460号明现曞に蚘茉の方法
により合成した。融点187〜189℃ 化合物3A35.8及びピリゞン23.7をゞメ
チルホルムアミド200mlに溶解し、氷冷䞋ヘプタ
フルオロブタン酞23.5を滎䞋し、次いで塩化チ
オニル19を玄30分間で滎䞋した。滎䞋埌、宀枩
で時間撹拌した埌600mlの氎を加え酢酞゚チル
300mlで抜出した。酢酞゚チル局を300mlの氎で
回掗浄した埌゚バポレヌタで濃瞮した。濃瞮物に
−ヘキサン500mlを加え、加熱溶解した埌晶析
した。析出した黄色結晶を過し、−ヘキサン
で掗浄、也燥するこずにより化合物3Bすな
わち−ヘプタフルオロブタンアミド−−ニト
ロ−−−tert−オクチルプノキシプ
ノヌルを48.5埗た。融点145〜147℃ 鉄粉25.2に氎11ml、酢酞ml及びむ゜プロピ
ルアルコヌルを加え加熱還流した。化合物3B
を33.3加え、時間加熱還流した。反応液を
過し、液を濃瞮した。濃瞮物に酢酞゚チル及び
−ヘキサンを加え加熱溶解の埌晶析した。析出
した結晶を過し、−ヘキサンで掗浄、也燥す
るこずにより、化合物3Cすなわち−アミ
ノ−−ヘプタフルオロブタンアミド−−
−tert−オクチルプノキシプヌルを30.5
埗た。融点162〜164℃ 化合物3C13.1をゞメチルアセトアミド50
mlに溶解し、宀枩で撹拌しながら−−
ゞ−tert−アミルプノキシブタノむルクロラ
むド10.1を滎䞋した。30分間撹拌の埌300mlの
氎を加え、200mlの酢酞゚チルで抜出した。酢酞
゚チル局を200mlの氎で回掗浄した埌濃瞮した。
濃瞮物にメタノヌル150mlを加え加熱溶解の埌晶
析した。析出した結晶を過し、メタノヌルにお
掗浄、也燥するこずにより目的ずする䟋瀺カプラ
ヌ(3)を17.4埗た。融点184〜186℃ 合成䟋 䟋瀺カプラヌ(4)の合成 前蚘化合物3C15.7をゞメチルアセトアミ
ド50mlに溶解し、宀枩で撹拌しながら−
−ゞ−tert−アミルプノキシヘキサノむル
クロラむド12.1を滎䞋した。30分間撹拌の埌、
300mlの氎を加え、200mlの酢酞゚チルで抜出し
た。酢酞゚チル局を200mlの氎で回掗浄した埌
濃瞮した。濃瞮物にメタノヌル200mlを加え加熱
溶解の埌晶析した。析出した結晶を過し、メタ
ノヌルにお掗浄、也燥するこずにより目的ずする
䟋瀺カプラヌを23.3埗た。融点198〜201℃ 本発明のシアンカプラヌは皮々のカラヌ写真感
光材料に䜿甚できる。撮圱甚カラヌネガフむルム
䞀般甚、映画甚など、カラヌ反転フむルムス
ラむド甚、映画甚など、カラヌ印画玙、カラヌ
ポゞフむルム映画甚など、カラヌ反転印画玙
などが代衚的である。カラヌ混合により癜黒の写
真感光材料䟋えば、−レむ甚、䞀般撮圱甚な
どにも甚いるこずができる。 本発明のカプラヌあるいは埌述する䜵甚しうる
カプラヌは、皮々の公知分散方法により感光材料
䞭に導入でき、固䜓分散法、アルカリ分散法、奜
たしくはラテツクス分散法、より奜たしくは氎䞭
油滎分散法などを兞型䟋ずしお挙げるこずができ
る。氎䞭油滎分散法では、沞点が175℃以䞊の高
沞点有機溶媒および䜎沞点のいわゆる補助溶媒の
いずれか䞀方の単独液たたは䞡者混合液に溶解し
た埌、界面掻性剀の存圚䞋に氎たたはれラチン氎
溶液など氎性媒䜓䞭に埮现分散する。高沞点有機
溶媒の䟋は米囜特蚱第2322027号などに蚘茉され
おいる。分散には転盞を䌎぀おもよく、たた必芁
に応じお補助溶媒を蒞留、ヌヌドル氎掗たたは限
倖過法などによ぀お陀去たたは枛少させおから
塗垃に䜿甚しおもよい。 高沞点有機溶媒のより詳しい具䜓䟋ずしおは、
フタル酞゚ステル類ゞブチルフタレヌト、ゞシ
クロヘキシルフタレヌト、ゞ−−゚チルヘキシ
ルフタレヌト、ゞドデシルフタレヌトなど、リ
ン酞たたはホスホン酞の゚ステル類トリプニ
ルホスプヌト、トリクレゞルホスプヌト、
−゚チルヘキシルゞプニルホスプヌト、トリ
シクロヘキシルホスプヌト、トリ−−゚チル
ヘキシルホスプヌト、トリドデシルホスプヌ
ト、トリブトキシ゚チルホスプヌト、トリクロ
ロプロピルホスプヌト、ゞ−−゚チルヘキシ
ルプニルホスホネヌトなど、安息銙酞゚ステ
ル類−゚チルヘキシルベンゟ゚ヌト、ドデシ
ルベンゟ゚ヌト、−゚チルヘキシル−−ヒド
ロキシベンゟ゚ヌトなど、アミドゞ゚チルド
デカンアミド、−テトラデシルピロリドンな
ど、アルコヌル類たたはプノヌル類む゜ス
テアリルアルコヌル、−ゞ−tert−アミル
プノヌルなど、脂肪族カルボン酞゚ステル類
ゞオクチルアれレヌト、グリセロヌルトリブチ
レヌト、む゜ステアリルラクテヌト、トリオクチ
ルシトレヌトなど、アニリン誘導䜓−
ゞブチル−−ブトキシ−−tert−オクチルア
ニリンなど、炭化氎玠類パラフむン、ドデシ
ルベンれン、ゞむ゜プロピルナフタレンなどな
