JPH04144916A - 酸化物超電導体及びその製造法 - Google Patents

酸化物超電導体及びその製造法

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JPH04144916A
JPH04144916A JP2266122A JP26612290A JPH04144916A JP H04144916 A JPH04144916 A JP H04144916A JP 2266122 A JP2266122 A JP 2266122A JP 26612290 A JP26612290 A JP 26612290A JP H04144916 A JPH04144916 A JP H04144916A
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JP
Japan
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thallium
oxide superconductor
calcium
phase
strontium
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JP2266122A
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English (en)
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Toranosuke Ashizawa
寅之助 芦沢
Shuichiro Shimoda
下田 修一郎
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

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  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は酸化物超電導体及びその製造法に関する。
(従来の技術) タリウム、バリウム、ストロンチウム、カルシウム及び
銅を主成分とするTl−Ba−Ca−Cu−0系の酸化
物超電導体は、120に程度の臨界温度c以下像ero
とする)を有することが、1988年にアーカンソー大
学のシュン(Sheng )うK ヨって発見された。
その後、  Baの一部をSrで置換したTl −Ba
 −8r−Ca−Cu−0系の酸化物超電導体も120
に程度の耳eroを有することが確認され友。
上記の酸化物超電導体をまとめてTl (Ba、5r)
−Ca −Cu −0系と表現し次場合、このTl  
(Ba。
5r)−Ca−Cu−0系で最もTぎ0が高くなるのは
Tlz (Ba、 Sr )2CaICu30yで示さ
れる2223相の酸化物超電導体である。
従来e Tl!(Ba、 5r)−Ca−Cu−0系の
酸化物超電導体を合成するKFi、全ての原料を同時に
混合するか又は(Ba、 Sr)−Ca−Cm−0+ 
(Ba、5r)−Cu−0,Ca−0,Cu−0等の化
合物と’r/化合物とを混合し、これ′fr:800〜
900℃程度の温度で焼成することが一般に知られてい
る。
またTl−(Ba、 5r)−Ca−Cu−0系の酸化
物超電導体に、焼成によシタリウムが蒸発し、その含有
量が減少することが知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら従来は、2223相の酸化物超電導体を得
るための組成がタリウムの減少によりTlz (Ba、
 Sr It Ca2 Cu30yからずれる可能性が
あるに本かかわらず、それがどの程度であるか、また組
成のずれと超電導特性との関連Ii明らかにされていな
い。従ってTI!2 (Ba、 5r)2cazcu3
0yの組成になるように原料を配合し2合成してもタリ
ウムの蒸発が激しいとタリウム量の少ないTI!1(B
a。
5r)zca2cusOyで示される1223相やTi
t I B a 。
5r)zca3cu40y テ示される1234相が生
成し。
これらの1223相や1234相は、2223相よりも
耳e rOが低いという欠点がある。
本発明はTHeroの高い2223相を多く含み。
かつ超電導特性の改善された酸化物超電導体及びその製
造法を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明はタリウム、バリウム、ストロンチウム。
カルシウム及び銅を主成分とし。
一般式T/L4−uBaA8rBCa、)Cu30y 
(ただしA=1.4〜1.9. B=1.0以下、A+
B=1.6〜z2゜C= 1.8〜14.数字は原子比
を表わす)で示される組成からなる酸化物超電導体及び
上記の組成となるようにタリウム、バリウム、ストロン
チウム、カルシウム及び銅を含む各原料を秤量し、つい
で混合した後焼成する酸化物超電導体の製造法に関する
本発明において出発原料となるタリウム、バリウム、ス
トロンチウム、カルシウム及び銅を含む原料については
特に制限はないが1例えば酸化物。
炭酸塩、硝酸塩、蓚酸塩、アルコキシド等の1種又i2
m以上が用いられる。
一般式TIL4−LBBaASrB Ca(I Cu3
0yにおいて、タリウムは原子比で1,4〜1.8の範
囲とされ、この範囲外でti2212相又は1223相
が多量に生成し、2223相の生成量が少なくなる。
Aは原子比で1.4〜1.9の範囲とされ、この範囲外
では1223相や超電導性を示さない相が生成する。
BH原子比で1.0以下とされ、1.0を越えるとTo
