JPH10238679A - ガス栓等用の接続具 - Google Patents
ガス栓等用の接続具Info
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- JPH10238679A JPH10238679A JP4385097A JP4385097A JPH10238679A JP H10238679 A JPH10238679 A JP H10238679A JP 4385097 A JP4385097 A JP 4385097A JP 4385097 A JP4385097 A JP 4385097A JP H10238679 A JPH10238679 A JP H10238679A
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- pipe
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガスなど流体の接続管に対し、取付け、取外
しが簡単であり、組付けられた一部品に構成され製作し
易い接続具を提供する。 【解決手段】 接続管31に挿入する挿入部12および
ゴム管40の接続部11を有するボディ10と、挿入部
に挿入させた接続管にボディを止着するクリップ20と
よりなり接続管とゴム管を連通状に接続する接続具1で
ある。挿入部には接続管のシール部15が内装され、挿
入部外周のクリップ嵌着部16には止め孔17が貫通さ
れる。クリップは両端部を対向状とし、クリップ嵌着部
に装着可能な縮径状態に付勢した輪状に形成され、内周
面には止め孔に挿入し挿入部の接続管に係止させる係止
爪22が設けられ、係止爪の後面は接続管への挿入を許
すテーパ面22Bとされている。
しが簡単であり、組付けられた一部品に構成され製作し
易い接続具を提供する。 【解決手段】 接続管31に挿入する挿入部12および
ゴム管40の接続部11を有するボディ10と、挿入部
に挿入させた接続管にボディを止着するクリップ20と
よりなり接続管とゴム管を連通状に接続する接続具1で
ある。挿入部には接続管のシール部15が内装され、挿
入部外周のクリップ嵌着部16には止め孔17が貫通さ
れる。クリップは両端部を対向状とし、クリップ嵌着部
に装着可能な縮径状態に付勢した輪状に形成され、内周
面には止め孔に挿入し挿入部の接続管に係止させる係止
爪22が設けられ、係止爪の後面は接続管への挿入を許
すテーパ面22Bとされている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はガス栓等用の接続
具に関し、詳しくは、たとえばガス栓の接続口となる接
続管にゴム管を接続する場合、あるいは水道のコックに
ゴム管を接続する場合に使用する接続具の改良構造に係
わるものである。
具に関し、詳しくは、たとえばガス栓の接続口となる接
続管にゴム管を接続する場合、あるいは水道のコックに
ゴム管を接続する場合に使用する接続具の改良構造に係
わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、配管されたガス栓の接続口となる
接続管にゴム管(ゴムホースとも云われる。)を接続す
る場合には、ゴム管の接続および分離(取外し)が簡便
なゴム管接続具が使用される。図15に示すように、こ
のゴム管接続具110はガス栓101の接続管102に
挿着するプラグ111と、一端側の接続部122にゴム
管131を接続しかつ他端の嵌合孔123をプラグ11
1に取外し可能に挿着するソケット121とよりなる。
接続管にゴム管(ゴムホースとも云われる。)を接続す
る場合には、ゴム管の接続および分離(取外し)が簡便
なゴム管接続具が使用される。図15に示すように、こ
のゴム管接続具110はガス栓101の接続管102に
挿着するプラグ111と、一端側の接続部122にゴム
管131を接続しかつ他端の嵌合孔123をプラグ11
1に取外し可能に挿着するソケット121とよりなる。
【0003】図16に示すように、前記プラグ111は
ガス栓101の接続管102に挿着する接続孔112
と、ソケット121の嵌合孔123を差し込む差し込み
部113とよりなる。差し込み部113の先端側にはソ
ケット121側の鋼球124が嵌合する溝部114を有
する。なお、プラグ111にはガスの流路を遮断する安
全機構(図示せず)が組込まれ、流路は、閉じ弁115
により通常は閉じられている。
ガス栓101の接続管102に挿着する接続孔112
と、ソケット121の嵌合孔123を差し込む差し込み
部113とよりなる。差し込み部113の先端側にはソ
ケット121側の鋼球124が嵌合する溝部114を有
する。なお、プラグ111にはガスの流路を遮断する安
全機構(図示せず)が組込まれ、流路は、閉じ弁115
により通常は閉じられている。
【0004】図16に示すように、前記ソケット121
はゴム管131の接続部122と、プラグ111を差し
込む嵌合孔123と、嵌合孔123内に装着されプラグ
111の溝部114に係合する鋼球124と、鋼球12
4の動きを規制するスリーブ125と、スリーブ125
を付勢するスプリング126とを主体に構成されてい
る。また、ソケット121はプラグ111の安全機構の
閉じ弁115を押して流路を開く弁押棒127を内装し
ている。
はゴム管131の接続部122と、プラグ111を差し
込む嵌合孔123と、嵌合孔123内に装着されプラグ
111の溝部114に係合する鋼球124と、鋼球12
4の動きを規制するスリーブ125と、スリーブ125
を付勢するスプリング126とを主体に構成されてい
る。また、ソケット121はプラグ111の安全機構の
閉じ弁115を押して流路を開く弁押棒127を内装し
ている。
【0005】接続孔112をガス栓101の接続管10
2に挿着したプラグ111の差し込み部113には、ゴ
ム管131を接続したソケット121の嵌合孔123が
差し込まれる。すなわち、図17に示すように、この差
し込みによって、嵌合孔123内周部の各鋼球124が
