JPH04146861A - アンチスキッドブレーキ制御方法 - Google Patents
アンチスキッドブレーキ制御方法Info
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- JPH04146861A JPH04146861A JP2270895A JP27089590A JPH04146861A JP H04146861 A JPH04146861 A JP H04146861A JP 2270895 A JP2270895 A JP 2270895A JP 27089590 A JP27089590 A JP 27089590A JP H04146861 A JPH04146861 A JP H04146861A
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 75
- 230000006837 decompression Effects 0.000 abstract 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 4
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 238000010992 reflux Methods 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/17—Using electrical or electronic regulation means to control braking
- B60T8/176—Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS
- B60T8/1761—Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS responsive to wheel or brake dynamics, e.g. wheel slip, wheel acceleration or rate of change of brake fluid pressure
- B60T8/17616—Microprocessor-based systems
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/42—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition having expanding chambers for controlling pressure, i.e. closed systems
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、制動時にブレーキ液圧を減圧・増圧を繰り返
して車輪のスキッドを制御するアンチスキッドブレーキ
制御方法に関し、特にアンチスキッドブレーキ制御中に
おけるブレーキペダルの移動を減少するためのアンチス
キッドブレーキ制御方法に関するものである。
して車輪のスキッドを制御するアンチスキッドブレーキ
制御方法に関し、特にアンチスキッドブレーキ制御中に
おけるブレーキペダルの移動を減少するためのアンチス
キッドブレーキ制御方法に関するものである。
(従来の技術)
一般にアンチスキッドブレーキ制御は、制動時に車輪が
スキッド状態となったことを検出したとき、その車輪の
ブレーキ力を弱めてスキッド状態を解消し、その後再び
ブレーキ力を大きくすることにより、車両の操縦を安定
させると共に、制動距離ができるだけ短くなるようにブ
レーキ制御を行うものである。
スキッド状態となったことを検出したとき、その車輪の
ブレーキ力を弱めてスキッド状態を解消し、その後再び
ブレーキ力を大きくすることにより、車両の操縦を安定
させると共に、制動距離ができるだけ短くなるようにブ
レーキ制御を行うものである。
(発明が解決しようとする課題)
このようなブレーキ制御を行うアンチスキッドブレーキ
制御装置の一例として、例えば第4図に示されているよ
うなアドオン 4チヤンネル 4ソレノイド システム
からなるアンチスキッドブレーキ制御装置が考えられて
いる。
制御装置の一例として、例えば第4図に示されているよ
うなアドオン 4チヤンネル 4ソレノイド システム
からなるアンチスキッドブレーキ制御装置が考えられて
いる。
第4図に示すように、このアンチスキッドブレーキ制御
装置が適用されるブレーキ回路は第1ブレーキ系統A及
び第2ブレーキ系統Bからなる2系統に形成されている
。なお、第1及び第2ブレーキ系統A、 Bは同じ構
成を有し、同じ作用を行うので、以後第1ブレーキ系統
Aについて説明し、第2ブレーキ系統Bの説明は省略す
る。
装置が適用されるブレーキ回路は第1ブレーキ系統A及
び第2ブレーキ系統Bからなる2系統に形成されている
。なお、第1及び第2ブレーキ系統A、 Bは同じ構
成を有し、同じ作用を行うので、以後第1ブレーキ系統
Aについて説明し、第2ブレーキ系統Bの説明は省略す
る。
第4図に示すアンチスキッドブレーキ制御回路において
、従来から一般に行われているアンチスキッドブレーキ
制御を適用した場合を考える。通常時にはメカバルブか
らなる流量調整弁6,7および電磁弁からなる流路切換
弁8,9は図示状態にある。したがって、制動時マスタ
