JPH04145041A - 含フッ素グリセリン誘導体 - Google Patents

含フッ素グリセリン誘導体

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JPH04145041A
JPH04145041A JP26884290A JP26884290A JPH04145041A JP H04145041 A JPH04145041 A JP H04145041A JP 26884290 A JP26884290 A JP 26884290A JP 26884290 A JP26884290 A JP 26884290A JP H04145041 A JPH04145041 A JP H04145041A
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fluorine
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Hideyuki Tomota
英幸 友田
Mitsunori Nakagawa
中川 満則
Hiroaki Tsukushi
筑紫 寛明
Masaaki Yamamoto
雅昭 山本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、持続的な効果を発揮する表面改質剤等とし
て有用な新規な含フツ素グリセリン誘導体に関する。
従来の技術 従来から、含フッ素基を有する表面改質剤はポリマー、
特にフッ素系ポリマーの分散を目的として各種の塗料、
インク、レベリング剤および防曇防霧剤等に利用されて
いる。
しかしながら、従来のフッ素系表面改質剤においては、
界面活性基の官能度が低いために、効果の持続性が劣る
という問題があり、その改良が要請されている。
発明が解決しようとする課題 この発明は、持続的な効果を発揮する表面改質剤等とし
て有用な含フツ素化合物を提供するためになされたもの
である。
課題を解決するための手段 即ちこの発明は、一般式(I): 0(AO)ms+nRs+n O(AO)mtRtR3
(八〇)m30−JC7−cHtcHcHto−÷−C
HtCHCHt−0(AO)m、R。
(式中、AOはオキシエチレン基および/またはオキシ
プロピレン基を示し、R1〜Rs + nのうち少なく
とも1つは含フッ素基C6F1.−1C,F、7または
C11Fl、o−C6H4・CO−を示して残りは水素
原子を示し、ffl++m!+・・・ m3+nはO〜
30の数を示し、nはOまたは1〜9の数を示す)で表
わされる含フツ素グリセリン誘導体に関する。
一般式(1)において、Aoはオキシエチレン基および
/またはオキシプロピレン基を示し、R0〜R3+nの
うち少なくとも1つは下記の含フッ素基を示して残りは
水素原子を示す: C,F、、−1c、F、、oまたはC,F、、O−C,
H。
・CO この場合、C,F、、−またはC,F、7−としてはへ
キサフルオロプロペンのダイマーまたはトリマーから誘
導される残基、例えば次の構造を有する残基か例示され
る: また、一般式(1)において、+11++l1lt”’
+l113+nは0〜30、好ましくは5〜20の数を
示し、nは0または1〜9、好ましくはO〜5の数を示
す。
一般式(I)で表わされる含フツ素グリセリン誘導体は
、例えば、下記の一般式(ビ)で表わされるグリセリン
類にアルキレンオキントを付加させ、該付加物の末端の
活性水素を上記の含フッ素基て置換することによって製
造される: OH0H HO+CH,CHCH,O→−CH,CHCH,−0)
1    (1’)(式中、nは前記と同意義である) この場合、該付加物の末端の活性水素の含フッ素基によ
る置換率を適宜選定することによって、含フツ素グリセ
リン誘導体の特性を調整することができる。
一般式(1)で表わされる含フツ素グリセリン誘導体の
製法は特に限定的ではないが、好適な製法は、グリセリ
ン、ジグリセリン、トリグリセリン等またはこれらの任
意の混合物にエチレンオキシドおよび/またはプロピレ
ンオキシドを付加させ、該付加物にヘキサフルオロプロ
ペンのダイマーもしくはトリマーまたはp−ペルフルオ
ロノネニルオキシ安息香酸もしくはその酸クロリドを反
応させる方法である。
該付加物とへキサフルオロプロペンのダイマーもしくは
トリマーとの反応は非水極性溶媒中において、塩基性触
媒の存在下で0〜50’Cの温度でおこなうのが一般的
である。
非水極性溶媒としては、アセトニトリル、N。
N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトア
ミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、
ジエチルエーテル、ジオキサンおよびテトラヒドロフラ
ン等が例示されるが、アセトニトリル、N、N−ジメチ
ルホルムアミドおよびN、N−ジメチルアセトアミドが
好適である。
