JP2509507Y2 - ビ―ム切替装置を有する車両用前照灯 - Google Patents

ビ―ム切替装置を有する車両用前照灯

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JP2509507Y2 JP1990047310U JP4731090U JP2509507Y2 JP 2509507 Y2 JP2509507 Y2 JP 2509507Y2 JP 1990047310 U JP1990047310 U JP 1990047310U JP 4731090 U JP4731090 U JP 4731090U JP 2509507 Y2 JP2509507 Y2 JP 2509507Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、運転状況に応じて照射ビームを切り替える
ことができるビーム切替装置を有する車両用前照灯に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来より自動車の運転状況(一般走行とすれ違い走行
の別)に応じて照射パターンを変更することができる前
照灯が使用されており、走行の別によって照射するビー
ムの方向を切り替える構造に成っている。
即ち、第12図に示すように、この種の前照灯における
照射ビームの切替機構は、リフレクタ50の前方に位置し
た点灯用のバルブ51と前面レンズ52間に起伏自在に制御
駆動する補助レンズ53を枢設し、該補助レンズ53の平伏
位置と起立位置によってリフレクタ50からの反射光束を
屈折制御したものである。
ここで、一般走行ビームは補助レンズ53が平伏位置し
ており、第13図(a)に示すように、リフレクタ50によ
って反射されたaゾーンとbゾーンの配光によって水平
ラインHと垂直ラインVを中心とする照射パターンを形
成する。また、すれ違い走行ビームでは補助レンズ53が
起立位置しており、該補助レンズによってリフレクタ50
の一部光束を屈折(下方へ8°)し、第13図(b)に示
すように、bゾーンの配光が水平ラインH下に平行移動
した照射パターンを形成している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来の切替機構の構成では、 (1)bゾーンの配光を移動するための大きい面積を有
する補助レンズ53を起伏制御駆動する構造に成るため、
駆動制御部の負荷が大きくなり、装置が大型化する。
(2)補助レンズ53を点灯バルブ51と干渉しないように
起伏駆動しなければならなく成り、灯具の奥行きが増大
する。
(3)バルブ51に近接して補助レンズ53を設けなければ
ならないため、熱に対する設計からレンズをガラス製に
しなければならず、駆動荷重が大きく成り、駆動制御部
の負荷が大きくなると共に、組付部の構成が複雑に成
る。
(4)配光設計上、すれ違いビーム時にbゾーンの光束
を側方に拡散させる必要が生じ、遠方の視認性が改善さ
れない。
といった問題を有するものであった。
そして更に、第13図(c)に示すように、ランプの構
造上、bゾーンの光束は中心軸の近傍が高照度HLと成る
ため、補助レンズ53によって光束を下降移動したとき、
前照灯の5m程度前方位置がこの高照度位置に該当し、そ
の部分が異常に輝光するように成る。その結果、 (5)灯具の近傍が明るく成りすぎ、その輝光のため遠
方の視認性が阻害され、自動車の安全性に重大な問題を
生じるものであった。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、
補助レンズの駆動負荷を小さくして装置を小型化すると
共に、充分な視認性を確保することができる適正な配光
が得られ、自動車の安全運行を実現することができるビ
ーム切替装置を有する車両用前照灯を提供することを目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係るビーム切替