シリンダ1の油室1aに生じたブレーキ液圧は、供給通
路3゜5および各弁6. 7. 8. 9を通ってフロ
ント及びリヤホイールシリンダ2,4に導入さね 右側
前輪PR及び左側後輪RLのブレーキがそれぞれ作動す
る。
、従来から一般に行われているアンチスキッドブレーキ
制御を適用した場合を考える。通常時にはメカバルブか
らなる流量調整弁6,7および電磁弁からなる流路切換
弁8,9は図示状態にある。したがって、制動時マスタ
シリンダ1の油室1aに生じたブレーキ液圧は、供給通
路3゜5および各弁6. 7. 8. 9を通ってフロ
ント及びリヤホイールシリンダ2,4に導入さね 右側
前輪PR及び左側後輪RLのブレーキがそれぞれ作動す
る。
例えば右側前輪FRの車輪速度vwlがスリップ率や車
輪減速度等の車輪スキッドに関する量から決定される第
1しきい値αになって右側前輪FRがスキッド状態にな
っていることが検出されると、その検出信号により第1
流路切換弁8のソレノイドが励磁されるので、第1流路
切換弁8は位置が切り換わって油室1aとフロントホイ
ールシリンダ2とを連通ずる供給通路3が遮断されると
共に、フロントホイールシリンダ2が低圧アキュムレー
タ(サンプ)10に連通ずる。このため、フロントホイ
ールシリンダ2内のブレーキ液が低圧アキュムレータ1
0に流出するので、第1図(b)に示すようにフロント
ホイールシリンダ2のブレーキ液圧が低下する。
輪減速度等の車輪スキッドに関する量から決定される第
1しきい値αになって右側前輪FRがスキッド状態にな
っていることが検出されると、その検出信号により第1
流路切換弁8のソレノイドが励磁されるので、第1流路
切換弁8は位置が切り換わって油室1aとフロントホイ
ールシリンダ2とを連通ずる供給通路3が遮断されると
共に、フロントホイールシリンダ2が低圧アキュムレー
タ(サンプ)10に連通ずる。このため、フロントホイ
ールシリンダ2内のブレーキ液が低圧アキュムレータ1
0に流出するので、第1図(b)に示すようにフロント
ホイールシリンダ2のブレーキ液圧が低下する。
低圧アキュムレータ1oに流出したブレーキ液はピスト
ンポンプ11によってマスタシリンダ1の油室1aに圧
送還流される。これにより、油室1aの圧力が高くなり
、ブレーキペダル1bが若干押し戻されるようになり、
運転者はアンチスキッドブレーキ制御が行われているこ
とを感知する。
ンポンプ11によってマスタシリンダ1の油室1aに圧
送還流される。これにより、油室1aの圧力が高くなり
、ブレーキペダル1bが若干押し戻されるようになり、
運転者はアンチスキッドブレーキ制御が行われているこ
とを感知する。
その場合、ポンプ11の脈動はボリューム室12により
吸収されると共に、ブレーキ液還流抑制オリフィス13
によりその脈動は抑制されて油室1aにはほとんど伝達
されない。
吸収されると共に、ブレーキ液還流抑制オリフィス13
によりその脈動は抑制されて油室1aにはほとんど伝達
されない。
また、ポンプ11により還流されたブレーキ液は、第1
及び第2流量調整弁6.7の各ボート6a、7aにパイ
ロット圧として作用する。フロントホイールシリンダ2
のブレーキ液圧が低下しているので、このパイロット圧
により、第1流量調整弁6が供給通路3を遮断するが、
リヤホイールシリンダ4のブレーキ液圧は低下してい
ないので、このパイロット圧により、第2流量調整弁7
が供給通路5を遮断することはない。
及び第2流量調整弁6.7の各ボート6a、7aにパイ
ロット圧として作用する。フロントホイールシリンダ2
のブレーキ液圧が低下しているので、このパイロット圧
により、第1流量調整弁6が供給通路3を遮断するが、
リヤホイールシリンダ4のブレーキ液圧は低下してい
ないので、このパイロット圧により、第2流量調整弁7
が供給通路5を遮断することはない。
右前輪PRの車輪速度■、は、デイケイ開始時には制動
トルクが車輪の回転トルクを上回っているので、車輪速
度v、、は低下し続けるが、液圧が所定値以下になると
車輪の回転トルクが制動トルりを上回ることにより、車
輪速度v、、は回復し始める。このとき、ブレーキ液圧
は減圧し続けており、特に、第1図(b)に実線で示す
ように低μ路においては、ブレーキ液圧はほぼ0となる
場合が多い。
トルクが車輪の回転トルクを上回っているので、車輪速
度v、、は低下し続けるが、液圧が所定値以下になると
車輪の回転トルクが制動トルりを上回ることにより、車
輪速度v、、は回復し始める。このとき、ブレーキ液圧
は減圧し続けており、特に、第1図(b)に実線で示す
ように低μ路においては、ブレーキ液圧はほぼ0となる
場合が多い。
そして、車輪速度V、(がかなり回復して車輪スキッド
に関する量から決定される第2しきい値βになると、第
1流路切換弁8がフロントホイールシリンダ2と油室1
aとが連通する位置に切り換えられる。このため、ポン
プ13により還流されたブレーキ液がオリフィス18に
よって流量を制限されながらフロントホイールシリンダ
2へ供給さね 第1図(b)に実線で示すようにフロン
トホイールシリンダ2のブレーキ液圧が再び上昇し、ブ
レーキ力が徐々に大きくなる。
に関する量から決定される第2しきい値βになると、第
1流路切換弁8がフロントホイールシリンダ2と油室1
aとが連通する位置に切り換えられる。このため、ポン
プ13により還流されたブレーキ液がオリフィス18に
