JPH0413493Y2 - - Google Patents

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JPH0413493Y2
JPH0413493Y2 JP1987152395U JP15239587U JPH0413493Y2 JP H0413493 Y2 JPH0413493 Y2 JP H0413493Y2 JP 1987152395 U JP1987152395 U JP 1987152395U JP 15239587 U JP15239587 U JP 15239587U JP H0413493 Y2 JPH0413493 Y2 JP H0413493Y2
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JP
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diameter
retaining ring
annular groove
shaped retaining
ring
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JP1987152395U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、燃焼ガスの固定設置された供給管
の末端より可撓供給管を介して燃焼器具に至る可
撓管供給回路の任意の箇所に用いる自在継手に関
するものである。
従来の技術 燃焼ガスの固定設置された供給管の末端より燃
焼器具に接続するガス供給管は、一般に、伸縮性
に富むゴム管が用いられ、従つて、固定供給管の
末端と、燃焼器具のホースエンドの接続には伸縮
性を利用して、単に嵌挿連結が最も多用化され、
これに抜去事故を防止する目的から、接続部外周
に締め付けバンドを用いている。しかしながら、
これらのゴム管は、その両端部の接続手段を完璧
にしても、中間の防禦力が乏しいため、現在は、
樹脂系素材に鋼線を内在させた強化ガスホース、
あるいは、鋼製フレキシブルガスホースに代替し
つつある。これら、前記鋼製フレキシブルガスホ
ースを含む強化ガスホースは、前記ゴム管の如く
直接ホースエンドにその弾力を利用した嵌挿接続
を不可とするものであるから、これらのホースの
両端には螺合接続を基本とする管端連結金具を用
いている。
考案が解決しようとする問題点 前述のように、両端の管端連結金具をもつて所
定位置に接続する場合、螺合を基本とするもので
あるから、少なくとも、一方の管端連結金具ある
いは連結金具などの管継手構造に回転自在な構成
が付加されている。この構成は、雄雌関係をもつ
て接合する形態を基本にし、その嵌挿する雄形の
外周に環状凹溝を設け、この雄形を挿入させる雌
形には、その外周よりピンを貫通させ内周より突
出させた先端部を前記雄形の環状凹溝に係合し、
このピン係合によつて連結構成と、自在回転作用
との2手段の目的を同時に達成させるものが最も
多用化している。
しかしながら、前記の用いられているピンは、
外部から挿入係合するものであるから、いずれか
の時期に抜脱する憂いもあり、このような事態が
発生すれば、回転不可能はまだしも、連結関係が
破壊されて大事故につながるおそれも想定され
る。
そこでこの考案は、回転を自在にする管継手
は、連結、回転の共用機構において、雄・雌各部
材を一旦合体形成したならば、いかなる状態をも
つても再分解を不可能な構成にしたものである。
問題点を解決するための手段 この考案の燃焼ガス可撓管供給回路を用いる自
在継手は、強化ガスホースあるいは鋼製フレキシ
ブルガスホース(以下鋼製フレキシブルガスホー
スともども一括して強化ガスホースと称す。)の
両端を形成する管端連結金具として用いる場合、
また、開閉弁側あるいは燃焼器側に装着する場
合、また更に、他の強化ガスホースの管端連結金
具その他仲介連結部材として用いる場合などがあ
り、この考案の自在継手自体は雄形、雌形の基本
部材を合体して一個体の自在継手に構成するもの
であり、且つ、該自在継手は前記のように管端連
結金具その他用いる対接続体に接続する手段は螺
合連結を主に嵌合挿入連結などの手段があるの
で、合体して一個体に形成される自在継手におけ
る両端の他部材への接続形態はさまざまであるの
で、単に接続端部と称し、螺糸構成以外の嵌合可
能な雌・雄構成であつても、これを特定する形態
構成に限定するものではない。
実施例 次に、この考案における一実施例を図面ととも
に説明すれば、雌形部材1、雄形部材2のそれぞ
れはともに流体通路3を形成する管体構造で、互
にその一外端には他の管状体、即ち、強化ガスホ
