JPH04134719U - ドアオープニングのシール構造 - Google Patents
ドアオープニングのシール構造Info
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- JPH04134719U JPH04134719U JP1991051376U JP5137691U JPH04134719U JP H04134719 U JPH04134719 U JP H04134719U JP 1991051376 U JP1991051376 U JP 1991051376U JP 5137691 U JP5137691 U JP 5137691U JP H04134719 U JPH04134719 U JP H04134719U
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Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両のドア開口部に装備する観音開きドアの
オープニングシールのシール性の向上。 【構成】 第1のドア20と第2のドア40は観音開き
ドアを構成する。第1のドアのフレーム24に対して、
ガラス26とガラス26の周縁部に樹脂モールディング
30を一体に成形したモジュールガラスが接着剤29に
より固着される。第2のドアのフレーム44に対して
も、ガラス48とガラス48の周縁部に樹脂モールディ
ング52を一体に成形したモジュールガラスが接着剤4
9により固着される。第1のドア20のフレーム24と
樹脂モールディング30との間にウエザストリップ65
の取付部65Aが挾持される。ウエザストリップ65の
リップ部65Bは第2のドアの樹脂モールディング52
に圧接されてシールを達成する。
オープニングシールのシール性の向上。 【構成】 第1のドア20と第2のドア40は観音開き
ドアを構成する。第1のドアのフレーム24に対して、
ガラス26とガラス26の周縁部に樹脂モールディング
30を一体に成形したモジュールガラスが接着剤29に
より固着される。第2のドアのフレーム44に対して
も、ガラス48とガラス48の周縁部に樹脂モールディ
ング52を一体に成形したモジュールガラスが接着剤4
9により固着される。第1のドア20のフレーム24と
樹脂モールディング30との間にウエザストリップ65
の取付部65Aが挾持される。ウエザストリップ65の
リップ部65Bは第2のドアの樹脂モールディング52
に圧接されてシールを達成する。
Description
【0001】
本考案は、車両の後部開口部に装備するドアのオープニングシール構造に関す
る。
【0002】
図1は本考案を実施する車両の概要を示す斜視図であって、車両1の車体5の
後部に形成したドア開口部10に2枚のドア20、40が装備される。
第1のドア20は、幅寸法が大きなドアであって、ヒンジ22を介してドア開
口部10の左側(車体を後方から見て)の車体側に支持される。第1のドア20
は、スペアタイヤ15等を支持する。
第2のドア40は、幅寸法が第1のドア20に比べて小さなドアであって、ヒ
ンジ42を介してドア開口部10の右側の車体側に支持される。したがって、第
1のドア20と第2のドア40は、いわゆる観音開き構造となる。
観音開き構造の第1のドア20と第2のドア40の重ね合せ部には、ドアの開
閉を保証するとともに、ドアを閉じたときの密閉作用を有するオープニングシー
ルが配設される。
【0003】
図3は図1のB−B断面に相当する従来のオープニングシール構造を示すもの
で、第1のドア20のフレーム24の窓部に対してガラス26が樹脂モールディ
ング28を介して固着される。第2のドア40のフレーム44の窓部に対して、
ガラス48が樹脂モールディング50を介して固着される。
第1のドア20のフレーム24と、第2のドア40のフレーム44との接合部
には、ドアの開閉に必要なオープニングとなるギャップGを覆うオープニングシ
ールが配設される。
従来のオープニングシールは、軟質材料で作られた第1のウエザストリップ6
0を備え、両面接着テープ62より第2のドア40のフレーム44の内面側に接
着されていた。第1のウエザストリップ60の先端のリップ部61は、第1のド
ア20のフレーム24の内面側に圧接され、オープニングシールを構成していた
。また、第2のドア40のフレーム44にエクステンションパネル46を設け、
このエクステンションパネル46に第2のウエザストリップ70を設けてシール
性と外観の向上を図っていた。
図4に示す従来の他の例にあっては、第1のウエザストリップ60Aの形状を
変更し、クリップ64で第2のドア40のフレーム44に固着する構造となって
いた。
なお、ウエザストリップの固着手段としてねじを使用することは、例えば実開
昭60−22451号公報に開示されている。