装置を有する車両用前照灯は、リフレクタの光軸上に縦
張りした単一のフィラメントを有するバルブと前面レン
ズを設け、該前面レンズとバルブ間にリフレクタの開口
部を部分的に覆うような補助レンズを備え、前記リフレ
クタの反射鏡面を、前記バルブのフィラメントの後端よ
りリフレクタ側に焦点位置を有する略上半部を形成して
成る第一放物反射鏡面と、前記バルブのフィラメントの
前端より前面レンズ側に焦点位置を有する略下半部を形
成して成る第二放物反射鏡面によって区画構成すると共
に、前記前面レンズとバルブ間に、軸受を介して光軸と
直交するように回転軸を回動自在に横架設し、該回転軸
の両端部それぞれに、上半面と下半面に光束屈折方向に
傾斜したプリズムステップを区画構成して成る補助レン
ズを固設し、前記回転軸を回転制御可能なモータ等のレ
ンズ姿勢制御駆動機構によって回動変位せしめ前記補助
レンズをリフレクタの光軸と平行する姿勢と、光軸と直
交する姿勢に切替変位することにより一般走行時とすれ
違い走行時の照射光束の配光を切り替え得るように構成
することを要旨とするものである。
〔作用〕
上記構成によれば、リフレクタの光軸上に縦張りした
単一のフィラメントを有するバルブに対して、略上半部
の焦点位置が該フィラメントの後端よりリフレクタ側に
位置する第一放物反射鏡面と、また略下半部が該フィラ
メントの前端より前面レンズ側に焦点位置を有する第二
放物反射鏡面によって、リフレクタの反射鏡面を区画構
成しているため、第一放物反射鏡面の照射光束は下向き
になって第二放物反射鏡面からの照射光束と略重合す
る。また、上記両放物反射鏡面から反射された補助レン
ズと対向する部分の光束は、該補助レンズの光学特性に
よって直進焦光又は偏向集光する。
この補助レンズは、その上半面と下半面に光束屈折方
向に傾斜したプリズムステップを有するものであり、光
軸と略直交するように横架設した回転軸の両端部それぞ
れに軸着し、該回転軸を回転制御可能なモータ等のレン
ズ姿勢制御駆動機構によって回動変位せしめてレンズ面
と直交方向に駆動し、リフレクタの光軸と平行する姿勢
と、光軸と直交する姿勢に切替変位するものであるか
ら、照射光束は、補助レンズによる光学特性を含まない
パターン(一般走行時の配光パターン)と、補助レンズ
による光学特性を含むパターン(すれ違い走行時の配光
パターン)との二種を形成する。
このとき、補助レンズはレンズ面の中央に軸着した回
転軸を回転駆動するものであるため、駆動負荷が小さく
成り、駆動機構部を小型化することができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係るビーム切替装置を有する車両用前
照灯の一実施例を図面に従って説明すると、第1図乃至
第5図は前照灯全体の構成を示すものである。
図面において、1は灯具ボディ2の開口端に前面開口
部を一致させて固設したリフレクタであり、該リフレク
タ1の光軸L上に単一フィラメントを光軸上に沿って縦
張りしたフィラメント3aを有する点灯用のバルブ3を固
設して成る。このリフレクタ1は、上半部と下半部に分
割した第一放物反射鏡面1aと第二放物反射鏡面1bを構成
し、第一放物反射鏡面1aは前記バルブ3のフィラメント
3aの後端よりリフレクタ1側に位置した焦点F1を、また
第二放物反射鏡面1bは前記バルブ3のフィラメント3aの
前端より前記灯具ボディ2の開口端に嵌合固着した前面
レンズ4側に位置した焦点F2を構成している。また、5
は前記前面レンズ4とバルブ3間に位置して、軸受6を
介して光軸Lと直交するように、回動自在に横架設した
回転軸であり、該回転軸5の両端部に適宜屈折角度を有
するプリズムステップをもった補助レンズ7a,7bを固設
してある。これら補助レンズ7a,7bは、回転軸5の両端
部にそれぞれ1/3〜1/4量長の幅を有して構成されるもの
で、該両補助レンズ7a,7bの上半面と下半面にそれぞれ
