JPH0434152Y2 - - Google Patents

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JPH0434152Y2
JPH0434152Y2 JP1985189891U JP18989185U JPH0434152Y2 JP H0434152 Y2 JPH0434152 Y2 JP H0434152Y2 JP 1985189891 U JP1985189891 U JP 1985189891U JP 18989185 U JP18989185 U JP 18989185U JP H0434152 Y2 JPH0434152 Y2 JP H0434152Y2
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JP
Japan
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tractor
opening
support frame
getting
elastic seal
Prior art date
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JP1985189891U
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JPS6296481U (ja
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、トラクターの乗降用ステツプの構
造に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 従来、トラクターの乗降部のフロアの前部に
は、第5図に示すような角型断面のフレーム枠に
H型弾性材を介してガラス等の透明部材を嵌合保
持し、トラクターのエンジンルームから吐き出さ
れる熱風や、前輪が後方に飛ばす泥土を防いで、
これらがオペレータに掛からないように構成して
いた。
このフレーム枠は十分な強度を保持しているに
も拘らず、何ら別の目的には利用されず、例え
ば、バツクミラーや方向指示器等の備品はボンネ
ツト等に別の取り付けステーを固着して支持する
形態であつたため、構造が複雑になるほか、余分
な補強ステーを要することから、製造コストが高
くなるという不具合を有していた。
[問題点を解決するための手段] この考案は前記した問題点に鑑みて提案するも
のであつて、次のような技術的手段を講じた。
即ち、トラクターの乗降用フロア11の前部
に、内方が開口2され、正面から見ると逆L字状
に折曲された中空状の支持枠1,1を設け、前記
開口2に弾性シール6を嵌合させてガラス等の透
明部材7,7を取り付ける一方、前記支持枠1,
1の角部にバツクミラー16のステー16aを取
り付けたことを特徴とするトラクターの乗降用ス
テツプ構造とする。
[実施例] 以下、図面に基づいてこの考案の実施例を説明
する。まず、構成から説明すると、9は農用トラ
クターで、機体の前後中間部に操縦ハンドル10
を立設し、その下方には平坦な乗降用のフロア1
1を設けている。
フロア11の左右前縁部には、オペレータの、
主として脚部の防風と泥土の飛散を防止するため
の防風・防泥板25が設けられている。防風・防
泥板25は次のように構成される。
即ち、防風・防泥板25を構成するフレーム枠
としての支持枠1,1は、第2図に示すように一
側に開口2が設けられて、断面略角型中空状に形
成され、正面から見ると逆L字状に折曲形成され
ている。
そして、前記開口2部には、支持枠1,1の長
手方向に沿わせて、内方に突出する凸状3,4を
設けている。この開口2には、膨出部5を備え、
且つ中央にガラス保持溝8を有する弾性シール6
が嵌合装着される。
12,15,15は前記支持枠1,1の内部に
予め溶着されたボルトで、このボルト12,1
5,15で方向指示器13、バツクミラー16を
固定する。具体的には、バツクミラー16の場
合、第1図に示すようにバツクミラー16のステ
ー16aと一体のL字状取付座板17を支持枠1
の角部に当て、2本のボルト18,18にて締着
固定する。一方、方向支持器13の場合には、こ
れを支持するボルト14を支持枠1の縦板部に対
して横から差し込み、ボルト14を回しながらナ
ツト12にて締着固定する。なお、ガラス板7の
一側には上下にボルト19,19挿通用の孔部2
0,20が設けられ、乗降用フロア11の中央前
部に設けられた座板21に固定できる。
上記構成において、ガラス板7を支持枠1に組
付ける場合には、まず、支持枠1の凸条3,4に
沿わせて弾性シール6を嵌め込み、ついで、ガラ
ス板7の上部端縁及び外側部端縁を弾性シール6
の保持溝8に嵌め込む。
特にこの実施例では、シール6の保持溝8は凸
条3,4間に挟持される状態で取り付けてあるか
ら、この保持溝8に対し傾く方向にガラス板7を
押し当てても対応する側の凸条3あるいは4が抵
抗となつて不測に外れることがない。
また、弾性シール6を介してガラス板7を支持
させているので、走行中の振動がこのガラス板7
に伝わり難く、ガラス板7の損傷を防止できる。
更に、支持枠1,1に方向支持器13を取り付
ける場合、支持枠1,1の一側は開口2されてい
るので、方向支持器13に接続されたハーネス類
の組み込みが容易であり、組み付け後は、開口2
部を弾性シール6で被覆しているので、ハーネス
類の傷みが少ない。
[考案の効果] この考案は前記の如く構成したので、次のよう
な技術的効果を奏する。
即ち、機体から左右横方向外側に突出する正面
視逆L字条の支持枠1にバツクミラー16を取り
付けるものであつて、その取り付けは、バツクミ
ラー16のステー16aを支持枠1の角部に当て
て締着固定するものであるから、バツクミラー1
6を支持するための特別な部材が不要となり、製
造コストを引き下げることができる。
しかも、折曲された支持枠1の角部は変形し難
く強度も比較的大であるため、ここにバツクミラ
ー16を取り付けても支持枠1が破損する恐れが
少なく、また、オペレータが乗降する際に、バツ
クミラー16のステー16aを把手代わりに利用
することができて乗降が便利になると共に、乗降
部の前側にあつて、座席から近い個所にバツクミ
ラー16が取り付けられているので、オペレータ
の後方確認がし易く、路上走行時あるいは作業時
の安全性確認を確実に行なうことができる。
更に、支持枠1の内方は開口2されて弾性シー
ル6が嵌合される構造であるため、この支持枠1
に方向指示器等を設置する場合、ハーネス類の組
み込み作業が容易になり、組み付け後はハーネス
類がシールされるのでその傷みが少なくなる特徴
を有する。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示すものであつて、第
1図は要部の斜視図、第2図は分解断面図、第3
図はその組立斜視図、第4図はトラクターの正面
図、第5図は比較例の断面図である。 符号の説明、1……支持枠、2……開口、3,
4……凸条、5……膨出部、7……ガラス板、8
……保持溝、13……方向指示器、16……バツ
クミラー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラクターの乗降用フロア11の前部に、内方
    が開口2され、正面から見ると逆L字状に折曲さ
    れた中空状の支持枠1,1を設け、前記開口2に
    弾性シール6を嵌合させてガラス等の透明部材
    7,7を取り付ける一方、前記支持枠1,1の角
    部にバツクミラー16のステー16aを取り付け
    たことを特徴とするトラクターの乗降用ステツプ
    構造。
JP1985189891U 1985-12-09 1985-12-09 Expired JPH0434152Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985189891U JPH0434152Y2 (ja) 1985-12-09 1985-12-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985189891U JPH0434152Y2 (ja) 1985-12-09 1985-12-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6296481U JPS6296481U (ja) 1987-06-19
JPH0434152Y2 true JPH0434152Y2 (ja) 1992-08-14

Family

ID=31142598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985189891U Expired JPH0434152Y2 (ja) 1985-12-09 1985-12-09

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JP (1) JPH0434152Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4117229Y1 (ja) * 1964-07-16 1966-08-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4117229Y1 (ja) * 1964-07-16 1966-08-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6296481U (ja) 1987-06-19

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