【0004】
図3に示した従来のオープニングシール構造にあっては、ギャップGの外側か
ら外力が加えられたときに、第1のウエザストリップ60が内側に変形し、リッ
プ部61のシール性が損なわれることがあり、また、両面接着テープの接着力が
使用により低下する不都合があった。
図4に示した構造にあって、ギャップGの外側からの外力に対してウエザスト
リップ60Aが変形しやすい問題があったし、また、クリップを使用するために
部品点数が増加する問題があった。さらに、取付穴部の防錆処理を施す必要があ
った。
実開昭60−22451号公報のものも、ねじを使用するので、部品点数の増
加の問題があった。
そこで本考案は、上述した従来の不具合を解消するオープニングシール構造を
提供するものである。
【0005】
本考案のドアオープニングのシール構造は、第1のドアと第2のドアは、共に
ドアフレームと、ドアフレームの窓部に固着されるガラスと、ガラスの周縁部に
一体成形される樹脂モールディングを備える。そして、第1のドアと第2のドア
のオープニングを覆う第1のウエザストリップの取付部を第1のドアのフレーム
と樹脂モールディングとの間に挾み込んだ構造を有する。
【0006】
第1のドアと第2のドアを閉鎖したときに、第1のドアにとりつけた第1のウ
エザストリップは、第2のドアの樹脂モールディングの外面に圧接され、シール
を達成する。
【0007】
図2は本考案の実施例に係るものであって、図1のB−B断面を示す。
第1のドア20のフレーム24に対してモジュールガラス26が固着されるこ
とは、図3に示した従来の構造と同様である。
ガラス26は、ガラス26の周縁部に一体に成形された樹脂モールディング3
0とともに接着剤29により第1のドア20のフレーム24に固着される。第2
のドア40も同様に、第2のドア40のフレーム44に対して、モジュールガラ
ス48がガラス48の周縁部に一体に成形された樹脂モールディング52ととも
に接着剤49により固着される。
【0008】
第1のドア20側に固着される第1のウエザストリップ65は、フレーム24
の折曲部24Aと樹脂モールディング30の間に挾まれる取付部65Aと、第2
のドア40側へ延在してギャップGを覆うリップ部65Bとを有する。
第1のウエザストリップ65の取付部65Aは、モジュールガラス48をフレ
ーム24に接着剤29により接着する際に、ガラス48の周縁部に嵌装された樹
脂モールディング30と、フレーム24の折曲部24Aとの間で挾持、固定され
る。第1のドア20と第2のドア40を閉じると、第1のウエザストリップ65
のリップ65Bは、第2のドア40側の樹脂モールディング52の外面に圧接さ
れて、シールを達成する。
第1のウエザストリップ65は、ギャップGを外側から密封するように配設さ
れるので、外方からの外力に対して耐久性が高い。更に、リップ部65Bは、樹
脂製のモールディング52の表面に圧接されるので、金属部材に圧接される場合
に比べて、劣化も少ない。
【0009】
第2のドア40のフレーム44は、エクステンションパネル47を有し、エク
ステンションパネル47の先端部に第2のウエザストリップ70を固着する。第
2のウエザストリップ70のリップ部70Aは、第1のドア20のフレーム24
に形成するボックス部24Bに圧接し、シールを達成する。
なお、上述した実施例にあっては、第1のドア側に第1のウエザストリップを
とりつけたが、第2のドア側にとりつけてもよい。同様に、第2のウエザストリ
ップを第1のドア側にとりつけてもよい。
【0010】
本考察は以上のように、観音開き構造を有する第1のドアと第2のドアの間の
オープニングのシール構造にあって、ドアの窓部に固着するガラスとドアフレー
ムとの間でウエザストリップを挾み込んでとりつけた構造を有する。
この取付構造により、ウエザストリップを別個のファスナーを使用することな
く、確実にとりつけることができる。ウエザストリップのシールリップ部は、相
手側にドアのモールディングに対して、外側から圧接され、確実なシールを達成
する。
ウエザストリップの取付用に何らのファスナーを用いないので、ファスナー取
付部の防錆対策も必要としない。
2枚のドアの重ね合わせ部の内側に設ける第2のウエザストリップと共同して
シール性と外観が向上する等の効果を有する。
【図1】本考案を実施する車両の斜視図。
【図2】本考案の実施例を示す図1のB−B断面図。
【図3】従来の構造を示す断面図。
【図4】従来の他の構造を示す断面図。
20 第1のドア
24 フレーム
26 ガラス
29 接着剤
30 樹脂モールディング
40 第2のドア
44 フレーム
47 エクステンションパネル
48 ガラス
49 接着剤
52 樹脂モールディング
65 第1のウエザストリップ
70 第2のウエザストリップ
Claims (3)
