JPH06281036A - ガスコック及びその組立て方法 - Google Patents
ガスコック及びその組立て方法Info
- Publication number
- JPH06281036A JPH06281036A JP9091993A JP9091993A JPH06281036A JP H06281036 A JPH06281036 A JP H06281036A JP 9091993 A JP9091993 A JP 9091993A JP 9091993 A JP9091993 A JP 9091993A JP H06281036 A JPH06281036 A JP H06281036A
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- Japan
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- retaining ring
- connecting pipe
- gas
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 接続管が本体から外れて危険なガス洩れ事故
を起こす虞れがなく、しかも接続管の回動操作が滑らか
に行え、さらに外観上の見栄えも良いものを提供する。 【構成】 対応する外周面及び内周面に周設した回動溝
11A及び溝間に抜け止めリング2が嵌挿されており、
接続管4を一度取付けたのちは離脱できぬようになって
いる。また、抜け止めリング2が接続管4側の溝及び本
体1の回動溝11Aの略全体を占有するように取付けて
あり、この抜け止めリング2によって円滑な回動動作を
行うことができる。
を起こす虞れがなく、しかも接続管の回動操作が滑らか
に行え、さらに外観上の見栄えも良いものを提供する。 【構成】 対応する外周面及び内周面に周設した回動溝
11A及び溝間に抜け止めリング2が嵌挿されており、
接続管4を一度取付けたのちは離脱できぬようになって
いる。また、抜け止めリング2が接続管4側の溝及び本
体1の回動溝11Aの略全体を占有するように取付けて
あり、この抜け止めリング2によって円滑な回動動作を
行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガスコック本体の流
入口側及び/又は流出口側の端部に接続管を回転自在に
取付けるガスコックの組立方法に関するものである。
入口側及び/又は流出口側の端部に接続管を回転自在に
取付けるガスコックの組立方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばゴムホース管やフレキシブルチュ
ーブ管等のガス管を介して接続された燃焼器やガススト
ーブ等のガス器具とガス供給源との間の流路の開閉を行
い、ガスの流入を操作するガスコックが各種開発され使
用されている。このようなガスコックは、通常よく知ら
れているように、ゴムホース管等のガス管を使用し、こ
のガス管の一端側を本体に接続すると共にガス管の他端
側をガス器具に接続し、本体とガス器具とを連通させる
ようになっているが、例えば図5に示すように、本体1
00の流出口100A側の端部100Bに接続管101
を回動自在に取付けたものが知られている。
ーブ管等のガス管を介して接続された燃焼器やガススト
ーブ等のガス器具とガス供給源との間の流路の開閉を行
い、ガスの流入を操作するガスコックが各種開発され使
用されている。このようなガスコックは、通常よく知ら
れているように、ゴムホース管等のガス管を使用し、こ
のガス管の一端側を本体に接続すると共にガス管の他端
側をガス器具に接続し、本体とガス器具とを連通させる
ようになっているが、例えば図5に示すように、本体1
00の流出口100A側の端部100Bに接続管101
を回動自在に取付けたものが知られている。
【0003】即ち、これは、同図において、本体100
の流出口100A側の端部100Bの外周面全体に亙り
回動溝100Cを周設すると共に、両端が開口された接
続管101において本体100に接続させるべき一方側
の端部101A(以下基端部とよぶ)にねじ102を複
数個螺合させ、回動溝100Cに沿ってねじ102が係
合しながら接続管101が自在に回動するように組立て
たものである。これにより、接続管101を本体100
に取付けたのち、この接続管101の他方側の端部10
1B(以下先端部とよぶ)に形成した雌ねじ部101C
に接続しようとするガス管の一端側の雄ねじ部(図略)
を螺合するときに、接続管101を自由に回動させるこ
とができるので、螺合作業が極めて容易に、しかもスム
ースに行え作業能率が頗る高まるものである。
の流出口100A側の端部100Bの外周面全体に亙り
回動溝100Cを周設すると共に、両端が開口された接
続管101において本体100に接続させるべき一方側
の端部101A(以下基端部とよぶ)にねじ102を複
数個螺合させ、回動溝100Cに沿ってねじ102が係
合しながら接続管101が自在に回動するように組立て
たものである。これにより、接続管101を本体100
に取付けたのち、この接続管101の他方側の端部10
1B(以下先端部とよぶ)に形成した雌ねじ部101C
に接続しようとするガス管の一端側の雄ねじ部(図略)
を螺合するときに、接続管101を自由に回動させるこ
とができるので、螺合作業が極めて容易に、しかもスム
ースに行え作業能率が頗る高まるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のガスコックにあっては、本体と接続管との回動動
作のガイドとなる先のねじが、接続管の回動動作に伴っ
て緩んで、回動溝から外れると、本体から接続管も外れ
てしまい危険なガス洩れ事故につながる虞れがある。ま
た、このようなねじが直接外部にむき出しにされている
と、外観上の見栄えも悪く、しかもガスコックのハンド
ル操作時に衣服のそで等が引掛る虞れもある。
構成のガスコックにあっては、本体と接続管との回動動
作のガイドとなる先のねじが、接続管の回動動作に伴っ
て緩んで、回動溝から外れると、本体から接続管も外れ
てしまい危険なガス洩れ事故につながる虞れがある。ま
た、このようなねじが直接外部にむき出しにされている
と、外観上の見栄えも悪く、しかもガスコックのハンド
ル操作時に衣服のそで等が引掛る虞れもある。
【0005】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、接続管が本体から外れて危険なガス洩れ事故を起こ
す虞れがなく、しかも接続管の回動操作が容易、かつ滑
らかに行え、さらに外観上の見栄えも良いガスコック及
びその組立方法を提供することを目的とするものであ
る。
み、接続管が本体から外れて危険なガス洩れ事故を起こ
す虞れがなく、しかも接続管の回動操作が容易、かつ滑
らかに行え、さらに外観上の見栄えも良いガスコック及
びその組立方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明に係るガ
スコックは、両端部に設けた流入口と流出口とを連通・
連結するガス流路を内部に有する本体と、先端側にガス
管との螺合を図る螺合部が形成され基端側が前記本体の
端部に回転自在に取付けられた接続管とを備えるガスコ
ックにおいて、前記本体の端部周面に周設した溝と前記
接続管の対応する周面に周設した溝との間に、これら双
方が離脱するのを防止すると共に接続管を回動する際の
ガイドとなる抜け止めリングを有すると共に、この抜け
止めリング近傍の前記本体端部周面及び前記接続管の対
応する周面の間にガス洩れを防止するための気密部材を
有し、かつ、この抜け止めリング近傍の接続管周面の端
部寄り若しくは本体周面の端部寄りに、前記抜け止めリ
ングの組付けの際にこの抜け止めリングを変位させて接
続管の周面端部若しくは本体の周面端部の通過を容易に
するためのテーパ面を設けたものである。
スコックは、両端部に設けた流入口と流出口とを連通・
連結するガス流路を内部に有する本体と、先端側にガス
管との螺合を図る螺合部が形成され基端側が前記本体の
端部に回転自在に取付けられた接続管とを備えるガスコ
ックにおいて、前記本体の端部周面に周設した溝と前記
接続管の対応する周面に周設した溝との間に、これら双
方が離脱するのを防止すると共に接続管を回動する際の
ガイドとなる抜け止めリングを有すると共に、この抜け
止めリング近傍の前記本体端部周面及び前記接続管の対
応する周面の間にガス洩れを防止するための気密部材を
有し、かつ、この抜け止めリング近傍の接続管周面の端
部寄り若しくは本体周面の端部寄りに、前記抜け止めリ
ングの組付けの際にこの抜け止めリングを変位させて接
続管の周面端部若しくは本体の周面端部の通過を容易に
するためのテーパ面を設けたものである。
【0007】また、この発明に係るガスコック組立方法
は、両端部に設けた流入口と流出口とを連通・連結する
ガス流路を内部に有する本体の端部に接続管を回転自在
に組付けるガスコックの組立方法であって、前記本体に
接続管を組付ける時に互いに対向するこれら双方の端部
周面に周設した溝のうち何れか一方の溝内に、抜け止め
リングをセットすると共に、前記互いに対向する端部周
面のうち何れか一方及び/又は双方に気密部材をセット
し、前記抜け止めリング及び気密部材をセットした状態
のまま前記本体に接続管を圧入することにより、前記抜
け止めリングが仮止めされていない他方の周面に形成し
たテーパ面に前記抜け止めリングが押付けられて変位
し、前記テーパ面を乗り越えて抜け止めリングが他方の
周面の溝内に離脱不能の状態で嵌入されるものである。
は、両端部に設けた流入口と流出口とを連通・連結する
ガス流路を内部に有する本体の端部に接続管を回転自在
に組付けるガスコックの組立方法であって、前記本体に
接続管を組付ける時に互いに対向するこれら双方の端部
周面に周設した溝のうち何れか一方の溝内に、抜け止め
リングをセットすると共に、前記互いに対向する端部周
面のうち何れか一方及び/又は双方に気密部材をセット
し、前記抜け止めリング及び気密部材をセットした状態
のまま前記本体に接続管を圧入することにより、前記抜
け止めリングが仮止めされていない他方の周面に形成し
たテーパ面に前記抜け止めリングが押付けられて変位
し、前記テーパ面を乗り越えて抜け止めリングが他方の
周面の溝内に離脱不能の状態で嵌入されるものである。
【0008】
【作用】この発明に係るガスコックでは、本体と接続管
との対応する外周面及び内周面に周設した回動溝及び溝
間に抜け止めリングが嵌挿されており、接続管を一度取
付けたのちは離脱できぬようになっている。また、この
ガスコックでは、抜け止めリングが接続管側の溝及び本
体の回動溝の略全体を占有するように取付けてあり、こ
の抜け止めリングによって円滑な回動動作を行うことが
できる。
との対応する外周面及び内周面に周設した回動溝及び溝
間に抜け止めリングが嵌挿されており、接続管を一度取
付けたのちは離脱できぬようになっている。また、この
ガスコックでは、抜け止めリングが接続管側の溝及び本
体の回動溝の略全体を占有するように取付けてあり、こ
の抜け止めリングによって円滑な回動動作を行うことが
できる。
【0009】
【実施例】以下この発明の実施例について添付図面を参
照しながら説明する。図1はこの発明に係るガスコック
を示すものであり、このガスコックは、本体1左方の流
出口1A側の端部11に、抜け止めリング2B及び気密
部材3を介して接続管4の左方基端部41が圧入された
構成となっている。本体1は、左右両端の流入口1Bと
流出口1Aとをつなぐ流路1Cが内部に一直線上に形成
されており、流路1Cの中央に設けた閉子12をハンド
ル13の押し回し操作によって回動させることにより、
流路1Cの開閉が行えるようになっている。なお、この
実施例では流路が一直線上のものを使用したが、特にこ
れに限定されるものではなく、例えばL字形の流路を形
成したタイプのガスコックであっても適用可能である。
照しながら説明する。図1はこの発明に係るガスコック
を示すものであり、このガスコックは、本体1左方の流
出口1A側の端部11に、抜け止めリング2B及び気密
部材3を介して接続管4の左方基端部41が圧入された
構成となっている。本体1は、左右両端の流入口1Bと
流出口1Aとをつなぐ流路1Cが内部に一直線上に形成
されており、流路1Cの中央に設けた閉子12をハンド
ル13の押し回し操作によって回動させることにより、
流路1Cの開閉が行えるようになっている。なお、この
実施例では流路が一直線上のものを使用したが、特にこ
れに限定されるものではなく、例えばL字形の流路を形
成したタイプのガスコックであっても適用可能である。
【0010】抜け止めリング2は、図2に示すように外
形略C字形を有する薄板リング状のものから構成されて
おり、通常何も外力が作用していないときには外方へ向
かおうとする(径を広げる方向)バネ性を有している
が、接続管4のテーパ面41Aがその抜け止めリング2
の外周面側を押圧することにより、同図中矢印で示すよ
うに中心方向に向けて、即ち外径が狭まる方向に変位す
るようになっている。そして、この抜け止めリング2
は、本体1の端部11外周面に周設した回動溝11Aと
後に説明する接続管4側の溝41B(図3参照)との間