プラグ111側差し込み部113の溝部114に嵌合し
かつスプリング126の作用で付勢されたスリーブ12
5にて鋼球124が固定される。また、差し込みにより
ソケット121の弁押棒127がプラグ111の閉じ弁
115を押し込み、閉じ弁115外周にガスの流路が形
成され、コック103を開けばガス管のガスが流通可能
とされる。
2に挿着したプラグ111の差し込み部113には、ゴ
ム管131を接続したソケット121の嵌合孔123が
差し込まれる。すなわち、図17に示すように、この差
し込みによって、嵌合孔123内周部の各鋼球124が
プラグ111側差し込み部113の溝部114に嵌合し
かつスプリング126の作用で付勢されたスリーブ12
5にて鋼球124が固定される。また、差し込みにより
ソケット121の弁押棒127がプラグ111の閉じ弁
115を押し込み、閉じ弁115外周にガスの流路が形
成され、コック103を開けばガス管のガスが流通可能
とされる。
【0006】一方、接続状態のプラグ111からソケッ
ト121を外す場合は、図18に示すように、スプリン
グ126で付勢されたスリーブ125を戻すことによ
り、鋼球124の外側がフリーになり、弁押棒127が
前に出て鋼球124を下から押し上げ、プラグ111側
差し込み部113の溝部114がフリーとなり、ソケッ
ト121はプラグ111から外れる。なお、ソケット1
21の外れたプラグ111は閉じ弁115によりガスの
流路が閉じられる。すなわち、この従来のゴム管接続具
110はガス栓101の接続管102に挿着したプラグ
111と、ゴム管131を接続したソケット121の接
続,分離が簡便である。
ト121を外す場合は、図18に示すように、スプリン
グ126で付勢されたスリーブ125を戻すことによ
り、鋼球124の外側がフリーになり、弁押棒127が
前に出て鋼球124を下から押し上げ、プラグ111側
差し込み部113の溝部114がフリーとなり、ソケッ
ト121はプラグ111から外れる。なお、ソケット1
21の外れたプラグ111は閉じ弁115によりガスの
流路が閉じられる。すなわち、この従来のゴム管接続具
110はガス栓101の接続管102に挿着したプラグ
111と、ゴム管131を接続したソケット121の接
続,分離が簡便である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のゴム管接続具110はプラグ111とソケット
121よりなるため、接続具の長さが長く、また、部品
点数が多くかつ構造が複雑で製作しにくい問題があっ
た。
た従来のゴム管接続具110はプラグ111とソケット
121よりなるため、接続具の長さが長く、また、部品
点数が多くかつ構造が複雑で製作しにくい問題があっ
た。
【0008】そこで、本発明の課題は前述した従来の問
題点を解消せんとしたものであり、ガス栓など流体の接
続口となる接続管に対し、取付け、取外しが簡単であ
り、かつ組付けられた短い一部品にて構成され、製作し
易い、接続具を提供することにある。
題点を解消せんとしたものであり、ガス栓など流体の接
続口となる接続管に対し、取付け、取外しが簡単であ
り、かつ組付けられた短い一部品にて構成され、製作し
易い、接続具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1の発明は、栓体の接続管に挿入する挿入部お
よびゴム管の接続部を有するボディと、前記挿入部外周
のクリップ嵌着部に嵌着し前記接続管に挿入部を止着す
るクリップとよりなり、前記挿入部には接続管と密着す
るシール部が内装され、かつ前記クリップはクリップ嵌
着部の外周を被う形状に形成され、その内周面にはクリ
ップ嵌着部の止め孔を介して挿入部に突出し接続管に係
止する係止爪が設けられ、かつ係止爪は接続管への挿入
を許し挿入した接続管に抜止めさせ、かつクリップの操
作により接続管より外し得る構造にされてなることを特
徴とする。
に請求項1の発明は、栓体の接続管に挿入する挿入部お
よびゴム管の接続部を有するボディと、前記挿入部外周
のクリップ嵌着部に嵌着し前記接続管に挿入部を止着す
るクリップとよりなり、前記挿入部には接続管と密着す
るシール部が内装され、かつ前記クリップはクリップ嵌
着部の外周を被う形状に形成され、その内周面にはクリ
ップ嵌着部の止め孔を介して挿入部に突出し接続管に係
止する係止爪が設けられ、かつ係止爪は接続管への挿入
を許し挿入した接続管に抜止めさせ、かつクリップの操
作により接続管より外し得る構造にされてなることを特
徴とする。
【0010】請求項1の発明において、クリップはボデ
ィのクリップ嵌合部に嵌められている。クリップの係止
爪はクリップ嵌合部の止め孔を介して挿入部に突出して
いる。係止爪は挿入部へ(栓体の)接続管の挿入を許
し、挿入した接続管を係止する。挿入部の接続管はシー
ル部に密着状とされ流体が外部へもれない状態に係止さ
れる。栓体の接続部に挿着した接続具は、クリップの操
作にて係止が解かれ、接続部より容易に外し得る。
ィのクリップ嵌合部に嵌められている。クリップの係止
爪はクリップ嵌合部の止め孔を介して挿入部に突出して
いる。係止爪は挿入部へ(栓体の)接続管の挿入を許
し、挿入した接続管を係止する。挿入部の接続管はシー
ル部に密着状とされ流体が外部へもれない状態に係止さ
れる。栓体の接続部に挿着した接続具は、クリップの操
作にて係止が解かれ、接続部より容易に外し得る。
【0011】前記課題を解決するために請求項2の発明
は、栓体の接続管に挿入する挿入部を一端側に有しかつ
ゴム管の接続部を他端側に有するボディと、前記挿入部
に挿入させた接続管にボディを止着するクリップとより
なり接続管とゴム管を連通状に接続する接続具であっ
て、 前記ボディの挿入部は接続管と密着するシール部
が内装され、かつ挿入部外周のクリップの嵌着部には止
め孔が貫設される一方、前記クリップは弾性材により両
端部を対向状とし、拡径してクリップ嵌着部に装着可能
な縮径状態に付勢した輪状に形成され、かつ輪状の内周