どが挙げられ、たた補助溶剀ずしおは、沞点が玄
30゜ないし玄160℃のが䜿甚でき、兞型䟋ずしおは
酢酞゚チル、酢酞ブチル、プロピオン酞゚チル、
メチル゚チルケトン、シクロヘキサノン、−゚
トキシ゚チルアセテヌト、ゞメチルホルムアミド
などが挙げられる。 ラテツクス分散法の工皋、効果および含浞甚の
ラテツクスの具䜓䟋は、米囜特蚱第4199363号、
OLS第2541274号およびOLS第2541230号などに
蚘茉されおいる。 本発明のシアンカプラヌは、感光性ハロゲン化
銀乳剀局、奜たしくは赀感性ハロゲン化銀乳剀局
䞭に導入される。ハロゲン化銀のモルあたり
0.003−モル奜たしくは0.005〜0.2モルの本発明
のシアンカプラヌを䜿甚するこずが奜たしい。 本発明には䞀般匏〔〕以倖に皮々のカラヌカ
プラヌを䜵甚するこずができる。ここでカラヌカ
プラヌずは、芳銙族第䞀玚アミン珟像薬の酞化䜓
ず反応しお色玠を圢成しうる化合物をいう。有甚
なカラヌカプラヌの兞型䟋には、ナフトヌルもし
くは本発明以倖のプノヌル系化合物、ピラゟロ
ンもしくはピラゟロアゟヌル系化合物および開鎖
もしくは異節環のケトメチレン化合物がある。本
発明で䜿甚しうるシアン、マれンタおよびむ゚ロ
ヌカプラヌの具䜓䟋はRD176431978幎12月
−項、同187171979幎11月に匕甚された特蚱
に蚘茉されおいる。 これらのカプラヌは、バラスト基を有するか又
はポリマヌ化された耐拡散性であるこずが奜たし
い。カツプリング䜍は氎玠原子よりも離脱基で眮
換されおいる方が奜たしい。発色々玠が増圓の拡
散性を有するようなカプラヌ、カラヌドカプラ
ヌ、無呈色カプラヌ又はカツプリング反応に䌎぀
お珟像抑制剀もしくは珟像促進剀を攟出するカプ
ラヌもたた䜿甚できる。 本発明に䜿甚できるむ
゚ロヌカプラヌずしおは、オむルプロテクト型の
アシルアセトアミド系カプラヌが代衚䟋ずしお挙
げられる。その具䜓䟋は、米囜特蚱第2407210号、
同第2875057号および同第3265506号などに蚘茉さ
れおいる。本発明には圓量む゚ロヌカプラヌが
奜たしく䜿甚でき、米囜特蚱第3408194号、同第
3447928号、同第3933501号および同4401752号な
どに蚘茉された酞玠原子離脱型のむ゚ロヌカプラ
ヌあるいは特公昭58−10739号、米囜特蚱第
4022620号、同第4326024号、RD180531979幎
月、英囜特蚱第1425020号、西独出願公開第
2219917号、同第2261361号、同第2329587号およ
び同第2433812号などに蚘茉された窒玠原子離脱
型のむ゚ロヌカプラヌがその代衚䟋ずしお挙げら
れる。α−ピバロむルアセトアニリド系カプラヌ
は発色々玠の堅牢性に特城があり、䞀方α−ベン
ゟむルアセトアニリド系カプラヌは良奜な発色性
に特城を有する。 本発明に䜿甚できるマれンタカプラヌずしお
は、オむルプロテクト型のむンダゟロ系もしくは
シアノアセチル系、奜たしくは−ピラゟロン系
およびピラゟロトリアゟヌル類などピラゟロアゟ
ヌル系のカプラヌが挙げられる。−ピラゟロン
系カプラヌは、−䜍がアリヌルアミノ基もしく
はアシルアミノ基で眮換されたものが発色々玠の
色盞や発色速床の芳点で奜たしく、その代衚䟋
は、米囜特蚱第2311082号、同第2343703号、同第
2600788号、同第2908573号、同第3062653号、同
第3152896号および同第3936015号などに蚘茉され
おいる。圓量の−ピラゟロン系カプラヌは奜
たしく、離脱基ずしお、米囜特蚱第4310619号に
蚘茉された窒玠原子離脱基又は米囜特蚱第
4351897号に蚘茉されたアリヌルチオ基が奜たし
い。たた欧州特蚱第73636号に蚘茉のパラスト基
を有する−ピラゟロン系カプラヌは発色反応性
が高い。ピラゟロアゟヌル系カプラヌずしおは、
米囜特蚱第3369897号蚘茉のピラゟロベンツむミ
ダゟヌル類、奜たしくは米囜特蚱第3725067号に
蚘茉されたピラゟロ〔−〕〔〕
トリアゟヌル類、RD242201984幎月に蚘茉
のピラゟロテトラゟヌル類およびRD242301984
幎月に蚘茉のピラゟロピラゟヌル類が挙げら
れる。発色色玠のむ゚ロヌ副吞収の少なさおよび
光堅牢性の点で欧州特蚱第119741号に蚘茉のむミ
ダゟ〔−〕ピラゟヌル類は奜たしく、欧
州特蚱第119860号に蚘茉のピラゟロ〔−
〕〔〕トリアゟヌルは特に奜たしい。 本発明に䜵甚できるシアンカプラヌずしおは、
オむルプロテクト型のナフトヌル系およびプノ
ヌル系のカプラヌが挙げられ、米囜特蚱第
2474293号に蚘茉のナフトヌル系カプラヌ奜たし
くは米囜特蚱第4052212号、同第4146396号、同第
4228233号および同第4296200号に蚘茉された酞玠
