JPH0414345Y2 - - Google Patents

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JPH0414345Y2
JPH0414345Y2 JP12944189U JP12944189U JPH0414345Y2 JP H0414345 Y2 JPH0414345 Y2 JP H0414345Y2 JP 12944189 U JP12944189 U JP 12944189U JP 12944189 U JP12944189 U JP 12944189U JP H0414345 Y2 JPH0414345 Y2 JP H0414345Y2
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plate
carrying
lid flap
fold line
flap
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、梱包した状態で提げ手を形成する
ことができる包装箱に関する。
〔従来の技術〕
例えば、家電製品の包装箱には、購入者が持ち
帰り易いよいにするため、第7図に示すように、
蓋フラツプの一部で提げ手を形成するようにした
もの(実公昭49−3788号公報)がよく用いられて
いる。
この包装箱は、折り重なつて包装箱の口を閉塞
する上蓋フラツプcと下蓋フラツプgとが、それ
ぞれ対向する側壁aの上端縁に連設されている。
前記下蓋フラツプgは二分割された閉塞板hと、
この閉塞板h間に連設され、かつ折目線jで二つ
折りされる提げ手板iとから成り、この提げ手板
iには、二つ折りされたときの対向面にそれぞれ
提げ手穴kが設けられている。また、前記上蓋フ
ラツプcには、二つ折りされた前記提げ手板iを
通すためのスリツトdが設けられている。
このように構成された包装箱は、第8図に示す
ように、下蓋フラツプgを折目線jで折り曲げて
その先端側を内容物と側壁aとの間に差し込み、
その上から上蓋フラツプcを折り重ね、舌片eを
下蓋フラツプgのスリツトlに差し込むと共に、
側壁aから閉塞板hにわたる領域を切り込んで形
成した舌片mの先端部を前記舌片eのスリツトf
に差し込んで梱包する。
また、このように梱包された状態から提げ手を
形成する際は、第9図に示すように、上蓋フラツ
プcを開けて差し込まれた下蓋フラツプgを引き
出した後、提げ手板iを折目線jで二つ折りにす
ると共に閉塞板h同士を引き寄せて提げ手板iを
起立させ、第10図に示すように、提げ手板iを
スリツトdに通して上蓋フラツプcを折り重ね、
梱包時と同様に各舌片e,mをスリツトl,fに
差し込む。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述したような包装箱は、提げ手を形成するこ
とができるので商品の持ち帰りには便利である。
しかしながら、提げ手を形成する際、いちいち上
蓋フラツプを開け閉めしなければならないので手
間がかかるという欠点がある。
そこで、この考案の課題は、この種の包装箱を
より使い易くするため、梱包状態のまま提げ手を
形成することができるように包装箱を改良するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため、この考案は、対向
一対の側壁と対向一対の端壁とで形成された胴部
に底壁を設け、前記側壁の一方の上端縁には折目
線を介して下蓋フラツプを連設し、前記側壁の他
方の上端縁には折目線を介して前記胴部の上面開
口を閉塞する上蓋フラツプを連設し、前記下蓋フ
ラツプには前記折目線に平行な折目線で裏面側に
折り返される提げ手板を折目線を介して連設し、
前記提げ手板の先端端には、提げ手板の裏面に折
り返され、かつ提げ手板の両端部から張り出す掛
止板を折目線を介して連設し、前記提げ手板に
は、提げ手板を折り返して下蓋フラツプから立ち
上げた時の対向面にそれぞれ提げ手穴を形成し、
前記上蓋フラツプには折り返された掛止板の提げ
手板からの張り出し部が掛止される提げ手板の立
ち上げ穴を設け、前記掛止板を提げ手板の裏面に
折り返し、提げ手板を広げたまま上蓋フラツプを
折り重ねるようにした段ボール等の厚紙によつて
形成された包装箱を提供したのである。
〔作用〕
以上のように構成された包装箱を梱包した状態
で、上蓋フラツプの立ち上げ穴から提げ手板を引
き上げると、提げ手板の両側に張り出した掛止板
が立ち上げ穴の両側の上蓋フラツプに掛止された
状態で手前にスライドし、提げ手板のみが折目線
で裏面側に折り返されながら立ち上がり、提げ手
が完成する。
〔実施例〕
以下、実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図に示すように、この包装箱は対向一対の
側壁10と対向一対の端壁20とで胴部が形成さ
れ、この胴部の下端縁に連設されたフラツプで底
壁30が形成されている。また、前記側壁10の
上端縁にはそれぞれ折目線91,92を介して上
フラツプ40と下蓋フラツプ50とが連設され、
前記端壁20の上端縁には折目線93を介して図
のようなL字型のフラツプ60が連設されてい
る。
前記下蓋フラツプ50は、その幅方向中央部が
先端側から切り込まれており、その切り込み部分
に折目線94を介して前記折目線92と平行な折
目線71で折り返される提げ手板70が連設され
ている。この提げ手板70には、折目線71で折
り返して前記下蓋フラツプ50から立ち上げたと
きの対向面にそれぞれ提げ手穴72,73が設け
られている。さらに、提げ手穴72の内周上部に
は、他方の提げ手穴73に押し入れる係合舌片7
5が連設されており、提げ手穴73の内周上部に
は切り欠き凹部74が形成されている。
さらに、この提げ手板70の先端縁には、提げ
手板70の裏面に折り返され、かつ提げ手板70
の両側から張り出す掛止板80が折目線95を介
して連設されており、掛止板80は、提げ手板7
0の裏面に折り返された状態で前記下蓋フラツプ
の切り込み部の内側に納まるようになつている。
また、前記側壁10から下蓋フラツプ50にわ
たる領域には、切り込みによつて側壁10に片持
ちされる舌片51が形成されており、前記折目線
92上には前記切り込みから両側に延びるスリツ
ト52が設けられている。
前記上蓋フラツプ40の中央部には、前記提げ
手板70の立ち上げ穴41が設けられており、こ
の立ち上げ穴41の両側で前記掛止板80の張り
出し部が掛止されるようになつている。また、こ
の立ち上げ穴41には、提げ手板70を立ち上げ
たときにその提げ手穴72,73の内周下部に嵌
り込む舌片42が設けられている。さらに、上蓋
フラツプ40には、前記提げ手板70を広げた状
態で上蓋フラツプ40を折り重ねたとき、前記立
ち上げ穴41の両端部から折目線91に向つて先
端側の提げ手穴73に達する切れ目43が設けら
れており、この切れ目43の先端同士を結ぶミシ
ン目44が形成されている。
また、上蓋フラツプ40の先端縁には、前記ス
リツト52に差し込まれる舌片45が折目線46
を介して連設されており、この折目線46上に
は、前記舌片51の先端部を差し込むためのスリ
ツト47が設けられている。
以上のように構成された包装箱に商品等を梱包
するときは、第2図に示すように、フラツプ60
を包装箱の内側に折り曲げた後、掛止板80を提
げ手板70の裏面側に折り返し、提げ手板70を
広げた状態で下蓋フラツプ50をフラツプ60の
上に折り重ねる。このとき、フラツプ60は下蓋
フラツプ50に覆われて露出しない状態となる。
そして、上蓋フラツプ40を下蓋フラツプ50に
折り重ねて舌片45をスリツト52に差し込み、
舌片51の先端部をスリツト47に差し込むと、
第3図に示すよう梱包が完了する。
このように梱包された状態で、第4図に示すよ
うに、上蓋フラツプ40の切れ目43とミシン目
44で囲われた部分を持ち上げて立ち上げ穴41
を広げると、提げ手板70の切り欠き凹部74が
露出する。この切り欠き凹部74に指をかけて提
げ手板70を手前に引き寄せると第5図に示すよ
うに掛止板80が立ち上げ穴41の両側の上蓋フ
ラツプ40に掛止された状態で手前にスライド
し、提げ手板70が折目線71で折り返されなが
ら立ち上げ穴41から立ち上がつて舌片42が提
げ手穴72,73の下部に嵌り込む。そこで、第
5図及び第6図に示すように、上蓋フラツプ40
の前記切れ目43とミシン目44で囲われた部分
をもとに戻し、係合舌片75を提げ手穴73に押
し入れると提げ手が完成する。
なお、箱内に収納する商品等は、上部に発泡ス
チロール等のスペーサを覆せて上面開口部を閉塞
するようにしておくと、提げ手板70が垂れ下が
ることがなく、体裁が良いと共に提げ手が安定す
る。
以上のように、この包装箱は梱包状態で提げ手
を形成することができるので、上蓋フラツプ40
を下蓋フラツプ50とを貼着したり、ワイヤで固
定するような梱包も可能になる。
また、梱包状態においては、下蓋フラツプ50
の切り込み部にL字形のフラツプ60が露出しな
いため、提げ手板70の両側には二枚の板厚分の
空間が形成されることになり、掛止板80がスラ
イドしやすく、提げ手の形成が容易に行なえる。
さらに、切れ目43は、図に示すように、立ち
上げ穴41と完全につながつているわけではない
ので、提げ手を形成しないときは、切れ目43に
挾まれた部分がめくり上ることがなく、体裁が良
い。
〔効果〕
以上のように、この考案の包装箱は、上蓋フラ
ツプの立ち上げ穴から直接下蓋フラツプに連設さ
れた提げ手板を立ち上げることができるようにし
たため、従来のように上蓋フラツプを開けて提げ
手板を立ち上げるといつた手間のかかる作業を行
う必要がなく便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る一実施例を示す斜視
図、第2図は同上の梱包途中を示す斜視図、第3
図乃至第5図は提げ手の形成過程を示す部分斜視
図、第6図は第5図のX−X線に沿つた断面図で
ある。また、第7図は従来例を示す斜視図、第8
図は同上の梱包状態を示す斜視図、第9図および
第10図は提げ手の形成過程を示す部分斜視図で
ある。 10……側壁、20……端壁、30……底壁、
40……上蓋フラツプ、41……立ち上げ穴、4
2……舌片、43……切れ目、44……ミシン
目、45……舌片、46……折目線、47……ス
リツト、50……下蓋フラツプ、51……舌片、
52……スリツト、60……フラツプ、70……
提げ手板、71……折目線、72,73……提げ
手穴、74……切り欠き凹部、75……係合舌
片、80……掛止板、91,92,93,94,
95……折目線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向一対の側壁と対向一対の端壁とで形成され
    た胴部に底壁を設け、前記側壁の一方の上端縁に
    は折目線を介して下蓋フラツプを連設し、前記側
    壁の他方の上端縁には折目線を介して前記胴部の
    上面開口を閉塞する上蓋フラツプを連設し、前記
    下蓋フラツプには前記折目線に平行な折目線で裏
    面側に折り返される提げ手板を折目線を介して連
    設し、前記提げ手板の先端部には、提げ手板の裏
    面に折り返され、かつ提げ手板の両端部から張り
    出す掛止板を折目線を介して連設し、前記提げ手
    板には、提げ手板を折り返して下蓋フラツプから
    立ち上げた時の対向面にそれぞれ提げ手穴を形成
    し、前記上蓋フラツプには折り返された掛止板の
    提げ手板からの張り出し部が掛止される提げ手板
    の立ち上げ穴を設け、前記掛止板を提げ手板の裏
    面に折り返し、提げ手板を広げたまま上蓋フラツ
    プを折り重ねるようにした段ボール等の厚紙によ
    つて形成された包装箱。
JP12944189U 1989-11-06 1989-11-06 Expired JPH0414345Y2 (ja)

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