よって流量を制限されながらフロントホイールシリンダ
2へ供給さね 第1図(b)に実線で示すようにフロン
トホイールシリンダ2のブレーキ液圧が再び上昇し、ブ
レーキ力が徐々に大きくなる。
このようにして、ブレーキ液圧の減圧・増圧が適宜繰り
返されることにより、アンチスキッドブレーキ制御が行
われる。
返されることにより、アンチスキッドブレーキ制御が行
われる。
左側後輪4、及び第2系統Bの左側前輪FL及び左側後
輪RRがスキッド状態となったときも、前述と同様なア
ンチスキッドブレーキ制御が行われる。
輪RRがスキッド状態となったときも、前述と同様なア
ンチスキッドブレーキ制御が行われる。
ところで、一般に車両制動時におけるブレーキ液圧と消
費液量との関係は第5図に示すような関係となっている
。すなわち、高摩擦係数の路面(高μ路)においては消
費液量の変動幅が小さくかつブレーキ液圧の変動幅が大
きいのに対して、低摩擦係数の路面(低μ路)において
は、ブレーキ液圧の変動幅が小さくかつ消費液量の変動
幅が大きい。このため、低μ路においては液圧変動幅を
小さくしても消費液量が大きいため、第1図(c)に実
線で示すようにブレーキペダル1bの移動量が大きくな
るという問題がある。
費液量との関係は第5図に示すような関係となっている
。すなわち、高摩擦係数の路面(高μ路)においては消
費液量の変動幅が小さくかつブレーキ液圧の変動幅が大
きいのに対して、低摩擦係数の路面(低μ路)において
は、ブレーキ液圧の変動幅が小さくかつ消費液量の変動
幅が大きい。このため、低μ路においては液圧変動幅を
小さくしても消費液量が大きいため、第1図(c)に実
線で示すようにブレーキペダル1bの移動量が大きくな
るという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、アンチスキッドブレーキ制御時にブレ
ーキペダルの移動量をできるだけ小さく抑制することの
できるアンチスキッドブレーキ制御方法を提供すること
である。
て、その目的は、アンチスキッドブレーキ制御時にブレ
ーキペダルの移動量をできるだけ小さく抑制することの
できるアンチスキッドブレーキ制御方法を提供すること
である。
(課題を解決するための手段)
前述の課題を解決するために、請求項1の発明は、制動
時車輪のスキッド状態が検出されたとき、流路切換弁を
切り換えてブレーキシリンダ内のブレーキ液をサンプ装
置に逃がすことによりブレーキシリンダ圧を減圧し、か
つポンプを駆動して前記サンプ装置に貯留されたブレー
キ液をマスタシリンダと前記流路切換弁との間のブレー
キ液通路に圧送還流するとともに、車輪速度が所定量回
復したとき、前記流路切換弁を切り換えることにより前
記ブレーキシリンダ内に前記ポンプからのブレーキ液を
供給してそのブレーキシリンダ圧力を再増圧することを
繰り返し行うアンチスキッドブレーキ制御方法において
、制動車輪の車輪速度が所定車輪速度に回復したとき、
ブレーキ液圧をパルス状に所定回数発生させ、その後ブ
レーキ液圧を再増圧させることを特徴としている。
時車輪のスキッド状態が検出されたとき、流路切換弁を
切り換えてブレーキシリンダ内のブレーキ液をサンプ装
置に逃がすことによりブレーキシリンダ圧を減圧し、か
つポンプを駆動して前記サンプ装置に貯留されたブレー
キ液をマスタシリンダと前記流路切換弁との間のブレー
キ液通路に圧送還流するとともに、車輪速度が所定量回
復したとき、前記流路切換弁を切り換えることにより前
記ブレーキシリンダ内に前記ポンプからのブレーキ液を
供給してそのブレーキシリンダ圧力を再増圧することを
繰り返し行うアンチスキッドブレーキ制御方法において
、制動車輪の車輪速度が所定車輪速度に回復したとき、
ブレーキ液圧をパルス状に所定回数発生させ、その後ブ
レーキ液圧を再増圧させることを特徴としている。
請求項2の発明は、前記車輪が前輪であり、前記所定車
輪速度を車体速度に対する前記前輪速度の落込み量がこ
の落込み量における最大値の95%になったときの前輪
速度に設定していることを特徴としている。
輪速度を車体速度に対する前記前輪速度の落込み量がこ
の落込み量における最大値の95%になったときの前輪
速度に設定していることを特徴としている。
更に請求項3の発明は、前記車輪が後輪であり、前記所
定車輪速度をアンチスキッドブレーキ制御の1サイクル
中の減圧開始時における後輪速度に設定していることを
特徴としている。
定車輪速度をアンチスキッドブレーキ制御の1サイクル
中の減圧開始時における後輪速度に設定していることを
特徴としている。
(作用)
このような構成をした本発明によるアンチスキッドブレ
ーキ制御方法においては、ブレーキ液圧の減圧により制
動車輪の車輪速度が所定車輪速度に回復したとき、ブレ
ーキ液圧をパルス状に所定回数発生させ、その後ブレー
キ液圧を再増圧させるので、ポンプから吐出されるブレ
ーキ液の一部が断続的にブレーキシリンダの方へ送られ
るようになる。したがって、マスタシリンダの方へ送給
されるブレーキ液の量は少なくなり、その結果ブレーキ
ペダルの移動がゆっくりとなるとともに、その移動量が
小さくなる。
ーキ制御方法においては、ブレーキ液圧の減圧により制
動車輪の車輪速度が所定車輪速度に回復したとき、ブレ
ーキ液圧をパルス状に所定回数発生させ、その後ブレー
キ液圧を再増圧させるので、ポンプから吐出されるブレ
ーキ液の一部が断続的にブレーキシリンダの方へ送られ
