JP3374319B2 - 耐熱防振ゴム用加硫ゴム - Google Patents
耐熱防振ゴム用加硫ゴムInfo
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Description
ムに関し、更に詳しくは、耐久性、特に熱老化後や高温
雰囲気中での耐動的疲労性が良好である耐熱防振ゴム用
加硫ゴムに関する。
る防振ゴムには、昨今の自動車等の高性能化に伴い、耐
動的疲労性、耐熱性、耐久性、動倍率、引張強度、引裂
強度など幅広い物性において優れた特性が要求されるよ
うになってきている。
には、天然ゴム(NR)、ブタジエンゴム(BR)、ス
チレンブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム
(CR)、ブチルゴム(IIR)等が挙げられるが、こ
れらのポリマーは、常温での耐久性、耐動的疲労性には
優れているものの、その主鎖中に二重結合を有している
ため、耐熱性に劣るという欠点がある。
ン・非共役ジエン共重合体ゴムなどの低不飽和度ゴムを
用いると、耐熱性に優れた防振ゴムは得られるものの、
常温での耐動的疲労性に劣るという欠点がある。
良されることは、これまで良く知られており、高分子量
共重合体ゴム(通常、70℃のキシレン中で測定した極
限粘度〔η〕が2.5dl/g以上のもの)を用いる
と、常温での耐動的疲労性に劣るという欠点は解消され
るが、分子量の過度に高い共重合体ゴムを用いると、ロ
ール加工時にゴム組成物がロール面から浮き上がる、所
謂バギングが生じるなど、その加工性、成形性に問題を
生じる。
子量共重合体ゴムに対して、プロセスオイル等の軟化剤
やカーボンブラックなどを多量に配合することにより、
加工性、成形性を改良することが可能であるが、この場
合には加硫ゴムの動倍率が上昇して、防振ゴム特性が悪
化するという新たな問題が生じる。
う試みは従来よりなされており、特開昭53−2255
1号公報には、キシレン溶液として70℃で測定した極
限粘度〔η〕が0.1dl/g以下のエチレン・プロピ
レン・エチリデンノルボルネン三元共重合体10〜50
重量%、同じように測定した極限粘度〔η〕が3.0d
l/g以上のエチレン・α−オレフィン・非共役ジエン
共重合体90〜50重量%からなるゴム100重量部に
対して、20〜80重量部の伸展油、5〜90重量部の
カーボンブラック、0.1〜2重量部のイオウ、さらに
必要に応じてプロセス油を添加してなるゴム組成物を加
硫してなる加硫ゴムでは、加工性および耐動的疲労性は
改良されているが、耐久性、特に熱老化後や高温雰囲気
中での耐動的疲労性は十分に満足し得るものではなかっ
た。
性、特に熱老化後や高温雰囲気中での耐動的疲労性にも
優れた加硫ゴムについて鋭意検討を重ねた結果、極限粘
度〔η〕が3.0dl/g以上のエチレン・α−オレフ
ィン系共重合体ゴムに、二重結合の70%以上を水素添
加した特定量の液状ジエン系ポリマーを配合したゴム組
成物を加硫してなる加硫ゴムが、耐久性、特に熱老化後
や高温雰囲気中での耐動的疲労性に優れていることを見
いだし本発明を完成させるに至った。
0℃のキシレン中で測定した極限粘度〔η〕が3.0d
l/g以上のエチレン・α−オレフィン系共重合体ゴム
100重量部および二重結合の70%以上を水素添加し
た液状ジエン系ポリマー5〜30重量部を含有すること
を特徴とする耐熱防振ゴム用加硫ゴムを提供するもので
ある。
優れていることから、エチレン・α−オレフィン系共重
合体ゴムが用いられる。エチレン・α−オレフィン系共
重合体ゴムとしては、エチレン・α−オレフィン二元共
重合体、エチレン・α−オレフィン・非共役ジエン三元
共重合体が挙げられる。
レン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−
ペンテンなどが挙げられ、特に、プロピレン、1−ブテ
ンが好ましい。