  が低下し2223相の生成量が少なくなる。
A+Bは原子比で1.6〜22の範囲とされ、この範囲
外では超電導性を示さない相か生成する。
Cは原子比でL8〜z4の範囲とされ、1.8未満であ
ると2223相の生成量が少なくなり、 14を越える
と超電導性を示さない相が生成する。
ロンチウム、カルシウム及び銅の量及亨これらの、〜 各金属元素の酸化状態によって定まる。しかし酸化状態
を厳密にそして精度よく測定することかできないためy
で表わされる。
上記の出発原料の混合方法については特に制限はないが
1例えば9合成樹脂製のボールミル内に合成樹脂で被覆
し次ボール、エタノール等の溶媒及び出発原料を充てん
し、湿式混合する方法、溶媒中に出発原料を溶解した後
に、共沈生成物を得る共沈法、アルコキシドなどの原料
を加水分解させてゾルを作失し、これをゲル化させるゾ
ル−ゲル法、出発原料をらいかい機などにより乾式混合
する方法等を用いることができる。
本発明では混合した後必要に応じ仮焼を行うが。
その仮焼条件において、仮焼温度及び時間は各原料の配
合割合などKより適宜選定される。また仮焼雰囲気は、
大気中、酸素雰囲気中、真空中、還元雰囲気中等で仮焼
することができ%に制限はない。
焼成条件において、焼成温度は各原料の配合割合、混合
方法、仮焼方法等により適宜選定される。
ま次焼成雰囲気は、大気中、空気気流中、低酸素圧雰囲
気中で焼成することが好ましい。
(実施例) 以下本発明の詳細な説明する。
実施例1 バリウム、ストロンチウム、カルシウム及ヒ銅の比率が
原子比で第1表に示す組成になるように酸化バリウム(
高純度化学研究所友、純度99チ)。
酸化ストロンチウム(高M度化学研究所a、M度99%
)、酸化カルシウム(高純度化学研究所友。
純度99%)及び酸化第二銅(高純度化学研究所製、純
度99.9%)を秤量し、出発原料とし念。
この後肢出発原料をらいかい機を用いて30分分間式混
合した。得られた混合粉末を電気炉を用いて大気中で9
00℃で10時間仮焼し、ついてらいかい機を用いて3
0分間粉砕して仮焼粉末と゛した。
次に上記の仮焼粉末に酸化第二タリウム(高純度化学研
究所製、純度99.91を原子比で第1表に示す組成(
割合)になるように秤量して、めのう乳鉢で30分分間
式混合し、超電導体用原料を得た。得られた超電導体用
原料を100 MPaの圧力でプレス成形し、直径が2
0nmで淳さが2++waの成形体とした。この成形体
をふた付きのアルミナ容器に入れ、大気千で、かつ、第
1表に示す条件で焼成してタリウム系の酸化物超電導体
を得た。
次に上記で得几タリウム系の酸化物超電導体の一部を長
さ15nmX幅II!I11×厚さ1■の直方体に加工
し、四端子法で電気抵抗の温度変化を測定しTぎ0を求
めた。
一方上記のタリウム系の酸化物超電導体の残りの一部を
めのう乳鉢で粉砕し、タリウム系の酸化物超電導体粉末
とした。このタリウム系の酸化物超電導体粉末のX線回
折パターンを測定し結晶相を同定し、ま次上記の粉末の
交流帯磁率を100Hz、4X10−5Tの磁場中で測
定し帯磁率の変化量から超電導体含有率を求めた。さら
に上記のタリウム系の酸化物超電導体粉末の組成を高周
波誘導結合プラズマ発光分光分析(以下JCPとする)
によシ求めた。これらの測定結果を第1表に示す。
なお第1表において超電導体含有率は110にでの値を
示す。
第1表から本発明の実施例になる酸化物超電導体は、超
電導体含有率が高く、かつTぎ0の高い2223相を多
く含有することが示さ扛る。これに対し本発FIAK含
首れない酸化物超電導体は、超電導体含有率が低く、か
つT;eroの低い2223相以外の異相を多量に含有
することが示される。
実施例2 バリウム、ストロンチウム、カルシウム及ヒ銅の比率が
原子比で第2表に示す組成になるように実施例1と同様
の原料を用いて秤量し、出発原料とし几。以下実施例1
と同様の工程を経て仮焼粉末とした。
次に上記の仮焼粉末に実施例1と同様の酸化第二タリウ
ムを原子比で第2表に示す組成になるように秤量し、以
下実施例1と同様の工程を経てタリウム系の酸化物超電
導体を得、ざら廻実施例1と同様の方法で特性を評価し
友。この結果を第2表に示す。
第2表から本発明の実施例になる酸化物超電導体は、超
電導体含有率が高く、かつTぎ0の高い2223相を多
く含有することが示される。これに対し本発明に含まれ
ない酸化物超電導体は、超電導体含有率が低く、かつT
ぎ0の低い2223相以外の異相を多量に含有すること
が示される。
(発明の効果) 本発明になる酸化物超電導体は、超電導体含有率が高く
、かつT:eroの高い2223相を多く含有し、工業
的に極めて好適な酸化物超電導体である。
代理人 弁理士 若 林 邦 ト 手続補正書帽発) 平成3年 1月29 日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、タリウム、バリウム、ストロンチウム、カルシウム
    及び銅を主成分とし、 一般式Tl_1_._4_〜_1_._8Ba_ASr
    _BCa_CCU_3Oy(ただしA=1.4〜1.9
    、B=1.0以下、A+B=1.6〜2.2、C=1.
    8〜2.4、数字は原子比を表わす)で示される組成か
    らなる酸化物超電導体。 2、請求項1記載の組成となるようにタリウム、バリウ
    ム、ストロンチウム、カルシウム及び銅を含む各原料を
    秤量し、ついで混合した後焼成することを特徴とする酸
    化物超電導体の製造法。
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