塩基性触媒としては、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、
トリエチルアミン、トリメチルアミンおよびN、N−ジ
メチルアニリン等か例示されるが、炭酸カリウムおよび
トリエチルアミンか好適である。
また、上記付加物とp−ペルフルオロノネニルオキシ安
息香酸との反応は、例えば酸触媒(塩酸、硝酸、I)−
トルエンスルホン酸等)の存在下で50〜150°Cの
温度でおこなうのが一般的である。
さらに、上記付加物とp−ペルフルオロノネニルオキシ
安息香酸の酸クロリドとの反応は例えば塩基性反応促進
剤(トリエチルアミン、ピリジン等)の存在下、0〜5
0’Cの温度でおこなってもよ(、あるいは反応促進剤
を使用せずに、50〜150’Cの温度でおこなっても
よい。
実施例 以下、本発明を実施例によって説明する。
実施例1 以下の表−1に示す処方に従い、次の手順によって下記
の化合物(Ia)を調製した。
温度計、冷却管および滴下漏斗を備えた4つロフラスコ
(1000m12)内に化合物(1)104.7g(0
,1モル)、炭酸カリウム55.2g(0,4モル)お
よびアセトニトリル400社を入れ、ヘキサフルオロプ
ロペントリマーC,F、、  180g(0,4モル)
を約30分間かけて徐々に滴下し、滴下終了後、室温で
攪拌をさらに約12時間続行した。
反応混合物から炭酸カリウムを濾別し、溶媒をエバポレ
ーターを用いて留去させることによって、化合物(I 
a)を226g得た(収率82%)。
化合物(Ia)の物性を以下の表−2に示す。
CH、−0(CH、CH、○)5C9F、。
鳴 CH−0(CH,CH,0)5C1lF 、7□  H2 □ ○ □ CH2−0(CH,CH,O)、C,F。
(たたし、+CH2CH、O→「の5は平均値を示す。
) 実施例2〜5 以下の表−1に示す処方に従い、実施例1の手順に準拠
して、下記の化合物(Ib)〜(Ie)を調製した。
化合物(Ib)〜(I e)の物性を以下の表−2にボ
す。
CB7 CH−0−(C)12cHzo) IocsF 1?C
H3−0(CH,CB、O) 、OCJ、?+C)l、
CH,O→T「中のlO は平均値を示すの (]b) Cn。
CH2 CH−0(CHtCHtO) IoA CH,−0(C)ltc)1.0) 、、A+C)1.
CH,O→T「中の10 は平均値を示す。
(Ic) CH2−0(CH2Cl、O)、5C,F、、 C)+
20(CHffiCH20)8C,旧。
CH−0(CH2CH20)、6C,F、7  CH−
0(CH2CH20)、C,H,7CHx      
    Cl、−0(Cl、CH,O)、C,)I、7
CH2 CI(−0(CI(、C)1.0) 、 、C,F 、
 ?CL−0(CLCH−0) 1sCsF 1?+C
H2CH,O→T「中の15  +CB2CH,O→r
中の8は平均値を示す。)    は平均値を示す。
(I b)           (I c)実施例6 温度計、冷却管および滴下漏斗を備えた4つロフラスコ
(500mの内に化合物(2) 19.28g(0,0
1モル)、トリエチルアミン4.04g(0,04モル
)およびクロロホルム20On++2を入れ、C,F2
O・ C,H,・ COCρ2 1.8 6g(0,0
4モル)をクロロホルム50mgに溶解させた溶液を約
30分間かけて徐々に滴下し、滴下終了後、攪拌をさら
に約3時間続行した。
反応混合物から析出したトリエチルアミン塩酸塩を濾別
し、濾液を約200−の水を用いる水洗処理に2回付し
た後、有機相を分取した。該有機相を無水硫酸マグネシ
ウムを用いて乾燥し、濾過処理に付した後、濾液をエバ
ポレーターを用いて濃縮することによって、下記の化合
物(If)を39g得た(収率:98%)。
化合物(If)の物性を以下の表−2に示す。
CH。
+CH、CH、O→「の10は平均値を示す。
(If) 発明の効果 本発明による含フツ素グリセリン誘導体は、多官能性の
高機能含フッ素基を有するので、多様な特性、例えば防
汚性、耐候性、防曇防霧性、耐薬品性、難燃性等を持続
的に発揮する。従って、該グリセリン誘導体はポリマー
、特にフッ素系ポリマーの表面改質剤、防曇防霧剤、レ
ベリング剤等として特に有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式:( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、AOはオキシエチレン基および/またはオキシ
    プロピレン基を示し、R_1〜R_3+nのうち少なく
    とも1つは含フッ素基C_6F_1_1−、C_9F_
    1_7−またはC_9F_1_7O・C_6H_4・C
    O−を示して残りは水素原子を示し、m_1、m_2、
    ・・・m_3+nは0〜30の数を示し、nは0または
    1〜9の数を示す)で表わされる含フッ素グリセリン誘
    導体。
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