JP4045773B2 - リヤピラーの補強構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、リヤピラーの補強構造に関し、特に、自動車のリヤピラーにリヤシートベルトアンカを取付けるようにした場合のリヤピラーの補強構造に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
腰ベルト(2点ベルト)と肩ベルト(1点ベルト)とを組み合わせた3点式リヤシートベルトを設ける場合には、通常、シートベルトの上端を固定保持するリヤシートベルトアンカ(ショルダーアンカ)を車両のピラーのうちの最後部のリヤピラーの上部箇所に取付けるようにしている。
【0003】
図6は、リヤシートベルトアンカ1(図7参照)が取付けられる自動車のリヤピラー2を示すものであって、このリヤピラー2は、図7及び図8に示すようにクオータインナパネル(リヤピラーインナパネル)3とサイドボディアウタパネル4とを閉断面形状に接合することにより構成されている。そして、リヤピラー2の後面部には、クオータインナパネル3及びサイドボディアウタパネル4の後端部の間にコンビランプハウジングパネル5がスポット溶接などにて取付けられており、このコンビランプハウジングパネル5に対応してコンビランプ6が配置されるようになっている。
【0004】
ところで、図7に示す如くリヤシートベルトアンカ1をリヤピラー2に配置するようにした車両にあっては、ベルトアンカテスト(リヤシートベルトアンカ1に所定の荷重を掛けて一定時間にわたり所定の荷重に耐えることに関するテスト)をクリアするために、リヤピラーを高強度の構造にする必要がある。そこで、従来では、図7,図8及び図9に示すように、リンフォースメント8をクオータインナパネル3とサイドボディアウタパネル4との間に配設してリヤピラー2を補強すると共に、このリンフォースメント8に設けた取付用ナット9(図7及び図9参照)を利用して、リンフォースメント8とクオータインナパネル3との接合部(リヤシートベルトアンカ取付部10)にリヤシートベルトアンカ1をボルト締めなどにて取付けるようにしている。そして、従来では、図示しないシートベルトからリヤシートベルトアンカ1に作用する引っ張り力(図7において矢印Pで示す方向の力)に対して充分な強度を確保すべく、上述のリンフォースメント8の上部及び下部に図10及び図11に示す如くアッパリンフォースメント11及びロアリンフォースメント12をそれぞれスポット溶接などで取付け、これらのリンフォースメント8,11,12の3つの部材によりリヤピラー2の上部箇所のリヤシートベルトアンカ取付部10を堅固に補強して強度アップを図るようにしている。なお、図7,図8,図10及び図11における*印は、スポット溶接部を示すものである。
【0005】
また、図7及び図8に示すように、上述のリンフォースメント8の中間部分(前後両端縁のスポット溶接部の間の部分)は、リヤシートベルトアンカ取付部10を除く全ての部分がクオータインナパネル3,サイドボディアウタパネル4,及びコンビランプハウジングパネル5に当接することなくリヤピラー2内に架設状態で配置されるように構成されている。さらに、図8に示すように、クオータインナパネル3の内側(車室側)にはクオータインナトリム13がクリップ14などにて組み付けられるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような従来のリヤピラー2の補強構造では、リンフォースメント8,アッパリンフォースメント11及びロアリンフォースメント12の3部品から成る大型のリンフォースメント構成体を必要とするため、重量が重くなる上にコスト高になるという問題点がある。
【0007】