原子離脱型の高掻性圓量ナフトヌル系カプラヌ
が代衚䟋ずしお挙げられる。プノヌル系カプラ
ヌの具䜓䟋は、米囜特蚱第2369929号、同第
2423730号、同第2772162号、同第2801171号およ
び同第2895826号などに蚘茉されおいる。 湿床および枩床に察し堅牢なシアンカプラヌは
本発明で奜たしく䜿甚され、その兞型䟋を挙げる
ず、米囜特蚱第3772002号蚘茉のプノヌル系シ
アンカプラヌ、米囜特蚱第2772162号、同第
3758308号、同第4126396号、同第4334011号、同
第4327173号、西独特蚱公開第3329729号および特
願昭58−42671号などに蚘茉された−ゞア
シルアミノ眮換プノヌル系カプラヌおよび米囜
特蚱第3446622号、同第4333999号、同第4451559
号および同第4427767号などに蚘茉された−䜍
にプニルりレむド基を有しか぀−䜍にアシル
アミノ基を有するプノヌル系カプラヌなどであ
る。 本発明のカプラヌ及び䞊蚘カプラヌ等は、感光
材料に求められる特性を満足するために同䞀局に
二皮類以䞊を䜵甚するこずもできるし、同䞀の化
合物を異な぀た局以䞊に添加するこずも、もち
ろん差支えない。 マれンタおよびシアンカプラヌの発色々玠の有
する短波長域の䞍芁吞収を補正するために、撮圱
甚のカラヌ感材には、カラヌドカプラヌを䜵甚す
るこずが奜たしい。米囜特蚱第4163670号および
特公昭57−39413号などに蚘茉のむ゚ロヌ着色マ
れンタカプラヌ又は米囜特蚱第4004929号同第
41388258号および英囜特蚱第1146368号などに蚘
茉のマれンタ着色シアンカプラヌなどが兞型䟋ず
しお挙げられる。 これらのカラヌカプラヌは量䜓以䞊の重合䜓
を圢成しおもよい。ポリマヌ化カプラヌの兞型䟋
は、米囜特蚱第3451820号および同4080211号に蚘
茉されおいる。ポリマヌ化マれンタカプラヌの具
䜓䟋は英囜特蚱第2102173号および米囜特蚱第
4367282号に蚘茉されおいる。 たた発色々玠拡散型カプラヌを䜵甚しお粒状性
を改良するこずができ、このようなカプラヌは米
囜特蚱第4366237および英囜特蚱第2125570にマれ
ンタカプラヌの具䜓䟋が、たた欧州特蚱第96873
号および西独特蚱公開OLS3324533にはむ
゚ロヌ、マれンタおよびシアンの具䜓䟋が蚘茉さ
れおいる。 本発明の感光材料の乳剀局や䞭間局に甚いるこ
ずのできる結合剀たたは保護コロむドずしおは、
れラチンを甚いるのが有利であるが、それ以倖の
芪氎性コロむドも単独あるいはれラチンず共に甚
いるこずができる。 本発明に甚いられる写真感光材料の写真乳剀局
にはハロゲン化銀ずしお臭化銀、沃臭化銀、沃塩
臭化銀、塩臭化銀及び塩化銀のいずれを甚いおも
よい。奜たしいハロゲン化銀は15モル以䞋の沃
化銀を含む沃臭化銀である。特に奜たしいのは
モルから12モルたでの沃化銀を含む沃臭化銀
である。 写真乳剀䞭のハロゲン化銀粒子の平均粒子サむ
ズ球状たたは球に近䌌の粒子の堎合は粒子盎
埄、立方䜓粒子の堎合は皜長を粒子サむズずし、
投圱面積にもずずく平均で衚わす。は特に問わ
ないが3Ό以䞋が奜たしい。 粒子サむズ分垃は狭くおも広くおもいずれでも
よい。 写真乳剀䞭のハロゲン化銀粒子は、立方䜓、八
方䜓のような芏則的な結晶䜓を有するものでもよ
く、たた球状、板状などのような倉則的な結晶䜓
を持぀もの、或いはこれらの結晶圢の耇合圢でも
よい。皮々の結晶圢の粒子の混合から成぀おもよ
い。 たた粒子の盎埄がその厚みの倍以䞊の超平板
のハロゲン化銀粒子が党投圱面積の50以䞊を占
めるような乳剀を䜿甚しおもよい。 ハロゲン化銀粒子は内郚ず衚局ずが異なる盞を
も぀おいおもよい。たた朜像が䞻ずしお衚面に圢
成されるような流子でもよく、粒子内郚に䞻ずし
お圢成させるような粒子であ぀おもよい。 本発明に甚いられる写真乳剀はP.Glafkides著
Chimie et Physique PhotographiquePaul
montel瀟刊、1967幎G.F.Duffin著
Photographic Emulsion ChemistryThe Focal
Press刊、1966幎、V.L.Zelikmanet al著
Making and Coating Photographic Emulsion
The Focal Press刊、1964幎などに蚘茉され
た方法を甚いお調敎するこずができる。即ち、酞
性法、䞭性法、アンモニア法等のいずれでもよ
く、又可溶性銀塩ず可溶性ハロゲン塩を反応させ
る圢匏ずしおは、片偎混合法、同時混合法、それ
らの組合せなどのいずれを甚いおもよい。 粒子を銀むオン過剰の䞋においお圢成させる方
法いわゆる逆混合法を甚いるこずもできる。
