JPH0312615Y2 - - Google Patents

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JPH0312615Y2
JPH0312615Y2 JP1522186U JP1522186U JPH0312615Y2 JP H0312615 Y2 JPH0312615 Y2 JP H0312615Y2 JP 1522186 U JP1522186 U JP 1522186U JP 1522186 U JP1522186 U JP 1522186U JP H0312615 Y2 JPH0312615 Y2 JP H0312615Y2
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JP
Japan
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cab side
center pillar
side panel
panel
belt line
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JP1522186U
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JPS62127068U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車の車体構造に関し、特にキヤブ
サイド部分の車体構造に関するものである。
(従来技術) 自動車のキヤブサイドは通常センタピラーやベ
ルトラインレインフオースメントで補強されてい
る。
そして、センタピラーとベルトラインレインフ
オースメントとの結合構造については、例えば実
公昭57−15088号公報に記載されているようにキ
ヤブサイドインナパネルとキヤブサイドアウタパ
ネルとで閉断面形状のセンタピラー部を形成する
とともにセンタピラーの後面の中段部を後方に延
長させこの延長部の後端縁にベルトラインフオー
スメントの前端部を連結したものが知られてい
る。
また、一般的なキヤブサイドは、フロント及び
リヤサイドアウタパネル・サイドルーフレール・
サイドシル・クオータパネル・センタピラー等を
夫々溶接結合して形成してあるが部品点数が多
く、その分各部品製作及び組付誤差が集積され車
体の製作精度が悪くなる。
そこで、実公昭57−14140号公報には後端部に
センタピラー形成部が設けられたフロント部材と
前端部にセンタピラー形成部が設けられたリヤ部
材の各センタピラー形成部同士を内外に重ね合せ
てその周縁部を溶接結合してキヤブサイドを形成
するようにしたものが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記実公昭57−15088号公報に記載された構造
のものではベルトラインレインフオースメントの
前端部をセンタピラーから突出させた延長部の後
端縁に連結する構造であることから、連結部の強
度・剛性が弱く、ベルトラインレインフオースメ
ントに作用するリヤホイールのサスペンシヨンか
らの大荷重に対して充分な強度を確保しにくいと
いう問題があつた。
また、上記実公昭57−14140号公報に記載され
た構造のものは4ドア型の自動車のサイドパネル
であることからセンタピラーとベルトラインレイ
ンフオースメントとを直接連結することができ
ず、2ドア型自動車に適用することはできない。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る自動車の車体構造は、中央部にフ
ロントドア用開口部を有し略枠状に形成されたフ
ロントキヤブサイドパネルと、上記フロントキヤ
ブサイドパネルのセンタピラー部に前縁部分が外
側より接合されるリヤキヤブサイドパネルと、上
記リヤキヤブサイドパネルの内側に接合されるリ
ヤキヤブサイドインナパネルとを備え、上記フロ
ントキヤブサイドパネルのセンタピラー部の中段
には後方へ突出する延長部が設けられ、上記リヤ
キヤブサイドパネルの内側においてリヤキヤブサ
イドインナパネルの中段部外側には前後に延びる
ベルトラインレインフオースメントが設けられ、
上記ベルトラインレインフオースメントの前端部
をセンタピラー部の前端部と上記延長部の後端部
とに接合したものである。
(作用) 本考案に係る自動車の車体構造においては、フ
ロントキヤブサイドパネルのセンタピラー部にリ
ヤキヤブサイドインナパネルの前縁部を重ね合わ
せて接合することによりセンタピラー部とリヤキ
ヤブサイドパネルの前縁部分とで閉断面のセンタ
ピラーが形成される。
次に、リヤキヤブサイドインナパネルの外側に
設けたベルトラインレインフオースメントの前端
部をセンタピラー部の前端部とセンタピラー部か
ら突出させた延長部の後端部とに固定することに
よりベルトラインレインフオースメントとセンタ
ピラーとの結合構造の強度・剛性が高くなる。
(考案の効果) 本考案に係る自動車の車体構造によれば、フロ
ントキヤブサイドパネルのセンタピラー部とリヤ
キヤブサイドパネルの前縁部分とでキヤブサイド
を補強するセンタピラーが形成され、センタピラ
ー部から突出する延長部の後端部とセンタピラー
部の前端部とに亙つてベルトラインレインフオー
スメントの前端部を固着するのでベルトラインレ
インフオースメントをセンタピラーに簡単な構造
で強力に連結させることができる。
(実施例) 以下、本考案に係る自動車の車体構造の実施例
を図面に基いて説明する。
第1図に示すように、2ドア型自動車1のキヤ
ブサイド2の中央部にはフロントドア3が配設さ
れ、フロントドア3のウインド部の後方にルーフ
パネル4を支持するセンタピラー5が上下方向に
配設されている。
上記キヤブサイド2は、リヤフエンダを形成す
るリヤキヤブサイドパネル6、フロントフエンダ
を形成するフロントキヤブサイドアウタパネル
7、フロントキヤブサイドアウタパネル7の内側