本発明は、このような問題点を解消すべくなされたものであって、その目的は、リヤピラーの強度の向上、並びにリンフォースメントの小型化による重量の軽減及びコストダウンを図ることができるようなリヤピラーの補強構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明では、サイドボディアウタパネルの前端縁とクオータインナパネルの前端縁との間にリンフォースメントの前端縁を挟み込んでこれらの重ね合わせ部を一体に結合すると共に、前記サイドボディアウタパネルの後端縁に一端縁が結合されたコンビランプハウジングパネルの他端縁と前記クオータインナパネルの後端縁との間にリンフォースメントの後端縁を挟み込んでこれらの重ね合わせ部を一体に結合し、前記サイドボディアウタパネル及びクオータインナパネルにて構成されたリヤピラーを前記リンフォースメントにて補強するようにしたリヤピラーの補強構造において、前記リンフォースメントを、閉断面形状のリヤピラーの内部に、すなわち、クオータインナパネルとサイドボディアウタパネル及びコンビランプハウジングパネルとの間に、これらの部材とは間隔を隔てた位置において架設状態で配置し、前記リンフォースメントの前後両端縁の間の中間部分に、前記クオータインナパネルに向けて突出する凸部を屈曲形成し、該凸部を前記クオータインナパネルの一部分に接合させてその接合部をリヤシートベルトアンカ取付部とし、前記リンフォースメントに部分的に凸部を形成すると共に、前記コンビランプハウジングパネルに前記リンフォースメントの凸部に対応する凸部を形成し、前記リンフォースメント及びコンビランプハウジングパネルの凸部を互いに接合させた状態で結合するために、前記リンフォースメントの前記中間部分とは別の中間部分に、前記コンビランプハウジングパネルの側に向けて突出するように凸部を部分的に屈曲成形すると共に、前記コンビランプハウジングパネルの所定部分に、前記リンフォースメントの前記コンビランプハウジングパネルの側に向けて突出する凸部に対応するように前記リンフォースメントの側に向けて屈曲成形された凸部を部分的に屈曲成形し、前記クオータインナパネルのうち、前記リンフォースメントと前記コンビランプハウジングパネルとの結合部に対応する箇所に、スポット溶接作業用の開口としての結合作業用穴を形成し、前記リンフォースメントの前記コンビランプハウジングパネルの側に向けて突出する凸部と前記コンビランプハウジングパネルの前記リンフォースメントの側に向けて屈曲成形された凸部とを互いに接合した状態でその接合部をスポット溶接にて結合し、これにより、前記リンフォースメントの前端縁と後端縁との間の一部分、及び、前記コンビランプハウジングパネルの一端縁と他端縁との間の一部分を、互いに結合し、前記リンフォースメント及びクオータインナパネルの接合部にリヤシートベルトアンカを取付けるように構成すると共に、前記リンフォースメントと前記コンビランプハウジングパネルとの結合部を前記リヤシートベルトアンカの取付箇所の近傍に配置し、前記結合作業用穴をクオータインナトリムによって覆うようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図1〜図5を参照して説明する。なお、図1〜図5において、図6〜図11と同様の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係るリヤピラーの補強構造を備えた自動車20を示すものであって、この自動車20の側部の4つのピラーのうち最も後方にあるリヤピラー2に補強部材としてのリンフォースメント21(図2参照)及びシートベルト固定部材としてのリヤシートベルトアンカ1(図2参照)が取付けられている。
【0011】
上述のリンフォースメント21は、所定形状の1枚の鋼板を屈曲成形した部材から成り、ルーフリヤインナパネル22a及びルーフサイドインナパネル22b(図4参照)に連なるクオータインナパネル3の上部箇所にその周縁部がスポット溶接などで結合されている。さらに詳しく述べると、図2及び図3に示す如く、サイドボディアウタパネル4の前端縁4aとクオータインナパネル3の前端縁3aとの間にリンフォースメント21の前端縁21aが挟み込まれた状態でこれらの重ね合わせ部αがスポット溶接S1 で一体に結合されると共に、サイドボディアウタパネル4の後端縁4aに一端縁23aがスポット溶接S2 にて結合されたコンビランプハウジングパネル23の他端縁23bとクオータインナパネル3の後端縁3bとの間にリンフォースメント21の後端縁21bが挟み込まれた状態でこれらの重ね合わせ部βがスポット溶接S3 で一体に結合されている。そして、上述のリンフォースメント21が、閉断面形状のリヤピラー2の内部(中空部内)に、すなわち、クオータインナパネル3とサイドボディアウタパネル4及びコンビランプハウジングパネル23との間に、これらの部材とは間隔を隔てた位置において架設状態で配置されている。これにより、サイドボディアウタパネル4及びクオータインナパネル3にて閉断面形状を有するように構成されたリヤピラー2がリンフォースメント21にて補強された構造となっている。