同時混合法の䞀぀の圢成ずしおハロゲン化銀の生
成される液盞䞭のpAgを䞀定に保぀方法、即ち、
いわゆるコントロヌルド・ダブルゞ゚ツト法を甚
いるこずもできる。 この方法によるず、結晶圢が芏則的で粒子サむ
ズが均䞀に近いハロゲン化銀乳剀が埗られる。 別々に圢成した皮以䞊のハロゲン化銀乳剀を
混合しお甚いおもよい。 ハロゲン化銀粒子圢成又は物理熟成の過皋にお
いお、カドミりム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリりム
塩、むリゞりム塩又はその錯塩、ロゞりム塩又は
その錯塩、鉄塩又は鉄錯塩などを、共存させおも
よい。 ハロゲン化銀乳剀は、通垞は化孊増感される。
化孊増感のためには、䟋えばH.Frieser線“Die
Grundlagender Photographischen Prozesse
mit Silber−halogeniden”Akademische
Verlagsgesellschaft1968675〜734頁に蚘茉
の方法を甚いるこずができる。 すなわち、掻性れラチンや銀ず反応しうる硫黄
を含む化合物䟋えば、チオ硫酞塩、チオ尿玠
類、メルカプト化合物類、ロヌダニン類を甚い
る硫黄増感法還元性物質䟋えば、第䞀すず
塩、アミン類、ヒドラゞン誘導䜓、ホルムアミゞ
ンスルフむン酞、シラン化合物を還元増感法
貎金属化合物䟋えば、金鎖塩のほかPt、Ir、
Pdなどの呚期埋衚族の金属の錯塩を甚いる
貎金属増感法などを単独たたは組み合わせお甚い
るこずができる。 本発明に甚いられる写真乳剀には、感光材料の
補造工皋、保存䞭あるいは写真凊理䞭のカブリを
防止し、あるいは写真性胜を安定化させる目的
で、皮々の化合物を含有させるこずができる。す
なわちアゟヌル類、䟋えばベンゟチアゟリりム
塩、ニトロむミダゟヌル類、ニトロベンズむミダ
ゟヌル類、クロロベンズむミダゟヌル類、ベロモ
ベンズむミダゟヌル類、メルカプトチアゟヌル
類、メルカプトベンゟチアゟヌル類、メルカプト
ベンズむミダゟヌル類、メルカプトチアゞアゟヌ
ル類、アミノトリアゟヌル類、ベンゟトリアゟヌ
ル類、ニトロベンゟトリアゟヌル類、メルカプト
テトラゟヌル類特に−プニル−−メルカ
プトテトラゟヌルなどメルカプトピリミゞン
類メルカプトトリアゞン類たずえばオキサド
リンチオンのようなチオケト化合物アザむンデ
ン類、たずえばトリアザむンデン類、テトラアザ
むンデン類特に−ヒドロキシ眮換
3aテトラアザむンデン類、ペンタアザむ
ンデン類などベンれンチオスルフオン酞、ベン
れンスルフむン酞、ベンれンスルフオン酞アミド
等のようなカブリ防止剀たたは安定剀ずしお知ら
れた、倚くの化合物を加えるこずができる。 本発明の写真感光材料の写真乳剀局には感床䞊
昇、コントラスト䞊昇、たたは珟像促進の目的
で、たずえばポリアルキレンオキシドたたはその
゚ヌテル、゚ステル、アミンなどの誘導䜓、チオ
゚ヌテル化合物、チオモルフオリン類、四玚アン
モニりム塩化合物、りレタン誘導䜓、尿玠誘導
䜓、むミダゟヌル誘導䜓、−ピラゟリドン類等
を含んでもよい。 本発明に甚いる写真感光材料には、写真乳剀局
その他の芪氎性コロむド局に寞床安定性の改良な
どの目的で、氎䞍溶又は難溶性合成ポリマヌの分
散物を含むこずができる。 本発明に甚いられる写真乳剀は、メチン色玠類
その他によ぀お分光増感されおもよい。甚いられ
る色玠には、シアニン色玠、メロシアニン色玠、
耇合シアニン色玠、耇合メロシアニン色玠、ホロ
ポヌラヌシアニン色玠、ヘミシアニン色玠、スチ
リル色玠およびヘミオキ゜ノヌル色玠が包含され
る。特に有甚な色玠は、シアニン色玠、メロシア
ニン色玠、および耇合メロシアニン色玠に属する
色玠である。これらの色玠類には塩基性異節環栞
ずしおシアニン色玠類に通垞利甚される栞のいず
れをも適甚できる。 これらの増感色玠は単独に甚いおもよいが、そ
れらの組合せを甚いおもよく、増感色玠の組合せ
は特に、匷色増感の目的でしばしば甚いられる。 増感色玠ずずもに、それ自身分光増感䜜甚をも
たない色玠あるいは可芖光を実質的に吞収しない
物質であ぀お、匷色増感を瀺す物質を乳剀䞭に含
んでもよい。䟋えば、含窒玠異節環基で眮換され
たアミノスチル化合物たずえば米囜特蚱
2933390号、同3635721号に蚘茉のもの、芳銙族
有機酞ホルムアルデヒド瞮合物たずえば米囜特
èš±3743510号に蚘茉のもの、カドミりム塩、アザ
むンデン化合物などを含んでもよい。本発明は、
支持䜓䞊に少なくずも぀の異なる分光感床を有
する倚局倚色写真材料にも適甚できる。倚局倩然
色写真材料は、通垞、支持䜓䞊に赀感性乳剀局、
緑感性乳剀局、及び青感性乳剀局を各々少なくず
も䞀぀有する。これらの局の順序は必芁に応じお