光束屈折方向に傾斜した鋸歯状(第4図参照)プリズム
ステップ14a,14b,14c,14dを区画構成する。また、上記
回転軸5の一端は、灯具ボディ2に固着したブラケット
8に臨み、その軸端に軸着した歯車9を直流モータ10の
駆動軸とウォーム等の減速歯車11を介して回動連結し、
レンズ姿勢制御駆動機構12を構成する。このレンズ姿勢
制御駆動機構12は、灯具ボディ2に固設したストッパ13
a,13bが一方の補助レンズ7a又は7bと矢印Aによって示
す光軸Lと平行する姿勢と、光軸Lと直交する姿勢範囲
を限界として当接するようになり、モータ10を制御駆動
して両姿勢に変更制御し得るように成っている。
尚、補助レンズ7a,7bの回転軸5は、反射を防止する
黒色に塗着することが望ましい。
以下、上記構成になるビーム切替装置を有する車両用
前照灯による配光制御をリフレクタ1及び補助レンズ7
a,7bの具体的な実施例に従って説明する。
第5図(a)及び(b)は、リフレクタ1の第一の実
施例を示すものである。
リフレクタ1、焦点F1を有する略上半部の第一放物反
射鏡面1aと、焦点F2を有する略下半部の第二放物反射鏡
面1bが、光軸Lから延びる水平ラインHから斜め下方
に、15°の区画ライン15によって区画されたaゾーンと
bゾーンを形成し、補助レンズ7a,7bと対応する位置に
あるcゾーンとdゾーンと重複したゾーンを形成してい
る。
ここで上記重複したゾーンは、a&cゾーン,a&dゾ
ーン,b&cゾーン及びb&dゾーンと称する。
従って、リフレクタ1の基本配光は、両放物反射鏡面
1a,1bの中央からの焦点F1,F2までの距離f1,f2が f1<f2 の関係にあるため、aゾーンによって反射されたバルブ
3からの光束は水平線レベルHより下側に向かい、bゾ
ーンによって反射された光束は平行光束となるから、第
6図(a)に示すようなリフレクタ1による基本配光を
形成する。このとき、cゾーンとdゾーンに対応するa
&c,a&d,b&c及びb&dの各ゾーンによる配光は第6
図(b)に示すように成る。
第6図(b)は、レンズ姿勢制御駆動機構12により補
助レンズ7a,7bを水平に位置した場合のa&c,a&d,b&
c及びb&dの各ゾーンからの照射光束を示すものであ
り、実際には光源が円筒状であるため境界線上で僅かに
重なり合う。従って、第6図(a)の基本配光と重ねた
状態では、第6図(e)に示すような水平レベルHから
下で広がりを有し、対向車線と反対側において水平ライ
ンHから上に照射光域を形成した、すれ違い走行時の配
光パターンを形成する。
また、第6図(c)はレンズ姿勢制御駆動機構12によ
り補助レンズ7a,7bを垂直姿勢にし、光束の一部を透過
させるようにした場合のa&c,a&d,b&c及びb&dの
各ゾーンからの照射光束を示すものである。補助レンズ
7a,7bはそれぞれプリズムステップ14a,14b,14c,14dを光
束が右上,左上又は左下に屈折し、光軸L位置に集光す
るような屈折プリズムを構成しているため、第6図
(a)の基本配光と重ねた状態では、第6図(e)に示
すような水平レベルHから下で広がりを有し、垂直位置
Vにおいて水平レベルHから上にスポットに近い高照度
照射光域を形成した、一般走行時の対称な配光パターン
を形成する。
次に第7図(a)及び(b)は、前記第6図(a)及
び(b)に示すリフレクタ1について、補助レンズ7a,7
bのプリズムステップ14a,14b,14c,14dを変更し、a&c,
a&d,b&c及びb&dの各ゾーンからの光束を振った他
の例を示すものである。
(a)は、対向車が存在するとき、眩光の原因となる
a&cゾーンの光束を自車線側に振った配光を示す。
(b)は、走行時の配光に対応してa&c,a&d,b&c
及びb&dの各ゾーンの光束を振った状態を示すもので
あり、該配光と基本配光を重ねた後前面レンズ4によっ
て配光調整し、適正な走行時の配光を得ることができ
る。