【0012】
一方、リンフォースメント21の中間部分(前後両端縁21a,21b間の一部分)21cだけが図2に示す如くクオータインナパネル3の一部分に接合されてその接合部γがリヤシートベルトアンカ取付部10となされている。かくして、上述のリンフォースメント21の中間部分21cに予め溶接結合されている取付用ナット9(図2及び図4参照)を利用して、図2に示す如くクオータインナパネル3とリンフォースメント21との接合部γ(リヤシートベルトアンカ取付部10)にリヤシートベルトアンカ1がボルト締めにて取付けられるようになっている。
【0013】
また、本実施形態においては、図3及び図5に明示するように、リヤピラー2の内部に配設されたリンフォースメント21と、リヤピラー2の後端面に結合されたコンビランプハウジングパネル23とが部分的に互いに結合されている。具体的には、リンフォースメント21の中間部分21d(但し、前記中間部分21cとは別の部分)には、コンビランプハウジングパネル23の側(車外側)に向けて突出するように凸部26が部分的に屈曲成形されると共に、コンビランプハウジングパネル23の所定部分には、前記凸部26に対応するようにリンフォースメント21の側(車内側)に向けて屈曲成形された凸部27が部分的に屈曲成形されており、これらの凸部26,27が互いに接合された状態でその接合部が例えば車両上下方向に沿った2箇所においてスポット溶接S3 にて結合されている。そして、図2及び図5に示すように、リンフォースメント21とコンビランプハウジングパネル23との結合部M、すなわち上述の凸部26,27の結合部Mは、リヤシートベルトアンカ取付部10の下方であってかつその近傍となるように配置されている。図4において、斜線Wで示す領域は、リンフォースメント21とコンビランプハウジングパネル23とが結合されている領域であり、図4に示す如くその接合部Mは車両上下方向にほぼ沿って縦長に設定されている。
【0014】
また、クオータインナパネル3のうち、リンフォースメント21とコンビランプハウジングパネル23との結合部Mに対応する箇所に、結合作業用穴(スポット溶接作業用の開口)28が図3及び図5に示す如く形成されている。かくして、この結合作業用穴28を利用して前記凸部26,27のスポット溶接作業を行ない得るようになっている。
【0015】
このような構成のリヤピラー2の補強構造によれば、リンフォースメント21とコンビランプハウジングパネル23とを互いに結合するようにしたので、その結合部Mの存在によりリヤピラー2の強度を向上させることができ、1つのリンフォースメント21を用いるだけの構造でリヤシートベルトアンカ1の保持強度をベルトアンカテストをクリアできるように確保することが可能となる。従って、従来では、強度の確保のために3つのリンフォースメントを必要としていたが、本実施形態によれば1つのリンフォースメント21を用いるだけで済むため、リンフォースメント21の小型化を図ることができ、ひいては重量の軽減並びにコストダウンを図ることが可能である。
【0016】
また、リンフォースメント21とコンビランプハウジングパネル23との結合部Mをリヤシートベルトアンカ取付部10の下方であってかつその近傍に配置したので、シートべルト(図示せず)からリヤシートベルトアンカ1に加わる斜め下方への引っ張り力を最適な位置でかつ確実に受け支えることができ、ひいてはリヤシートベルトアンカ保持強度を充分に確保することができる。
【0017】
また、前記結合部Mのスポット溶接作業のためにクオータインナパネル3に結合作業用穴28を設けるようにしているが、この結合作業用穴28はクオータインナトリム13(図3参照)によって覆われることとなるので、外観に悪影響を及ぼすことがなく、従来と同様の外観を維持することができる。
【0018】
