JPS6348004Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6348004Y2 JPS6348004Y2 JP4044384U JP4044384U JPS6348004Y2 JP S6348004 Y2 JPS6348004 Y2 JP S6348004Y2 JP 4044384 U JP4044384 U JP 4044384U JP 4044384 U JP4044384 U JP 4044384U JP S6348004 Y2 JPS6348004 Y2 JP S6348004Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headlamp
- bicycle
- shape memory
- memory alloy
- reflector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910001285 shape-memory alloy Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 4
- 208000001491 myopia Diseases 0.000 description 2
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、車輪の回転によつて駆動される発電
機を有する自転車等の前照灯で走行速度に応じて
照射角度が可変する前照灯装置に関するものであ
る。
機を有する自転車等の前照灯で走行速度に応じて
照射角度が可変する前照灯装置に関するものであ
る。
従来この種の前照灯としては、例えば第４図に
示すように、ケース本体ａに反射角度の異なる反
射鏡ｂ，ｃと、取り付け角度の異なる２個の電球
ｄを並設し、一方は低速走行時に手前を照らす照
射角度とし、他方は高速走行時に遠方を照らす照
射角度としたものがある。この照射角度の遠近切
り換え操作は手動で行つてもよいが、自転車の走
行速度によつて電気的に切り換わる切り換え装置
ｅを設置して自動的に切り換えることもできる。
示すように、ケース本体ａに反射角度の異なる反
射鏡ｂ，ｃと、取り付け角度の異なる２個の電球
ｄを並設し、一方は低速走行時に手前を照らす照
射角度とし、他方は高速走行時に遠方を照らす照
射角度としたものがある。この照射角度の遠近切
り換え操作は手動で行つてもよいが、自転車の走
行速度によつて電気的に切り換わる切り換え装置
ｅを設置して自動的に切り換えることもできる。
また実公昭56−21662号に開示されているよう
に、ソレノイドコイル内に設けたプランジヤの吸
引作動を利用して照射角度を切り換えるようにし
た装置も提案されているが、前者は遠近用として
２組の照明装置を必要とするためコスト高である
上に、照射範囲の選択も固定された遠近２種に限
られるという問題点があり、また後者は構造が複
雑であると共に電流ロスを生じるという欠点があ
つた。
に、ソレノイドコイル内に設けたプランジヤの吸
引作動を利用して照射角度を切り換えるようにし
た装置も提案されているが、前者は遠近用として
２組の照明装置を必要とするためコスト高である
上に、照射範囲の選択も固定された遠近２種に限
られるという問題点があり、また後者は構造が複
雑であると共に電流ロスを生じるという欠点があ
つた。
本考案は上述の欠点を改良するためなされたも
ので１組の照明装置を遠近両用に形状記憶合金の
性質を利用して自動的に切り換えることができる
ようにすることにより、簡単な構造でコストも低
く、かつ電流ロスも生じない自転車用前照灯を提
供することを目的とするものである。
ので１組の照明装置を遠近両用に形状記憶合金の
性質を利用して自動的に切り換えることができる
ようにすることにより、簡単な構造でコストも低
く、かつ電流ロスも生じない自転車用前照灯を提
供することを目的とするものである。
以下第１図〜第３図について本考案の一実施例
を説明する。図中１（第１図参照）は自転車のフ
レーム、１ａはそのヘツドパイプ、２はヘツドパ
イプ１ａの下方に設けた前ホーク、３はヘツドパ
イプ１ａの上方に設けたハンドルポスト、４は前
輪、５は前輪４の回転によつて駆動されるように
前ホーク２に取り付けられた発電機、６はヘツド
パイプ１ａの上部のハンドルポスト３に取り付け
られた自転車用前照灯のケース本体、７はレン
ズ、８（第２，３図参照）はケース本体の内側に
設けたソケツト、９はこのソケツト８に螺合した
電球、１０は発電機５と接続したリード片であ
る。
を説明する。図中１（第１図参照）は自転車のフ
レーム、１ａはそのヘツドパイプ、２はヘツドパ
イプ１ａの下方に設けた前ホーク、３はヘツドパ
イプ１ａの上方に設けたハンドルポスト、４は前
輪、５は前輪４の回転によつて駆動されるように
前ホーク２に取り付けられた発電機、６はヘツド
パイプ１ａの上部のハンドルポスト３に取り付け
られた自転車用前照灯のケース本体、７はレン
ズ、８（第２，３図参照）はケース本体の内側に
設けたソケツト、９はこのソケツト８に螺合した
電球、１０は発電機５と接続したリード片であ
る。
本実施例においては、ケース本体６内に設ける
反射鏡１１の左右両側縁にそれぞれ耳軸１２を突
設し、これらの耳軸１２をケース本体６の内側に
設けた軸受１３によつて支承することにより反射
鏡１１を傾動自在とし、この反射鏡１１の下端に
設けた突部１１ａと前照灯のケースの一部である
レンズ７との間に温度変化によつて元の形状にも
どる性質の形状記憶合金１４を介装する。なお１
５は反射鏡１１の上端に設けた突部１１ｂとレン
ズ７との間に調節したスプリングで、反射鏡１１
のがたつきを防止するものである。
反射鏡１１の左右両側縁にそれぞれ耳軸１２を突
設し、これらの耳軸１２をケース本体６の内側に
設けた軸受１３によつて支承することにより反射
鏡１１を傾動自在とし、この反射鏡１１の下端に
設けた突部１１ａと前照灯のケースの一部である
レンズ７との間に温度変化によつて元の形状にも
どる性質の形状記憶合金１４を介装する。なお１
５は反射鏡１１の上端に設けた突部１１ｂとレン
ズ７との間に調節したスプリングで、反射鏡１１
のがたつきを防止するものである。