ペンタジエン、1,4−ヘキサジエン、ジビニルベンゼ
ン、ジシクロペンタジエン、メチレンノルボルネン、エ
チリデンノルボルネン(以下、ENBと略す)、ビニル
ノルボルネンなどが挙げられる。これらの非共役ジエン
は、単独または必要に応じて2種以上組み合わせて用い
てもよい。
のエチレン/α−オレフィン比(モル比)は、通常、6
0/40〜80/20、好ましくは、60/40〜72
/28である。また、エチレン・α−オレフィン系共重
合体ゴムに非共役ジエン成分が含有される場合の含有量
は、加硫ゴムの優れた耐熱性および防振ゴム物性を維持
するため、通常、共重合体ゴムを構成する全モノマーの
うちの0.5〜3モル%であることが好ましい。
は、2種類以上の共重合体ゴム混合物を使用してもよ
い。
ためには、エチレン・α−オレフィン系共重合体ゴムの
70℃のキシレン中で測定した極限粘度〔η〕が3.0
dl/gが以上であることが必要であり、極限粘度
〔η〕が3.0〜5.0dl/gであることが好まし
く、特に極限粘度〔η〕が3.3〜5.0dl/gであ
ることが好ましい。
は、粘度が低く、流動性を示すものであり、1,3−ブ
タジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3−ブ
タジエン、ブタジエングリコール、ブタジエンジカルボ
ン酸などの1,3−ブタジエン誘導体のみからなる重合
体、1,3−ブタジエン誘導体を主成分とし、これとス
チレンなどの他の重合性モノマーとの共重合体、または
これらの変性物などが挙げられる。
例えば、液状ポリブタジエン、液状ポリイソプレン、液
状ポリ2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、液状ポ
リブタジエングリコール、液状ポリブタジエンジカルボ
ン酸、液状ブタジエン・イソプレン共重合体、液状スチ
レン・ブタジエン共重合体、液状スチレン・イソプレン
共重合体などが挙げられる。
を用いる必要がある。本発明によることなく、固体状の
ジエン系ポリマーを用いた場合には加工性に問題を生
じ、液状または固体状の非ジエン系ポリマーを用いた場
合には、耐熱耐久性に劣る。
リマーのヨウ素価を下げ、共重合体ゴムとの共加硫性を
向上させるために水素添加され、その水素添加率は70
%以上であることが必要であり、好ましくは80%以
上、更に好ましくは90%以上である。水素添加率が7
0%未満であると、共加硫性や耐熱老化性に劣る。
の耐久性や、耐動的疲労性を改良するため、共重合体ゴ
ム100重量部に対して、通常、5〜30重量部添加さ
れ、特に5〜20重量部添加されることが好ましい。
および液状ジエン系ポリマーを含有するゴム組成物は、
加硫前の加工性は良好であるが、加工性を更に改良する
ために、エチレン・α−オレフィン系共重合体ゴムと伸
展油とからなる油展共重合体ゴムを用いることが好まし
い。
イルなどが挙げられ、その添加量は、通常、共重合体ゴ
ムに配合してムーニー粘度ML1+4 121℃を概ね60
〜120にする量であるが、加硫ゴムの硬度も考慮し
て、共重合体ゴム100重量部当たり通常、75重量部
以下、好ましくは10〜75重量部、更に好ましくは1
0〜50重量部である。
るために、ゴム組成物は補強性充填剤たるカーボンブラ
ックを含有してもよく、その含有量はエチレン・α−オ
レフィン系共重合体ゴム100重量部当たり、通常、8
0重量部以下、好ましくは10〜80重量部である。
加硫剤を用いて加硫ゴムにすることができる。
ペルオキシド、ジ−tert−ブチルペルオキシド、tert−
ブチルクミルペルオキシド、1,1−bis −(tert−ブ
チルペルオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキ
サン、ベンゾイルペルオキシド、ラウロイルペルオキシ
ドなどが挙げられるが、加硫剤の配合や加硫時の温度な
どを考慮して選択される。
ィン系共重合体ゴム100重量部に対して、通常、0.