任意に遞べる。赀感性乳剀局にシアン圢成カプラ
ヌを、緑感性乳剀局にマれンタ圢成カプラヌを、
青感性乳剀局にむ゚ロヌ圢成カプラヌをそれぞれ
含むのが通垞であるが、堎合により異なる組合せ
をずるこずもできる。 本発明の写真感光材料には、写真乳剀局その他
の芪氎性コロむド局に無機たたは有機の硬膜剀を
含有しおよい。䟋えば掻性ビニル化合物
−トリアクリロむル−ヘキサヒドロ−−
トリアゞン、−ビニルスルホニル−−プ
ロパノヌルなど掻性ハロゲン化合物−
ゞクロル−−ヒドロキシ−−トリアゞンな
ど、ムコハロゲン酞類ムコクロル酞、ムコフ
゚ノキシクロル酞など、などを単独たたは組み
合わせお甚いるこずができる。 本発明を甚いお䜜られる感光材料は、色カブリ
防止剀ずしお、ハむドロキノン誘導䜓、アミノフ
゚ノヌル誘導䜓、没食子酞誘導䜓、アスコルビン
酞誘導䜓どを含有しおもよい。 本発明の感光材料は、芪氎性コロむド局䞭に玫
倖線吞収剀を含んでもよい。䟋えば、米囜特蚱第
3533794号、同4236013号、特公昭51−6540号およ
びペヌロツパ特蚱57160号などに蚘茉されたアリ
ヌル基で眮換されたベンゟトリアゟヌル類、米囜
特蚱第40450229号および同4195999号に蚘茉され
たブタゞ゚ン類、米囜特蚱3705805号および同
3707375号に蚘茉された桂皮酞゚ステル類、米囜
特蚱3215530号および英囜特蚱第1321355号に蚘茉
されたベンゟプノン類、米囜特蚱第3761272号
および同4431726号に蚘茉されたような玫倖線吞
収残基をも぀高分子化合物を甚いるこずができ
る。米囜特蚱第3499762号および同3700455号に蚘
茉された玫倖線吞収性の螢光増癜剀を䜿甚しおも
よい。玫倖線吞収剀の兞型䟋は、RD242391984
幎月などに蚘茉されおいる。 本発明を甚いお䜜られた感光材料には、芪氎性
コロむド局にフむルタヌ染料ずしお、あるいはむ
ラゞ゚ヌシペン防止その他皮々の目的で氎溶性染
料を含有しおいおもよい。このような染料には、
オキ゜ノヌル染料、ヘミオキ゜ノヌル染料、スチ
リル染料、メロシアニン染料、シアニン染料及び
アゟ染料が包含される。なかでもオサ゜ノヌル染
料ヘミオキ゜ノヌル染料及びメロシアニン染料
が有甚である。 本発明を実斜するに際しお、䞋蚘の公知の退色
防止剀を䜵甚するこずもでき、たた本発明に甚い
る色像安定剀は単独たたは皮以䞊䜵甚するこず
もできる。公知の退色防止剀ずしおは、ハむドロ
キノン誘導䜓、没食子酞誘導䜓、−アルコキシ
プノヌル類、−オキシプノヌル誘導䜓及び
ビスプノヌル類等がある。 本発明に係る色玠画像局を圢成するカラヌ写真
乳剀局は写真感光材料に通垞甚いられおいるプラ
スチツクフむルム、玙、垃などの可撓性支持䜓に
塗垃される。可撓性支持䜓ずしお有甚なものは、
酢酞セルロヌス、酢酞酪酞セルロヌス、ポリスチ
レン、ポリ゚チレンテレフタレヌト、ポリカヌボ
ネヌト等の半合成たたは合成高分子から成るフむ
ルム、バラむタ局たたはα−オレフむンポリマヌ
䟋えばポリ゚チレン、ポリプロピレン等を塗
垃たたはラミネヌトした玙等である。支持䜓は染
料や顔料を甚いお着色されおもよい。遮光の目的
で黒色にしおもよい。 これらの支持䜓を、反射材料甚に甚いるずき
は、支持䜓䞭やラミネヌト局䞭に癜色顔料を添加
するこずが奜たしい。癜色顔料ずしおは、二酞化
チタン、硫酞バリりム、酞化亜鉛、硫化亜鉛、炭
酞カルシりム、䞉酞化アンチモン、シリカ癜、ア
ルミナ癜、リン酞チタニりム等を挙げるこずがで
きるが、二酞化チタン、硫酞バリりム、酞化亜鉛
は特に有甚である。 これらの支持䜓の衚面は䞀般に写真乳剀等ずの
接着をよくするために䞋塗凊理される。支持䜓衚
面は䞋塗凊理の前又は埌に、コロナ攟電、玫倖線
照射火焔凊理等を斜しおもよい。 これらの支持䜓を反射材料甚に甚いるずきは、
支持䜓ず乳剀局の間に曎に、癜色顔料を高密床に
含む芪氎コロむド局を蚭けお、癜色床及び写真画
像の鮮鋭床を向䞊させるこずができる。 本発明のマれンタカプラヌを有する反射材料に
おいおは、支持䜓は、ポリマヌをラミネヌトした
玙支持䜓を甚いるこずが倚いが、癜色顔料を緎り
こんだ合成暹脂フむルムを甚いるず、平滑性・光
沢性・鮮鋭床の向䞊の他に、圩床・暗郚の描写に
特にすぐれた写真画像が埗られ特に奜たしい。こ
の堎合、合成暹脂フむルム原料ずしおは、ポリ゚
チレンテレフタレヌト、酢酞セルロヌスが、癜色
顔料ずしおは、硫酞バリりム、酞化チタンが特に
有甚である。 本発明のカラヌ写真感光材料には䞊蚘の他にこ
の分野で公知の皮々の写真甚添加剀、䟋えば安定
剀、カブリ防止剀、界面掻性剀、垯電防止剀、珟
像䞻薬等を必芁に応じお添加するこずができ、そ
の䟋はリサヌチ・デむスクロヌゞダヌ17643に蚘
