JPH04136503U - 自動車修理用の測定補助具 - Google Patents

自動車修理用の測定補助具

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JPH04136503U
JPH04136503U JP5273991U JP5273991U JPH04136503U JP H04136503 U JPH04136503 U JP H04136503U JP 5273991 U JP5273991 U JP 5273991U JP 5273991 U JP5273991 U JP 5273991U JP H04136503 U JPH04136503 U JP H04136503U
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 変形した事故の修理の際にその裏面の基準点
から吊下げた可撓性紐条が振動で脱落せず、常に車体の
復元寸法を監視できて作業能率の向上を図る。 【構成】 上部が開口した枠体1内に磁石2を固着し
て、その上面を露出させ、前記枠体1の側壁3に測定時
の基準点8を示すための可撓性紐条6を挿通して係止す
る挿通孔5を上下方向に開設した支持部材4を一体に設
ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は衝突事故等により変形した自動車のボデーの修正の際に自動車裏面の 各基準点間の距離を測定するために用いられる自動車修理用の測定補助具に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、衝突事故により変形した自動車の修理作業において事故車が元の寸法ど おりに復元されたかどうかを測定するには、例えば特開昭61−92723号の 「事故車の鈑金修理方法」に開示されるように、縦杆と横杆とよりなる機枠上に 複数の基準点表示体を縦横に移動自在に配設してなる測定機の各基準点表示体を 事故車の車種毎に決められたフレームチヤートに従い予め基準位置に設定し、該 測定機を事故車の床下に配置する。そして該事故車の床下面の基準点(水抜き穴 ,ボルト,車体の底板の継目等)に例えば図8に示すような磁石を内装した磁石 体101と連球部分102からなる可撓性紐条103を取着して吊下し、事故車 を引張具により修正するに従い前記可撓性紐条と基準点表示体とが鉛直線上に合 致することにより事故車の復元状態を検知していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、かかる従来の可撓性紐条103にあっては例えば基準点が水抜き穴の 場合には円錐形の磁石の上部外周が水抜き穴の周縁に線接触するか、或いはボル ト頭部の場合には前記磁石体の頂部が点接触して吸着するだけであるため吸着力 が弱い。このため車体変形部分の引張り作業中の振動により前記磁石体101が 基準点から外れ、可撓性紐条103が脱落し易く、再度取り付けねばならないた め作業能率が悪いという問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は上記問題点を解決するため、上部が開口した枠体内に磁石を固 着し、該磁石の上面を露出し、前記枠体の側壁には測定時の基準点を示すための 可撓性紐条を挿通して係止する挿通孔を上下方向に開設した支持部材を一体に設 けたものである。
【0005】
【作用】
車体下面の水抜き穴,ボルト頭部,車体板の継目等の基準点の直下に測定補助 具の挿通孔を合致させると共に、磁石上面を前記基準点付近の底板に吸着させれ ば測定補助具は所定位置に強固に取付けられ、車体が振動しても脱落しない。 そして、前記挿通孔に可撓性紐条を挿通して吊下げることにより、測定時の車 体の基準点の位置が明示される。
【0006】
【実施例】
本考案に係る自動車修理用の測定補助具を図面に従い説明する。 図1において1は上部が開口した断面略U形状の方形の枠体であり、2は枠体 1内にその上面が露出するよう固着された強磁性体の磁石である。前記枠体1の 側壁3の一側には平板状の支持部材4を一体且つ水平に突設し、この支持部材4 のほぼ中央に円形状の挿通孔5を上下方向に開設する。6は該挿通孔5に挿通さ れて吊下げられる可撓性紐条であり、連球部分6aの上端に挿通孔5より大径の 円錐体7を備えている。この可撓性紐条6は前記挿通孔5に上方から挿通して円 錐体7により係止され、測定時の基準点8(水抜き孔)の位置を示すためのもの である。
【0007】 しかしてこのように構成された測定補助具の使用例について以下に説明する。 先ず、修理すべき事故車Aの底板に設けられた基準点8(水抜き孔)の直下に 測定補助具9の挿通孔5を合致させると共に、枠体1の上部に露出する磁石2の 上面を前記基準点8付近の底板に吸着して固定する。
【0008】 そして、前記挿通孔5に上方から前記可撓性紐条6の連球部分6aを挿通して その円錐体7を挿通孔5上端に係止し円錐体7上端部を基準点8である水抜き孔 内に嵌入して吊下げることにより測定時の基準点8の位置を明示する。
【0009】 一方、図2,図3において、10はフレームチャートの正規の基準点位置をそ のまま再現してセットされ事故車Aの下方に配置される測定機である。 ここで、11は表面に測長目盛を表示した角パイプよりなる縦杆、12,12 は該縦杆11上において該縦杆11と直交する2本の横杆で該縦杆11に沿って 夫々移動自在に配設される。横杆12,12の表面には縦杆11の表面と同様、 測長目盛が表示されている。13は上下伸縮自在でロッド14の上端に円錐体1 5を有する基準点表示体であり、横杆12,12の上面に沿って移動自在なるよ うに配設される。
【0010】 また、縦杆11を前後端で支持する角パイプ状の支持横杆16,16の両端部 には滑車17が設けられているほか、支脚用ネジ軸18が鉛直に軸支され、その 下端を床面に当接し得るようにしその長さを調節することにより測定機10を床 面上に水平に設置できるようにしている。
【0011】 そして前記基準点表示体13をフレームチャートの正規の基準点に対応する位 置にセットした後、前記の如く事故車Aの下方に配置する。 これにより測定機10の基準点表示体13が示す事故車Aの正規の基準点の位 置と、変形した事故車Aの測定時の基準点8の位置との間の寸法誤差が明示され る。
【0012】 そこで作業者は図3に示すようにクランプ19により変形個所を把持させ、周 知の引張具20をもって、チエン21を強力に牽引することでその変形個所を修 正する。その際前記可撓性紐条6の連球部分6aが基準点表示体13の真上に吊 下したことをもって事故車Aの復元状態を知ることができるだけでなく、強力な 牽引により事故車Aに振動が生じても、測定補助具9は強磁性体の磁石2により 強固に前記所定の底板に吸着されているため脱落しない。
【0013】 また、図5は事故車Aの車体の長手方向のズレを修正する場合を示すものであ り、左右両側の底板の継目を基準点8,8としてその付近の底板に測定補助具9 を取付けた例である。22は事故車Aの左右両側の底板の継目の中心に可撓性紐 条6’を介して事故車Aの前後方向に複数個吊下げる十字形バーであり、水平測 定バー23の両端に取付けた可撓性紐条6,6の他端のフック24,24を各挿 通孔5,5下方から挿通して掛止する。 そして長手方向の中心から十字形バー22がズレた個所を前記の如くクランプ 19で把持して引張り、修正するが、この場合も前記底板に磁石2で強固に固定 した測定補助具9は脱落することなく修正作業を円滑に進めることができる。
【0014】 さらに図6は他の可撓性紐条6”であり、連球部分6aの一端にバネ部材25 を取着している。そして、特にボルトの頭部、又は底板の継目が前記基準点8と なる場合、下方から挿通孔5に該バネ部材25を収縮させて挿通することにより 可撓性紐条6”を基準点8の直下に吊下げるようにしたものである。
【0015】 図7は枠体1の側壁3の一側に一体に設ける支持部材4を筒状に形成したもの である。これは円錐体7を有する可撓性紐条6の場合、上端の円錐体7の中心を 挿通孔5の中心と合致し易く便利である。 尚、前記磁石の上面に布等を被着しておけば、事故車の底板が傷つくようなこ とがなく都合が良い。
【0016】
【考案の効果】
このように本考案の自動車修理用の測定補助具は、変形した事故車の修理作業 中に車体が振動しても、基準点に取付けられた測定補助具は脱落しないため、作 業者は測定時の基準点の位置を常に明確に把握でき、車体の復元寸法の測定が容 易となって車体修理の作業能率が向上する。 また、測定補助具はその磁力により簡単かつ強固に基準点付近の車体底部に取 り付けられるため、基準点となるものが水抜き孔,ボルト頭,底板の継目のいず れであつてもそれらに対応して使用でき汎用性にすぐれている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による測定補助具の斜視図。
【図2】本考案による測定補助具の使用状態を示す正面
図。
【図3】本考案による測定補助具の使用状態を示す側面
図。
【図4】図2の要部拡大断面図。
【図5】本考案による測定補助具の他の使用状態図。
【図6】本考案に用いる可撓性紐条の他の実施例の斜視
図。
【図7】本考案による測定補助具の他の実施例の斜視
図。
【図8】従来の可撓性紐条の斜視図。
【符号の説明】
1 枠体 2 磁石 3 側壁 4 支持部材 5 挿通孔 6 可撓性紐条