に回動自在に移動できる程度の幅に形成されている。
形略C字形を有する薄板リング状のものから構成されて
おり、通常何も外力が作用していないときには外方へ向
かおうとする(径を広げる方向)バネ性を有している
が、接続管4のテーパ面41Aがその抜け止めリング2
の外周面側を押圧することにより、同図中矢印で示すよ
うに中心方向に向けて、即ち外径が狭まる方向に変位す
るようになっている。そして、この抜け止めリング2
は、本体1の端部11外周面に周設した回動溝11Aと
後に説明する接続管4側の溝41B(図3参照)との間
に回動自在に移動できる程度の幅に形成されている。
【0011】気密部材3は、接続管4と本体1の端部1
1との間のシール性を保ち、通過するガスがこれら双方
の間から洩れるのを防止するものであり、この実施例で
はゴム等の伸縮材料で形成したOリング状のものから構
成されている。
1との間のシール性を保ち、通過するガスがこれら双方
の間から洩れるのを防止するものであり、この実施例で
はゴム等の伸縮材料で形成したOリング状のものから構
成されている。
【0012】接続管4は、この実施例ではガスコック本
体1の流出口1A側に回動自在に取付け、図示外のガス
チューブ管等を容易に接続できるようにするためのもの
であり、図1において基端部41側の内周縁部にテーパ
面41Aが形成されている。また、このテーパ面41A
近傍の奥部側内周面には抜け止めリング2が嵌入する溝
41B(図3参照)が周設されていると共に、先端部4
2側の内周面には先のガスチューブ管等の接続端部に設
けた雄ねじ部が螺合する雌ねじ部42Aが形成されてい
る。なお、この実施例では接続管4を本体1左方の流出
口1A側端部11に取付けたが、これに限定されるもの
ではなく、例えばこの接続管を流出口の替りに流入口側
端部に取付ける構成としたり、或は双方に取付ける構成
としてもよい。
体1の流出口1A側に回動自在に取付け、図示外のガス
チューブ管等を容易に接続できるようにするためのもの
であり、図1において基端部41側の内周縁部にテーパ
面41Aが形成されている。また、このテーパ面41A
近傍の奥部側内周面には抜け止めリング2が嵌入する溝
41B(図3参照)が周設されていると共に、先端部4
2側の内周面には先のガスチューブ管等の接続端部に設
けた雄ねじ部が螺合する雌ねじ部42Aが形成されてい
る。なお、この実施例では接続管4を本体1左方の流出
口1A側端部11に取付けたが、これに限定されるもの
ではなく、例えばこの接続管を流出口の替りに流入口側
端部に取付ける構成としたり、或は双方に取付ける構成
としてもよい。
【0013】次に、この発明に係るガスコックの取付方
法について先の実施例のガスコックを用いて説明する。
即ち、本体1を組立てたのち、図1において左方の流出
口1A側端部11に形成した周溝11Aに、抜け止めリ
ング2を若干開き加減にしながら予め挿入セットする。
これと同時に気密部材3を端部11の段部にセットす
る。このようにして、抜け止めリング2及び気密部材1
1をセットした状態のまま、接続管4を基端部41から
適宜の治具、例えば空気・油圧等のシリンダ等によって
圧入させる。すると、図3において、テーパ面41Aに
当接する抜け止めリング2が外周から外力を徐々に受
け、外径が狭められていくため、テーパ面41Aを完全
に乗り越えたのち、溝41Bに嵌入する。これにより、
抜け止めリング2が周溝11Aと溝41Bとの間に抜脱
できぬ状態で嵌入される。
法について先の実施例のガスコックを用いて説明する。
即ち、本体1を組立てたのち、図1において左方の流出
口1A側端部11に形成した周溝11Aに、抜け止めリ
ング2を若干開き加減にしながら予め挿入セットする。
これと同時に気密部材3を端部11の段部にセットす
る。このようにして、抜け止めリング2及び気密部材1
1をセットした状態のまま、接続管4を基端部41から
適宜の治具、例えば空気・油圧等のシリンダ等によって
圧入させる。すると、図3において、テーパ面41Aに
当接する抜け止めリング2が外周から外力を徐々に受
け、外径が狭められていくため、テーパ面41Aを完全
に乗り越えたのち、溝41Bに嵌入する。これにより、
抜け止めリング2が周溝11Aと溝41Bとの間に抜脱
できぬ状態で嵌入される。
【0014】なお、この発明に係るガスコックとして
は、特にこの実施例のものに限定されるものではなく、
例えば図4に示すような構成のものであってもよい。即