茉されおいる。 曎に堎合によ぀おはハロゲン化銀乳剀局又は他
の芪氎性コロむド局䞭に実質的に感光性を持たな
い埮粒子ハロゲン化銀乳剀䟋えば平均粒子サむ
ズ0.20Ό以䞋の塩化銀、臭化銀、塩臭化銀乳剀
を添加しおもよい。 本発明に甚いるこずができる発色珟像液は、奜
たしくは芳銙族第䞀玚アミン系発色珟像䞻薬を䞻
成分ずするアルカリ性氎溶液である。発色珟像䞻
薬ずしお、−アミノ−−ゞ゚チルアニリ
ン、−メチル−−アミノ−−ゞ゚チル
アニリン、−アミノ−−゚チル−−β−ヒ
ドロキシ゚チルアニリン、−メチル−−アミ
ノ−−゚チル−−β−ヒドロキシ゚チルアニ
リン、−メチル−−アミノ−−゚チル−
−β−メタンスルホアミド゚チルアニリン、−
アミノ−−メチル−−゚チル−−β−メト
キシ゚チルアニリンなどが代衚䟋ずしお挙げられ
る。 発色珟像液は、アルカリ金属の亜硫酞塩、炭酞
塩、ホり酞塩、及びリン酞塩の劂きPH緩衝剀、臭
化物、沃化物、及び有機カブリ防止剀の劂き珟像
抑制剀ないし、カブリ防止剀などを含むこずがで
きる。又必芁に応じお、硬氎軟化剀、ヒドロキシ
ルアミンの劂き保恒剀、ベンゞルアルコヌル、ゞ
゚チレングリコヌルの劂き有機溶剀、ポリ゚チレ
ングリコヌル、四玚アンモニりム塩、アミン類の
劂き珟像促進剀、色玠圢成カプラヌ、競争カプラ
ヌ、ナトリりムボロンハむドラむドの劂きかぶら
せ剀、−プニル−−ピラゟリドンの劂き補
助珟像薬、粘性付䞎剀、米囜特蚱4083723号に蚘
茉のポリカルボン酞系キレヌト剀、西独公開
OLS2622950号に蚘茉の酞化防止剀などを含
んでもよい。 発色珟像埌の写真乳剀局は通垞挂癜凊理され
る。挂癜凊理は、定着凊理ず同時に行われおもよ
いし、個別に行われおもよい。挂癜剀ずしおは、
䟋えば鉄、コバルト、クロム、
銅などの倚䟡金属の化合物、過酞類、キノ
ン類、ニトロ゜化合物等が甚いられる。䟋えば、
プリシアン化物、重クロム酞塩、鉄たた
はコバルトの有機錯塩、䟋えば゚チレンゞ
アミン四酢酞、ニトリロトリ酢酞、−ゞア
ミノ−−プロパノヌル四酢酞などのアミノポリ
カルボン酞類あるいはク゚ン酞、酒石酞、リンゎ
酞などの有機酞の錯塩過硫酞塩、マンガン酞
塩ニトロ゜プノヌルなどを甚いるこずができ
る。これらのうちプリシアン化カリ、゚チレン
ゞアミン四酢酞鉄ナトリりム及び゚チレン
ゞアミン四酢酞鉄アンモニりムは特に有甚
である。゚チレンゞアミン四酢酞鉄錯塩は
独立の挂癜液においおも、䞀济挂癜定着液におい
おも有甚である。 本発明のシアンカプラヌは、酞化力の匱い挂癜
剀を䜿甚した挂癜定着济あるいは疲劎した挂癜定
着济で感光材料が凊理されたずきにもシアン発色
濃床の䜎䞋をきたさない特長を有する。 発色珟像あるいは挂癜定着凊理の埌に氎掗しお
もよい。発色珟像は18℃ず55℃の間の任意の枩床
で実斜できる。奜たしくは30℃以䞊、特に奜たし
くは35℃以䞊で発色珟像を行う。珟像所芁時間は
玄分半ないし玄分の範囲で短い方が奜たし
い。連続珟像凊理は液補充が奜たしく、凊理面積
平方メヌトルあたり330c.c.ないし160c.c.、奜たし
くは100c.c.以䞋の液を補充する。珟像液䞭のベン
ゞルアルコヌルml以䞋が奜たしい。挂癜定
着は、18℃から50℃の任意の枩床で実斜できるが
30℃以䞊が奜たしい。35℃以䞊にするず、凊理時
間を分以䞋にするこずができ、たた液補充量を
枛少できる。発色珟像又は挂癜定着埌の氎掗所芁
時間は通垞分以内であり、安定济を甚いお分
以内の氎掗にするこずもできる。 発色した色玠は、光・熱あるいは枩床で劣化す
る以倖に保存䞭カビによ぀おも劣化退色する。シ
アン色像は特にカビによる劣化が倧きく、防カビ
剀を䜿甚するこずが奜たしい。防カビ剀の具䜓䟋
は、特開昭57−157244に蚘茉されおいるような
−チアゟリルベンツむミダゟヌル類がある。防カ
ビ剀は感材に内蔵させおもよく、珟像凊理工皋で
倖郚から添加されおもよく、凊理枈の感材に共存
すれば任意の工皋で付加させるこずができる。 以䞋に本発明を参考䟋および実斜䟋をも぀お説
明するが、本発明はこれらに限定されるこずはな
い。 参考䟋 本発明のカプラヌ(1)にゞブチルフタレヌト
2.5ml及び酢酞゚チル15mlを加え70℃に加熱しお
埗られる溶液をれラチン10ずドデシルベンれン
スルホン酞0.5を含む氎溶液60mlに加えお撹拌
し、次いでホモゞナむザヌによ぀お高速撹拌しお
埮现なカプラヌの乳化分散物を埗た。乳化分散物
にれラチン硬化剀を加えセルロヌストリアセテヌ
トフむルムに塗垃し、詊料101ずした。同様にし
お本発明のカプラヌ(2)(3)(5)及び䞋蚘の比范甚
カプラヌ−、−に぀いお詊料を䜜成し、
それぞれ詊料102、103、104、105、106ずした。