るようになる。したがって、マスタシリンダの方へ送給
されるブレーキ液の量は少なくなり、その結果ブレーキ
ペダルの移動がゆっくりとなるとともに、その移動量が
小さくなる。
(実施例)
以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明に係るアンチスキッドブレーキ制御方法
を前輪に適用した場合の一実施例を示す図である。なお
、図において破線で示す部分は本実施例の場合を示し、
この破線で示す部分と対応する実線部分は従来から一般
的に行われているアンチスキッドブレーキ制御方法につ
いて示し、破線部分のない実線部分は本実施例および従
来のアンチスキッドブレーキ制御方法について共通部分
である。
を前輪に適用した場合の一実施例を示す図である。なお
、図において破線で示す部分は本実施例の場合を示し、
この破線で示す部分と対応する実線部分は従来から一般
的に行われているアンチスキッドブレーキ制御方法につ
いて示し、破線部分のない実線部分は本実施例および従
来のアンチスキッドブレーキ制御方法について共通部分
である。
本実施例のアンチスキッドブレーキ制御は、第1図(b
)に実線で示すようにブレーキ液圧の減圧により前輪速
度V、、が低下して最大落ち込み地点Pまで達するまで
は、前述の従来がら行われている一般的なアンチスキッ
ドブレーキ制御と同じように行われる。前輪速度V、l
がその最大落込み量Aの95%である落ち込み量Bの第
3しきい値γになったとき、ブレーキ液圧を第1図(b
)に破線で示すように所定回数パルス状に発生させる。
)に実線で示すようにブレーキ液圧の減圧により前輪速
度V、、が低下して最大落ち込み地点Pまで達するまで
は、前述の従来がら行われている一般的なアンチスキッ
ドブレーキ制御と同じように行われる。前輪速度V、l
がその最大落込み量Aの95%である落ち込み量Bの第
3しきい値γになったとき、ブレーキ液圧を第1図(b
)に破線で示すように所定回数パルス状に発生させる。
このパルス状ブレーキ液圧を発生させるタイミング位置
を前輪速度■、がその最大落込み量Aの95%になった
位置に設定した理由は、誤差を考慮して車輪速度が確実
に回復し始めた以後にパルス状ブレーキ液圧を発生させ
るためである。またパルス状ブレーキ液圧は、流路切換
弁11.12の切換をパルス状に行って、ポンプ13に
より還流されたブレーキ液をブレーキシリンダ2.4に
送給することとブレーキシリンダ2,4のブレーキ液を
低圧アキュムレータ10に排出することとを交互に繰り
返すことにより発生させる。その場合のパルス状ブレー
キ液圧の圧力幅は、車輪速度v1の回復に影響を与えな
い範囲に設定されている。
を前輪速度■、がその最大落込み量Aの95%になった
位置に設定した理由は、誤差を考慮して車輪速度が確実
に回復し始めた以後にパルス状ブレーキ液圧を発生させ
るためである。またパルス状ブレーキ液圧は、流路切換
弁11.12の切換をパルス状に行って、ポンプ13に
より還流されたブレーキ液をブレーキシリンダ2.4に
送給することとブレーキシリンダ2,4のブレーキ液を
低圧アキュムレータ10に排出することとを交互に繰り
返すことにより発生させる。その場合のパルス状ブレー
キ液圧の圧力幅は、車輪速度v1の回復に影響を与えな
い範囲に設定されている。
そして、従来の一般的なアンチスキッドブレーキ制御と
同じように車輪速度v1fが第2しきい値βになると、
再びブレーキ液圧が増圧される。以下、次のアンチスキ
ッドブレーキ制御のサイクルでも同様にパルス状ブレー
キ液圧を発生させる制御が行われる。
同じように車輪速度v1fが第2しきい値βになると、
再びブレーキ液圧が増圧される。以下、次のアンチスキ
ッドブレーキ制御のサイクルでも同様にパルス状ブレー
キ液圧を発生させる制御が行われる。
第2図は本発明に係るアンチスキッドブレーキ制御方法
を後輪に適用した場合の一実施例を示す図である。なお
、第1図に示す前輪の場合と同じ部分は同じ符号を付す
ことにする。
を後輪に適用した場合の一実施例を示す図である。なお
、第1図に示す前輪の場合と同じ部分は同じ符号を付す
ことにする。
後輪制動においては、後輪荷重が減少することから車輪
スキッドが起こりやすい。そのために、ブロボーション
ニングバルプ(Pバルブ)により、ある所定の圧力から
ブレーキ液圧の上昇割合を小さくするようにしている。
スキッドが起こりやすい。そのために、ブロボーション
ニングバルプ(Pバルブ)により、ある所定の圧力から
ブレーキ液圧の上昇割合を小さくするようにしている。
しかしながら、制動時後輪スキッドを生じることがある
。したがって、後輪においてもアンチスキッドブレーキ
制御が行われる。
。したがって、後輪においてもアンチスキッドブレーキ
制御が行われる。
すなわち、車両が低μ路上を走行している場合、第2図
(a)に示すように実際の車体速度Vの減速勾配は、計
算上の推定車体速度V′の減速勾配よりもゆるやかにな
る。後輪速度V、、、が第1しきい値αになると、ブレ
ーキ液圧の減圧が開始される。これにより、後輪速度V
′が最大落込み地点Pを過ぎると回復に向かう。その場
合、実際の車体速度Vはそれほど低下しないので、後輪
速度Vの回復はデイケイ開始時の車輪速度まで回復する
場合がある。
(a)に示すように実際の車体速度Vの減速勾配は、計
算上の推定車体速度V′の減速勾配よりもゆるやかにな
