JPH04135876U - 自動車車体の組立構造 - Google Patents

自動車車体の組立構造

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JPH04135876U
JPH04135876U JP4351691U JP4351691U JPH04135876U JP H04135876 U JPH04135876 U JP H04135876U JP 4351691 U JP4351691 U JP 4351691U JP 4351691 U JP4351691 U JP 4351691U JP H04135876 U JPH04135876 U JP H04135876U
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JP
Japan
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unit
vehicle body
engagement
engaging
assembly structure
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Application number
JP4351691U
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English (en)
Inventor
博史 田崎
邦昭 長尾
耕造 広田
Original Assignee
マツダ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ル−フユニット等の上部車体とシャ−シユニ
ット等の下部車体との位置決め精度を確保して、結合強
度を高める。 【構成】 ル−フユニット8のセンタピラ−20の係合
凹部部材22を設ける。シャ−シユニット2のフレ−ム
10に、係合凹部部材22に係脱可能な凸部部材16を
形成する。それらを、両ユニット8,2の結合時に係合
させることで、精度よく位置決めがなされる。凸部部材
16と係合凹部部材22が係合した状態でそれらが互い
に接近するようにボルト部材23によって締結固定し、
結合強度を高める。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、上部車体のピラ−部が、下部車体の被取付部に組付けられる自動車 車体の組立構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば実開昭62−105876号公報に記載されるように、車体上部を構成 する上部車体(アッパボディ)と、車体下部を構成する下部車体(アンダボディ )とを相互に結合して自動車用車体を構成するようにし、アンダボディにシ−ト 等の各種部品を組付けてから、アッパボディとアンダボディとを相互に結合する ようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、そのように、各種部品を組付けてからアンダボディとアッパボディ とを締結固定して車体とする場合、上部車体と下部車体とを精度よく位置決めし て組付ける必要がある。また、上部車体と下部車体との結合強度を確保する必要 もある。
【0004】 本考案は、上部車体と下部車体との位置決め精度を確保して、それらの結合強 度を高めることができる自動車車体の組立構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上部車体のピラ−部が、下部車体の被取付部に組付けられる自動車 車体の組立構造を前提とするものである。そして、本考案は、上部車体のピラ− 部の下端部又は下部車体の被取付部の一方を係合凸部と、他方を該係合凸部に着 脱可能に係合する係合凹部とする。係合凸部と係合凹部が係合された状態では、 係合凸部と係合凹部とを互いに接近するようにボルト部材によって締結固定して いる。
【0006】
【作用】
上部車体のピラ−部の下端部又は下部車体の被取付部の一方を係合凸部と、他 方を該係合凸部に着脱可能に係合する係合凹部としているので、両車体の位置決 め精度が確保される。
【0007】 また、係合凸部と係合凹部が係合された状態でそれらが互いに接近するように ボルト部材によって締結固定しているので、それらの結合強度が高められる。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に説明する。
【0009】 自動車の車体の全体構成を示す図1において、1は自動車の車体で、アンダボ ディ(下部車体)側が、車体前後方向に延びるシャ−シユニット2及び、閉断面 構造を形成する断面ハット型のフレ−ム3,3をフロアパネル4の下面側に有し フロントシ−ト(図示せず)が載置されるフロアユニット5により構成される。 一方、アッパボディ(上部車体)側が、ル−フ部6を有し車室7を形成するル− フユニット8及び、リヤシ−ト(図示せず)が載置され車体後部を構成するリヤ ボディユニット9に分割されている。また、ル−フユニット8の前部には、具体 的に図示していないが、エンジンル−ムを構成するフロントボディユニットが結 合される。
【0010】 上記シャ−シユニット2は左右に車体前後方向に延びるフレ−ム10,10が 平行に配設され、それらの前後端部がクロスメンバ11,12によって連結され ている。上記フレ−ム10,10の前後端部付近には、サスペンション装置(図 示せず)のスプリング受け13,13,14,14が突設されている。また、上 記各フレ−ム10の中間部分には、フロントボディユニット及びル−フユニット 8をシャ−シユニット2に締結固定するための4つの係合凸部部材15,15, 16,16が形成されている。
【0011】 また、ル−フユニット8は、フロントウインド(図示せず)が装着される開口 部17の下方に、前方に突出する突出部材18,18が形成されている。そして この突出部材18,18を介して、上記フロントボディユニットの後部がル−フ ユニット8に締結固定されるようになっている。
