JPH04136100U - 酒造米液化もろみの醗酵装置 - Google Patents

酒造米液化もろみの醗酵装置

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JPH04136100U
JPH04136100U JP5100891U JP5100891U JPH04136100U JP H04136100 U JPH04136100 U JP H04136100U JP 5100891 U JP5100891 U JP 5100891U JP 5100891 U JP5100891 U JP 5100891U JP H04136100 U JPH04136100 U JP H04136100U
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哲之 横山
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株式会社横山エンジニアリング
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 醗酵槽内において撹拌により生じる渦流を防
止し、撹拌効率を高め、醗酵槽内全体の温度を均一に昇
温させて高品質の液化もろみを製造する。 【構成】 内部に撹拌機構を有する醗酵槽1において、
該醗酵槽1内にバッフル板12を固設すると共に、ガス
吹込パイプ13を固設し、点検又は清掃の目的で出入り
する際、昇降容易なるタラップ14を前記バッフル板と
ガス吹込パイプに固設した。バッフル板により攪拌によ
って生じる混合液の流動が邪魔されて対流を起こして渦
流を防止し、又バッフル板を醗酵槽の側壁との空間にタ
ラップの踏板が横架されているため、バッフル板のまわ
りと背後の流れがよくなり、かかる対流攪拌の中心部で
ガス吹込パイプからのガスが供給されるため、混合液全
体が均一に温度調節されると共に、攪拌効率の向上が図
られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は醗酵槽内において撹拌により生じる渦流を防止し、撹拌効率を高め、 醗酵槽内全体の温度を均一に昇温させて高品質の液化もろみを製造する酒造米液 化もろみの醗酵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、酒造米液化もろみの醗酵装置にあっては、醗酵槽内に主撹拌軸を回転自 在に設置し、該主撹拌軸に主撹拌翼を固設し、又醗酵槽内に横又は下からガス吹 込ノズルを突出させたものが見受けられるも、かかる醗酵装置では主撹拌翼の回 転による撹拌によって醗酵槽内の混合液が渦流を生じるため、撹拌効率の低下を 招来すると共に、かかる撹拌効率の低下に伴い、ガス吹込ノズルが混合液の撹拌 の中心部でないために混合液全体を均一に昇温することが出来ず、よって多量の 汲み水を必要として高濃度の液化もろみを造ることが出来ず、アルコール度が低 く、又多量の液化もろみを処理しなければならず、製造される液化もろみの品質 を低下させる欠点を有していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は醗酵槽内にバッフル板及びガス吹込パイプを固設し、バッフル板によ って撹拌により生じる渦流を防止し、しかも醗酵槽内には単にバッフル板を固設 するだけでなく、醗酵槽内の点検または清掃の目的で使用するタラップをバッフ ル板とガス吹込パイプに固設し、タラップの踏板によってバッフル板のまわりと 背後の流れをよくして、かかる対流撹拌の中心部でガス吹込パイプからのガスを 供給させることにより、混合液全体を均一に昇温させると共に、醗酵槽全体の撹 拌効率を向上させ、高品質の液化もろみを製造する様にし、そのうえ醗酵槽内に タラップを固設したことにより、点検又は清掃時毎にタラップを醗酵槽内に出し 入れする手間を省き、その作業性を向上させる様にした酒造米液化もろみの醗酵 装置を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記従来技術に基づく、醗酵槽内の撹拌効率の向上及び混合液の均 一昇温の課題に鑑み、内部に撹拌機構を有する醗酵槽において、醗酵槽内にバッ フル板を固設すると共に、外部よりガスを吹き込む事が可能なパイプを固設し、 昇降容易なるタラップを前記バッフル板とガス吹込パイプに固設したことによっ て、撹拌により生じる混合液の流動がバッフル板により邪魔されて対流を起こし 、これにより渦流を防止し、又バッフル板を醗酵槽の側壁との間に空間をもたせ 、かかる空間にタラップの踏板が横架されているため、バッフル板のまわりと背 後の流れをよくして、かかる対流撹拌の中心部でガス吹込パイプからのガスを供 給させることにより、混合液全体を均一に昇温させると共に、撹拌効率を向上さ せて高品質の液化もろみを製造して上記欠点を解決せんとしたものであり、この 様にタラップは単にバッフル板とガス吹込パイプに固設したのではなく、前記の 如くの作用効果を生じさせ、しかもタラップを点検又は清掃時毎に醗酵槽内に出 し入れする手間を省き、その作業性を向上させる様にしている。
【0005】
【作用】
本考案にあっては、醗酵槽内に原料投入口より蒸米、麹、汲み水を投入し、醗 酵槽内の撹拌機構により、蒸米、麹、汲み水の混合液は撹拌混合され、粒状物、 混合液が剪断されて効率良く醗酵槽内を流動して醗酵槽内のすみずみまで均一性 を保持させた撹拌混合を行っている。
【0006】 そして、バッフル板により撹拌によって生じる混合液の流動が邪魔されて対流 を起こして渦流を防止し、又バッフル板を醗酵槽の側壁との空間にタラップの踏 板が横架されているため、バッフル板のまわりと背後の流れがよくなり、かかる 対流撹拌の中心部でガス吹込パイプからのガスが供給されるため、混合液全体を 均一に昇温させると共に、撹拌効率の向上を図っている。
【0007】 又、タラップをバッフル板とガス吹込パイプに固設したことにより、醗酵槽を 出入りする際に必要となるタラップを点検又は清掃時毎に醗酵槽内に出し入れす る手間を省いている。
【0008】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、 1は蒸米、麹、汲み水を一定の割合で配合して液化処理する酒造米液化もろみ の醗酵槽であり、外周には、蒸気若しくは冷水等が供給される加熱・冷却ノズル 2、2a…を装備して醗酵槽1内の温度調節を可能となしたジャケット部3を付設 し、又醗酵槽1上部には原料投入口4を設けると共に、下部には処理液出口5を 設け、該処理液出口5に着脱自在なる点検口6を設置している。
【0009】 7は醗酵槽1の中央部に垂直に回転自在に設置した主撹拌軸であり、該主撹拌 軸7の上端は醗酵槽1より突出して駆動部8に連結し、又主撹拌軸7の先端部を 前記点検口6に固設した軸受け部9に着脱自在に設置している。
【0010】 10、10a …は2枚の遠心効果を有する湾曲した羽根11、11a を斜めに設けてな る撹拌効率の最も高いパドル型の主撹拌翼であり、該主撹拌翼10、10a …は醗酵 槽1内において主撹拌軸7の中央部より下方に3段に固設され、上段の主撹拌翼 10に対し、中段の主撹拌翼10a は90度位相して取付けられ、又中段の主撹拌翼 10a に対し、下段の主撹拌翼10b は90度位相して取付けられている。
【0011】 尚、本実施例において、主撹拌翼10、10a …は主撹拌軸7に3段固設したもの を示したが、主撹拌軸7に固設する主撹拌翼10、10a …は2段以上に複数固設し ても良い。
【0012】 又、醗酵槽1内側部の原料投入口4近傍位置には、撹拌により生ずる渦流を防 止し、撹拌効率を高める為に、バッフル板12を醗酵槽1の中心に向かって、且つ 醗酵槽1の側壁との間に空間をもたせて垂直に固設すると共に、外部よりガスを 吹き込み可能となしたガス吹込パイプ13を垂直に固設している。
【0013】 14は点検又は清掃の目的で醗酵槽1を出入りする際に、原料投入口4から昇降 容易となすタラップであり、該タラップ14の踏板15、15a …を醗酵槽1の側壁に 固設すると共に、タラップ14を前記バッフル板12とガス吹込パイプ13に固設して いる。
【0014】 尚、16はカップリング、17はサンプリング口である。