る。後輪速度V、、、が第1しきい値αになると、ブレ
ーキ液圧の減圧が開始される。これにより、後輪速度V
′が最大落込み地点Pを過ぎると回復に向かう。その場
合、実際の車体速度Vはそれほど低下しないので、後輪
速度Vの回復はデイケイ開始時の車輪速度まで回復する
場合がある。
したがって、従来の後輪アンチスキッドブレーキ制御に
おいては、第2図(b)に実線で示すように後輪速度V
1、がスリップ率に基づいて決定される第2しきい値β
になるまで液圧状態が続き、その後ブレーキ液圧は再び
増圧される。
おいては、第2図(b)に実線で示すように後輪速度V
1、がスリップ率に基づいて決定される第2しきい値β
になるまで液圧状態が続き、その後ブレーキ液圧は再び
増圧される。
これに対して、本実施例においては、後輪速度V W
rがデイケイ開始時の速度、すなわち第1しきい値αに
おける速度と同一速度まで回復した時点である第4しき
い値δに到達すると、ブレーキ液圧を第2図(b)の破
線で示すように所定のパルス状に発生させる。そして、
後輪速度V。、が第2しきい値βになったとき、ブレー
キ液圧を再び増圧するようにしている。
rがデイケイ開始時の速度、すなわち第1しきい値αに
おける速度と同一速度まで回復した時点である第4しき
い値δに到達すると、ブレーキ液圧を第2図(b)の破
線で示すように所定のパルス状に発生させる。そして、
後輪速度V。、が第2しきい値βになったとき、ブレー
キ液圧を再び増圧するようにしている。
第3図はこのようなブレーキ液圧制御を行うためのフロ
ーを示す図である。
ーを示す図である。
第3図(a)に示すように、デイケイフェーズ中におい
て、まずステップ20で前輪のアンチスキッドブレーキ
制御を行っているが否かを判断し、前輪のアンチスキッ
ドブレーキ制御を行っている場合にはステップ21でそ
の車輪の車輪速度が回復に向かっているか否かを判断す
る。車輪速度が回復に向かっている場合には、ステップ
22でペダルムーブ減少制御のサブルーチンを行う。
て、まずステップ20で前輪のアンチスキッドブレーキ
制御を行っているが否かを判断し、前輪のアンチスキッ
ドブレーキ制御を行っている場合にはステップ21でそ
の車輪の車輪速度が回復に向かっているか否かを判断す
る。車輪速度が回復に向かっている場合には、ステップ
22でペダルムーブ減少制御のサブルーチンを行う。
同図(b)に示すように、ペダルムーブ減少制御のサブ
ルーチンにおいては、ステップ23でペダルムーブ減少
制御が開始さね ステップ24で前輪のアンチスキッド
ブレーキ制御か否がか判断される。前輪のアンチスキッ
ドブレーキ制御である場合には、ステップ25で前輪の
車輪速V・・が最大落込み量Aの95%である第3しき
い値γになったか否かが判断される。前輪の車輪速V。
ルーチンにおいては、ステップ23でペダルムーブ減少
制御が開始さね ステップ24で前輪のアンチスキッド
ブレーキ制御か否がか判断される。前輪のアンチスキッ
ドブレーキ制御である場合には、ステップ25で前輪の
車輪速V・・が最大落込み量Aの95%である第3しき
い値γになったか否かが判断される。前輪の車輪速V。
が第3しきい値γの速度に回復した場合には、ステップ
26でアンチスキッドブレーキ制御が行われている車輪
に対応する流路切換弁に抜き込め信号を所定回数パルス
状に与えて、その車輪のホイールシリンダにパルス状の
ブレーキ液圧を所定回数発生させる。所定回数パルス状
のブレーキ液圧を発生させた後、ペダルムーブ減少制御
のサブルーチンを終了する。
26でアンチスキッドブレーキ制御が行われている車輪
に対応する流路切換弁に抜き込め信号を所定回数パルス
状に与えて、その車輪のホイールシリンダにパルス状の
ブレーキ液圧を所定回数発生させる。所定回数パルス状
のブレーキ液圧を発生させた後、ペダルムーブ減少制御
のサブルーチンを終了する。
ステップ24で前輪のアンチスキッドブレーキ制御でな
いと判断された場合には、後輪のアンチスキッドブレー
キ制御が行われていることになる。
いと判断された場合には、後輪のアンチスキッドブレー
キ制御が行われていることになる。
そこで、ステップ27でアンチスキッドブレーキ制御が
行われている後輪の車輪速度V v rが、減圧(デイ
ケイ)開始の車輪速である第4しきい値δまで回復した
か否かを判断する。その車輪速度V1.がデイケイ開始
の車輪速まで回復した場合には、前述のステップ26以
降の処理を行う。車輪速度V、がデイケイ開始の車輪速
まで回復していない場合には、パルス状のブレーキ液圧
を発生させることなく、そのままペダルムーブ減少制御
のサブルーチンを終了する。
行われている後輪の車輪速度V v rが、減圧(デイ
ケイ)開始の車輪速である第4しきい値δまで回復した
か否かを判断する。その車輪速度V1.がデイケイ開始
の車輪速まで回復した場合には、前述のステップ26以
降の処理を行う。車輪速度V、がデイケイ開始の車輪速
まで回復していない場合には、パルス状のブレーキ液圧
を発生させることなく、そのままペダルムーブ減少制御
のサブルーチンを終了する。
一方、ステップ21で前輪の車輪速度V1fが回復に向
かっていない場合には、ステップ28で例えば第1図で
実線に示す従来から行われている通常のアンチスキッド
ブレーキ制御のサブルーチンを行う。この通常のアンチ
スキッドブレーキ制御のサブルーチンのフローは従来公
知のものでよいので省略する。