面には前記止め孔に挿入し挿入部の接続管に係止させる
係止爪が設けられ、かつ接続管への挿入時に接続管と当
接する係止爪の後面は接続管への挿入を許すテーパ面と
されてななることを特徴とする。
は、栓体の接続管に挿入する挿入部を一端側に有しかつ
ゴム管の接続部を他端側に有するボディと、前記挿入部
に挿入させた接続管にボディを止着するクリップとより
なり接続管とゴム管を連通状に接続する接続具であっ
て、 前記ボディの挿入部は接続管と密着するシール部
が内装され、かつ挿入部外周のクリップの嵌着部には止
め孔が貫設される一方、前記クリップは弾性材により両
端部を対向状とし、拡径してクリップ嵌着部に装着可能
な縮径状態に付勢した輪状に形成され、かつ輪状の内周
面には前記止め孔に挿入し挿入部の接続管に係止させる
係止爪が設けられ、かつ接続管への挿入時に接続管と当
接する係止爪の後面は接続管への挿入を許すテーパ面と
されてななることを特徴とする。
【0012】請求項2の発明において、クリップは弾性
材よりなり、ボディのクリップ嵌着部に縮径付勢の状態
で嵌められている。クリップの係止爪はクリップ嵌着部
の止め孔を介して接続管の挿入部に突出している。挿入
部に突出した係止爪は後面が挿入する接続管に当接し接
続管への挿入を許すテーパ面とされ、クリップの接続管
への挿入は容易である。挿入部の接続管はシール部に密
着状とされ流体が外部にもれない状態に係止される。栓
体の接続部に挿着した接続具は、クリップの操作にて係
止が解かれ、接続部より容易に外し得る。
材よりなり、ボディのクリップ嵌着部に縮径付勢の状態
で嵌められている。クリップの係止爪はクリップ嵌着部
の止め孔を介して接続管の挿入部に突出している。挿入
部に突出した係止爪は後面が挿入する接続管に当接し接
続管への挿入を許すテーパ面とされ、クリップの接続管
への挿入は容易である。挿入部の接続管はシール部に密
着状とされ流体が外部にもれない状態に係止される。栓
体の接続部に挿着した接続具は、クリップの操作にて係
止が解かれ、接続部より容易に外し得る。
【0013】前記課題を解決するために請求項3の発明
は、請求項1または請求項2の接続具において、栓体の
接続管が先端部外周にエッジ部を有する構造であり、ク
リップの係止爪がエッジ部に係止される構成よりなるこ
とを特徴とする。
は、請求項1または請求項2の接続具において、栓体の
接続管が先端部外周にエッジ部を有する構造であり、ク
リップの係止爪がエッジ部に係止される構成よりなるこ
とを特徴とする。
【0014】請求項3の発明においては接続具の挿入部
を接続管に差し込むと、クリップの係止爪が(栓体の)
接続管のエッジ部に係止される。
を接続管に差し込むと、クリップの係止爪が(栓体の)
接続管のエッジ部に係止される。
【0015】そして、前記した課題を解決するための請
求項4の発明は、請求項1または請求項2または請求項
3の接続具において、係止爪はクリップ嵌着部周囲にク
リップを回転させる方向側がテーパ面とされ、かつボデ
ィのクリップ嵌着部には該嵌着部にのり上げた係止爪を
保持するとともに保持解除させるためのテーパ面を有す
る保持溝が凹設されてなることを特徴とする。
求項4の発明は、請求項1または請求項2または請求項
3の接続具において、係止爪はクリップ嵌着部周囲にク
リップを回転させる方向側がテーパ面とされ、かつボデ
ィのクリップ嵌着部には該嵌着部にのり上げた係止爪を
保持するとともに保持解除させるためのテーパ面を有す
る保持溝が凹設されてなることを特徴とする。
【0016】請求項4の発明において、クリップはクリ
ップ嵌着部に嵌めた状態でクリップ嵌着部の周りに回転
させることができる。クリップの係止爪は回転させる方
向がテーパ面とされていることより、回転操作により、
止め孔内の状態から、止め孔を抜け出て嵌着部の周面の
保持溝に嵌まった状態および保持溝を外れて再び止め孔
に挿入された状態になし得る。係止爪が止め孔に挿入さ
れた状態では、接続管と接続具の係止がされ、係止爪が
保持溝に嵌った状態では接続管に対して接続具を抜き差
し可能である。
ップ嵌着部に嵌めた状態でクリップ嵌着部の周りに回転
させることができる。クリップの係止爪は回転させる方
向がテーパ面とされていることより、回転操作により、
止め孔内の状態から、止め孔を抜け出て嵌着部の周面の
保持溝に嵌まった状態および保持溝を外れて再び止め孔
に挿入された状態になし得る。係止爪が止め孔に挿入さ
れた状態では、接続管と接続具の係止がされ、係止爪が
保持溝に嵌った状態では接続管に対して接続具を抜き差
し可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の第1の実施の
形態を図1〜図7に基づいて説明する。図2に示すよう
に、この実施の形態の接続具1は、筒状のボディ10
と、ボディ10を栓体30の接続口となる接続管31に
抜止めするクリップ20とよりなる。
形態を図1〜図7に基づいて説明する。図2に示すよう
に、この実施の形態の接続具1は、筒状のボディ10
と、ボディ10を栓体30の接続口となる接続管31に
抜止めするクリップ20とよりなる。
【0018】前記栓体30は図示しないガス管に取付け
られていて、図1の(ロ)に示すコック33の開閉によ
り接続管31よりガスを流出,遮断する構造とされてい
る。図1(ロ)に示すように、接続管31の外形はいわ
ゆるたけの子状にされていて、先端部外周にエッジ部3
2が形成されいている。このエッジ部32は前方へ尖っ
たテーパ面にされ、大径の後面は係止面32Aとなる立
面状に形成されている(図1(ロ)の接続管31参
照)。
られていて、図1の(ロ)に示すコック33の開閉によ
り接続管31よりガスを流出,遮断する構造とされてい
る。図1(ロ)に示すように、接続管31の外形はいわ
ゆるたけの子状にされていて、先端部外周にエッジ部3
2が形成されいている。このエッジ部32は前方へ尖っ
たテーパ面にされ、大径の後面は係止面32Aとなる立
面状に形成されている(図1(ロ)の接続管31参
照)。
【0019】前記ボディ10は図1(イ),図2などに