5〜10重量部であり、好ましくは1〜5重量部であ
る。加硫ゴムは、酸化亜鉛、ステアリン酸、軟化剤、老
化防止剤、酸化防止剤、加工助剤など、通常、ゴム用途
で用いられる添加剤を含有してもよい。
物、グアニジン系化合物、チウラム系化合物、チオユリ
ア系化合物などの加硫促進剤を併用することが好まし
く、また、有機過酸化物加硫を使用する場合には、助剤
として、例えば、硫黄、メタフェニレンビスマレイミ
ド、p−キノンジオキシム、p,p−ジベンゾイルキノ
ンジオキシム、エチレングリコールジメタクリレート、
トリアリルイソシアヌレートなどを併用してもよい。ま
た、接着性などを調節する目的で、天然ゴム、スチレン
・ブタジエンゴム、通常の液状ゴムなどのエチレン・α
−オレフィン系共重合体ゴム以外のゴム成分を少量含有
してもよい。
硫黄加硫をして得られる加硫ゴムにおいては、引裂強度
などの機械的特性を特に高水準に維持することができ
る。一方、本発明の耐熱防振ゴム用加硫ゴムのうち、有
機過酸化物加硫をして得られる加硫ゴムにおいては、耐
熱耐久性を特に高水準に維持することができる。
ーミキサー、オープンロールなどの通常ゴム製品の製造
で用いられる装置を用いて通常の条件下で、エチレン・
α−オレフィン系共重合体ゴムに、液状ジエン系ポリマ
ー、軟化剤、カーボンブラック、加硫剤などを配合した
後、射出成形機、プレスなどのゴムの加硫において通常
用いられる装置を用いて通常の条件下に、加硫して加硫
ゴムを得ることができる。
体ゴム及び水素添加した液状ジエン系ポリマーを含有し
た加硫ゴムは、耐久性、耐動的疲労性に優れているた
め、耐熱防振ゴム用途に好適であり、具体的には、エン
ジンマウント、トーショナルダンパー、ストラットマウ
ント、サスペンションブッシュ、エキゾーストマウント
などの自動車用防振ゴム、鉄道車両、建設車両、産業機
器、OA機器などにおける防振用途に利用することがで
きる。
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ないことは言うまでもない。
粘度〔η〕が3.3dl/g、エチレン比率が70モル
%、ENB比率が1.2モル%のエチレン・プロピレン
・ENB共重合体ゴム100重量部に対してパラフィン
系プロセスオイル40重量部を配合してムーニー粘度M
L1+4 121℃=96としたもの)140重量部、FE
Fカーボンブラック60重量部、パラフィン系プロセス
オイル10重量部、酸化亜鉛5重量部及びステアリン酸
1重量部とを容量1.7リットルのBR型バンバリーミ
キサーを用いて混練してゴム組成物を得た。
いて、一方にはゴム組成物中の共重合体ゴム100重量
部に対して加硫剤として、硫黄1.0重量部及び加硫促
進剤としてソクシノールBZ(住友化学工業株式会社
製)1.5重量部、ソクシノールTT(住友化学工業株
式会社製)0.8重量部、ソクシノールM(住友化学工
業株式会社製)0.5重量部とを、他方には加硫剤とし
て、有機過酸化物(サンペロックスDCP−98、三建
化工株式会社製)3重量部及び、架橋助剤として硫黄
0.2重量部とを加え、40℃に調節した10インチロ
ールにて混練し、2種類の加硫性ゴム組成物を調製し
た。
0℃で20分間加硫して、各々厚さ2mmの加硫ゴムシー
トを作成した。該加硫ゴムシートについて引張強度及び
破断伸び、耐久性を測定した。結果を表1及び表2に示
す。
K6301に準拠し、JIS−3号ダンベル試験片を
用いて行なった。
プリング式硬さ試験機A形を用いて測定した。
ゥ フェイリア テスター、モンサント社製)を用い
て、120℃または150℃で70時間熱処理した試験
片を室温下、伸張率140%にて繰り返して伸張し、破
断するまでの伸張回数で表示した。 耐久性試験(2):屈曲疲労試験機(デマッチャー屈曲
疲労試験機、株式会社上島製作所製)を用いて、120
℃70時間熱処理したJIS−3号ダンベル試験片を室
温下、伸張率170%にて繰り返して伸張し、破断する
までの伸張回数を測定し、その回数で表示した。 耐久性試験(3):株式会社インフィニット・ニシ製の
定荷重式ゴム疲労試験機NRF50を用いて、JIS−
3号ダンベル試験片を雰囲気温度80℃、荷重値2.5
