JPH04134768U - バンパの取付構造 - Google Patents
バンパの取付構造Info
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- JPH04134768U JPH04134768U JP5111191U JP5111191U JPH04134768U JP H04134768 U JPH04134768 U JP H04134768U JP 5111191 U JP5111191 U JP 5111191U JP 5111191 U JP5111191 U JP 5111191U JP H04134768 U JPH04134768 U JP H04134768U
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- bumper
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Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案は、自動車のバンパ端縁をボデーにボル
ト植込みのリテーナによって取付ける構造において、ボ
ルトに位置精度の確保、リテーナの小型化及びバンパの
脱着性の向上を目的とするものである。 【構成】内周面13aの複数個所に突起13bを突設し
たボルト挿通穴と、このボルト挿通穴と同心円の外周に
テーパ面を形成した嵌合部13dを有する合成樹脂材よ
りなる位置決めガイド部材13をバンパ1の端縁にあけ
られた穴3に嵌装し、回り止め用爪14を備えたリテー
ナ11より突設されているボルト12を前記位置決めガ
イド部材13に挿通してバンパ1の端縁と対接するボデ
ー2にあけられた穴8に挿通し、ナット9で締付した構
成を特徴とする。
ト植込みのリテーナによって取付ける構造において、ボ
ルトに位置精度の確保、リテーナの小型化及びバンパの
脱着性の向上を目的とするものである。 【構成】内周面13aの複数個所に突起13bを突設し
たボルト挿通穴と、このボルト挿通穴と同心円の外周に
テーパ面を形成した嵌合部13dを有する合成樹脂材よ
りなる位置決めガイド部材13をバンパ1の端縁にあけ
られた穴3に嵌装し、回り止め用爪14を備えたリテー
ナ11より突設されているボルト12を前記位置決めガ
イド部材13に挿通してバンパ1の端縁と対接するボデ
ー2にあけられた穴8に挿通し、ナット9で締付した構
成を特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、自動車のバンパ取付構造に関するものである。
【0002】
図6で示すように、バンパ1の左右のコーナ部端縁Eはフェンダーのボデー2
に締付固定して取付けられている。この従来の取付構造は図7で示すように、バ
ンパ1の端縁に上下2個の穴3a、3bを開設し、上部にボルト5が突設され、
下部に穴6が開設されたリテーナ4をバンパ1端縁内側より前記ボルト5を上方
の穴3aに挿通し、バンパ1の端縁の下方の穴3bとリテーナ4の穴6に図8で
示すようにリベット10を挿通してカシメ止めしてリテーナ4を回り止めし、前
記穴3aに挿通したボルト5にシール材7を嵌装してボデー2側の8穴に挿通し
、ナット9によって締付固定した構造である。
【0003】
上記従来の取付構造では、リテーナ4に突設されているボルト5の植込み位置
の精度が不良な場合に、リベット10を挿通するバンパ1側の穴3bとリテーナ
4側の穴6との位相がずれてしまい、リベット10の差し込みが円滑に行うこと
ができない。
【0004】
また、リベツト10によるカシメ止めにより、バンパ1を脱着する作業がに困
難性がある。さらに、リテーナ4には、このリベツト止めのスペースを必要とし
、リテーナ4が大型化し、このリテーナ4の大型化により意匠的制約を受ける等
の問題がある。
【0005】
本考案の目的は、上記従来の問題を解決したバンパの取付構造を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
上記の目的を達成するための本考案の要旨は、内周面の複数個所に突起を突設
したボルト挿通穴と、このボルト挿通穴と同心円の外周にテーパ面を形成した嵌
合部を有する合成樹脂材よりなる位置決めガイド部材をバンパ端縁にあけられた
穴にバンパ端縁外側から嵌装し、ボルトが突設され、かつ回り止め用爪を備えた
リテーナを前記バンパ端縁内側より前記位置決めガイド部材にボルトを挿通し、
この位置決めガイド部材を挿通したボルトをバンパ端縁と対接するボデーにあけ
られた穴に挿通してナット締付したものである。
【0007】
上記の構成により、位置決めガイド部材はバンパ端縁にあけられた穴にテーパ
嵌合されることによりバンパに対してセンタリングされ、また、位置決めガイド
部材の突起によって、これに挿通されるリテーナのボルトもセンタリングされて
位置決めする。リテーナは回り止め用の爪によりリベットを使用しなくても回り
止めして締付固定される。
【0008】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1において、1はバンパ、
2は前記バンパ1の端縁が締付固定されるボデーである。前記バンパ1の端縁に
は1つの穴3が開設され、前記ボデー2にも前記穴3と対応する位置に1つの穴
8が開設されている。
【0009】
11はリテーナであり、ボルト12が植込みにより突設され、図5で示すよう
に、側部に回り止め用の爪14が設けられている。
【0010】
13は前記バンパ1の端縁にあけられた穴3に嵌合する位置決めガイド部材で
ある。この位置決めガイド部材13は図3及び図4で示すように、その内周面1
3aの複数個所に等間隔で突起13bが穴中心方向に突設されたボルト挿通穴と
、外周にはフランジ13cと、前記ボルト挿通穴と同心円でテーパ面を有する嵌
合部13dとが形成されている。そして、材質は合成樹脂によるものである。
【0011】
図1において、9はナットを示し、図2において、7はシール材を示す。
【0012】