示すように、ゴム管40を接続する筒状の接続部11を
一端側に有し、他端側には接続管31を挿入する挿入部
12を有している。挿入部12は接続部11の筒孔13
と連通されている。挿入部11の奥部は大径の装着部1
4とされ、挿入した接続管31を密着させるためのシー
ル材が内装されてシール部15が形成されている。シー
ル部15の内側は内方が小径のリング部分15Aとされ
ている。
示すように、ゴム管40を接続する筒状の接続部11を
一端側に有し、他端側には接続管31を挿入する挿入部
12を有している。挿入部12は接続部11の筒孔13
と連通されている。挿入部11の奥部は大径の装着部1
4とされ、挿入した接続管31を密着させるためのシー
ル材が内装されてシール部15が形成されている。シー
ル部15の内側は内方が小径のリング部分15Aとされ
ている。
【0020】挿入部12の外周部はクリップ嵌着部16
とされ、図1(イ),図2などに示すように、少し凹状
に形成されている。凹状部分の対向位置には後述する係
止爪22の止め孔17が貫設され、かつ止め孔17に近
接した周面には所定深さでかつ次第に浅くなり周面につ
ながるテーパ面を有する保持溝18が凹設されている。
止め孔17と保持溝18の近接部分は図2の(イ)に示
すように、小間隔の周面部16Aとされている。なお、
本例のボディ10は強度の大きい合成樹脂にて一体成形
されている。
とされ、図1(イ),図2などに示すように、少し凹状
に形成されている。凹状部分の対向位置には後述する係
止爪22の止め孔17が貫設され、かつ止め孔17に近
接した周面には所定深さでかつ次第に浅くなり周面につ
ながるテーパ面を有する保持溝18が凹設されている。
止め孔17と保持溝18の近接部分は図2の(イ)に示
すように、小間隔の周面部16Aとされている。なお、
本例のボディ10は強度の大きい合成樹脂にて一体成形
されている。
【0021】前記クリップ20は両端部を対向状とし、
ボディ10のクリップ嵌着部16の外周より少し小径の
輪状に形成され、拡径可能な弾性を有する材料にて形成
されている。すなわち、クリップ20は凸形状の先端部
が相互に挿入可能な輪状とされ、一方の先端部には外方
に曲げ形成したつまみ部21が設けられている。
ボディ10のクリップ嵌着部16の外周より少し小径の
輪状に形成され、拡径可能な弾性を有する材料にて形成
されている。すなわち、クリップ20は凸形状の先端部
が相互に挿入可能な輪状とされ、一方の先端部には外方
に曲げ形成したつまみ部21が設けられている。
【0022】図1(イ),図2(イ)(ロ)などに示す
ように、クリップ20の内周面の所定位置には、ボディ
10の各止め孔17に挿入されかつ挿入部12に突出す
る係止爪22が 突設されている。この係止爪22の側
面形状は、図1(イ),図2(ロ)などに示すように、
接続管31の挿入方向に傾斜した斜状をなす。係止爪2
2の前面は接続管31のエッジ部32の係止面32Aを
係止可能な爪片22Aとされ、係止爪22の後面は接続
管31への挿入を許す後方が開いたテーパ面22Bにさ
れている。係止爪22の突出長は挿入部12において接
続管31エッジ部32の係止面32Aを係止し得る長さ
とされる。
ように、クリップ20の内周面の所定位置には、ボディ
10の各止め孔17に挿入されかつ挿入部12に突出す
る係止爪22が 突設されている。この係止爪22の側
面形状は、図1(イ),図2(ロ)などに示すように、
接続管31の挿入方向に傾斜した斜状をなす。係止爪2
2の前面は接続管31のエッジ部32の係止面32Aを
係止可能な爪片22Aとされ、係止爪22の後面は接続
管31への挿入を許す後方が開いたテーパ面22Bにさ
れている。係止爪22の突出長は挿入部12において接
続管31エッジ部32の係止面32Aを係止し得る長さ
とされる。
【0023】係止爪22のクリップ20内周方向の形状
は、図4(ロ)に示すように、接続管31が外周面にほ
ぼ当接する縦向きの側面22Cと、接続管31外周面に
対応する凹曲面部22D(なお、曲面に限定しない。)
と、内周面に向かう斜状部22Eとよりなる形状に形成
されている。このクリップ20は合成樹脂にて形成さ
れ、つまみ部21の操作により拡径可能な弾性を有して
いる。
は、図4(ロ)に示すように、接続管31が外周面にほ
ぼ当接する縦向きの側面22Cと、接続管31外周面に
対応する凹曲面部22D(なお、曲面に限定しない。)
と、内周面に向かう斜状部22Eとよりなる形状に形成
されている。このクリップ20は合成樹脂にて形成さ
れ、つまみ部21の操作により拡径可能な弾性を有して
いる。
【0024】クリップ20のボディ10への取付けは、
図2(イ)に示すように、クリップ20はボディ10の
クリップ嵌着部16に対し、係止爪22の前面側を対向
させ、かつ係止爪22がボディ10の止め孔17に挿入
させ易い配置とする。しかる後、適宜な治具にてクリッ
プ20の両端部を開き操作してクリップ20の径を充分
に大きくし、係止爪22がクリップ嵌着部16に挿入可
能とする。大径にしたクリップ20はクリップ嵌着部1
6に挿入し、止め孔17と係止爪22が係合する設置と
した後、治具による拡径操作を解除し、クリップ20自
体の弾性力により縮径させ、係止爪22を止め孔17に
係合させる(図1(イ),図4参照)。
図2(イ)に示すように、クリップ20はボディ10の
クリップ嵌着部16に対し、係止爪22の前面側を対向
させ、かつ係止爪22がボディ10の止め孔17に挿入
させ易い配置とする。しかる後、適宜な治具にてクリッ
プ20の両端部を開き操作してクリップ20の径を充分
に大きくし、係止爪22がクリップ嵌着部16に挿入可
能とする。大径にしたクリップ20はクリップ嵌着部1
6に挿入し、止め孔17と係止爪22が係合する設置と
した後、治具による拡径操作を解除し、クリップ20自
体の弾性力により縮径させ、係止爪22を止め孔17に
係合させる(図1(イ),図4参照)。
【0025】次いで、接続具1の接続部11にゴム管4