かっていない場合には、ステップ28で例えば第1図で
実線に示す従来から行われている通常のアンチスキッド
ブレーキ制御のサブルーチンを行う。この通常のアンチ
スキッドブレーキ制御のサブルーチンのフローは従来公
知のものでよいので省略する。
更に、ステップ20で前輪のアンチスキッドブレーキ制
御ではない場合には、後輪のアンチスキッドブレーキ制
御が行われていることになる。この場合には、ステップ
29で車両の走行路面が低μ路であるか否かを判断する
。走行路面が低μ路である場合には前述のステップ21
以降の処理を行い、また走行路面が低μ路でない場合に
は、前述のステップ28以降の処理を行う。
御ではない場合には、後輪のアンチスキッドブレーキ制
御が行われていることになる。この場合には、ステップ
29で車両の走行路面が低μ路であるか否かを判断する
。走行路面が低μ路である場合には前述のステップ21
以降の処理を行い、また走行路面が低μ路でない場合に
は、前述のステップ28以降の処理を行う。
このような構成をした本実施例のアンチスキッドブレー
キ制御方法においては、前輪速度v、「が第3しきい値
γになったとき、あるいは後輪速度v1が第4しきい値
δになったときパルス状のブレーキ液圧が所定回数発生
するが、このときポンプ13から吐出されるブレーキ液
の一部はホイールシリンダに送給されるようになるので
、ブレーキペダル1bのストロークは第1図(C)およ
び第2図(C)に破線で示すストロークのようになる。
キ制御方法においては、前輪速度v、「が第3しきい値
γになったとき、あるいは後輪速度v1が第4しきい値
δになったときパルス状のブレーキ液圧が所定回数発生
するが、このときポンプ13から吐出されるブレーキ液
の一部はホイールシリンダに送給されるようになるので
、ブレーキペダル1bのストロークは第1図(C)およ
び第2図(C)に破線で示すストロークのようになる。
したがって、本実施例におけるペダルストロークは同図
(C)に実線で示す従来のアンチスキッドブレーキ制御
におけるペダルストロークよりもペダルムーブが少なく
なる。その場合、第5図に示すようにブレーキ液圧に影
響の小さい低圧域テハルス状のブレーキ液圧を発生させ
ているので、アンチスキッドブレーキ制御の性能に影響
を与えることはなく、しかもペダル移動量が少なくなる
。
(C)に実線で示す従来のアンチスキッドブレーキ制御
におけるペダルストロークよりもペダルムーブが少なく
なる。その場合、第5図に示すようにブレーキ液圧に影
響の小さい低圧域テハルス状のブレーキ液圧を発生させ
ているので、アンチスキッドブレーキ制御の性能に影響
を与えることはなく、しかもペダル移動量が少なくなる
。
(発明の効果)
以上の説明から明らかなように、本発明によるアンチス
キッドブレーキ制御方法においては、車輪速度の回復時
に液圧をパルス状に発生させているので、低μ路におい
てもブレーキペダルをゆっくりと移動させることができ
るとともに、ペダル移動量を小さくすることができる。
キッドブレーキ制御方法においては、車輪速度の回復時
に液圧をパルス状に発生させているので、低μ路におい
てもブレーキペダルをゆっくりと移動させることができ
るとともに、ペダル移動量を小さくすることができる。
したがって、良好なペダルフィーリングを得ることがで
きるようになる。
きるようになる。
第1図は本発明によるアンチスキッドブレーキ制御方法
の前輪における一実施例および従来のアンチスキッドブ
レーキ制御方法の前輪における一例を示し、 (a)は
車体速度と前輪速度との相対的な関係を示す図、 (b
)はブレーキ液圧を示す図、 (C)はブレーキペダル
のストロークを示す図、第2図は後輪における第1図と
同様のアンチスキッドブレーキ制御を示し、 (a)は
車体速度と後輪速度との相対的な関係を示す図、 (b
)はブレーキ液圧を示す図、 (C)はブレーキペダル
のストロークを示す図、第3図はこの実施例のアンチス
キッドブレーキ制御を行うためのフローを示し、 (a
)はメイン制御のフローを示す図、 (b)はペダルム
ーブ減少制御のフローを示す図、第4図はこの実施例が
適用されるアンチスキッドブレーキ制御システムを示す
図、第5図は各路面状況におけるブレーキ液圧と消費駅
量との関係を示す図である。 1・・・タンデムマスタシリンダ、1b・・・ブレーキ
ペダル、2・・・フロントホイールシリンダ、3.5・
・・ブレーキ液供給通路、 4・・・リヤホイールシリ
ンダ、8゜ 9・・・流路切換弁、 10・・・低圧アキュムレータ (サンプ装置)、 1・・・ピストンポンプ
の前輪における一実施例および従来のアンチスキッドブ
レーキ制御方法の前輪における一例を示し、 (a)は
車体速度と前輪速度との相対的な関係を示す図、 (b
)はブレーキ液圧を示す図、 (C)はブレーキペダル
のストロークを示す図、第2図は後輪における第1図と
同様のアンチスキッドブレーキ制御を示し、 (a)は
車体速度と後輪速度との相対的な関係を示す図、 (b
)はブレーキ液圧を示す図、 (C)はブレーキペダル
のストロークを示す図、第3図はこの実施例のアンチス
キッドブレーキ制御を行うためのフローを示し、 (a
)はメイン制御のフローを示す図、 (b)はペダルム
ーブ減少制御のフローを示す図、第4図はこの実施例が
適用されるアンチスキッドブレーキ制御システムを示す
図、第5図は各路面状況におけるブレーキ液圧と消費駅