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が開口した枠体内に磁石を固着し、
    該磁石の上面を露出し、前記枠体の側壁には測定時の基
    準点を示すための可撓性紐条を挿通して係止する挿通孔
    を上下方向に開設した支持部材を一体に設けたことを特
    徴とする自動車修理用の測定補助具。
JP1991052739U 1991-06-12 1991-06-12 自動車修理用の測定補助具 Expired - Lifetime JPH0744964Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991052739U JPH0744964Y2 (ja) 1991-06-12 1991-06-12 自動車修理用の測定補助具

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JP1991052739U JPH0744964Y2 (ja) 1991-06-12 1991-06-12 自動車修理用の測定補助具

Publications (2)

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JPH04136503U true JPH04136503U (ja) 1992-12-18
JPH0744964Y2 JPH0744964Y2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=31928940

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114247772A (zh) * 2020-09-23 2022-03-29 本田技研工业株式会社 调整夹具以及调整方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59161265A (ja) * 1983-03-02 1984-09-12 Nisshin Kikai Seisakusho:Kk 研削砥石支持装置
JPS6192723A (ja) * 1984-10-11 1986-05-10 Shugo Fuwa 事故車の鈑金修理方法

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CN114247772B (zh) * 2020-09-23 2024-03-12 本田技研工业株式会社 调整夹具以及调整方法

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