0を接続した後、この接続具1を栓体30の接続管31
に接続する。すなわち、接続具1の挿入部12を接続管
31に挿入し、押し込むと、係止爪22は接続管31の
挿入を許し、図1(イ)に示すように、接続管31の先
端部がシール部15のリング部分15Aに密着するとと
もに、接続管31エッジ部32の係止面32Aに係止爪
22の爪片22Aが係合し、接続具1を接続管31に固
定させることができる。接続具1はその挿入部12を接
続管31に押し込むことにより簡単に固定させ得る。接
続管31とゴム管40は接続具1を介して連通状に接続
されるため、栓体30のコック33を開けば栓体30側
のガス管(図示せず。)内のガスをゴム管40へ流通さ
せることができる。なお、接続具1の挿入部12と接続
管31はシール部15のリング部分15Aに密着状に固
定されることより、この部分からのガスもれは生じな
い。
0を接続した後、この接続具1を栓体30の接続管31
に接続する。すなわち、接続具1の挿入部12を接続管
31に挿入し、押し込むと、係止爪22は接続管31の
挿入を許し、図1(イ)に示すように、接続管31の先
端部がシール部15のリング部分15Aに密着するとと
もに、接続管31エッジ部32の係止面32Aに係止爪
22の爪片22Aが係合し、接続具1を接続管31に固
定させることができる。接続具1はその挿入部12を接
続管31に押し込むことにより簡単に固定させ得る。接
続管31とゴム管40は接続具1を介して連通状に接続
されるため、栓体30のコック33を開けば栓体30側
のガス管(図示せず。)内のガスをゴム管40へ流通さ
せることができる。なお、接続具1の挿入部12と接続
管31はシール部15のリング部分15Aに密着状に固
定されることより、この部分からのガスもれは生じな
い。
【0026】一方、栓体30の接続管31に固定した接
続具1を外す場合は、図4(イ)に示すように、クリッ
プ20のつまみ部21を周方向へ押し操作すると、係止
爪22は図5に示すように、傾斜面22Eによりクリッ
プ嵌着部16の周面部16Aをのりこえて保持溝18に
係合し、クリップ20は広げられた状態に保持される。
すなわち、図7に示すように、クリップ20の係止爪2
2は挿入部12より除去された状態にされるため、挿着
した接続管31より接続具1を簡単に外すことができ
る。
続具1を外す場合は、図4(イ)に示すように、クリッ
プ20のつまみ部21を周方向へ押し操作すると、係止
爪22は図5に示すように、傾斜面22Eによりクリッ
プ嵌着部16の周面部16Aをのりこえて保持溝18に
係合し、クリップ20は広げられた状態に保持される。
すなわち、図7に示すように、クリップ20の係止爪2
2は挿入部12より除去された状態にされるため、挿着
した接続管31より接続具1を簡単に外すことができ
る。
【0027】接続管31より抜き去った接続具1は保持
状態のクリップ20に対し、つまみ部21を押す操作に
よって、再び接続管31に挿着可能な状態に戻すことが
できる。すなわち、図5に示す状態の接続具1におい
て、つまみ部21を矢印P方向へ押し続けることによ
り、保持状態のクリップ20の係止爪22をスライドさ
せて保持溝18よりクリップ嵌着部16にのり上げさ
せ、クリップ嵌着部16の外周面を経て、図4(イ)に
示すように、係止爪22を止め孔17に係合させ得る。
係止爪22が止め孔17に係合した状態においては、接
続具1を接続管31に挿着し得る。
状態のクリップ20に対し、つまみ部21を押す操作に
よって、再び接続管31に挿着可能な状態に戻すことが
できる。すなわち、図5に示す状態の接続具1におい
て、つまみ部21を矢印P方向へ押し続けることによ
り、保持状態のクリップ20の係止爪22をスライドさ
せて保持溝18よりクリップ嵌着部16にのり上げさ
せ、クリップ嵌着部16の外周面を経て、図4(イ)に
示すように、係止爪22を止め孔17に係合させ得る。
係止爪22が止め孔17に係合した状態においては、接
続具1を接続管31に挿着し得る。
【0028】次に、本発明の第2の実施の形態を図8〜
図12に基づいて説明する。この第2の実施の形態の接
続具1Aはクリップの構造に係わる部分の他は、第1の
実施の形態の接続具1と同様の構造である。したがっ
て、第1の実施の形態と同じ部分についての各説明は図
に共通の符号を付して省略する。
図12に基づいて説明する。この第2の実施の形態の接
続具1Aはクリップの構造に係わる部分の他は、第1の
実施の形態の接続具1と同様の構造である。したがっ
て、第1の実施の形態と同じ部分についての各説明は図
に共通の符号を付して省略する。
【0029】図8,図9に示すように、この接続具1A
のボディ10Aはゴム管40の接続部11を一端側に有
し、他端側には栓体30の接続管31を挿入する挿入部
12を有している。挿入部12は接続部11の筒孔13
と連通されている。図9に示すように、挿入部12の奥
部には内方が小径のリング部分15Aを有するシール部
15が内装されている。挿入部12の入口側の外周部は
クリップ嵌着部16とされ、その対向位置にはクリップ
20Aの係止爪23の止め孔17が貫設されている。
のボディ10Aはゴム管40の接続部11を一端側に有
し、他端側には栓体30の接続管31を挿入する挿入部
12を有している。挿入部12は接続部11の筒孔13
と連通されている。図9に示すように、挿入部12の奥
部には内方が小径のリング部分15Aを有するシール部
15が内装されている。挿入部12の入口側の外周部は
クリップ嵌着部16とされ、その対向位置にはクリップ
20Aの係止爪23の止め孔17が貫設されている。
【0030】図8に示すように、前記クリップ20Aは
両端部を対向状とし、ボディ10Aのクリップ嵌着部1
6外周より少し小径の輪状に形成され、拡径可能な弾性
を有する材料にて形成されている。すなわち、このクリ
ップ20Aは凸形状の先端部とこの凸形部を挿入可能な
凹形状の先端部を対向させた輪状とされ、各先端部には
外方に曲げ成形されたつまみ部21が設けられている。
なお、クリップ20Aは合成樹脂にて形成され、両つま
