JPH04138498U - ロツクボルト - Google Patents
ロツクボルトInfo
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- JPH04138498U JPH04138498U JP4500091U JP4500091U JPH04138498U JP H04138498 U JPH04138498 U JP H04138498U JP 4500091 U JP4500091 U JP 4500091U JP 4500091 U JP4500091 U JP 4500091U JP H04138498 U JPH04138498 U JP H04138498U
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- mortar
- borehole
- fixing plate
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Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モルタル22がロックボルトの本体1によく
付着し、また、ロックボルトの本体1がボアホール21
の中心から偏心しないようにする。 【構成】 地山20中に設置されるべき本体1を、本体
1の縦方向の中心線2より、放射状に横方向に延びる3
枚以上の固定用板状体3で形成したロックボルト。
付着し、また、ロックボルトの本体1がボアホール21
の中心から偏心しないようにする。 【構成】 地山20中に設置されるべき本体1を、本体
1の縦方向の中心線2より、放射状に横方向に延びる3
枚以上の固定用板状体3で形成したロックボルト。
Description
【0001】
本考案は、トンネル等の掘削時に地山に設置する補強材のロックボルトに関す
る。
【0002】
従来、トンネル掘削時に、或いは、斜面切土時に、地山に図6に横断面図とし
て示すようなボアホール21を穿設し、このボアホール21にモルタル22を注
入すると共に、前記モルタル22の中に、棒状鋼材で形成したロックボルトの、
断面円形に形成された本体1を挿入して固定し、地山20を補強する手段が採用
されている。
【0003】
前記従来のロックボルトは、大型の鋼製支保を用いないで、地山の補強ができ
、補強手段として優れたものである。
【0004】
しかしながら、モルタル22との付着力が充分でない場合がある。また、ロッ
クボルトの本体1が、ボアホール21の中心から偏心し易くボアホール21の内
周面に作用する力が不均一となり、補強効果が小さくなる虞れがある。
【0005】
本考案は、前記事項に鑑みなされたものであり、モルタル22がロックボルト
の本体1によく付着し、また、ロックボルトの本体1がボアホール21の中心か
ら偏心して、ボアホール21の内周面に作用する力が不均一となり、補強効果が
小さくならないようにすることを技術的課題とする。
【0006】
本考案は、地山20中に設置されるべき金属製の本体1を、本体1の縦方向の
中心線2より、放射状に横方向に延びる3枚以上の固定用板状体3で形成してロ
ックボルトした。
【0007】
本考案は、地山20に穿設されたボアホール21にモルタル22を注入し、こ
のモルタル22中にロックボルトの本体1を挿入する。
【0008】
モルタル22が固化すると、モルタル22は、ボアホール21内に固定され、
ロックボルトの本体1は、モルタル22中に固定されて、地山20を補強する
。
【0009】
そして、ロックボルトの本体1は、放射状に延びる3枚以上の固定用板状体3
で形成してあるので、本体1の表面積が、従来の円形に形成した本体1に比較し
て大きくなり、モルタル22の付着力が大きくなり、モルタル22と本体1が分
離することがない。
【0010】
また、本体1が放射状に延びる3枚以上の固定用板状体3で形成されているの
で、同じ大きさの断面積に形成した円形の本体1に比較して、固定用板状体3の
外径が大きくなる。
【0011】
したがって、本体1がボアホール21内で偏心しても、その偏心度は小さく、
ロックボルトの、ボアホール21の内周面に対する力は、均一に作用し、本体1
は、ボアホール21内に確実に固定される。
【0012】
図1ないし図4は、本考案の一実施例のロックボルトの説明用の図である。こ
の実施例は、地山20中に設置されるべき鋼製の本体1を、本体1の縦方向の中
心線2より、放射状に横方向に延びる4枚の固定用板状体3で形成し、断面をク
ロス型に形成してある。
【0013】
そして、前記本体1の基端部の中心部に、縦方向の空所を設け、この空所に螺
杆10の基部を挿入し、溶接等により固着してある。
このロックボルトは、補強すべき地山20に、ボアホール21を穿設し、この
ボアホール21にモルタル22を注入し、ロックボルトの本体1を挿入する。
【0014】
そして、モルタル22が固化した後、螺杆10に、座板12等を外嵌してナ
ット11を螺合し、座板12等を地山20の表面に当接させて固定する。
図5は、別の実施例を示すものであり、この実施例は、ロックボルトの本体1
に設けた固定用板状体3の表面に、波形面4を形成して、モルタル22との接着
性を一層向上させている。そして、この波形面4は固定用板状体3の両面に形成
することもできる。
【0015】
そして、固定用板状体3は、3枚或は5枚以上とすることも可能であるが、4
枚のものが最も適切である。
【0016】
本考案は、ロックボルトの本体1を、本体1の中心線2より放射状に横方向に
延びる3枚以上の固定用板状体3で形成したものである。
【0017】
したがって、本体1の表面積が、円形のものに比較して大きくなり、モルタル
22の本体1に対する付着力が大きくなり、モルタル22と本体1が分離するこ
とがない。
【0018】
また、同じ大きさの断面積を有する円形の本体1に比較して、固定用板状体3
の外径が大きくなり、本体1がボアホール21内で偏心しても、その偏心度が小
さいので、ロックボルトのボアホール21の内周面に対する力は、均一に作用し
、本体1は、ボアホール21内に確実に固定され、補強効果は大きくなる。
【図1】本考案の一実施例の一部破断した側面図。
【図2】本考案の一実施例の横断面図。
【図3】本考案の一実施例を地山に設置した状態を示す
図。
図。
【図4】本考案の一実施例を地山に設置した状態の横断
面図。
面図。
【図5】別の実施例の横断面図。
【図6】従来例を地山に設置した状態の横断面図。
1 本体
2 中心線
3 固定用板状体
20 地山
Claims (1)
- 【請求項1】 地山20中に設置されるべき金属製の本
体1を、本体1の縦方向の中心線2より、放射状に横方
向に延びる3枚以上の固定用板状体3で形成したロック
ボルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4500091U JP2535595Y2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | ロックボルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4500091U JP2535595Y2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | ロックボルト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04138498U true JPH04138498U (ja) | 1992-12-25 |
JP2535595Y2 JP2535595Y2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=31924985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4500091U Expired - Fee Related JP2535595Y2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | ロックボルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2535595Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP4500091U patent/JP2535595Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2535595Y2 (ja) | 1997-05-14 |
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