kgにて繰り返し伸張し、破断するまでの伸張回数を測
定して、その回数で表記した。
状ジエン系ポリマーとして、二重結合の90%を水素添
加した液状ポリイソプレン(クラプレンLIR−29
0、株式会社クラレ製)3重量部を配合した以外は比較
例1及び比較例3と同様に行なった。加硫ゴムシートの
物性を表1及び表2に示した。
状ジエン系ポリマーとして、二重結合の90%を水素添
加した液状ポリイソプレン(クラプレンLIR−29
0、株式会社クラレ製)10重量部を配合した以外は比
較例1及び比較例3と同様に行なった。加硫ゴムシート
の物性を表1及び表2に示した。
状ジエン系ポリマーとして、二重結合の90%を水素添
加した液状ポリイソプレン(クラプレンLIR−29
0、株式会社クラレ製)20重量部を配合した以外は比
較例1及び比較例3と同様に行なった。加硫ゴムシート
の物性を表1及び表2に示した。
リマーとして、水素添加をしていない液状ポリイソプレ
ン(平均分子量47,000、クラプレンLIR−5
0、株式会社クラレ製)10重量部を配合して混練し、
比較例1と同様の条件で加硫ゴムシートを得た。該加硫
ゴムシートについて引張強度及び破断伸び、耐久性を測
定した。結果を表3に示す。
して、液状エチレン・プロピレン・ENB共重合体ゴム
10重量部を配合した以外は比較例5と同様に行った。
加硫ゴムシートの物性を表3に示した。
リマーとして、二重結合の75%を水素添加した液状ポ
リイソプレン(平均分子量29,000)10重量部を
配合して混練し、比較例3と同様の条件で加硫ゴムシー
トを得た。該加硫ゴムシートについて引張強度及び破断
伸び、耐久性を測定した。結果を表4に示した。
リマーとして、二重結合の95%を水素添加した液状ポ
リイソプレン(平均分子量29,000)10重量部を
配合した以外は実施例5と同様に行った。加硫ゴムシー
トの物性を表4に示した。
リマーとして、二重結合の95%を水素添加した液状ポ
リイソプレン(平均分子量47,000)10重量部を
配合した以外は実施例5と同様に行った。加硫ゴムシー
トの物性を表4に示した。
リマーとして、二重結合の100%を水素添加した液状
ポリイソプレン(平均分子量29,000)10重量部
を配合した以外は実施例5と同様に行った。加硫ゴムシ
ートの物性を表4に示した。
リマーとして、二重結合の100%を水素添加した液状
ポリイソプレン(平均分子量47,000)10重量部
を配合した以外は実施例5と同様に行った。加硫ゴムシ
ートの物性を表4に示した。
としてスミライザーMB(住友化学工業株式会社製)1
重量部、アンチゲンRD(住友化学工業株式会社製)
0.25重量部を入れて混練し、比較例3と同様の条件
で加硫ゴムシートを得た。該加硫ゴムシートについて引
張強度及び破断伸び、耐久性を測定した。結果を表5に
示す。
リマーとして、二重結合の90%を水素添加した液状ポ
リイソプレン(クラプレンLIR−290、株式会社ク
ラレ製)10重量部を配合した以外は比較例7と同様に
行なった。加硫ゴムシートの物性を表5に示した。
ンブラックの配合量を50重量部とした以外は、比較例
7と同様にして加硫ゴムシートを得た。該加硫ゴムシー
トについて引張強度及び破断伸び及び耐久性を測定し
た。結果を表5に示す。
リマーとして、二重結合の90%を水素添加した液状ポ
リイソプレン(クラプレンLIR−290、株式会社ク
ラレ製)10重量部を配合した以外は比較例8と同様に
行なった。加硫ゴムシートの物性を表5に示した。
リマーとして、二重結合の90%を水素添加した液状ポ
リイソプレン(クラプレンLIR−290、株式会社ク
ラレ製)20重量部を配合した以外は比較例8と同様に
行なった。加硫ゴムシートの物性を表5に示した。
して、酸化亜鉛5重量部、ステアリン酸1重量部、FE
Fカーボンブラック60重量部(ただし、比較例8、実
施例11および実施例12は50重量部)およびプロセ
スオイル10重量部を用いた。
dl/g、エチレン比率が70モル%、ENB比率が
1.2モル%のエチレン・プロピレン・ENB共重合体
ゴム100重量部に対してパラフィン系プロセスオイル
40重量部を配合してムーニー粘度ML1+4 121℃=