量との関係を示す図である。 1・・・タンデムマスタシリンダ、1b・・・ブレーキ
ペダル、2・・・フロントホイールシリンダ、3.5・
・・ブレーキ液供給通路、 4・・・リヤホイールシリ
ンダ、8゜ 9・・・流路切換弁、 10・・・低圧アキュムレータ (サンプ装置)、 1・・・ピストンポンプ
Claims (3)
- (1)制動時車輪のスキッド状態が検出されたとき、流
路切換弁を切り換えてブレーキシリンダ内のブレーキ液
をサンプ装置に逃がすことによりブレーキシリンダ圧を
減圧し、かつポンプを駆動して前記サンプ装置に貯留さ
れたブレーキ液をマスタシリンダと前記流路切換弁との
間のブレーキ液通路に圧送還流するとともに、車輪速度
が所定量回復したとき、前記流路切換弁を切り換え前記
ブレーキシリンダ内に前記ポンプにより還流されたブレ
ーキ液を供給してそのブレーキシリンダ圧力を再増圧す
ることを繰り返し行うアンチスキッドブレーキ制御方法
において、 制動車輪の車輪速度が所定車輪速度に回復したとき、ブ
レーキ液圧を所定パルス状に発生させ、その後ブレーキ
液圧を再増圧させるとを特徴とするアンチスキッドブレ
ーキ制御方法。 - (2)前記車輪は前輪であり、前記所定車輪速度は車体
速度に対する前記前輪速度の落込み量がこの落込み量に
おける最大値の95%になったときの前輪速度に設定さ
れていることを特徴とする請求項1記載のアンチスキッ
ドブレーキ制御方法。 - (3)前記車輪は後輪であり、前記所定車輪速度はアン
チスキッドブレーキ制御の1サイクル中の減圧開始時に
おける後輪速度に設定されていることを特徴とする請求
項1記載のアンチスキッドブレーキ制御方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2270895A JP3016436B2 (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | アンチスキッドブレーキ制御方法 |
US07/765,761 US5178440A (en) | 1990-10-09 | 1991-09-26 | Antiskid brake control method |
FR9112366A FR2667557B1 (fr) | 1990-10-09 | 1991-10-08 | Procede de commande de freinage antiblocage. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2270895A JP3016436B2 (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | アンチスキッドブレーキ制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04146861A true JPH04146861A (ja) | 1992-05-20 |
JP3016436B2 JP3016436B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=17492471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2270895A Expired - Lifetime JP3016436B2 (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | アンチスキッドブレーキ制御方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5178440A (ja) |
JP (1) | JP3016436B2 (ja) |
FR (1) | FR2667557B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4215280A1 (de) * | 1992-05-09 | 1993-11-11 | Teves Gmbh Alfred | Hydraulische Bremsanlage mit Schlupfregelung |
US5346293A (en) * | 1992-07-17 | 1994-09-13 | Jidosha Kiki Co., Ltd. | Method for anti-skid brake control |
US5613744A (en) * | 1995-05-24 | 1997-03-25 | Allied Signal, Inc. | Incipient brake fade detection for traction control systems |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1914765C2 (de) * | 1969-03-22 | 1982-11-11 | Teldix Gmbh, 6900 Heidelberg | Elektrische Steueranlage für ein blockiergeschützte Fahrzeugbremsanlage |
US3936096A (en) * | 1972-01-03 | 1976-02-03 | Rockwell International Corporation | Axle assembly |