み部21を近接させる操作により拡径可能な弾性を有し
ている。
両端部を対向状とし、ボディ10Aのクリップ嵌着部1
6外周より少し小径の輪状に形成され、拡径可能な弾性
を有する材料にて形成されている。すなわち、このクリ
ップ20Aは凸形状の先端部とこの凸形部を挿入可能な
凹形状の先端部を対向させた輪状とされ、各先端部には
外方に曲げ成形されたつまみ部21が設けられている。
なお、クリップ20Aは合成樹脂にて形成され、両つま
み部21を近接させる操作により拡径可能な弾性を有し
ている。
【0031】クリップ20Aの内周面の所定位置には、
ボディ10Aの各止め孔17に挿入されかつ挿入部12
に突出する係止爪23が突設されている。この係止爪2
3は図9に示すように、前面は接続管31のエッジ部3
2の係止面32Aに係止可能な立面状の爪片23Aとさ
れ、係止爪23の後面は接続管31への挿入を許す後方
が開いたテーパ面23Bにされている。係止爪23の突
出長は挿入部12において接続管31エッジ部32の係
止面32Aを係止し得る長さとされる。係止爪23の内
周方向の形状は図10に示すように、接続管31外周面
に当接するように内孤状の所定幅とされている。
ボディ10Aの各止め孔17に挿入されかつ挿入部12
に突出する係止爪23が突設されている。この係止爪2
3は図9に示すように、前面は接続管31のエッジ部3
2の係止面32Aに係止可能な立面状の爪片23Aとさ
れ、係止爪23の後面は接続管31への挿入を許す後方
が開いたテーパ面23Bにされている。係止爪23の突
出長は挿入部12において接続管31エッジ部32の係
止面32Aを係止し得る長さとされる。係止爪23の内
周方向の形状は図10に示すように、接続管31外周面
に当接するように内孤状の所定幅とされている。
【0032】クリップ20Aはクリップ嵌着部16に対
し係止爪23の前面の爪片23Aが内方を向くように配
置し、適宜な治具にてクリップ20Aの両端部を開き操
作してクリップ20Aの径を大きくしてクリップ嵌着部
16に挿入し、止め孔17と係止爪23が係合する配置
とした後、治具による拡径操作を解除し、クリップ20
Aの弾性力により縮径させ、係止爪23を止め孔17に
係合させる(図9参照)。
し係止爪23の前面の爪片23Aが内方を向くように配
置し、適宜な治具にてクリップ20Aの両端部を開き操
作してクリップ20Aの径を大きくしてクリップ嵌着部
16に挿入し、止め孔17と係止爪23が係合する配置
とした後、治具による拡径操作を解除し、クリップ20
Aの弾性力により縮径させ、係止爪23を止め孔17に
係合させる(図9参照)。
【0033】次いで、接続具1Aの接続部11にゴム管
40を接続した後、この接続具1Aを栓体30の接続管
31に接続する。すなわち、接続管1Aの挿入部12を
接続管31に挿入し、押し込むと、係止爪23は接続管
31の挿入を許し、図11に示すように、接続管31の
先端部がシール部15のリング部分15Aに密着すると
ともに、接続管31エッジ部32の係止面32Aに係止
爪23の爪片23Aが係合し、接続具1Aを接続管31
に固定させることができる。接続具1Aはその挿入部1
2を接続管31に押し込むことにより簡単に固定させ得
る。
40を接続した後、この接続具1Aを栓体30の接続管
31に接続する。すなわち、接続管1Aの挿入部12を
接続管31に挿入し、押し込むと、係止爪23は接続管
31の挿入を許し、図11に示すように、接続管31の
先端部がシール部15のリング部分15Aに密着すると
ともに、接続管31エッジ部32の係止面32Aに係止
爪23の爪片23Aが係合し、接続具1Aを接続管31
に固定させることができる。接続具1Aはその挿入部1
2を接続管31に押し込むことにより簡単に固定させ得
る。
【0034】接続管31とゴム管40は接続具1Aを介
して連通状に接続されるため、栓体30のコック33を
開けば栓体30側のガス管(図示せず。)のガスをゴム
管40へ流通させることができる。なお、接続具1Aの
挿入部12と接続管31はシール部15のリング部分1
5Aに密着状に固定されることより、この部分からのガ
スもれは生じない。
して連通状に接続されるため、栓体30のコック33を
開けば栓体30側のガス管(図示せず。)のガスをゴム
管40へ流通させることができる。なお、接続具1Aの
挿入部12と接続管31はシール部15のリング部分1
5Aに密着状に固定されることより、この部分からのガ
スもれは生じない。
【0035】一方、栓体30の接続管31に固定した接
続具1Aを外す場合は、クリップ20Aの両つまみ部2
1を接近する方向に操作し、図12に示すように、係止
爪23を挿入部12の内径まで広げる。クリップ20A
の広がりにより、係止爪23が止め孔17内に退き、エ
ッジ部32の係止面32Aに対する係止爪23の係止が
解かれるため、接続管31より接続具1Aを容易に外す
ことができる。なお、接続管31より接続具1Aを外し
た際のクリップ20Aはつまみ部21の操作が解かれ、
ボディ10Aに係合した状態に戻される。係止爪23が
止め孔17に挿入された状態においては、接続具1Aを
接続管31に挿着し得る。
続具1Aを外す場合は、クリップ20Aの両つまみ部2
1を接近する方向に操作し、図12に示すように、係止
爪23を挿入部12の内径まで広げる。クリップ20A
の広がりにより、係止爪23が止め孔17内に退き、エ
ッジ部32の係止面32Aに対する係止爪23の係止が
解かれるため、接続管31より接続具1Aを容易に外す
ことができる。なお、接続管31より接続具1Aを外し
た際のクリップ20Aはつまみ部21の操作が解かれ、
ボディ10Aに係合した状態に戻される。係止爪23が
止め孔17に挿入された状態においては、接続具1Aを
接続管31に挿着し得る。
【0036】前記した第1,第2の実施の形態は、ガス
管の栓体30の接続管31に対し接続具1,1Aを接続
し、接続具1,1Aのゴム管40にガスを流通させる場
合であったが、接続具1,1Aはガスを流通させる場合