ち、これは本体側の端部11′において周設した回動溝
11A′近傍の開口端部寄りにテーパ面11Bを形成し
たものである。
は、特にこの実施例のものに限定されるものではなく、
例えば図4に示すような構成のものであってもよい。即
ち、これは本体側の端部11′において周設した回動溝
11A′近傍の開口端部寄りにテーパ面11Bを形成し
たものである。
【0015】そして、接続管を組付けるには、通常外力
が作用しないときには内方へ向かおうとする(径を狭め
る方向)バネ性を有している抜け止めリング2を指で押
さえる等して外径を若干狭めながら基端部41′に周設
した溝41B′にセットすると共に、本体側の端部1
1′の段部に気密部材3をセットしておき、この状態の
まま、本体側に接続管を圧入する。
が作用しないときには内方へ向かおうとする(径を狭め
る方向)バネ性を有している抜け止めリング2を指で押
さえる等して外径を若干狭めながら基端部41′に周設
した溝41B′にセットすると共に、本体側の端部1
1′の段部に気密部材3をセットしておき、この状態の
まま、本体側に接続管を圧入する。
【0016】すると、圧入時に抜け止めリング2がテー
パ面11Bに押付けられることにより、図4にて矢印で
示す外径が広がる方向に抜け止めリング2が押し広げら
れ、その結果テーパ面Bを越えて回動溝11A′に嵌入
される。このようにして嵌入した抜け止めリング2は、
バネ力により回動溝11A′から離脱不能状態に保持さ
れる。この実施例の場合、気密部材3を本体側にセット
しておいたが、接続管にセットしておいてもよく、ま
た、双方にセットしておいてもよい。
パ面11Bに押付けられることにより、図4にて矢印で
示す外径が広がる方向に抜け止めリング2が押し広げら
れ、その結果テーパ面Bを越えて回動溝11A′に嵌入
される。このようにして嵌入した抜け止めリング2は、
バネ力により回動溝11A′から離脱不能状態に保持さ
れる。この実施例の場合、気密部材3を本体側にセット
しておいたが、接続管にセットしておいてもよく、ま
た、双方にセットしておいてもよい。
【0017】
【発明の効果】この発明の請求項1に係るガスコックに
よれば、本体と接続管との対応する外周面及び内周面に
周設した回動溝及び溝間に抜け止めリングが嵌挿されて
おり、換言すれば接続管を一度取付けたのちは離脱でき
ぬようになっており、危険なガス洩れが確実に防止でき
るようになっている。また、このガスコックによれば、
抜け止めリングが接続管側の溝及び本体の回動溝の略全
体を占有するように取付けてあり、この抜け止めリング
によって円滑な回動動作を行うことができる。
よれば、本体と接続管との対応する外周面及び内周面に
周設した回動溝及び溝間に抜け止めリングが嵌挿されて
おり、換言すれば接続管を一度取付けたのちは離脱でき
ぬようになっており、危険なガス洩れが確実に防止でき
るようになっている。また、このガスコックによれば、
抜け止めリングが接続管側の溝及び本体の回動溝の略全
体を占有するように取付けてあり、この抜け止めリング
によって円滑な回動動作を行うことができる。
【0018】さらに、請求項2に係るガスコックの組立
方法によれば、圧入動作を行うことにより、瞬時に本体
へ接続管を組付けることができ、しかも圧入力によりテ
ーパ面を利用して無理なく抜け止めリングが本体と接続
管との間に嵌挿させることができるので、組付け時に破
損することもなく、信頼度の高いものが提供できる。
方法によれば、圧入動作を行うことにより、瞬時に本体
へ接続管を組付けることができ、しかも圧入力によりテ
ーパ面を利用して無理なく抜け止めリングが本体と接続
管との間に嵌挿させることができるので、組付け時に破
損することもなく、信頼度の高いものが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るガスコックを示す部分断面図。
【図2】同ガスコックの抜け止めリングを示す平面図。
【図3】同ガスコックの組立方法を示す要部断面図。
【図4】この発明に係る他のガスコックを示す要部断面
図。
図。
【図5】従来のガスコックを示す部分断面図。
1 本体 1A 流出口 1B 流入口 1C ガス流路 11B テーパ面 2 抜け止めリング 3 気密部材 4 接続管 41A テーパ面
Claims (2)
- 【請求項1】 両端部に設けた流入口と流出口とを連通
・連結するガス流路を内部に有する本体と、先端側にガ
