JPH04134419A - 液晶表示装置の表示制御方法 - Google Patents

液晶表示装置の表示制御方法

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JPH04134419A
JPH04134419A JP25998790A JP25998790A JPH04134419A JP H04134419 A JPH04134419 A JP H04134419A JP 25998790 A JP25998790 A JP 25998790A JP 25998790 A JP25998790 A JP 25998790A JP H04134419 A JPH04134419 A JP H04134419A
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display
signal
scanning
data
electrode
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Koji Numao
孝次 沼尾
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、強誘電性液晶〈以下、FLCと略称する)が
用いられる液晶表示装置の表示制御方法に関する。
従来の技術 第2図は、FLCパネルの概略的な構成を示す断面図で
ある。2枚のガラス基板5a、5bは、互いに対向させ
て配置される。一方のガラス基板5aの表面には、イン
ジウム錫酸化物(以下、ITOと略称する)からなる信
号電極Sが複数本互いに平行に配置されており、さらに
その表面には、S]02からなる透明な絶縁膜6aで被
覆されている。信号電極Sと対向するもう一方のガラス
基板5bの表面には、IT○からなる走査電極りが信号
電極Sと直交する向きに複数本互いに平行に配置されて
おり、さらにその表面はSiO2からなる透明な絶縁1
1j6bで被覆されている。各絶縁膜6a、6b上には
、ラビング処理などが施されたポリビニルアルコールな
どからなる配向膜7a7bがそれぞれ形成されている。
この2枚のガラス基板5a、5bは、一部に注入口を残
して封止剤8で貼り合わされ、その注入口から配向1i
7a、7bで挟まれる空間内に真空注入によってFLC
9が導入された後、上記注入口は封止剤8て封止される
。このようにして貼り合わした2枚のガラス基板5a、
5bは、互いの偏向軸が直交するように配置した2枚の
偏向板10a、10bで挟まれる。
第13図は、上述のFLCDIを用いた表示装置の構成
を概略的に示すプロ・ツク図である。こグ)表示装置で
は、画像表示に必要な情報をパーソナルコンピュータ2
からCRTデイスプレィ3へ出力しているデジタル信号
から得ている。このデジタル信号をコントロール回路4
にてF L CD 1て画像表示をさせるためのドライ
ブ信号に変換し、このドライブ信号によってFLCDI
での画像表示が行われる。
第11図および第14図は、上述した単純マトリクス構
成のFLCパネルの走査電極りに走査側駆動回路11が
接続され、信号電極Sに信号側駆動回路12が接続され
たFLCデイスプレィ〈以下、FLCDと略称する)1
の構成を示す平面図である。走査側駆動回路11は、走
査電極りに電圧を印加するための回路であり、信号側駆
動回路12は、信号電極Sに電圧を印加するための回路
である。
ここでは説明を簡単にするために、走査電極りは32本
で信号電極Sが16本の場合、つまり32×16の画素
で構成されているFLCDIの場合について示しており
、走査電&Lのそれぞれは符号りに添字i (i=1−
32)を付加して区別し、信号電極Sのそれぞれは符号
Sに添字j(j−1〜16)を付加して区別している。
また、以後の説明では、任意の走査電極Liと任意の信
号電極Sjとが交差する部分の画素を符号Aljで表す
ものとする。
第6図は、上述したパーソナルコンピュータ2からCR
Tデイスプレィ3へ出力される各信号の波形図である。
第6図(1)はCRTデイスプレィ3へ出力される画像
情報の1水平走査区間分の周期を与える水平同期信号H
D−であり、第6図(2〉はその情報の1画面分の周期
を与える垂直同期信号VD−であり、第6図(3)はそ