第8図(a)及び(b)は、リフレクタ1の第二の例
を示すものである。
この実施例のリフレクタ1は、前述した第一の実施例
における15°の区画ライン15を廃止し、水平レベルHに
よって区画した焦点F1を有する上半部の第一放物反射鏡
面1aと、焦点F2を有する下半部の第二放物反射鏡面1bに
よってaゾーンとbゾーンを形成し、補助レンズ7a,7b
のcゾーンとdゾーンに対応する重複したゾーンを形成
したものである。
この場合リフレクタ1の基本配光を第9図(a)、a
&c,a&d,b&c及びb&dの各ゾーンからの配光は第9
図(b)に示すように成る。
従って、補助レンズ7a,7bを使用しない状態では、第
9図(b)の配光を第9図(a)の基本配光と重ねた配
光となり、前面レンズ4のレンズステップによって第9
図(d)に示すような水平レベルHから下で広がりを有
し、対向車線と反対側において水平レベルHから上に照
射光域を形成した、すれ違い走行時の配光パターンを形
成する。
また、補助レンズ7a,7bを使用した状態では、第9図
(c)に示すa&c,a&d,b&c及びb&dの各ゾーンか
らの照射光束を形成する。即ち、補助レンズ7a,7bはそ
れぞれプリズムステップ14a,14b,14c,14dを光束が右
上,左上又は左下に屈折し、光軸L位置に集光するよう
な屈折プリズムを構成しているため、第9図(a)の基
本配光と重ねた状態では、第9図(e)に示すような水
平レベルHから下で広がりを有し、垂直位置Vと対称に
水平レベルHから上にスポットに近い高照度照射光域を
形成した、一般走行時の配光パターンを形成する。
第10図(a),(b)及び(c)は、リフレクタ1の
第三の例を示すものである。
この実施例のリフレクタ1は、リフレクタ1の中央部
を光軸Lを含む鉛直断面では放物曲面、水平断面では楕
円曲面となるパラエリプソイド形状の反射鏡面を構成し
たものである。従って該部の反射光は、鉛直断面内では
上下に略平行となり、水平断面内では左右に拡散する配
光を形成する。また補助レンズ7a,7bと対応する制御変
更可能なゾーンは、dゾーン,eゾーン,hゾーン及びiゾ
ーンである。
この場合、リフレクタ1の基本配光は第11図(a)の
ように成り、dゾーン,eゾーン,hゾーン及びiゾーンか
ら成る可変部の配光を含んでいる。
従って、補助レンズ7a,7bを使用しない状態では、前
面レンズ4のレンズステップによって第11図(b)に示
すような水平レベルHから下で広がりを有し、対向車線
と反対側において水平レベルHから上に照射光域を形成
した、すれ違い走行時の配光パターンを形成する。
また、補助レンズ7a,7bを使用した状態では、第11図
(c)に示すdゾーン,eゾーン,hゾーン及びiゾーンに
よる照射光束を形成する。即ち、補助レンズ7a,7bはそ
れぞれプリズムステップ14a,14b,14c,14dを光束が右
上,左上又は左下に屈折し、光軸L位置に集光するよう
な屈折プリズムを構成しているため、基本配光と重ねた
状態では、第11図(d)に示すような水平レベルHから
下で広がりを有し、垂直位置Vと対称に水平レベルHか
ら上にスポットに近い高照度照射光域を形成した、一般
走行時の配光パターンを形成する。
〔考案の効果〕
本考案に係るビーム切替装置を有する車両用前照灯
は、以上のように構成したから、点灯用のバルブの光軸
上の縦張りしたフィラメントに対して焦点位置を異にす
る第一放物反射鏡面と第二放物反射鏡面によて区画する
リフレクタを構成すると共に、焦点の前方に光軸に対し
て開放又は閉止するように上記リフレクタの開口部を部
分的に覆うような補助レンズを構成してリフレクタから
の反射光束の一部を制御することによって一般走行時の
配光とすれ違い走行時の配光を変更することができる。
そして、該補助レンズがレンズ面の中央に軸着した回転
軸を回転駆動するものであるため、駆動負荷を小さくす
ることができ、灯具を小型化することができる等の特徴