DE2625502C2 (de) * | 1976-06-05 | 1984-11-15 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Blockierschutzeinrichtung |
DE2717383C2 (de) * | 1977-04-20 | 1982-05-13 | Wabco Fahrzeugbremsen Gmbh, 3000 Hannover | Schaltungsanordnung zur Regelung des Bremsdruckes in der Einsteuerphase bei blockiergeschützten Fahrzeugbremsanlagen |
US4111497A (en) * | 1977-06-16 | 1978-09-05 | The Bendix Corporation | Pressure command generator with initial condition logic for adaptive braking system |
JPS6099752A (ja) * | 1983-11-04 | 1985-06-03 | Nippon Denso Co Ltd | アンチスキツド装置用液圧制御装置 |
JP2544911B2 (ja) * | 1986-05-09 | 1996-10-16 | 曙ブレーキ工業株式会社 | アンチスキツド制御方法 |
JPS63312258A (ja) * | 1987-03-07 | 1988-12-20 | Nippon Ee B S Kk | アンチスキツドブレ−キ装置 |
JPH0775977B2 (ja) * | 1987-04-23 | 1995-08-16 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用ブレ−キのアンチロツク制御方法 |
JP2548748B2 (ja) * | 1987-10-27 | 1996-10-30 | アイシン精機株式会社 | アンチスキッド制御装置 |
GB8802091D0 (en) * | 1988-01-30 | 1988-02-24 | Lucas Ind Plc | Improvements in hydraulic anti-lock braking systems for vehicles |
DE3805270A1 (de) * | 1988-02-19 | 1989-08-31 | Lucas Ind Plc | Verfahren zum regeln des bremsdruckes in einer blockiergeschuetzten fahrzeugbremsanlage |
DE3814045C2 (de) * | 1988-04-26 | 1996-08-08 | Teves Gmbh Alfred | Schlupfgeregelte hydraulische Bremsanlage |
JP2649696B2 (ja) * | 1988-05-26 | 1997-09-03 | 曙ブレーキ工業株式会社 | 車両のトラクション制御方法 |
US5026127A (en) * | 1988-09-05 | 1991-06-25 | Nippon A.B.S., Ltd. | Fluid pressure brake control apparatus for a vehicle |
US4881784A (en) * | 1989-02-03 | 1989-11-21 | General Motors Corporation | ABS pressure apply algorithm |
DE3903180C2 (de) * | 1989-02-03 | 2001-12-13 | Continental Teves Ag & Co Ohg | Schaltungsanordnung für eine Bremsanlage mit Blockierschutzregelung |
JPH02310165A (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-25 | Mitsubishi Electric Corp | アンチスキット制御装置 |
-
1990
- 1990-10-09 JP JP2270895A patent/JP3016436B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-09-26 US US07/765,761 patent/US5178440A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-10-08 FR FR9112366A patent/FR2667557B1/fr not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5178440A (en) | 1993-01-12 |
FR2667557A1 (fr) | 1992-04-10 |
JP3016436B2 (ja) | 2000-03-06 |
FR2667557B1 (fr) | 1994-02-18 |
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