つぎに上述のように構成した本考案装置の作用
を説明する。
を説明する。
本考案は上述したようにほぼ密閉されたケース
内に反射鏡１１を傾動自在に枢支すると共に、た
とえば高温で縮んだ形状となり、低温で伸びるよ
うに加工した形状記憶合金１４をケース（レンズ
７）と反射鏡１１の下端突部１１ａとの間に介挿
したから、自転車の低速走行時には発電機５の発
電量が少ないため電球９の発熱量も少なく、その
結果形状記憶合金１４も比較的低温となる。この
ため形状記憶合金１４は伸びた状態となり、反射
鏡１１は第２図の２点鎖線で示すように前方に向
つて下向きの状態になるから、その照射方向は矢
印Ａで示すように低速走行時に適した近くを照ら
すことになる。
内に反射鏡１１を傾動自在に枢支すると共に、た
とえば高温で縮んだ形状となり、低温で伸びるよ
うに加工した形状記憶合金１４をケース（レンズ
７）と反射鏡１１の下端突部１１ａとの間に介挿
したから、自転車の低速走行時には発電機５の発
電量が少ないため電球９の発熱量も少なく、その
結果形状記憶合金１４も比較的低温となる。この
ため形状記憶合金１４は伸びた状態となり、反射
鏡１１は第２図の２点鎖線で示すように前方に向
つて下向きの状態になるから、その照射方向は矢
印Ａで示すように低速走行時に適した近くを照ら
すことになる。
また自転車が高速走行になると、発電機５の発
電量が増大し、電球９の発熱量も多くなる結果、
その照射熱をうけて形状記憶合金１４は比較的に
高温になる。このため形状記憶合金１４は縮んだ
状態となり、反射鏡１１は第２図の実線で示すよ
うに上向きの状態になるから、その照射方向は矢
印Ｂで示すように高速走行時に適した遠くを照ら
すようになる。
電量が増大し、電球９の発熱量も多くなる結果、
その照射熱をうけて形状記憶合金１４は比較的に
高温になる。このため形状記憶合金１４は縮んだ
状態となり、反射鏡１１は第２図の実線で示すよ
うに上向きの状態になるから、その照射方向は矢
印Ｂで示すように高速走行時に適した遠くを照ら
すようになる。
上述のように本考案によれば、１組の照明装置
を遠近両用に形状記憶合金の性質を利用して自動
的に切り換えることができるため非常に便利であ
る。また本考案装置は構造が簡単であるため、製
造が容易で安価にできる上に、電流ロスも生じな
いという実用上すぐれた効果が得られる。
を遠近両用に形状記憶合金の性質を利用して自動
的に切り換えることができるため非常に便利であ
る。また本考案装置は構造が簡単であるため、製
造が容易で安価にできる上に、電流ロスも生じな
いという実用上すぐれた効果が得られる。
第１図は本考案の自転車用前照灯を取り付けた
自転車の側面図、第２図は本考案の自転車用前照
灯の側断面図、第３図はその一部を断面で示す正
面図、第４図は従来の前照灯の一部切欠斜視図で
ある。 ４…前輪、５…発電機、６…ケース本体、７…
レンズ、８…ソケツト、９…電球、１０…リード
片、１１…反射鏡、１２…耳軸、１３…軸受、１
４…形状記憶合金、１５…スプリング。
自転車の側面図、第２図は本考案の自転車用前照
灯の側断面図、第３図はその一部を断面で示す正
面図、第４図は従来の前照灯の一部切欠斜視図で
ある。 ４…前輪、５…発電機、６…ケース本体、７…
レンズ、８…ソケツト、９…電球、１０…リード
片、１１…反射鏡、１２…耳軸、１３…軸受、１
４…形状記憶合金、１５…スプリング。
Claims (1)
- 車輪の回転によつて駆動される発電機を有する
自転車の前照灯において、その反射鏡を前照灯ケ
−スに対して傾動自在に枢支すると共に、そのケ
ースと反射鏡との間に形状記憶合金を介装して、
高速走行時に前照灯の照射方向を上向きにするよ
うにしたことを特徴とする自転車用前照灯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4044384U JPS60153402U (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | 自転車用前照灯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4044384U JPS60153402U (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | 自転車用前照灯 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60153402U JPS60153402U (ja) | 1985-10-12 |
| JPS6348004Y2 true JPS6348004Y2 (ja) | 1988-12-12 |
Family
ID=30549330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4044384U Granted JPS60153402U (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | 自転車用前照灯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60153402U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111846050A (zh) * | 2020-06-24 | 2020-10-30 | 江永县元杰科技有限公司 | 智能自行车灯及其应用的自行车 |
-
1984
- 1984-03-23 JP JP4044384U patent/JPS60153402U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111846050A (zh) * | 2020-06-24 | 2020-10-30 | 江永县元杰科技有限公司 | 智能自行车灯及其应用的自行车 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60153402U (ja) | 1985-10-12 |
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