に限るものではなく、水などの流体の接続具としても広
く使用することができる。たとえば、水道の蛇口(栓
体)の接続管に接続具を接続してホース(ゴム管)に水
を流通させ得る。
管の栓体30の接続管31に対し接続具1,1Aを接続
し、接続具1,1Aのゴム管40にガスを流通させる場
合であったが、接続具1,1Aはガスを流通させる場合
に限るものではなく、水などの流体の接続具としても広
く使用することができる。たとえば、水道の蛇口(栓
体)の接続管に接続具を接続してホース(ゴム管)に水
を流通させ得る。
【0037】なお、接続具ボディのゴム管の接続部は図
13に示すように、外周の凹凸部を多くした強化ガスホ
ース用の接続部11Aとしてもよい。また、図14に示
すように、接続部11Bは、筒状部分に外方が開いたテ
ーパ状のねじ部Nを設け、このねじ部Nに螺合するテー
パ状金具のねじ部を接続側に有するゴム管(図示せ
ず。)を接続させる構造としてもよい。
13に示すように、外周の凹凸部を多くした強化ガスホ
ース用の接続部11Aとしてもよい。また、図14に示
すように、接続部11Bは、筒状部分に外方が開いたテ
ーパ状のねじ部Nを設け、このねじ部Nに螺合するテー
パ状金具のねじ部を接続側に有するゴム管(図示せ
ず。)を接続させる構造としてもよい。
【0038】
【発明の効果】請求項1および請求項2の発明によれ
ば、クリップ嵌着部を被うクリップの係止爪は止め孔を
介して挿入部に突出し接続管に係止可能でありかつ係止
爪は接続管への挿入を許し挿入した接続管に抜け止めさ
せ得る構造とされていることにより、ガス栓など流体の
接続管(接続口)に対し、接続具の取付けが簡単であ
る。接続管と係止させた接続具は、挿入部のシール部に
密着状とされ、流体が外部へもれない状態とされる。そ
して、クリップは拡径操作により、係止爪を開き、係止
した接続管を容易に外し得る。接続具はボディのクリッ
プ嵌着部にクリップを嵌めた構造よりなり、組付け後は
一部品となり、製作し易く取扱い易い。
ば、クリップ嵌着部を被うクリップの係止爪は止め孔を
介して挿入部に突出し接続管に係止可能でありかつ係止
爪は接続管への挿入を許し挿入した接続管に抜け止めさ
せ得る構造とされていることにより、ガス栓など流体の
接続管(接続口)に対し、接続具の取付けが簡単であ
る。接続管と係止させた接続具は、挿入部のシール部に
密着状とされ、流体が外部へもれない状態とされる。そ
して、クリップは拡径操作により、係止爪を開き、係止
した接続管を容易に外し得る。接続具はボディのクリッ
プ嵌着部にクリップを嵌めた構造よりなり、組付け後は
一部品となり、製作し易く取扱い易い。
【0039】請求項3の発明によれば、接続管に差し込
んだ接続管の挿入部は、クリップの係止爪が接続管のエ
ッジ部に係止して容易に接続される。
んだ接続管の挿入部は、クリップの係止爪が接続管のエ
ッジ部に係止して容易に接続される。
【0040】請求項4の発明によれば、クリップをクリ
ップ嵌着部周りに回転させることにより、接続管と係止
する係止爪をクリップ嵌着部外周面の保持溝に移動させ
得るため、ボディを接続管より容易に外し得る。また、
保持溝に移動させた係止爪はクリップを回転させめこと
により再び挿入部へ突出させ、接続具を接続管に接続さ
せる状態となし得る。
ップ嵌着部周りに回転させることにより、接続管と係止
する係止爪をクリップ嵌着部外周面の保持溝に移動させ
得るため、ボディを接続管より容易に外し得る。また、
保持溝に移動させた係止爪はクリップを回転させめこと
により再び挿入部へ突出させ、接続具を接続管に接続さ
せる状態となし得る。
【図1】(イ)は本発明の第1の実施形態の接続具断面
図であり、(ロ)はガス栓接続部を主体とした形状図で
ある。
図であり、(ロ)はガス栓接続部を主体とした形状図で
ある。
【図2】(イ)は第1の実施形態の接続具を構成するボ
ディ及びクリップの斜視図であり、(ロ)はクリップの
拡大断面図である。
ディ及びクリップの斜視図であり、(ロ)はクリップの
拡大断面図である。
【図3】クリップの正面図である。
【図4】(イ)は図1のIV−IV線における断面図であ
り、(ロ)は係止爪の形状図である。
り、(ロ)は係止爪の形状図である。
【図5】接続具の作用説明図である。
【図6】接続具をガス栓接続部に接続する状態の説明図
である。
である。
【図7】ガス栓接続部に接続した接続具より外す状態の
説明図である。
説明図である。
【図8】本発明の第2の実施形態の接続具を構成するボ
ディ及びクリップの斜視図である。
ディ及びクリップの斜視図である。
【図9】第2の実施形態の接続具の断面図である。
【図10】クリップの正面図である。
【図11】接続具をガス栓接続部に接続する状態の説明
図である。
図である。
【図12】ガス栓接続部に接続した接続具を接続部より
外す状態の説明図である。
外す状態の説明図である。
【図13】接続具におけるゴム管接続部の別例を示す要
部断面図である。
部断面図である。
【図14】同じく接続具におけるゴム管接続部のさらな
る別図を示す要部断面図である。
る別図を示す要部断面図である。
【図15】接続を簡便にした従来のゴム管接続具および
ガス栓部分の外形図である。
ガス栓部分の外形図である。
【図16】従来のゴム管接続具の構成図である。
【図17】従来のゴム管接続具の接続状態図である。
【図18】接続したゴム管接続具を分離させる際の作用
説明図である。
説明図である。
1,1A 接続具 10,10A ボディ 11,11A,11B 接続部 12 挿入部 15 シール部 16 クリップ嵌着部 17 止め孔 20,20A クリップ 21 つまみ部 22,23 係止爪 30 栓体 31 接続管 32 エッジ部 32A 係止面 40 ゴム管
Claims (4)
- 【請求項1】 栓体の接続管に挿入する挿入部およびゴ
ム管の接続部を有するボディと、前記挿入部外周のクリ
ップ嵌着部に嵌着し前記接続管に挿入部を止着するクリ
ップとよりなり、前記挿入部には接続管と密着するシー
ル部が内装され、かつ前記クリップはクリップ嵌着部の