ス管との螺合を図る螺合部が形成され基端側が前記本体
の端部に回転自在に取付けられた接続管とを備えるガス
コックにおいて、 前記本体の端部周面に周設した溝と前記接続管の対応す
る周面に周設した溝との間に、これら双方が離脱するの
を防止すると共に接続管を回動する際のガイドとなる抜
け止めリングを有すると共に、 この抜け止めリング近傍の前記本体端部周面及び前記接
続管の対応する周面の間にガス洩れを防止するための気
密部材を有し、かつ、 この抜け止めリング近傍の接続管周面の端部寄り若しく
は本体周面の端部寄りに、前記抜け止めリングの組付け
の際にこの抜け止めリングを変位させて接続管の周面端
部若しくは本体の周面端部の通過を容易にするためのテ
ーパ面を設けたことを特徴とするガスコック。 - 【請求項2】 両端部に設けた流入口と流出口とを連通
・連結するガス流路を内部に有する本体の端部に接続管
を回転自在に組付けるガスコックの組立方法であって、 前記本体に接続管を組付ける時に互いに対向するこれら
双方の端部周面に周設した溝のうち何れか一方の溝内
に、抜け止めリングをセットして仮止めすると共に、 前記互いに対向する端部周面のうち何れか一方及び/又
は双方に気密部材をセットし、 前記抜け止めリング及び気密部材をセットした状態のま
ま前記本体に接続管を圧入することにより、前記抜け止
めリングが仮止めされていない他方の周面に形成したテ
ーパ面に前記抜け止めリングが押付けられて変位し、前
記テーパ面を乗り越えて抜け止めリングが他方の周面の
溝内に離脱不能の状態で嵌入されることを特徴とするガ
スコックの組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9091993A JPH06281036A (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | ガスコック及びその組立て方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9091993A JPH06281036A (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | ガスコック及びその組立て方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06281036A true JPH06281036A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=14011840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9091993A Pending JPH06281036A (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | ガスコック及びその組立て方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06281036A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4898035A (en) * | 1988-01-16 | 1990-02-06 | Ngk Insulators, Ltd. | Pressure sensor having sealing member for sealing housing interior with respect to external space |
JP2008185159A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Inax Corp | シリンダ式バルブ |
JP2013085713A (ja) * | 2011-10-18 | 2013-05-13 | Chuo Rika Kogyo Kk | 消火用ノズル装置 |
KR102432298B1 (ko) * | 2022-04-22 | 2022-08-12 | 손달식 | 가스기구용 중간밸브 |
-
1993
- 1993-03-25 JP JP9091993A patent/JPH06281036A/ja active Pending
Cited By (4)
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