【0015】 次に本考案に係る酒造米液化もろみの醗酵装置の作用について説明すると、 醗酵槽1内に原料投入口より蒸米、麹、汲み水を投入し、駆動部8を作動させ て主撹拌翼10、10a …を回転させると共に、ガス吹込パイプ13よりガスを吹き込 み、又ジャケット部3に加熱・冷却ノズル2、2a…より蒸気、冷水を通すことに より液化温度を維持させる。
【0016】 蒸米、麹、汲み水の混合液は、パドル型の主撹拌翼10、10a …の遠心効果によ り剪断混合されると共に外側に流動し、又醗酵槽1の外周部では上方に流動して 全体的に渦巻き状に流動して撹拌混合され、粒状物、混合液が剪断されて効率良 く醗酵槽1内を流動して醗酵槽1内のすみずみまで均一性を保持させた撹拌混合 を行っている。
【0017】 そして、撹拌によって生じる混合液の流動がバッフル板12により邪魔されて対 流を起こし、これにより渦流を防止し、又バッフル板12と醗酵槽1の側壁との空 間にタラップ14の踏板15、15a …が横架されているため、バッフル板12のまわり と背後の流れがよくなり、かかる対流撹拌の中心部でガス吹込パイプ13からのガ スが供給されるため、混合液全体を均一に昇温させると共に、撹拌効率の向上を 図っている。
【0018】 又、タラップ14は前記の作用を奏するばかりでなく、点検又は清掃時毎に醗酵 槽1内に出し入れする手間を省いている。
【0019】 又、主撹拌軸7の先端部が軸受け部9にて受承されていることにより、撹拌混 合中の主撹拌軸7の回転による振れを防止し、又軸受け部9は主撹拌軸7の先端 部に着脱自在に設置しているので、軸受け部9が固設されている点検口6を処理 液出口5より取り外すことにより、軸受け部9のメンテナンスを行えるのである 。
【0020】
【考案の効果】
要するに本考案は、内部に撹拌機構を有する醗酵槽1において、醗酵槽1内に バッフル板12を固設すると共に、外部よりガスを吹き込む事が可能なパイプ13を 固設し、昇降容易なるタラップ14を前記バッフル板12とガス吹込パイプ13に固設 したので、醗酵槽1内において撹拌機構の撹拌によって生じる混合液の流動がバ ッフル板12により邪魔されて対流を起こし、これにより渦流を防止出来、又バッ フル板12と醗酵槽1の側壁との空間にタラップ14の踏板15、15a …が横架されて いるため、バッフル板12のまわりと背後の流れをよくすることが出来ると共に、 かかる対流撹拌の中心部でガス吹込パイプ13からのガスを供給出来て混合液全体 を均一に昇温させると共に、撹拌効率を向上させて高品質の液化もろみを製造す ることが出来るのである。
【0021】 又、タラップ14をバッフル板12とガス吹込パイプ13に固設したことにより、前 記の如くの作用効果を奏すると共に、醗酵槽1を出入りする際に必要となるタラ ップ14を点検又は清掃時毎に醗酵槽1内に出し入れする手間を省くことが出来、 その作業性を向上させる等その実用的効果甚だ大なるものである。
【提出日】平成3年8月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は醗酵槽内において撹拌により生じる渦流を防止し、撹拌効率を高め、 醗酵槽内全体の温度を均一に温度調節させて高品質の液化もろみを製造する酒造 米液化もろみの醗酵装置に関するものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】
従来、酒造米液化もろみの醗酵装置にあっては、醗酵槽内に主撹拌軸を回転自 在に設置し、該主撹拌軸に主撹拌翼を固設し、又醗酵槽内に横又は下からガス吹 込ノズルを突出させたものが見受けられるも、かかる醗酵装置では主撹拌翼の回 転による撹拌によって醗酵槽内の混合液が渦流を生じるため、撹拌効率の低下を 招来すると共に、かかる撹拌効率の低下に伴い、ガス吹込ノズルが混合液の撹拌 の中心部でないために混合液全体を均一に温度調節することが出来ず、よって多 量の酒母を必要として高濃度の液化もろみを造ることが出来ず、アルコール度が 低く、又多量の液化もろみを処理しなければならず、製造される液化もろみの品 質を低下させる欠点を有していた。