本考案は、図2で示すように、前記位置決めガイド部材13の嵌合部13dを
バンパ1の端縁の穴3にバンパ1の端縁外側から嵌装し、リテーナ11のボルト
11を前記位置決めガイド部材13の内周面13aのボルト挿通穴に3挿通する
。さらに、ボルト12にシール材7を嵌装してボデー2の穴8に挿通してナツト
9により締付固定した構造である。
【0013】
本考案は上記の通りの構造であるから、バンパ1の端縁の穴3に嵌装した位置
決めガイド部材13は、嵌合部13dのテーパ面によるテーパ嵌合によってバン
パ1の端縁の穴3に対してセンタリングされる。また、位置決めガイド部材13
の内周面13aのボルト挿通穴に3挿通したリテーナ11のボルト12は、ボル
ト挿通穴の内周面13aの複数個所に等間隔で穴中心方向に突設され突起13b
によってセンタリングされて位置決め案内する。
【0014】
この位置決めガイド部材13で位置決め案内して挿通したボルト12をシール
材7を介してボデー2の穴8に挿通し、ナット9で締め付けることにより、リテ
ーナ11は、その側部に設けた爪14がバンパ1に食い込んで回り止め状態の基
にバンパ1の内側面に圧着してバンパ1の端縁がボデー2に固定される。
【0015】
以上のように本考案は、内周面の複数個所に突起を突設したボルト挿通穴と、
このボルト挿通穴と同心円の外周にテーパ面を形成した嵌合部を有する合成樹脂
材よりなる位置決めガイド部材をバンパ端縁にあけられた穴に嵌装し、回り止め
用爪を備えたリテーナより突設されているボルトを前記位置決めガイド部材を挿
通してバンパ端縁と対接するボデーにあけられた穴に挿通し、ナット締付した構
成であるから、バンパに対するリテーナのボルトとの位置精度が確保される。ま
た回り止め用の爪によってリテーナは回り止めされるため、従来のように回り止
めのためのリベットが不要となり、従って、リベツトのスペースを省略すること
ができ、これによりリテーナが小型化され、重量の軽減及びコストの低減が達成
される。さらに、リベットの不要によりリテーナの脱着、即ちバンパの脱着が容
易になり、サービス性を向上する等の利点を有している。
【図1】本考案の分解斜視図
【図2】本考案のバンパ取付状態の断面図
【図3】位置決めガイド部材の正面図
【図4】図3のA−A線断面図
【図5】リテーナの背面図
【図6】バンパ取付構造部分を示す斜視図
【図7】従来のバンパ取付構造の分解斜視図
【図8】従来のリテーナの回り止め構造の断面図
1 バンパ
2 ボデー
3 穴
8 穴
9 ナット
11 リテーナ
12 ボルト
13 位置決めガイド部材
13a 内周面
13b 突起
13c フランジ
13d 嵌合部
14 回り止め用の爪
Claims (1)
- 【請求項1】 内周面の複数個所に突起を突設したボル
ト挿通穴と、このボルト挿通穴と同心円の外周にテーパ
面を形成した嵌合部を有する合成樹脂材よりなる位置決
めガイド部材をバンパ端縁にあけられた穴にバンパ端縁
外側から嵌装し、ボルトが突設され、かつ回り止め用爪
を備えたリテーナを前記バンパ端縁内側より前記位置決
めガイド部材にボルトを挿通し、この位置決めガイド部
材を挿通したボルトをバンパ端縁と対接するボデーにあ
けられた穴に挿通してナット締付して成るバンパの取付
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991051111U JP2580034Y2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | バンパの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991051111U JP2580034Y2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | バンパの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04134768U true JPH04134768U (ja) | 1992-12-15 |
JP2580034Y2 JP2580034Y2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=31928186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991051111U Expired - Lifetime JP2580034Y2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | バンパの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580034Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB883909A (en) * | 1961-07-05 | 1961-12-06 | Dowty Seals Ltd | Improvements in sealing washers |
JPS61138654U (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-28 |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP1991051111U patent/JP2580034Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB883909A (en) * | 1961-07-05 | 1961-12-06 | Dowty Seals Ltd | Improvements in sealing washers |
JPS61138654U (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2580034Y2 (ja) | 1998-09-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |