JPH04137988U - 自転車用バツテリケース - Google Patents

自転車用バツテリケース

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Publication number
JPH04137988U
JPH04137988U JP5574791U JP5574791U JPH04137988U JP H04137988 U JPH04137988 U JP H04137988U JP 5574791 U JP5574791 U JP 5574791U JP 5574791 U JP5574791 U JP 5574791U JP H04137988 U JPH04137988 U JP H04137988U
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JP
Japan
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light
battery
case
battery case
case body
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Pending
Application number
JP5574791U
Other languages
English (en)
Inventor
宏美 村松
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三洋電機株式会社 filed Critical 三洋電機株式会社
Priority to JP5574791U priority Critical patent/JPH04137988U/ja
Publication of JPH04137988U publication Critical patent/JPH04137988U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体の一部に装着されて前照灯の電源となる
電池を内蔵するバッテリケースにより後尾灯の電源も兼
ねる場合に、両灯への給電ケーブルの配線処理を容易に
し、また後尾灯の固定を簡略化する。 【構成】 電池1a〜1dを収納するケース本体1の側面
に、筒形の後尾灯ハウジング30を突設する。この後尾灯
ハウジング30の中央に突設したソケット31に電球32を嵌
め込み、この電球32をケース本体1内にて電池1a〜1dに
接続し、これらの電池1a〜1dからの給電により電球32の
発光をリフレクタ34にて反射させ、レンズ体33を経て外
部に導出する。この導出光がケース本体1を取付けた車
体の後方に向くようにし、電球32の発光により後方を照
らす後尾灯3をケース本体1と一体的に構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、サドルの下部等、自転車のフレームの一部に装着して用いるバッテ リケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
夜間走行中に自転車の前方を照らす前照灯用の電源としては、前輪又は後輪に 摺接せしめたローラの回転を利用する小型の発電機が多く用いられている。とこ ろが、この発電機による給電は前輪又は後輪が回転中である場合に限られ、また 給電量の大小が前,後輪の回転速度の大小、即ち走行速度の高低に対応する難点 があり、常時一定の明るさを得ようとする場合には、所定本数の電池を収納する バッテリケースを車体の一部に装着し、前照灯に接続して、前記電池からの給電 により前照灯を点灯せしめる構成が採用されている。
【0003】 また近年の交通事情の悪化に伴い、夜間走行中に、特に後方を追走する自動車 にその存在を確実に認識させ、事故の発生を未然に回避すべく、車体の後方を照 らす後尾灯を備えた自転車が普及している。そして、この後尾灯の電源としても また、前記バッテリケース内部の電池が利用されており、該電池からの給電によ る一定強さの発光により後尾灯の前述した目的が確実に達成される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、車体の前方を照らす前照灯と、車体の後方を照らす後尾灯とに共通 のバッテリケースから給電を行わせるには、該バッテリケースと前照灯及び後尾 灯とを各別の給電ケーブルにて接続せねばならず、これらのケーブルの配線処理 に多大の手間を要する難点があり、また前照灯と後尾灯とに各別のバッテリケー スを備える場合には、これらの固定位置の確保が難しいという問題がある。
【0005】 更に、その固定位置がハンドルステムの前方に限定される前照灯とは異なり、 後尾灯は、後方からの視認が可能であり、前記バッテリケースからの給電ケーブ ルの配線が容易であればいかなる位置に固定してもよいことから、逆に適正な固 定位置の選定に迷いを生じる不都合があった。