96としたもの
0、水素添加率90%、粘度平均分子量25,000 IP−2:株式会社クラレ製 クラプレンLIR−5
0、水素添加率0%、粘度平均分子量47,000 IP−3:水素添加率75%、粘度平均分子量29,0
00 IP−4:水素添加率95%、粘度平均分子量29,0
00 IP−5:水素添加率95%、粘度平均分子量47,0
00 IP−6:水素添加率100%、粘度平均分子量29,
000 IP−7:水素添加率100%、粘度平均分子量47,
000
P−98(三建化工株式会社製) *5 ソクシノールBZ:住友化学工業株式会社製 加
硫促進剤 *6 ソクシノールTT:住友化学工業株式会社製 加
硫促進剤 *7 ソクシノールM:住友化学工業株式会社製 加硫
促進剤
リア テスター、モンサント社製)を用いて、120℃
または150℃で70時間熱処理した試験片を室温下、
伸張率140%にて繰り返して伸張し、破断するまでの
伸張回数で表示した。 (2):屈曲疲労試験機(デマッチャー屈曲疲労試験
機、株式会社上島製作所製)を用いて、120℃70時
間熱処理したJIS−3号ダンベル試験片を室温下、伸
張率170%にて繰り返して伸張し、破断するまでの伸
張回数を測定し、その回数で表示した。 (3):株式会社インフィニット・ニシ製の定荷重式ゴ
ム疲労試験機NRF50を用いて、JIS−3号ダンベ
ル試験片を雰囲気温度80℃、荷重値2.5kgにて繰
り返し伸張し、破断するまでの伸張回数を測定して、そ
の回数で表記した。
エチレン・プロピレン・エチリデンノルボルネン(EN
B)共重合体ゴム(30℃のトルエン中で測定した極限
粘度〔η〕が0.33dl/gであり、エチレン/プロ
ピレンモル比が49/51、ENB比率が1.3モル%
の低粘度エチレン・プロピレン・エチリデンノルボルネ
ン共重合体ゴム)を用いた。
及びアンチゲンRD(住友化学工業株式会社製)0.2
5重量部
Claims (6)
- 【請求項1】 70℃のキシレン中で測定した極限粘度
〔η〕が3dl/g以上のエチレン・α−オレフィン系
共重合体ゴム100重量部に、二重結合の70%以上を
水素添加した液状ジエン系ポリマー5〜30重量部を含
有してなることを特徴とする耐熱防振ゴム用加硫ゴム。 - 【請求項2】 70℃のキシレン中で測定した極限粘度
〔η〕が3dl/g以上のエチレン・α−オレフィン系
共重合体ゴム100重量部に、伸展油10〜75重量部
および二重結合の70%以上を水素添加した液状ジエン
系ポリマー5〜30重量部を含有してなることを特徴と
する耐熱防振ゴム用加硫ゴム。 - 【請求項3】 液状ジエン系ポリマーが、液状ポリイソ
プレンである請求項1または2に記載の耐熱防振ゴム用
加硫ゴム。 - 【請求項4】 液状ジエン系ポリマーの平均分子量が、
5,000〜50,000である請求項1〜3のうちの
一に記載の耐熱防振ゴム用加硫ゴム。 - 【請求項5】 硫黄加硫して得られる請求項1〜4のう
ちの一に記載の耐熱防振ゴム用加硫ゴム。 - 【請求項6】 有機過酸化物加硫して得られる請求項1
〜4のうちの一に記載の耐熱防振ゴム用加硫ゴム。
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JP3484194 | 1994-03-04 | ||
JP802195A JP3374319B2 (ja) | 1994-03-04 | 1995-01-23 | 耐熱防振ゴム用加硫ゴム |
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JP4929694B2 (ja) * | 2005-12-05 | 2012-05-09 | Jsr株式会社 | ゴム組成物、架橋ゴム、及びゴム成形品 |
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-
1995
- 1995-01-23 JP JP802195A patent/JP3374319B2/ja not_active Expired - Fee Related
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