JPH056317U - 盛土巻き出し厚管理標識 - Google Patents

盛土巻き出し厚管理標識

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Publication number
JPH056317U
JPH056317U JP6219091U JP6219091U JPH056317U JP H056317 U JPH056317 U JP H056317U JP 6219091 U JP6219091 U JP 6219091U JP 6219091 U JP6219091 U JP 6219091U JP H056317 U JPH056317 U JP H056317U
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JP
Japan
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pole
embankment
thickness control
handle
flag
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Pending
Application number
JP6219091U
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English (en)
Inventor
将 前澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Publication of JPH056317U publication Critical patent/JPH056317U/ja
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、見やすくかつ簡易な形状で、しか
も据付け及び移動が容易な盛土巻き出し厚の管理標識を
提供することを目的とする。 【構成】 本考案は、上端部近傍に旗を取り付けたポー
ルと、ポールの旗の下部に取り付けたハンドルと、ポー
ルのハンドルの下部に、上下にスライド可能でかつ水平
方向に取り付けたスライド部材とよりなる、盛土巻き出
し厚管理標識である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、盛土施工時の巻き出し厚を管理する標識に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
盛土施工においては、地面から盛土上面までの巻き出し厚を管理する必要があ るため、盛土を行う前に、予め盛土上面の位置が分かるように何等かの目印が設 けられる。 従来の盛土巻き出し厚の管理方法としては、紅白のポールを用いる方法、測量 杭と貫板を併用する方法、既設構造物にマーキングをする方法等が挙げられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の従来技術には、次のような問題点が存在する。 <イ>紅白のポールを用いる方法は、据付け、移動はしやすいが、ポールに単純 な紅白の色を付けただけであるため見にくく、見落としやすい。 そのため、気付いたときには抜けないほど埋められていることがある。 <ロ>測量杭と貫板を用いる方法は、形状に自由性があり工夫すれば見やすい標 識とすることができるが、移動が困難であり、基本的には埋め殺しとなるため不 経済である。 <ハ>既設構造物にマーキングをする方法は最も簡易であるが、必ずしも周囲に 既設構造物があるとは限らないため、施工の適用範囲が狭い。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、見やすくか つ簡易な形状で、しかも据付け及び移動が容易な盛土巻き出し厚の管理標識を提 供することを目的とする。 即ち、本考案は、上端部近傍に旗を取り付けたポールと、ポールの旗の下部に 取り付けたハンドルと、ポールのハンドルの下部に、上下にスライド可能でかつ 水平方向に取り付けたスライド部材とよりなる、盛土巻き出し厚管理標識である 。
【0005】
【実施例】
以下、図面を参照しながら、本考案の一実施例について説明する。 <イ>ポール 図1に本考案の盛土巻き出し厚の管理標識を示す。 図中1は、鋼棒等のポールである。 このポール1は、地中に圧入する際に曲がらないように、ある程度の剛性を有 するものを使用する。 また、ポール1は、地盤に圧入しやすいように細いものを用い、かつ下端部を 鋭利に形成する。
【0006】 <ロ>旗 ポール1の上端部近傍には、D6クラスのブルドーザー等の重機のオペレータ ーから十分視認できる大きさの旗11を取り付ける。 また、ポール1の高さを3m程度にすれば、オペレーターからの視認がしやす くなる。 上記ポール1及び旗11には、見やすいように赤色等の彩色を施しても良い。
【0007】 <ハ>ハンドル ポール1の旗11の下部には、ハンドル12を取り付ける。 このハンドル12は、例えば、鋼棒等をポール1と直交させて配置し、交差部 を溶接あるいは十字管等により連結して構成したもの等が考えられる。
【0008】 <ニ>スライド部材 ポール1のハンドル12の下部には、上下にスライド可能でかつ水平方向に位 置させてスライド部材13を取り付ける。 このスライド部材13には棒状体等を用い、この棒状体を短パイプ14の側面 に水平方向に突設し、また短パイプ14の側面に締付ネジ15を貫通させた構造 が考えられる。 そして、短パイプ14をポール1に外装し、締付ネジ15を締め付けることに よって、スライド部材13を任意の高さで係止することができる。 なお、スライド部材13は見やすいように赤色等の彩色を施す。
【0009】 <ホ>支持部材 ポール1のスライド部材13の下部であって、ポール1の下端部よりやや上方 には、水平方向に棒体等の支持部材16を固定する。 この支持部材16は、ポール1を地中に打ち込んだ際に、地盤面に反力をとっ て、ポール1が転倒あるいは傾倒しないように支持するものである。
【0010】
【使用方法】
次に、上記のように構成した標識の使用方法について説明する。 先ず、予め所定の巻き出し厚Bを想定した盛土上面線Cの位置まで、スライド 部材13を移動させて固定する。 次に、図2に示すように、作業員がハンドル12を持って、ポール1を地面A 内に押し込み、支持部材16が地面Aと接地するまで圧入する。 そして、図3に示すように、盛土上面線Cに沿って盛土Dを行う。 盛土終了後は、ハンドル12を回転させながらポール1を引き抜いて、別の場 所の標識に転用する。
【0011】
【本考案の効果】
本考案は以上説明したようになるため、次のような効果を得ることができる。 <イ>ポールの上端部近傍には旗が取り付けてあるため、重機のオペレーターか らの視認性が良く、見落としが少ない。 従って、破損させたり埋めたりすることが少ないため、正確に据付けられた標 識を基準に、盛土の巻き出し厚を精度良く管理することができる。
【0012】 <ロ>ハンドルを押し込み、回転させることによって容易に据付け、撤去ができ 、移動しやすい。 そのため、任意の位置に容易に移動、据付けができ、局所的な盛土の転圧不足 が解消される。
【0013】 <ハ>ポールと旗と板体からなる簡易構造であるため、製造コストが低廉である 。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の標識の斜視図
【図2】 据付け方法の説明図
【図3】 撤去方法の説明図

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 上端部近傍に旗を取り付けたポールと、 ポールの旗の下部に取り付けたハンドルと、 ポールのハンドルの下部に、上下にスライド可能でかつ
    水平方向に取り付けたスライド部材とよりなる、 盛土巻き出し厚管理標識。
JP6219091U 1991-07-12 1991-07-12 盛土巻き出し厚管理標識 Pending JPH056317U (ja)

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JPH056317U true JPH056317U (ja) 1993-01-29

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743160A (ja) * 1993-07-27 1995-02-10 Mitsui Constr Co Ltd Gps測点杭打ち装置
JP2015190935A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 ヤンマー株式会社 携帯型測位装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0743160A (ja) * 1993-07-27 1995-02-10 Mitsui Constr Co Ltd Gps測点杭打ち装置
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