【0006】 本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、前照灯の電源となすべく車 体の一部に装着されて、後尾灯の電源も兼ねる場合に、両灯への給電ケーブルの 配線処理が簡略化され、また後尾灯の固定位置の決定に迷いを生じる虞がない自 転車用バッテリケースを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る自転車用バッテリケースは、前照灯の電源となる電池を収納し、 車体の一部に装着して用いる自転車用バッテリケースにおいて、前記装着により 車体の後方に向く部位に組み込んであり、前記電池からの給電により点灯する後 尾灯を具備することを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案においては、前照灯の電源となる電池を収納するバッテリケースに一体 的に後尾灯が組み込んであり、この後尾灯が車体の後方に向くように考慮して車 体に固定して用いられ、後尾灯の位置選定に迷いを生じる余地がなく、またバッ テリケース外への給電ケーブルの配線は、前照灯に対して必要なだけであり、配 線が容易となる。
【0009】
【実施例】
以下本考案をその実施例を示す図面に基づいて詳述する。図1は本考案に係る バッテリケースの平面断面図、図2は同じく側面図である。
【0010】 本考案に係るバッテリケースは、軸長方向一側に開口を有する円筒形のケース 本体1の内部に、図2に示す如く、縦横各2列をなして組み合わせた4本の電池 1a〜1bを収納し、該ケース本体1の開口にケースキャップ2を整合させ、これら 両者を、ケースキャップ2の軸心部を貫通する固定ボルト20の締め付けにより一 体化せしめた構成となっている。
【0011】 ケース本体1の外側には、これと略直交する軸心を有し、短寸筒形をなす後尾 灯ハウジング30が突設してあり、これの内部に後尾灯3が構成されている。この 後尾灯3は、後尾灯ハウジング30内部の略中央にケース本体1の周壁を貫通して ソケット31を固設し、該ソケット31に発光体となる電球32を嵌着する一方、後尾 灯ハウジング30先端の開口に、透光性材料からなるレンズ体33を、その内側に嵌 着されたリフレクタ34と共に固定してなる。図示の如く、ソケット31の先端に対 向するリフレクタ34の中央には、電球32の突出用の貫通孔が形成してあり、リフ レクタ34は、この貫通孔の周囲に外向きに凹となる反射面を備え、この反射面に て電球32の発光を反射させ、後尾灯ハウジング30の軸心方向に揃えて送り出す作 用をなす。
【0012】 後尾灯3の発光源となる電球32の先端電極は、ケース本体1の内側に固定され た図示の形状をなすリード板10の一端に弾接させてあり、このリード板10の他端 が弾接する電池1dの負極に接続してある。また電球32の他方の電極は、ケース本 体1の底部に固定されて電池1aの正極に弾接するリード板11に、ソケット31に接 続されたリード線12を介して接続されている。
【0013】 電池1aの負極は、ケースキャップ2の内面に固定されたリード板13により電池 1bの正極に、また電池1bの負極は、ケース本体1の底面に固定されたリード板14 により電池1cの正極に夫々接続してある。更にケースキャップ2の内面には、電 池1cの負極に弾接するリード板15と、電池1dの正極に弾接するリード板16とが固 設してあり、これらの間には、両者の並設方向に移動するスイッチプレート17が 配してある。
【0014】 ケースキャップ2外側のスイッチボタン18は、該ケースキャップ2の内側にて 前記スイッチプレート17に係合させてあり、このスイッチボタン18のスライド操 作によりケースキャップ2の内側にてスイッチプレート17が移動し、この移動に よりリード板15,16間に電気的な導通状態又は遮断状態が得られるようになして ある。そしてリード板15,16が導通状態にある場合、ケース本体1内側の前記電 池1a〜1dはリード板13,14,15,16により直列接続された状態となり、後尾灯3 の電球32には、電池1aの正極に弾接するリード板11及びこれに接続されたリード 線12と、電池1dの負極に弾接するリード板10とを介して電池1a〜1dの発生電圧が 印加され、この印加に伴って電球32の発する光が、前述の如くリフレクタ34によ り反射され、レンズ体33を経て導出される。
【0015】 前記リード板10の中途には、電池1a〜1dの発生電圧を外部に送出するターミナ ル19が固設してあり、このターミナル19を経ての電圧の送出もまた、スイッチボ タン18の操作によりリード板15,16の導通状態が得られた場合にのみ行われるよ うになっている。
【0016】 以上の如く構成された本考案に係るバッテリケースは、図2に示す如く、後尾 灯ハウジング30の突設位置と正対する位置から、周方向にに所定角度だけ傾斜せ しめて固設された取付け用のブラケット4を備えている。図1に示す如くこのブ ラケット4は、薄肉の板材を厚さ方向に屈曲させて中央に半円形の凸部4aを形成 したものであり、この凸部4a両側の直線状の部分をケース本体1の外面に当て、 各別の固定ねじ40,40により、ケース本体1内側の支え板41に螺合固定せしめて 固定され、このとき前記凸部4aは、図1に示す如く、ケース本体1の外面との間 に略円形断面を有する孔を形成するようになっている。
【0017】 図3は、本考案に係るバッテリケースを装着した自転車の側面図である。図示 の如く本考案に係るバッテリケースは、例えば、車体5の略中央に位置し、その 上端にサドル50を支持する支持杆51の中途に、前記ブラケット4により固定して 用いられる。この固定は、ブラケット4の凸部4aとケース本体1との間に支持杆 51を挿入して、後尾灯3が車体5の後方に向くように位置決めし、次いで前記固 定ねじ40,40を締め付けて、支持杆51を凸部4aとケース本体1との間に挾持せし めることにより達成される。
【0018】 このとき、ブラケット4の逆側に構成された後尾灯3は、該ブラケット4の正 反対の位置ではなく、所定の角度を有して傾斜させて設けてあり、また一方、ブ ラケット4を固定する支持杆51は、通常、上端部に至るに従って後方に向けて傾 斜している。従って、前述した固定により後尾灯3は、略水平をなして後方に向 く状態となり、この後尾灯3からの発光は遠方にまで到達する。
【0019】 このように固定されたバッテリケースは、ケース本体1の外側に突出する前記 ターミナル19に基端を発し、上部フレーム52に沿わせて前方に延設された給電ケ ーブル53により、車体5の前部に固定された前照灯6に接続してある。これによ り前照灯6には、ケース本体1に収納された電池1a〜1dからターミナル19を経て 送出される電圧が給電ケーブル53を介して印加され、ケースキャップ2外側のス イッチボタン18の操作により前照灯6もまた点,消灯される。
【0020】 以上の如くケース本体1の車体5の一部(本実施例の場合はサドル50を支持す る支持杆51)への固定により後尾灯3の位置が決定され、またこの固定位置は、 前照灯6への給電ケーブル53の配線が容易であり、後尾灯3の後方に障害物がな いという条件を満たし得ることから限定される。即ち本考案に係るバッテリケー スを用いた場合、後尾灯3の固定位置の選定に迷いを生じる余地がなく、また、 バッテリケース外部への給電ケーブルの延設は、前照灯6側へのみ必要なだけで あり、この配線処理が容易となる。
【0021】
【考案の効果】
以上詳述した如く本考案に係る自転車用バッテリケースにおいては、前照灯の 電源となる電池を収納するバッテリケースに後尾灯が組み込まれており、バッテ リケースの固定により後尾灯の位置が決定されるから、後尾灯の固定位置の選定 に迷いを生じる余地がなく、また、後尾灯専用の固定器具が不要となり、部品点 数の削減が図れると共に、外部への給電ケーブルの配線が前照灯に対して必要な だけであり、配線処理が容易となる等、本考案は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自転車用バッテリケースの平面断
面図である。
【図2】本考案に係る自転車用バッテリケースの側面図
である。
【図3】本考案に係るバッテリケースを装着した自転車
の側面図である。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 ケースキャップ 3 後尾灯 4 ブラケット 5 車体 6 前照灯 18 スイッチボタン 19 ターミナル 30 後尾灯ハウジング 32 電球 34 リフレクタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前照灯の電源となる電池を収納し、車体
    の一部に装着して用いる自転車用バッテリケースにおい
    て、前記装着により車体の後方に向く部位に組み込んで
    あり、前記電池からの給電により点灯する後尾灯を具備
    することを特徴とする自転車用バッテリケース。
JP5574791U 1991-06-20 1991-06-20 自転車用バツテリケース Pending JPH04137988U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5574791U JPH04137988U (ja) 1991-06-20 1991-06-20 自転車用バツテリケース

Applications Claiming Priority (1)

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JP5574791U JPH04137988U (ja) 1991-06-20 1991-06-20 自転車用バツテリケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04137988U true JPH04137988U (ja) 1992-12-22

Family

ID=31929816

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5574791U Pending JPH04137988U (ja) 1991-06-20 1991-06-20 自転車用バツテリケース

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JP (1) JPH04137988U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014162284A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Bridgestone Cycle Co 自転車

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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