以上、本発明の一実施形態について述べたが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。例えば、前記凸部26,27の断面形状は必要に応じて適宜に変更可能である。
【0019】
【発明の効果】
請求項1に記載の本発明は、リンフォースメントを、閉断面形状のリヤピラーの内部に、すなわち、クオータインナパネルとサイドボディアウタパネル及びコンビランプハウジングパネルとの間に、これらの部材とは間隔を隔てた位置において架設状態で配置し、リンフォースメントの前後両端縁の間の中間部分に、クオータインナパネルに向けて突出する凸部を屈曲形成し、該凸部をクオータインナパネルの一部分に接合させてその接合部をリヤシートベルトアンカ取付部とし、リンフォースメントに部分的に凸部を形成すると共に、コンビランプハウジングパネルにリンフォースメントの凸部に対応する凸部を形成し、リンフォースメント及びコンビランプハウジングパネルの凸部を互いに接合させた状態で結合するために、リンフォースメントの中間部分とは別の中間部分に、コンビランプハウジングパネルの側に向けて突出するように凸部を部分的に屈曲成形すると共に、コンビランプハウジングパネルの所定部分に、リンフォースメントのコンビランプハウジングパネルの側に向けて突出する凸部に対応するようにリンフォースメントの側に向けて屈曲成形された凸部を部分的に屈曲成形し、クオータインナパネルのうち、リンフォースメントとコンビランプハウジングパネルとの結合部に対応する箇所に、スポット溶接作業用の開口としての結合作業用穴を形成し、リンフォースメントのコンビランプハウジングパネルの側に向けて突出する凸部とコンビランプハウジングパネルのリンフォースメントの側に向けて屈曲成形された凸部とを互いに接合した状態でその接合部をスポット溶接にて結合し、これにより、リンフォースメントの前端縁と後端縁との間の一部分、及び、コンビランプハウジングパネルの一端縁と他端縁との間の一部分を、互いに結合し、リンフォースメント及びクオータインナパネルの接合部にリヤシートベルトアンカを取付けるように構成すると共に、リンフォースメントとコンビランプハウジングパネルとの結合部をリヤシートベルトアンカの取付箇所の近傍に配置し、結合作業用穴をクオータインナトリムによって覆うようにしたものであるから、リンフォースメントの前端縁と後端縁との間の一部分、及び、コンビランプハウジングパネルの一端縁と他端縁との間の一部分を、互いに結合するようにしたことにより、すなわちリンフォースメントとコンビランプハウジングパネルを結合したことによりリヤピラーの強度の向上を図ることができる。その結果、従来のように3部品のリンフォースメントから成る大型の補強構造を用いることなく、小型の単一のリンフォースメントを用いれば済むこととなり、従ってリンフォースメントの小型化を図り得ると共に、重量の軽減及びコストダウンを図ることが可能となる。
【0020】
また、本発明によれば、リンフォースメント及びクオータインナパネルの接合部にリヤシートベルトアンカを取付けるように構成すると共に、リンフォースメントとコンビランプハウジングパネルとの結合部をリヤシートベルトアンカの取付箇所の近傍に配置したので、リヤシートベルトアンカの保持強度を充分に確保することができる。
【0021】
また、本発明によれば、リンフォースメントに部分的に凸部を形成すると共に、コンビランプハウジングパネルにリンフォースメントの凸部に対応する凸部を形成し、リンフォースメント及びコンビランプハウジングパネルの凸部を互いに接合させた状態で結合したので、上述の凸部を設けたことに伴いリンフォースメントの剛性及びコンビランプハウジングパネルの剛性を共に向上させることができ、ひいてはリヤピラーの全体としての強度をさらに向上させることができる。
【0022】
また、本発明によれば、クオータインナパネルのうち、リンフォースメントとコンビランプハウジングパネルとの結合部に対応する箇所に、結合作業用穴を形成したので、結合部の結合作業(例えばスポット溶接作業)を簡易に行なうことが可能である。また、上述の結合作業用穴は、クオータインナトリムの車室内側に取付けられるクオータインナトリムにて覆われるので、結合作業用穴が車室内の側に見えることがなく、従来と同様の外観を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るリヤピラーの補強構造を備えた自動車の側面図である。