外周を被う形状に形成され、その内周面にはクリップ嵌
着部の止め孔を介して挿入部に突出し接続管に係止する
係止爪が設けられ、かつ係止爪は接続管への挿入を許し
挿入した接続管に抜止めさせ、かつクリップの操作によ
り接続管より外し得る構造にされてなることを特徴とし
た接続具。 - 【請求項2】 栓体の接続管に挿入する挿入部を一端側
に有しかつゴム管の接続部を他端側に有するボディと、
前記挿入部に挿入させた接続管にボディを止着するクリ
ップとよりなり接続管とゴム管を連通状に接続する接続
具であって、 前記ボディの挿入部は接続管と密着するシール部が内装
され、かつ挿入部外周のクリップの嵌着部には止め孔が
貫設される一方、 前記クリップは弾性材により両端部を対向状とし、拡径
してクリップ嵌着部に装着可能な縮径状態に付勢した輪
状に形成され、かつ輪状の内周面には前記止め孔に挿入
し挿入部の接続管に係止させる係止爪が設けられ、かつ
接続管への挿入時に接続管と当接する係止爪の後面は接
続管への挿入を許すテーパ面とされてなることを特徴と
した接続具。 - 【請求項3】 栓体の接続管が先端部外周にエッジ部を
有する構造であり、クリップの係止爪がエッジ部に係止
される構成よりなることを特徴とした請求項1または請
求項2に記載の接続具。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3
の接続具において、係止爪はクリップ嵌着部周囲にクリ
ップを回転させる方向側がテーパ面とされ、かつボディ
のクリップ嵌着部には該嵌着部にのり上げた係止爪を保
持するとともに保持解除させるためのテーパ面を有する
保持溝が凹設されてなることを特徴とした接続具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4385097A JPH10238679A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | ガス栓等用の接続具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4385097A JPH10238679A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | ガス栓等用の接続具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10238679A true JPH10238679A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12675199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4385097A Pending JPH10238679A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | ガス栓等用の接続具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10238679A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002155911A (ja) * | 2000-11-17 | 2002-05-31 | Kao Corp | パイプの連結構造 |
KR100847468B1 (ko) | 2006-11-22 | 2008-07-21 | 우건수 | 가스공급관의 콕 니플과 자바라 가스호스와의 연결 및잠금장치 |
JP2011508165A (ja) * | 2007-12-21 | 2011-03-10 | ノルマ・スウェーデン・エービー | 2つの硬質物体を接続するための装置 |
JP2015537137A (ja) * | 2012-10-10 | 2015-12-24 | マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテルハフツングMAHLE International GmbH | 吸気システム用の連結装置 |
JP2017072003A (ja) * | 2015-10-09 | 2017-04-13 | 株式会社Lixil | 二つの管を接続するための構造 |
-
1997
- 1997-02-27 JP JP4385097A patent/JPH10238679A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002155911A (ja) * | 2000-11-17 | 2002-05-31 | Kao Corp | パイプの連結構造 |
KR100847468B1 (ko) | 2006-11-22 | 2008-07-21 | 우건수 | 가스공급관의 콕 니플과 자바라 가스호스와의 연결 및잠금장치 |
JP2011508165A (ja) * | 2007-12-21 | 2011-03-10 | ノルマ・スウェーデン・エービー | 2つの硬質物体を接続するための装置 |
JP2015537137A (ja) * | 2012-10-10 | 2015-12-24 | マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテルハフツングMAHLE International GmbH | 吸気システム用の連結装置 |
US10119504B2 (en) | 2012-10-10 | 2018-11-06 | Mahle International Gmbh | Coupling device for a fresh air system |
JP2017072003A (ja) * | 2015-10-09 | 2017-04-13 | 株式会社Lixil | 二つの管を接続するための構造 |
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