- 【請求項1】 車体のドア開口部の一側部にヒンジを介
して支持される第1のドアと、ドア加工部の他側部にヒ
ンジを介して支持される第2のドアの間に形成されるオ
ープニングのシール構造であって、第1のドアはドアフ
レームと、ドアフレームの窓部に固着されるガラスと、
ガラスの周縁部に一体に成形される樹脂モールディング
とを有し、第2のドアはドアフレームと、ドアフレーム
の窓部に固着されるガラスと、ガラスの周縁部に一体に
成形される樹脂モールディングとを有し、第1のドアと
第2のドアのオープニングを覆う第1のウエザストリッ
プの取付部を第1のドアのフレームと樹脂モールディン
グとの間で挾持してなるドアオープニングのシール構
造。 - 【請求項2】 第1のウエザーストリップのリップ部が
ドアの閉鎖時に第2のドアの樹脂モールディングに圧接
されてなる請求項1記載のドアオープニングのシール構
造。 - 【請求項3】 第2のドアのフレームのエクステンショ
ンパネルと第1のドアのフレームとの間に第2のウエザ
ストリップを備えてなる請求項1記載のドアオープニン
グのシール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991051376U JP2559996Y2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | ドアオープニングのシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991051376U JP2559996Y2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | ドアオープニングのシール構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04134719U true JPH04134719U (ja) | 1992-12-15 |
JP2559996Y2 JP2559996Y2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=31928278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991051376U Expired - Fee Related JP2559996Y2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | ドアオープニングのシール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2559996Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005297934A (ja) * | 2004-04-07 | 2005-10-27 | Nishikawa Rubber Co Ltd | ドア見切り部のウエザーストリップ構造 |
WO2014175245A1 (ja) * | 2013-04-23 | 2014-10-30 | 本田技研工業株式会社 | 車両用ドア構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62185129U (ja) * | 1986-05-16 | 1987-11-25 |
-
1991
- 1991-06-10 JP JP1991051376U patent/JP2559996Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62185129U (ja) * | 1986-05-16 | 1987-11-25 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005297934A (ja) * | 2004-04-07 | 2005-10-27 | Nishikawa Rubber Co Ltd | ドア見切り部のウエザーストリップ構造 |
JP4490159B2 (ja) * | 2004-04-07 | 2010-06-23 | 西川ゴム工業株式会社 | ドア見切り部のウエザーストリップ構造 |
WO2014175245A1 (ja) * | 2013-04-23 | 2014-10-30 | 本田技研工業株式会社 | 車両用ドア構造 |
JP5997838B2 (ja) * | 2013-04-23 | 2016-09-28 | 本田技研工業株式会社 | 車両用ドア構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2559996Y2 (ja) | 1998-01-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |