JPH04142345A - 重合体架橋物 - Google Patents

重合体架橋物

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JPH04142345A
JPH04142345A JP26446090A JP26446090A JPH04142345A JP H04142345 A JPH04142345 A JP H04142345A JP 26446090 A JP26446090 A JP 26446090A JP 26446090 A JP26446090 A JP 26446090A JP H04142345 A JPH04142345 A JP H04142345A
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JP
Japan
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cross
weight
hardness
crosslinked
jis
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Pending
Application number
JP26446090A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Mori
清 森
Minoru Furuichi
稔 古市
Yoshihisa Fujinaga
藤永 吉久
Takumi Miyaji
巧 宮地
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JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、 産業上の利用分野 本発明は熱媒体中で架橋してなる架橋物に関し、特に架
橋時の形状追従性に優れ、高硬度で低比重の架橋物に関
する。
b、従来技術 ゴム系架橋物としては、天然ゴム、合成ゴム、1゜2−
ポリブタジェン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、芳香
族ビニル化合物と共役ジオレフィンとのブロック共重合
体などが用いられている。これらの架橋物の中で、特に
その硬度の高い物を得るために充填剤および硫黄を多量
に配合したものは、高硬度架橋′@6(エボナイト配合
物)として知られており、このような架橋物は自動車制
振材拘束層などに使用されている。
C0発明が解決しようとする課題 上記の架橋物は、金型を利用しないで熱媒体中で架橋す
ることによって高硬度ゴムにするものであるが、架橋時
の形状追従性が劣り、また高硬度とするために多量に含
有される充填剤のために高比重(1,5以上)になるな
どの欠点を有しており、満足ゆくものではない。
したがって本発明の目的は、高硬度で高制振遮音性を有
しており、かつ、軽くて形状追従性に優れている重合体
架橋物を提供することにある。
61課題を解決するための手段 本発明は、(A)熱可塑性エラストマー100重量部に
対して、(B)平均粒径200μ1未満の中空フィラー
1〜300重量部を配合した組成物を架橋してなり、J
IS K−6301のJIS−C型硬度計で測定した硬
度が55以上であることを特徴とする重合体架橋物を提
供するものである。
上記熱可塑性エラストマー((A)成分)としては例え
ば芳香族ビニル化合物と共役ジオレフィンとのブロック
共重合体、1.2−ポリブタジェンおよびエチレン−酢
酸ビニル共重合体の中から選ばれた少なくとも1種以上
のものが好ましい。
上記芳香族ビニル化合物と共役ジオレフィンとのブロッ
ク共重合体の中では、芳香族ビニル化合物−共役ジエン
ブロック共重合体が好ましく、この共重合体は少なくと
も1つの芳香族ビニル化合物の重合体ブロックと、少な
くとも1つの共役ジエン化合物の重合体ブロックとを含
むものであり、直鎖型であっても、ラジアル型であって
もよい。また共役ジエンブロックが少量の芳香族ビニル
化合物とのランダム共重合体であってもよいし、芳香族
ビニル化合物含量が漸増するいわゆるテーパー型ブロッ
クであってもよい。
ブロック共重合体の構造については、とくに制限はなく
、(A−B)、l型、(A−B)、−A型または(A、
B)、、−C型(式中、Aは芳香族ビニル化合物の重合
体ブロック、Bは共役ジエン系の重合体ブロック、Cは
カップリング剤残基、3は1以上の整数を示す。)のい
ずれでも使用できる。なお、上記ブロック共重合体にお
いて、共役ジエン部分が水素添加されたブロック共重合
体を使用することももちろん可能である。
上記芳香族ビニル化合物−共役ジエンブロック共重合体
の芳香族ビニル化合物としては、スチレン、α−メチル
スチレン、0−メチルスチレン、m−メチルスチレン、
p−メチルスチレン、あるいはビニルナフタレンなどが
用いられるが、特にスチレンが好ましい。また共役ジエ
ンとしては、■、3−ブタジェン、イソプレン、ピペリ
レンなどが用いられ、この中では1.3−ブタジェン、
イソプレンが特に好ましい。
上記ブロック共重合体の重量平均分子量は、好ましくは
10,000〜800,000であり、さらに好ましく
は50、000〜500,000である。またブロック
共重合体中の芳香族ビニル化合物の含量は好ましくは5
〜60重量%であり、さらに好ましくは20〜50重量
%である。
上記1.2−ポリブタジェンは、1,2−結合金量が7
0%以上、好ましくは85%以上のものであり、結晶化
度が5%以上、好ましくは10〜40%のものである。
また、分子量は広い範囲にわたって選択可能であるが、
混線加工性および本発明の目的である形状追従性を得る
ためには、[η](トルエン、30″C)が0 、5 
d1/ g r以上であることが好ましい。
上記エチレン−酢酸ビニル共重合体(EV^)としては
、適度な硬度および架橋時の形状追従性を得るために、
酢酸ビニル結合金有量が通常5〜45%、特に10〜3
0%、メルト70−イ7デックス(190’C、216
0g)が通常0.2〜50g/10m1n、特に0.5
〜20g/10a+inであるものが好ましい。
本発明の(B)成分は平均粒径200μm未満の中空フ
ィラーであり、その例としては、シリカバルーン、シラ
スバルーン、ガラスバルーン、フライアッシュバルーン
などの中空無機質充填剤、中空ポリマー中空架橋ポリマ
ーなとの中空有機質充填剤などを挙げることができる。
ここで、中空架橋ポリマーとしては、架橋性上ツマ−(
a)1〜50重量%、不飽和カルボン酸1〜40重量%
および/またはその他の親水性上ツマー5〜99重量%
からなる親木性上ツマ−(b)1〜99重量%、および
前記架橋性モノマーあるいは親水性モノマーと共重合が
可能なその他の重合性モノマー(C)0〜85重量%よ
りなる重合性モノマー成分100重量部を、重合性モノ
マー成分のポリマーとは異なる組成の異種ポリマー1〜
100重量部の存在下において水中に分散し、次いで前
記重合性モノマー成分を重合させること(特開昭62−
127336号公報参照)や、該架橋中空ポリマー粒子
をシードポリマーとして、架橋性モノマー、親水性モノ
マーおよび重合性モノマーから選ばれた少なくとも一種
をシード重合すること(特開平2−140271号およ
び特開平2−140272号参照)により得られる中空
架橋ポリマーが挙げられる。これらの充填剤の平均粒径
は200μ−未満であり、好ましくは、100μ醜以下
、さらに好ましくは50μ−以下である。200μ−以
上の平均粒径のものは混練り加工時につぶれを生じ、中
空部分がなくなり、十分に低比重な架橋物を与えない。
また、十分に低比重とするためには、かさ比重が、0.
4以下のものが好ましい。これらの中空フィラーのうち
、シリカバルーン、シラスバルーンなどの無機質充填剤
が経済的に有利で好ましく、さらには5i02含有量6
0%以上のものが好ましい。
(B)成分の配合量は、成分(A)100重量部に対し
て、1〜300重量部であり、好ましくは30〜200
重量部、さらに好ましくは50〜150重量部である。
1重量部未満の場合、高硬度の架橋物が得られない。ま
た、300重量部を超えると、混線加工性が著しく低下
する。
本発明の重合体架橋物には、上記(A)成分および(B
)成分のほかに、さらにゴム用軟化剤((C)成分)粘
着付与剤((D)成分)および架橋剤((E)成分)を
加えることが好ましい。
ゴム用軟化剤((C)成分)は、一般にプロセスオイル
またはエクステンダーオイルと呼ばれている鉱物油系ゴ
ム軟化剤であり、好ましくは芳香族環、ナフテン環およ
びパラフィン環の三者が組合わさった混合物である。パ
ラフィン鎖の炭素数が全炭素数の50%以上を占めるも
のがパラフィン系と呼ばれ、ナフテン環炭素数が30〜
45%のものがナフテン系、また芳香族炭素数が30%
よりも多いものが芳香族と呼ばれる。
(C)成分として用いられる鉱物油系ゴム用軟化剤は、
成分(A)との相溶性の点で上記区分でナフテン系およ
び芳香族系のものが好ましい。
(C)成分の配合量は、成分(A)100重量部に対し
て0〜100重量部、好ましくは1〜30重量部、さら
に好ましくは5〜30重量部である。100重量部以上
配合した場合、高硬度の架橋物が得られ難(、また混練
り加工性も悪くなる。
本発明で使用する粘着付与剤((D)成分)としては、
ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、テルペン変性系樹脂、
脂肪族あるいは芳香族系石油樹脂、クマロンインデン系
樹脂などを挙げることができる。これらのうち、60℃
以上の軟化点を有するものが特に好ましい。
(D)成分の配合量は、成分(A) 100重量部に対
して0〜100重量部、好ましくは1〜80重量部、さ
らに好ましくは5〜50重量部である。100重量部を
超えると粘着性が著しくなり、加工が困難となる。
本発明で使用する架橋剤((E)成分)としては、硫黄
または加熱により硫黄を生成させる化合物と加硫促進剤
を組み合わせたもの、有機過酸化物などが挙げられる。
硫黄としては、粉末硫黄、沈降性硫黄、コロイド硫黄、
表面処理硫黄などを使用することができ、また加熱によ
り硫黄を生成させる化合物としては、テトラメチルチウ
ラムジスルフィド、テトラエチルチウラムジスルフィド
などを使用することができる。
(E)成分の配合量は、成分(A)100重量部に対し
て1〜100重量部、好ましくは3〜60重量部である
1重量部未満の場合、架橋度が不足し高硬度架橋物が得
られない。また100重量部を超える場合、架橋度が高
くなりすぎて架橋物がもろくなり、その結果、ひびや割
れを生じやすくなる。また、形状追従性も低下する。
硫黄や、加熱により硫黄を生成させる化合物に併用する
加硫促進剤としては、例えばテトラメチルチウラムジス
ルフィド(TMTD)、テトラメチルチウラムモノスル
フィド(TMTM)、N−オキシジエチレン−2−ベン
ゾチアゾリル・スルフェンアミド(OBS) 、N−シ
クロへキシル−2−ベンゾチアゾチアジル・スルフェン
アミド(CBS) 、ジベンゾチアジルジスルフィド(
MBTS)、2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT
)、ジンクジ−n−ブチルジチオカーバイト(ZnBD
C)、ジンクジメチルジチオカーバイト(ZnMDC)
などが挙げられる。
架橋剤として有機過酸化物を使用した場合は、ジクミル
パーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3,
5−)リメチルシクロヘキサン、α、α′−ジーt−プ
チルパーオキシジp−シイ“ノプロピルベンゼン、n−
ブチル−4,4−ビス−t−ブチルパーオキシバレレー
ト、t−ブチルパーオキシベンゾエート、t−プチルバ
ーオキシイソプロピルカーボナート、2.5−ジメチル
−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンなどの
加硫促進剤を併用することができる。
また架橋剤として有機過酸化物を用いる場合は、同時に
種々の多官能性モノマーなどを添加してもよい。多官能
性モノマーの具体例としては、トリメチロールプロパン
トリメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレ
ート、トリアリルイソシアネート、ジアリルフタレート
などが挙げられる。
本発明の重合体架橋物には、必要に応じて上記添加剤の
他に、さらに天然ゴム、各種合成ゴム、合成樹脂、無機
あるいは有機充填剤、ガラス繊維、活性剤、老化防止剤
、加工助剤、アスファルト、発泡剤、発泡助剤などの各
種添加剤を性能を低下させない範囲で適宜添加すること
ができる。
本発明の重合体架橋物は、JIS K−6301(7)
JIS C型硬度針で測定した硬度が55以上、好まし
くは65以上、さらに好ましくは70以上である。硬度
が55未満の場合、拘束力が低下し、十分な制振性が発
揮されない。
本発明の重合体架橋物の比重は、好ましくは1.3以下
、より好ましくは1.1以下である。比重が1.3を超
えると、軽量化の効果が得られない。
本発明において、前記(^)〜(E)成分および他の添
加剤を混合する方法は特に限定されず、バンバリー型ミ
キサー、加圧ニーダ−、オープンロールなと一般のゴム
配合物の混合に使用される混合装置を用いることができ
る。
本発明においては、前記(八)〜(E)成分および他の
添加剤を混合することにより得た未架橋配合物を、カレ
ンダーロール、押出機などを使用して、例えばシート状
などに成形したのち、熱媒体中で架橋することによって
重合体架橋物が得られる。このとき用いる熱媒体として
は、熱空気、熱窒素などの熱気体、熱流動パラフィンな
どの熱流体、細ガラスピーズなとの熱細粒子などが好ま
しい。これらの中では、熱気体、特に熱空気が好ましい
。また、熱媒体としてマイクロ波を用いて加熱すること
もできる。
本発明において架橋温度は120〜250”C,好まし
くは140〜180℃であり、この温度範囲の熱媒体中
で加熱して架橋を行なう。このとき、特に加圧する必要
はなく、大気圧下で架橋することができる。この架橋時
に木型、粘土型、金型などで目的とする形状を作り、こ
のような型の上に未架橋シートを乗せておけば、未架橋
シートは熱により軟化されて型の表面形状どうりに追従
し、目的とする形状になる。
また架橋時に接着剤、粘着剤などを使用することにより
、型と強固に架橋接看させることもできる。
本発明の重合体架橋物は、大気圧下で熱媒体中で架橋で
きるにもかかわらず、形状追従性が良く、しかも高硬度
で低比重の高分子架橋物である。
上記架橋物は熱媒体中で架橋を行なうことができるため
、高価な金型やプレス装置などを特に必要とせず、従来
の金型を用いる架橋ではできなかった長尺物の架橋を行
なうこともできる。
また、架橋する前にシートにして、鋼板、アスファルト
などと任意に組み合せて積層し、熱媒体中で架橋するこ
ともできる。
本発明の架橋物は各種ライニング、工業用品、各種制振
材拘束層、鋼板補強材、その地熱硬化性樹脂の代替え用
途などに広く使用することができる。
e、実施例 つぎに実施例および比較例を示して本発明をさらに具体
的に説明する。
なお、実施例および比較例における物性の評価は、以下
の方法によって行なった。
(1)形状追従試験:80X40m+の長方形の穴を開
けた厚さl■の鉄板上に2Mm厚の未架橋ゴムシートを
のせて昇温しでゆき、架橋させた時に、シートが穴の中
に落ち込んだ変形距離を測定する。
(判定)020以上、05〜20、×5未満(2)硬さ
:JIS K−6301のC型硬度計により測定する。
(判定)055以上、×55未満 (3)曲げ強度: JIS K−7203に準拠した方
法により測定する。
(判定)曲げ強度01.0以上、×1.0未満(4)比
重:JIS K −7112の水中置換法にて測定する
(判定)◎1゜1以下、01.1〜1.3 、Xl、3
を超えるもの (5)制振性: JIS M329−83 5・10の
防振性に準拠して測定する。
すなわち、200 X 20m+の綱板製試験板の上に
、170 X20−の試料シート*I)の縦方向、横方
向をそれぞれ合わせ、試験板の一端より30m1あけて
乗せて焼付けたのち、室温まで放冷したものを試験片と
する。ml)試料シートは、1.5 mm厚アスファル
ト制振材10.5sm+厚粘弾性制振材(特開昭63−
69850に準拠)/2mm厚本発明架橋物シートの積
層シートとし、0.8閣鋼板に貼り合わせ焼付けた。
次に、試料を焼付けていない方の試験板の端を試験器に
しっかり固定し、恒温槽にて40℃に保つ。電磁加振器
に130〜140 Hzの電流を流して板を共振させ、
次の振幅が最大となるときの周波数を測定する。
次に、その両側で振幅が1/J′T″になる点の周波数
を測定する。次の式により防振係数を算出する。
f。
ここで   d:防振係数 fo:共振点の周波数Hz f、、f、:共振点の両側で振幅が共振点のピーク値の
1/J’Tとなる 周波数H2ft >L : (評 価) ○:d=0.4以上 Δ:d=0.4〜0.3 X : d =0.3未満 (6)  混[0工性:ロール、バンバリー、ニーグー
あるいは押出機で混練したときのコンパウンドのまとま
り性により□評価した。まとまり性が良好な組成物は〔
◎〕、やや良好は〔○〕、不良は〔×〕とした。
実施例1〜4 イオウ架橋配合の実施例であり、表−1に示したそれぞ
れの配合種を31加圧ニーグーにより混練りし、10イ
ンチテストロール機で厚さ2111にシーテイングを行
なった未架橋シートについて、155℃で25分間熱媒
体中で架橋した。その物性テストの結果を表−1に示し
た。
実施例5.6 過酸化物架橋配合の実施例であり、実施例1と同様にし
て架橋物を得た。その物性テストの結果を表=1に示し
た。
比較例1〜4 表 2に示した配合処方を用い、 実施例1と同様 にして混練り、 シーテイング架橋を行った。
表 表 20(Jμ■ 表−1および表−2に示す結果から明らかなように、実
施例1〜6の架橋物は形状追従性、硬度、曲げ強度、比
重、制振性および混練り加工性のいずれも満足できるも
のであり、優れた物性を有している。
これに対して、比較例1〜4の架橋物はいずれかの評価
で欠点を有し、満足できるものではない。
すなわち、比較例1は、(B)成分の配合量が本発明の
範囲よりも多く、混練することができず、比較例2は、
CB)成分が配合されておらず、混練することはできる
が、架橋物の硬度と制振性が劣っている。
比較例3は、本発明の(B)成分に含まれない充填剤を
用いた例であり、架橋物の比重が大きい。
比較例4は、平均粒径が200μ−の中空フィラーを用
いた例であり、比重が大きく、制振性が劣っている。
e1発明の効果 本発明の架橋物は、架橋時に金型を特に必要とせず、熱
媒体架橋であっても形状追従性が良いことから、目的と
する形状の架橋物を容易に得ることができる。
また、低比重、高硬度、高曲げ弾性の架橋物であるため
、各種制振材拘束層、鋼板補強材、各種ライニング、工
業用品、その地熱硬化性樹脂の代替用途などとして、広
く使用できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (A)熱可塑性エラストマー100重量部に対して、(
    B)平均粒径200μm未満の中空フィラー1〜300
    重量部を配合した組成物を架橋してなり、JISK−6
    301のJIS−C型硬度計で測定した硬度が55以上
    であることを特徴とする重合体架橋物。
JP26446090A 1990-10-02 1990-10-02 重合体架橋物 Pending JPH04142345A (ja)

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