に配設されるフロントキヤブサイドパネル8、リ
ヤキヤブサイドパネル6の内側に配置されるリヤ
キヤブサイドインナパネル9及びリヤキヤブサイ
ドインナパネル9の外側に固着されるベルトライ
ンレインフオースメント10とから構成されてお
り、リヤキヤブサイドインナパネル9の前端部と
フロントキヤブサイドパネル8の後端部とで上記
センタピラー5が形成されている。
上記フロントキヤブサイドパネル8は中央部に
フロントドア用開口部11が設けられた略枠状に
形成され、開口部11の後側に位置する後縁部分
のセンタピラー部13は第3図に示すように外方
に突出する形状に形成され、その周縁部に接合フ
ランジ部12が形成されており、この接合フラン
ジ部12をリヤキヤブサイドインナパネル9の外
面及びその前縁部に形成された接合フランジ部1
4に接合することにより、リヤキヤブサイドイン
ナパネル9の前端部に沿つて上下に延び閉断面の
センタピラー5が形成される。
上記センタピラー5の中段部にはベルトライン
レインフオースメント10の前端部が固着される
延長部15が形成されている。
上記延長部15は、センタピラー部13の中段
部分を後方に向けて突出させ第4図に示すように
その中央部を外側に突出形成してその縦断面を略
コ字状に形成するとともに、その上下両端縁に形
成された接合フランジ16がリヤキヤブサイドイ
ンナパネル9の外側に固着され、この延長部15
とリヤキヤブサイドインナパネル9とで閉断面に
形成されている。
また、延長部15にその前端部が固着されるベ
ルトラインレインフオースメント10は、延長部
15の縦断面と略同様の略コ字状に形成され、そ
の周縁部に形成された接合フランジ部17をリヤ
キヤブサイドインナパネル9の外面に固着して閉
断面が形成されている。
上記ベルトラインレインフオースメント10の
前縁部は上記延長部15に対応する部分のセンタ
ピラー部13の前縁部に固着され、延長部15の
後端部の接合フランジ19がベルトラインレイン
フオースメント10の外面に固着され、ベルトラ
インレインフオースメント10とセンタピラー5
とが剛構造に連結されている。
上記のように構成された自動車の車体構造にお
いては、フロントキヤブサイドパネル8のセンタ
ピラー部13とリヤキヤブサイドインナパネル9
の前端部とでセンタピラー5が閉断面に形成さ
れ、フロントキヤブサイドパネル8から延出され
た延長部15の後端部とセンタピラー部13の前
端部に、ベルトラインレインフオースメント10
の前端部が固着されているので、ベルトラインレ
インフオースメント10とセンタピラー5とが強
度・剛性の高い状態に一体化される。これによ
り、リヤサスペンシヨからベルトラインレインフ
オースメント10に作用する荷重に対する構造面
で十分なものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
自動車の斜視図、第2図はキヤブサイドの分解斜
視図、第3図は延長部とベルトラインレインフオ
ースメントの中段高さ位置で視た要部横断平面
図、第4図は第3図−線断面図である。 5……センタピラー、6……リヤキヤブサイド
パネル、8……フロントキヤブサイドパネル、9
……リヤキヤブサイドインナパネル、10……ベ
ルトラインレインフオースメント、11……フロ
ントドア用開口部、13……センタピラー部、1
5……延長部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部にフロントドア用開口部を有し略枠状に
    形成されたフロントキヤブサイドパネルと、上記
    フロントキヤブサイドパネルのセンタピラー部に
    前縁部分が外側より接合されるリヤキヤブサイド
    パネルと、上記リヤキヤブサイドパネルの内側に
    接合されるリヤキヤブサイドインナパネルとを備
    え、上記フロントキヤブサイドパネルのセンタピ
    ラー部の中段には後方へ突出する延長部が設けら
    れ、上記リヤキヤブサイドパネルの内側において
    リヤキヤブサイドインナパネルの中段部外側には
    前後に延びるベルトラインレインフオースメント
    が設けられ、上記ベルトラインレインフオースメ
    ントの前端部がセンタピラー部の前端部と上記延
    長部の後端部とに接合されていることを特徴とす
    る自動車の車体構造。
JP1522186U 1986-02-05 1986-02-05 Expired JPH0312615Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1522186U JPH0312615Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

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JP1522186U JPH0312615Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62127068U JPS62127068U (ja) 1987-08-12
JPH0312615Y2 true JPH0312615Y2 (ja) 1991-03-25

Family

ID=30805952

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JP1522186U Expired JPH0312615Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

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JPS62127068U (ja) 1987-08-12

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