を有するものであり、本考案実施後の実用的効果は極め
て大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るビーム切替装置を有する車両用前
照灯の一実施例を示す一部分解した斜視図、 第2図は同前面レンズを除去した状態の正面図、 第3図は同側断面図、 第4図(a)及び(b)はそれぞれ補助レンズのプリズ
ムステップの実施例を示す正面及び断面図、 第5図(a)はリフレクタの第一の実施例を示す正面
図、 (b)は同縦断面図、 第6図(a)は第5図のリフレクタによる基本配光図、 (b)は補助レンズ相当部の基本配光図、 (c)は補助レンズ透過後の配光図、 (d)はすれ違い走行時の照射パターン図、 (e)は一般走行時の照射パターン図、 第7図(a)及び(b)はそれぞれ補助レンズのプリズ
ムステップの他の実施例を示す配光説明図、 第8図(a)はリフレクタの第二の実施例を示す正面
図、 (b)は同縦断面図、 第9図(a)は第8図のリフレクタによる基本配光図、 (b)は補助レンズ相当部の基本配光図、 (c)は補助レンズ透過後の配光図、 (d)はすれ違い走行時の照射パターン図、 (e)は一般走行時の照射パターン図、 第10図(a)はリフレクタの第三の実施例を示す正面
図、 (b)は同縦断面図、 (c)は同横断面図、 第11図(a)は第10図のリフレクタによる基本配光図、 (b)はすれ違い走行時の照射パターン図、 (c)は補助レンズ透過後の配光図、 (d)は一般走行時の照射パターン図、 第12図は従来の照射ビームの切替機構を示す前照灯の縦
断面図、 第13図(a),(b)及び(c)は同照射パターン図で
ある。 1…リフレクタ、3…点灯バルブ 3a…フィラメント、4…前面レンズ 5…回転軸、7a,7b…補助レンズ 9…歯車、10…直流モータ 11…減速歯車 12…レンズ姿勢制御駆動機構
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−243239(JP,A) 特開 平1−253102(JP,A) 特開 昭62−55801(JP,A) 特開 昭62−222505(JP,A) 実開 昭62−17001(JP,U) 実開 昭62−144001(JP,U) 実開 昭62−14602(JP,U) 実開 昭56−41403(JP,U) 実開 昭48−2082(JP,U) 実開 昭63−54201(JP,U) 実公 昭35−31864(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リフレクタの光軸上に縦張りした単一のフ
    ィラメントを有するバルブと前面レンズを設け、該前面
    レンズとバルブ間にリフレクタの開口部を部分的に覆う
    ような補助レンズを備え、 前記リフレクタの反射鏡面を、前記バルブのフィラメン
    トの後端よりリフレクタ側に焦点位置を有する略上半部
    を形成して成る第一放物反射鏡面と、前記バルブのフィ
    ラメントの前端より前面レンズ側に焦点位置を有する略
    下半部を形成して成る第二放物反射鏡面によって区画構
    成すると共に、 前記前面レンズとバルブ間に、軸受を介して光軸と直交
    するように回転軸を回動自在に横架設し、該回転軸の両
    端部それぞれに、上半面と下半面に光束屈折方向に傾斜
    したプリズムステップを区画構成して成る補助レンズを
    固設し、 前記回転軸を回転制御可能なモータ等のレンズ姿勢制御
    駆動機構によって回動変位せしめ前記補助レンズをリフ
    レクタの光軸と平行する姿勢と、光軸と直交する姿勢に
    切替変位することにより一般走行時とすれ違い走行時の
    照射光束の配光を切り替え得るように構成したことを特
    徴とするビーム切替装置を有する車両用前照灯。
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