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は醗酵槽内にバッフル板及びガス吹込パイプを固設し、バッフル板によ って撹拌により生じる渦流を防止し、しかも醗酵槽内には単にバッフル板を固設 するだけでなく、醗酵槽内の点検または清掃の目的で使用するタラップをバッフ ル板とガス吹込パイプに固設し、タラップの踏板によってバッフル板のまわりと 背後の流れをよくして、かかる対流撹拌の中心部でガス吹込パイプからのガスを 供給させることにより、混合液全体を均一に温度調節させると共に、醗酵槽全体 の撹拌効率を向上させ、高品質の液化もろみを製造する様にし、そのうえ醗酵槽 内にタラップを固設したことにより、点検又は清掃時毎にタラップを醗酵槽内に 出し入れする手間を省き、その作業性を向上させる様にした酒造米液化もろみの 醗酵装置を提供せんとするものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記従来技術に基づく、醗酵槽内の撹拌効率の向上及び混合液の均 一な温度調節の課題に鑑み、内部に撹拌機構を有する醗酵槽において、醗酵槽内 にバッフル板を固設すると共に、外部よりガスを吹き込む事が可能なパイプを固 設し、昇降容易なるタラップを前記バッフル板とガス吹込パイプに固設したこと によって、撹拌により生じる混合液の流動がバッフル板により邪魔されて対流を 起こし、これにより渦流を防止し、又バッフル板を醗酵槽の側壁との間に空間を もたせ、かかる空間にタラップの踏板が横架されているため、バッフル板のまわ りと背後の流れをよくして、かかる対流撹拌の中心部でガス吹込パイプからのガ スを供給させることにより、混合液全体を均一に温度調節させると共に、撹拌効 率を向上させて高品質の液化もろみを製造して上記欠点を解決せんとしたもので あり、この様にタラップは単にバッフル板とガス吹込パイプに固設したのではな く、前記の如くの作用効果を生じさせ、しかもタラップを点検又は清掃時毎に醗 酵槽内に出し入れする手間を省き、その作業性を向上させる様にしている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【作用】
本考案にあっては、醗酵槽内に原料投入口より米液化液、麹、酒母を投入し、 醗酵槽内の撹拌機構により、米液化液、麹、酒母の混合液は撹拌混合され、粒状 物、混合液が剪断されて効率良く醗酵槽内を流動して醗酵槽内のすみずみまで均 一性を保持させた撹拌混合を行っている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 そして、バッフル板により撹拌によって生じる混合液の流動が邪魔されて対流 を起こして渦流を防止し、又バッフル板を醗酵槽の側壁との空間にタラップの踏 板が横架されているため、バッフル板のまわりと背後の流れがよくなり、かかる 対流撹拌の中心部でガス吹込パイプからのガスが供給されるため、混合液全体を 均一に温度調節させると共に、撹拌効率の向上を図っている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、 1は米液化液、麹、酒母を一定の割合で配合して醗酵処理する酒造米液化もろ みの醗酵槽であり、外周には、温水若しくは冷水等が供給される加熱・冷却ノズ ル2、2a…を装備して醗酵槽1内の温度調節を可能となしたジャケット部3を 付設し、又醗酵槽1上部には原料投入口4を設けると共に、下部には処理液出口 5を設け、該処理液出口5に着脱自在なる点検口6を設置している。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 10、10a…は2枚の遠心効果を有する平板状の羽根11、11aを斜めに 設けてなる撹拌効率の最も高いパドル型の主撹拌翼であり、該主撹拌翼10、1 0a…は醗酵槽1内において主撹拌軸7の中央部より下方に3段に固設され、上 段の主撹拌翼10に対し、中段の主撹拌翼10aは90度位相して取付けられ、 又中段の主撹拌翼10aに対し、下段の主撹拌翼10bは90度位相して取付け られている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 次に本考案に係る酒造米液化もろみの醗酵装置の作用について説明すると、 醗酵槽1内に原料投入口より米液化液、麹、酒母を投入し、駆動部8を作動さ せて主撹拌翼10、10a…を回転させると共に、ガス吹込パイプ13よりガス を吹き込み、又ジャケット部3に加熱・冷却ノズル2、2a…より温水、冷水を 通すことにより醗酵温度を維持させる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】米液化液 、麹、酒母の混合液は、パドル型の主撹拌翼10、10a…の遠心効 果により剪断混合されると共に外側に流動し、又醗酵槽1の外周部では上方に流 動して全体的に渦巻き状に流動して撹拌混合され、粒状物、混合液が剪断されて 効率良く醗酵槽1内を流動して醗酵槽1内のすみずみまで均一性を保持させた撹 拌混合を行っている。