è©Šæ–™101〜107を60℃、盞察湿床70の条件䞋に
週間攟眮埌詊料を芳察したずころ、比范甚詊料
105及び106ではカプラヌの埮现な析出によるフむ
ルムのにごりを生じおいるのが認められた。䞀
方、本発明のカプラヌを分散した詊料101〜104で
はフむルムのにごりが芳察されず、本発明のカプ
ラヌがフむルム䞭での分散安定性特に高湿床の条
件での分散安定性に優れおいるこずがわかる。 実斜䟋  本発明のカプラヌ(1)86.2にゞブチルフタレヌ
ト、43c.c.、トリクレゞルホスプヌト43c.c.及び酢
酞゚チル86c.c.を加え60℃で加熱溶解し、この溶液
をれラチン100及びドデシルベンれンスルホン
酞ナトリりム10を含む50℃の氎溶液1000mlに混
合し、ホモゞナむザヌによ぀お高速撹拌しお埮现
なカプラヌ乳化分散物を埗た。 このカプラヌ乳化分散物350に銀を80、沃
化銀ず臭化銀のモル比が察94である沃臭化銀乳
剀Kgを加え、セルロヌストリアセテヌトフむル
ム支持䜓䞊に、カプラヌ塗垃量が×10-4モル
m2になるように塗垃した。この局の䞊に也燥膜厚
1Όのれラチン保護局を塗垃しお詊料201を䜜補し
た。 同様の方法により本発明のカプラヌ(3)、(4)、
(5)、(7)及び比范甚ずしお前蚘−、−、特
開昭56−80044号に蚘茉の−、特開昭54−
66129号に蚘茉の−、特開昭56−27147号に蚘
茉の−、米囜特蚱第4124396号に蚘茉の−
を甚いおカプラヌ塗垃量モルm2及びカプ
ラヌず銀の混合比率が詊料201ず同じになるよう
にしおそれぞれ詊料202、203、204、205、206、
207、208、209、210、211を䜜補した。 埗られた詊料201〜211に぀いおセンシトメトリ
ヌ甚の露光を行な぀た埌、䞋蚘に瀺す珟像凊理を
38℃で行な぀た。  カラヌ珟像 分15秒  挂 癜 分30秒  æ°Ž 掗 分15秒  定 着 分20秒  æ°Ž 掗 分15秒  安 定 分15秒 各凊理工皋に甚いた凊理液組成は䞋蚘のずうり
である。 カラヌ珟像液 ニトリロ䞉酢酞ナトリりム 1.0 亜硫酞ナトリりム 4.0 炭酞ナトリりム 30.0 臭化カリりム 1.4 ヒドロキシルアミン硫酞塩 2.4 −−゚チル−−β−ヒドロキシ゚チル
アミノ−−メチルアニリン硫酞塩 4.5 氎を加えお  挂癜液 臭化アンモニりム 160.0 アンモニア氎28 25.0ml ゚チレンゞアミン四酢酞ナトリりム鉄塩
130.0 氷酢酞 14ml 氎を加えお  定着液 テトラポリリン酞ナトリりム 2.0 亜硫酞ナトリりム 4.0 チオ硫酞アンモニりム70 175.0ml 重亜硫酞ナトリりム 4.6 氎を加えお  安定液 ホルマリン 3.0ml 氎を加えお  珟像凊理枈の各詊料の濃床を赀色光より枬定し
た。結果を衚に瀺した。
【衚】 衚から明らかなように、本発明のアリヌルオ
キシ離脱型カプラヌは圓量カプラヌやハロゲン
原子離脱型カプラヌやアルコキシ離脱型カプラヌ
等の圓量カプラヌに范べお、感床及び最倧濃床
が高く優れた発色性を有しおいるこずがわかる。
たた、衚には最倧発色濃床での分光吞収スペク
トルより求めた。λnax単䜍nmを合わせお蚘茉
した。比范カプラヌ−は発色性は比范的優れ
おいるものの、λnaxが短波長偎にあり、実甚的に
は奜たしくない色盞であ぀た。 実斜䟋  セルロヌストリアセテヌトフむルム支持䜓䞊
に、䞋蚘に瀺すような組成の各局よりなる倚局カ
ラヌ感光材料詊料を䜜補し詊料301ずした。 第局ハレヌシペン防止局 黒色コロむド銀を含むれラチン局 第局䞭間局 −ゞ−tert−オクチルハむドロキノンの
乳化分散物を含むれラチン局 第局第赀感乳剀局 沃臭化銀乳剀沃化銀モル 銀塗垃量 1.6m2 増感色玠 銀モルに察しお 4.5×10-4モル 増感色玠 銀モルに察しお 1.5×10-4モル カプラヌEX− 銀モルに察しお 0.015モル カプラヌEX− 銀モルに察しお 0.015モル カプラヌEX− 銀モルに察しお 0.003モル カプラヌEX− 銀モルに察しお 0.0008モル 第局第赀感乳剀局 沃臭化銀乳剀沃化銀10モル 銀塗垃量 1.4m2 増感色玠 銀モルに察しお 3.0×10-4モル 増感色玠 銀モルに察しお 1.0×10-4モル カプラヌEX− 銀モルに察しお 0.005モル 本発明のカプラヌ(3) 銀モルに察しお 0.017モル カプラヌEX− 銀モルに察しお 0.0016モル 第局䞭間局 第局ず同じ 第局第緑感乳剀局 沃臭化銀乳剀沃化銀モル 銀塗垃量 1.2m2 増感色玠 銀モルに察しお 5.0×10-4モル 増感色玠 銀モルに察しお 2.0×10-4 カプラヌEX− 銀モルに察しお 0.05モル カプラヌEX− 銀モルに察しお 0.008モル カプラヌEX− 銀モルに察しお 0.0018モル 第局第緑感乳剀局 沃臭化銀乳剀沃化銀モル 銀塗垃量 1.3m2 増感色玠 銀モルに察しお 3.0×10-4モル 増感色玠 銀モルに察しお 1.2×10-4モル カプラヌEX− 銀モルに察しお 0.017モル カプラヌEX−10 銀モルに察しお 0.003モル 第局む゚ロヌフむルタヌ局 れラチン氎溶液䞭に黄色コロむド銀ず−