ースの管端部、燃焼器具あるいは開閉弁のホース
エンド、または、他の強化ガスホースの管端連結
金具など固定設置された供給管の末端より可撓供
給管を介して燃焼器具に至る可撓管供給回路の任
意所望の部材の接続継手として用いることができ
る接続端部4を設けるものである。
雌形部材1は、流体通路3に連なる一方の大径
開口部より逐次小径に移行し、その終端は前記の
ように他端に開口する流体通路3に連通させて嵌
合凹所5を凹設する。この嵌合凹所5は、大径の
開口部より大径Oリング係合部51、流体通路3
への連通口方向を小径にする内周テーパー部5
2、その小径部に連らねて該小径部の半径よりも
大なる半径の環状凹溝53、更に、小径Oリング
係合部54のそれぞれを同心で且つ多段に構成す
る。
また他方、雄形部材2も軸心方向に、且つ、両
端に開口する流体通路3を有する管状体で、その
後端に連なる外周に、前記雌形部材1の内周に多
段状に凹設した嵌合凹所5に嵌挿接合できる形状
の嵌合接続部6を設ける。この嵌合接続部6は、
その中間に前記の環状凹溝53に対応する止め輪
用環状凹溝62を凹設し、この止め輪用環状凹溝
62を介して前方には大径のOリング7を係合す
る係合段部61を、また、前方の先端方向には小
径のOリング7を係合する係合部63を形成する
ものである。
これら、前記した雌形部材1ならびに雄形部材
2を回転自在に連結する媒体部材がC形止め輪8
で、このC形止め輪8は鋼線を素材とした弾性部
材で、約1/4周を切除83したC字型を形成し、
その内径81は自然放置状態で、前記雄形部材2
における嵌合接続部6の外周に凹設した止め輪用
環状凹溝62の溝底位置の直径よりも大で、且
つ、開溝縁部を形成する直径よりも小をもつて形
成し、また、外径82は、前記雌形部材1の嵌合
凹所5に設けた環状凹溝53の溝底を形成する直
径よりも大で、且つ、前記内径81が前記止め輪
用環状凹溝62に接触した時点で環状凹溝53の
溝底に接合することができる径に構成するもので
あり、このようにしたC形止め輪8を治具をもつ
てその特性の弾力に抗して拡径して雄形部材2の
止め輪用環状凹溝62に嵌合遊着し、且つ、隣接
する係合部61,63のそれぞれに、大・小のO
リング7を嵌合し、然る後に、この雄形部材2を
嵌合接続部6を先頭にして、雌形部材1における
嵌合凹所5の開口部より挿入すれば、前記遊着さ
れ、自然放置状態と同等作用しているC形止め輪
8の外周が内周テーパー部52の大径側の内周に
接触して単なる挿入押圧力での嵌入作業が不可能
となつた時点で、雌形部材1を負体とする治具を
もつて雄形部材2を係合方向に押圧嵌挿する。こ
の作用で、C形止め輪8の外周は、小径に向う内
周テーパー面52に誘導されて暫時小径化し、そ
して、内周テーパー部52の最小径部を圧接しつ
つ通過すれば隣接する前記最小の直径よりも大な
る径の環状凹溝53に嵌入する。このような状態
になれば、それまで強制的に縮径されていたC形
止め輪8は、特性の弾力により拡径し、雌形部材
1と雄形部材2とがC形止め輪8を連結媒体とし
て一個体に結合して爾後、一旦、環状凹溝53に
嵌入したC形止め輪8は再度内周テーパー部53
に逆出することは皆無になるようにして成るもの
である。
なお図中、符号9は、雌形部材1ならびに雄形
部材2の外周に設けたニツプルであり、更にまた
図示において、雌形部材1は強化ガスホースの管
端連結金具用として示し、雄形部材2の接続端部
4は雌ネジ41構成にした場合を図示したが、こ
れら接続端部4の構成は前述のように図示の構成
に限定するものではない。
作 用 この考案は以上のように、C形止め輪8を連結
媒体として雌形部材1と雄形部材2とを1個体に
結合したもので、この自在継手をもつて燃焼ガス
の可撓管供給回路内の管継手として接続作業を行
うとき両端の接続端部4のそれぞれに被連結体と
接続する接合手段は螺合によるものが最も多く、
従つて、仮に、一方が既に固定連結されている場
合でも他側が本考案の管継手の場合に回転が自在
になるので治具を所望位のニツプル9に当接し、
且つ、回動作用を与えても接続済の他方に何等の
影響をも与えるものではない。
効 果 この考案は、以上のように雌形部材1と、雄形
部材2とをC形止め輪8を連結媒体として一個体
に結合したものであるから、軸芯方向への押し引
きの結合に対しても、また、回転に対しても、そ
の効果は従来のC字形止輪の作用で立証されてい
るように万全であり、この考案は、前述のように
用いるC形止め輪8自体の構造上、通常のC字形
止輪構造と異にし、治具係合部を具備せず、且つ
また、一個体に形成されたならば、このC形止め
輪8は全く外部に露出する部分もまた連絡する部
分もなく、すべてが内装され、従つて、一旦結合
内装されたならばいかなる手段をもつてしても分
解は不可能で、強いて分解を所望するならばその
作用を不能にする破壊以外には解体手段は備えら
れていない。このことは、C形止め輪8を係合さ
せる環状凹溝53ならびに止め輪用環状凹溝62
の各は外周への連通手段がなく、よつて、これら
C形止め輪8をはじめその関連機構からガス洩れ
の素因を提供する構成は全くなく、従前の連結な
らびに回転作用も可能にした燃焼ガス用の自在継
手は、その要部において雌形部材の外周から貫通
させた孔にピンを挿入し雄形部材の挿入部外周に
凹設した環状凹溝に係合させ回転運動と連結作用
とを奏させていたものであるが、その挿入したピ
ンの抜去事態を皆無にすることは不可能で、自然
現象あるいは人為的にもピン抜け現象はあり得る
ことで、この点の安全に対する信頼度において、
この考案の自在継手とは比較にならない安全度を
保有するとともに前記したピン結合構成に比し、
この考案はピン結合部所を不必要とするため、そ
のピン装備に要する容積を排除することができ、
従つて、小型に構成できることによつて材料費の
節減とともに高精度のピン孔切削作業ならびに取
り付け作業をも排除できるので、製作面での能率
化とともに使用面での安全化ともども両面の効果
あることを特徴とするものである。
【図面の簡単な説明】
図面において、第1図は自在継手の半体を断面
で示す正面図、第2図は雌形部材の半体断面図、
第3図は雄形部材の半体断面図、第4図はC形止
め輪の拡大正面図である。 1……雌形部材、2……雄形部材、3……流体
通路、4……接続端部、5……嵌合凹所、51…
…大径Oリング係合部、52……内周テーパー
部、53……環状凹溝、54……小径Oリング係
合部、6……嵌合接続部、61……係合部、62
……止め輪用環状凹溝、63……係合部、7……
Oリング、8……C形止め輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定設置された燃焼用ガス供給管の末端よりガ
    ス燃焼器具に至る可撓供給回路に用いる自在継手
    において、ともに中心に流体通路3を貫通させた
    管状の雌形部材1と、雄形部材2とのそれぞれの
    一端部に、前記固定ガス供給管の末端ならびにガ
    ス燃焼器具のホースエンドをはじめとし、可撓供
    給回路を形成するすべての構成部材に連結できる
    接続端部4を設け、前記雌形部材1においては、
    接続端部4を備えない側の端部に開口する大径O
    リング係合部51、接続端部4を設けた端部方向
    を小径とする内周テーパー部52、内周テーパー
    部52の小径の直径よりも大径の直径を溝底位置
    とする環状凹溝53、小径Oリング係合部54を
    前記の序列をもつて嵌合凹所5をその先端部を前
    記流体通路3に連通させて凹設し、他方、雄形部
    材2は、前記接続端部4の形成位置と反対端部を
    前記の嵌合凹所5に嵌合挿入できる形状の嵌合接
    続部6を大径より順に係合部61、止め輪用環状
    凹溝62、係合部63を設け、係合部61,63
    には係合径に適合する大・小のOリング7を係合
    するとともに、止め輪用環状凹溝62にC字形状
    のC形止め輪8を圧嵌挿し、その嵌合接続部6を
    嵌合凹所5に圧嵌挿し、C形止め輪8の外周を環
    状凹溝53に没入させ雌形部材1と雄形部材2と
    をC形止め輪8を連結媒体として一個体に結合し
    て成ることを特徴とする燃焼ガス可撓管供給回路
    に用いる自在継手。
JP1987152395U 1987-10-05 1987-10-05 Expired JPH0413493Y2 (ja)

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JP1987152395U JPH0413493Y2 (ja) 1987-10-05 1987-10-05

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JPS6457488U JPS6457488U (ja) 1989-04-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58112791U (ja) * 1981-08-11 1983-08-02 日東工器株式会社 管継手の自在接続機構

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JPS6457488U (ja) 1989-04-10

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