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 そして、撹拌によって生じる混合液の流動がバッフル板12により邪魔されて 対流を起こし、これにより渦流を防止し、又バッフル板12と醗酵槽1の側壁と の空間にタラップ14の踏板15、15a…が横架されているため、バッフル板 12のまわりと背後の流れがよくなり、かかる対流撹拌の中心部でガス吹込パイ プ13からのガスが供給されるため、混合液全体を均一に温度調節させると共に 、撹拌効率の向上を図っている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【考案の効果】
要するに本考案は、内部に撹拌機構を有する醗酵槽1において、醗酵槽1内に バッフル板12を固設すると共に、外部よりガスを吹き込む事が可能なパイプ1 3を固設し、昇降容易なるタラップ14を前記バッフル板12とガス吹込パイプ 13に固設したので、醗酵槽1内において撹拌機構の撹拌によって生じる混合液 の流動がバッフル板12により邪魔されて対流を起こし、これにより渦流を防止 出来、又バッフル板12と醗酵槽1の側壁との空間にタラップ14の踏板15、 15a…が横架されているため、バッフル板12のまわりと背後の流れをよくす ることが出来ると共に、かかる対流撹拌の中心部でガス吹込パイプ13からのガ スを供給出来て混合液全体を均一に温度調節させると共に、撹拌効率を向上させ て高品質の液化もろみを製造することが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る酒造米液化もろみの醗酵装置の構
造を示す簡略図である。
【図2】図1の平面図である。
【符号の説明】
1 醗酵槽 12 バッフル板 13 ガス吹込パイプ 14 タラップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に撹拌機構を有する醗酵槽におい
    て、醗酵槽内にバッフル板を固設すると共に、外部より
    ガスを吹き込む事が可能なパイプを固設し、昇降容易な
    るタラップを前記バッフル板とガス吹込パイプに固設し
    たことを特徴とする酒造米液化もろみの醗酵装置。
JP5100891U 1991-06-05 1991-06-05 酒造米液化もろみの醗酵装置 Expired - Lifetime JPH0735594Y2 (ja)

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JPH04136100U true JPH04136100U (ja) 1992-12-17
JPH0735594Y2 JPH0735594Y2 (ja) 1995-08-16

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JP5100891U Expired - Lifetime JPH0735594Y2 (ja) 1991-06-05 1991-06-05 酒造米液化もろみの醗酵装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017013974A1 (ja) * 2015-07-22 2017-01-26 株式会社日立製作所 攪拌装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017013974A1 (ja) * 2015-07-22 2017-01-26 株式会社日立製作所 攪拌装置

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