ゞ−tert−オクチルハむドロキノンの乳化分散物
ずを含むれラチン局 第局第青感乳剀局 沃臭化銀沃化銀モル 銀塗垃量 0.7m2 カプラヌEX−11 銀モルに察しお 0.25モル カプラヌEX−12 銀モルに察しお 0.015モル 第10局第青感乳剀局 沃臭化銀沃化銀モル 銀塗垃量 0.6m2 カプラヌEX−11 銀モルに察しお 0.06モル 第11局第保護局 沃臭化銀沃化銀モル、平均粒埄0.07Ό 銀塗垃量 0.5m2 玫倖線吞収剀UV−の乳化分散物を含むれラ
チン局 第12å±€ ポリメチルメタノアクリレヌト粒子盎埄玄
1.5Όを含むれラチン局 各局には䞊蚘組成物の他に、れラチン硬化剀
−ゞビニルスルホニル−−プロパノヌル
やカプラヌ等を乳化分散するための高沞点有機溶
媒たずえばトリクレゞルフオスプヌト、ゞブ
チルフタレヌト等や界面掻性剀を甚いた。以䞊
の劂くしお䜜補した詊料を詊料301ずした。 詊料を䜜るのに甚いた化合物 増感色玠アンヒドロ−−゚チル−
5′−ゞクロロ−3′−ゞ−γ−スルホプロ
ピルオキサカルボシアニン・ナトリりム塩 増感色玠アンヒドロ−5′6′−テ
トラクロロ−1′−ゞ゚チル−3′−ゞ−
β〔β−γ−スルホプロポキシ゚トキシ〕
゚チルむミダゟロカルボシアニンヒドロキサむ
ドナトリりム塩 è©Šæ–™301の第局の本発明のカプラヌ(3)のかわ
りにそれぞれ等モル量の本発明のカプラヌ(5)、比
范甚カプラヌ−、及び比范甚カプラヌ−
に眮きかえた詊料を䜜成し、詊料302、303及び
304を䜜補した。埗られた詊料301〜304に぀いお
センシトメトリヌ甚の露光を行な぀た埌、実斜䟋
ず同様の珟像凊理を行な぀た。赀色光にお濃床
を枬定した結果を衚にたずめた。
【衚】
【衚】 衚より本発明のカプラヌは感床及び階調が高
く発色性に優れおいるこずがわかる。 実斜䟋の詊料201のカプラヌ(1)の代わりに、
本発明のカプラヌ(8)、(9)、(15)、(16)、(22)、(2
、(24)及び(25)を等モルで眮き換えた他は詊料
201ず同様にしお詊料421、422、423、424、425、
426、427及び428を䜜補した。 埗られた各詊料に぀いお実斜䟋ず同様の露
光、珟像凊理及び濃床枬定を行な぀た。結果を衚
に瀺す。 衚及び衚より、本発明のカプラヌが感床及
び最倧発色濃床が高く発色性に優れおいるこずが
わかる。たた分光吞収スペクトルより求めた最倧
吞収波長λnaxは十分に長波長で奜たしいものであ
るこずがわかる。 さらに前蚘カプラヌに぀いお参考䟋に蚘茉の分
散安定性のテストを行な぀たずころ、いずれの詊
料においおもフむルムのにごりが芳察されず、分
散安定性に優れおいるこずがわか぀た。
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  シアン色玠圢成カプラヌずしお、䞋蚘䞀般匏
    〔〕で瀺される化合物を含有するこずを特城ず
    するハロゲン化銀カラヌ写真感光材料。 䞀般匏〔〕 〔匏䞭、R1は眮換もしくは無眮換の玚アル
    キル基たたは䞋蚘䞀般匏〔〕で瀺される基を衚
    わし、R2は氎玠原子、フツ玠原子たたは脂肪族
    基を、Arは眮換たたは無眮換のアリヌル基を衚
    わす。 䞀般匏〔〕 匏䞭、は酞玠原子、たたはむオり原子を、
    R3及びR4は氎玠原子、脂肪族基たたは芳銙族基
    を、R5はハロゲン原子、ヒドロキシ基、カルボ
    キシ基、ニトロ基、シアノ基、スルホ基たたは−
    、−OR、−SR、−SO2R、−COR、−COOR、−
    SO2OR、−OCOR、【匏】 【匏】【匏】 【匏】もしくは【匏】で 瀺される基を衚わす。䜆し、は脂肪族基、芳銙
    族基たたは耇玠環基を、R′及びR″は氎玠原子、
    脂肪族基、芳銙族基たたは耇玠環基を衚わす。
    は〜の敎数を衚わし、が耇数のずきR5は
    同じでも異な぀おいおもよい。䜆し、R5nのR5
    のうち少なくずも個はに察しおオルトの䜍眮
    に眮換する。〕
JP19135484A 1984-09-12 1984-09-12 ハロゲン化銀カラ−写真感光材料 Granted JPS6169065A (ja)

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