【図2】図1におけるA−A線拡大断面図である。
【図3】図1におけるB−B線拡大断面図である。
【図4】図3において矢印Cで示す方向からクオータインナパネル及びリンフォースメントを見た図である。
【図5】図4におけるD−D線拡大断面図である。
【図6】自動車のリヤピラーを示す側面図である。
【図7】図6におけるE−E線拡大断面図である。
【図8】図6におけるF−F線拡大断面図である。
【図9】図8において矢印Gで示す方向から見た図である。
【図10】図9におけるH−H線拡大断面図である。
【図11】図9におけるI−I線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 シートベルトアンカ(ショルダーアンカ)
2 リヤピラー
3 クオータインナパネ
3a 前端縁
3b 後端縁
4 サイドボディアウタパネル
4a 前端縁
4b 後端縁
10 シートベルトアンカ取付部
21 リンフォースメント
21a 前端縁
21b 後端縁
21c 中間部分
21d 中間部分
23コンビランプハウジングパネル
23a 一端縁
23b 他端縁
26,27 凸部
α,β 重ね合わせ部
M 結合部
Claims (1)
- サイドボディアウタパネルの前端縁とクオータインナパネルの前端縁との間にリンフォースメントの前端縁を挟み込んでこれらの重ね合わせ部を一体に結合すると共に、前記サイドボディアウタパネルの後端縁に一端縁が結合されたコンビランプハウジングパネルの他端縁と前記クオータインナパネルの後端縁との間にリンフォースメントの後端縁を挟み込んでこれらの重ね合わせ部を一体に結合し、前記サイドボディアウタパネル及びクオータインナパネルにて構成されたリヤピラーを前記リンフォースメントにて補強するようにしたリヤピラーの補強構造において、
前記リンフォースメントを、閉断面形状のリヤピラーの内部に、すなわち、クオータインナパネルとサイドボディアウタパネル及びコンビランプハウジングパネルとの間に、これらの部材とは間隔を隔てた位置において架設状態で配置し、
前記リンフォースメントの前後両端縁の間の中間部分に、前記クオータインナパネルに向けて突出する凸部を屈曲形成し、該凸部を前記クオータインナパネルの一部分に接合させてその接合部をリヤシートベルトアンカ取付部とし、
前記リンフォースメントに部分的に凸部を形成すると共に、前記コンビランプハウジングパネルに前記リンフォースメントの凸部に対応する凸部を形成し、前記リンフォースメント及びコンビランプハウジングパネルの凸部を互いに接合させた状態で結合するために、前記リンフォースメントの前記中間部分とは別の中間部分に、前記コンビランプハウジングパネルの側に向けて突出するように凸部を部分的に屈曲成形すると共に、前記コンビランプハウジングパネルの所定部分に、前記リンフォースメントの前記コンビランプハウジングパネルの側に向けて突出する凸部に対応するように前記リンフォースメントの側に向けて屈曲成形された凸部を部分的に屈曲成形し、前記クオータインナパネルのうち、前記リンフォースメントと前記コンビランプハウジングパネルとの結合部に対応する箇所に、スポット溶接作業用の開口としての結合作業用穴を形成し、前記リンフォースメントの前記コンビランプハウジングパネルの側に向けて突出する凸部と前記コンビランプハウジングパネルの前記リンフォースメントの側に向けて屈曲成形された凸部とを互いに接合した状態でその接合部をスポット溶接にて結合し、これにより、前記リンフォースメントの前端縁と後端縁との間の一部分、及び、前記コンビランプハウジングパネルの一端縁と他端縁との間の一部分を、互いに結合し、
前記リンフォースメント及びクオータインナパネルの接合部にリヤシートベルトアンカを取付けるように構成すると共に、前記リンフォースメントと前記コンビランプハウジングパネルとの結合部を前記リヤシートベルトアンカの取付箇所の近傍に配置し、
前記結合作業用穴をクオータインナトリムによって覆うようにしたこと、
を特徴とするリヤピラーの補強構造。
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