【0012】 さらにル−フユニット8は、フロントピラ−19,19、センタピラ−20, 20、及びリヤピラ−21,21を有する。そして、センタピラ−20,20の 下端部は、シャ−シユニット2のフレ−ム10,10より上方に突出する係合凸 部部材16,16に接着剤を介して外嵌され、後述するようにボルト部材23に より締結固定されるようになっている。
【0013】 例えばセンタピラ−20の場合は、図2に示すように、その内部に、係合凸部 部材16が係合する係合凹部部材22を有し、係合凹部部材22に係合凸部部材 16が接着剤を介して係合した状態で、係合凹部部材22の上面に固着された長 尺のボルト部材23が係合凸部部材16及びフレ−ム10を貫通し、該フレ−ム 10の下側でナット部材24に締結固定されている。それと共に係合凸部部材1 6の内面に溶着されたナット部材25,25に対して、センタピラ−20の外側 からボルト部材26,26を適用して締結固定するようになっている。
【0014】 リヤピラ−21は、図3及び図4に示すように、下端部に下方に突出した中空 の係合凸部部材31を有し、その下面部に、下方に突出するように長尺のボルト 部材32が溶着されている。そしてリヤボディユニット9のリヤフェンダ33の 上側に、上記係合凸部部材31に対応した形状の係合凹部部材34が設けられ、 該係合凹部部材34の外側面に複数のナット部材35,35,35が溶着されて いる。係合凸部部材31と係合凹部部材34は、共に、後方になるほど幅が狭く なったテ−パ形状となっている。なお、36はインナパネルで、その一部がタイ ヤハウス部36aとなっている。
【0015】 そして、係合凸部部材31が係合凹部部材34に係合した状態において、ボル ト部材32が係合凹部部材34及びインナパネル36を貫通するので、先端部に ナット部材37を適用して締結固定するようになっている。また、車体幅方向に おいても、車室内側からボルト部材38を適用して、ナット部材35に螺合する ことにより、リヤピラ−21をリヤボディユニット9に締結固定するようになっ ている。
【0016】 上記のように構成すれば、ル−フユニット8のセンタピラ−20の下端部に係 合凹部部材22を、シャ−シユニット2にそれに係合する係合凸部部材16をそ れぞれ形成し、それらを係合させて、両ユニット8,2を締結固定するようにし ているので、両ユニット2,8が位置決め精度良く、結合される。
【0017】 また、係合凸部部材16と係合凹部部材22が係合された状態でそれらが互い に接近するようにボルト部材23及びナット部材24によって弾性的に締結固定 しているので、両ユニット2,8の結合強度が高められる。
【0018】 同様に、リヤピラ−21の係合凸部部材31とリヤフェンダ33の係合凹部部 材34との間にも、同様な効果を有する係合関係が構成される。
【0019】 また、上記実施例では、係合凸部部材31の下面部に、下方に突出するように 長尺のボルト部材32を溶着するようにしているが、図5に示すように、ナット 部材41を溶着し、インナパネル26の下側からボルト部材42を適用するよう に構成することもできる。
【0020】 上記実施例では、フロアユニット5をシャ−シユニット2と別体として構成し ているが、シャ−シユニット2にフロアユニット5を予め組込んでおくようにす ることもできる。
【0021】
【考案の効果】 本考案は、上記のように、上部車体のピラ−部の下端部又は下部車体の被取付 部の一方を係合凸部とし、他方を該係合凸部に着脱可能に係合する係合凹部とし たので、両車体の位置決め精度が確保され、組付け性よく結合して組立てること ができる。
【0022】 また、上部車体と下部車体とは、係合凸部と係合凹部が係合された状態でそれ らが互いに接近するようにボルト部材によって締結固定されているので、両車体 の結合強度が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の車体全体の分解斜視図である。
【図2】センタピラ−下端部とシャ−シユニットとの連
結部の断面図である。
【図3】リヤピラ−下端部とリヤボディユニットと連結
部の分解斜視図である。
【図4】リヤピラ−下端部とリヤボディユニットと連結
部の断面図である。
【図5】変形例についての図4と同様の図である。
【符号の説明】
1 車体 2 シャ−シユニット(下部車体) 8 ル−フユニット(上部車体) 7 フロントボディユニット 9 リヤボディユニット(下部車体) 16 係合凸部部材(係合凸部) 21 リヤピラ− 22,34 係合凹部部材(係合凹部) 23,32 ボルト部材 31 係合凸部部材(係合凸部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部車体のピラ−部が、下部車体の被取
    付部に組付けられる自動車車体の組立構造であって、上
    部車体のピラ−部の下端部又は下部車体の被取付部の一
    方が係合凸部と、他方が該係合凸部に着脱可能に係合す
    る係合凹部とされ、該係合凸部と係合凹部が係合された
    状態でそれらが互いに接近するようにボルト部材によっ
    て締結固定されていることを特徴とする自動車車体の組
    立構造。
JP4351691U 1991-06-11 1991-06-11 自動車車体の組立構造 Pending JPH04135876U (ja)

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JP4351691U JPH04135876U (ja) 1991-06-11 1991-06-11 自動車車体の組立構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6346975A (ja) * 1986-08-14 1988-02-27 Nissan Motor Co Ltd 自動車の車体構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6346975A (ja) * 1986-08-14 1988-02-27 Nissan Motor Co Ltd 自動車の車体構造

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