の情報を表示データDataとして1水平走査区間毎に
まとめて示したものであり、添付の数字はFLCDlの
走査T4極Liに対応する。
第6図(4)は水平同期信号HD−の1水平走査区間を
拡大して示す波形図であり、第6図(5)は上記表示デ
ータDataの1水平走査区間を拡大して示す波形図で
あり、添付の数字はFLCDlの信号電極Sjに対応し
、第611J(6)はその表示データDataの1画素
毎のデータ転送りロックCLKを示す波形図である。
第15図は、上述のコントロール回路4の構成を概略的
に示すブロック図である。表示用メモリ16は、第13
図のパーソナルコンピュータ2から出力される1画面分
の表示データDataを記録するためのメモリである。
この表示用メモリ16からは、現在FLCDIの画面に
表示されている表示データと次のフトームで表示させる
べき表示データとの問責を示す変換データR,xが識別
用メモリ17と参照用メモリ18とへ、次のフレームで
表示させるべき表示データDoが駆動制御回路19へそ
れぞれ出力されている。
識別用メモリ17は、上記表示用メモリ16から出力さ
れる変換データRxに基づき、FLCDlの各走査電極
上の画素に現在表示されている表示データと次のフレー
ムで表示させるべき表示データとに違いがある画素が1
つでもあるかどうかを、走査電極毎に識別データとして
記録するためのメモリである。この識別用メモリ17て
は、各走査電極毎に識別データを保持するためにそれぞ
れ1ビツトの記憶容量が割当てられており、これを出力
制御回路14へ識別データSAME−として出力してい
る。参照用メモリ18は、上記表示用メモリ16から出
力される1画面分の変換データRxをそのまま記録する
ためのメモリである。
入力制御回路13は、パーソナルコンピュータ2から出
力される水平同期信号HD−2垂直同期信号VI)−、
クロックCLKに基づき、表示用メモリ16、識別用メ
モリ17、参照用メモリ18の入力側の動作を、直接ま
たは入出力切換え回路15を通して間接的に制御するた
めの回路である。
出力制御回路14は、識別用メモリ17から出力される
識別データSAME−と内部クロックCKとに基づき、
表示用メモリ16、識別用メモリ17、参照用メモリ1
8の出力側の動作を、直接または入出力切換え回路15
を介して間接的に制御するとともに、駆動制御回路19
から出力される表示データDATAのFLCDlでの表
示位置を指示するための回路である。
入出力切換え回路15は、入力制御回路13と出力制御
回路14との信号に基づき、表示用メモリ16、識別用
メモリ17、参照用メモリ18の入出力のタイミングを
切換える回路である。
駆動制御回路1つは、表示用メモリ16から与えられる
表示データDoと参照メモリ18がら与えられる同異デ
ータDreとがら画像データDATAを出力し、出力制
御回路14がら与えられる信号に基づき、この画像デー
タDATAのFLCDlでの位置を与える信号、選択電
圧VCa、非選択電圧VCb、非書換え電圧VSc、書
換え暗電圧VSdおよび書換え明電圧VSeをFLCD
lに出力する回路である。
第7図および第8図は、上述の走査電極りに印加する選
択電圧■Ca、非選択電圧■cb、信号電極Sに印加す
る非書換え電圧VSc、書換え暗電圧■Sd、書換え明
電圧VSeの具体的な電圧波形である。第7図(1)お
よび第8図く1)に示す波形は走査型[iLに印加され
、その走査電極り上の画素のメモリ状態つまり表示され
ている輝度の状態を書換えるための選択電圧V Caて
あり、第7図く2)および第8図(2)に示す波形はそ
の他の走査電極しに印加され、その走査電極り上の画素
の表示状態を書換えないための非選択電圧vcbである
。第7図(3)および第8図(3)に示す波形は信号電
極Sに印加され、選択電圧VCaが印加されている走査
電極り上の画素の表示状態を書換えないための非書換え
電圧VScてあり、第7図(4)および第8図(4)に
示す波形は信号電極Sに印加され、選択電圧VCaが印
加されている走査電極り上の画素の表示状態を「暗」の
輝度状態に書換えるための書換え暗電圧VSdであり、
第7図〈5)および第8図く5)に示す波形は信号電極
Sに印加され、選択電圧V Caが印加されている走査
電極り上の画素の表示状態を[明Jの輝度状態に書換え
るための書換え明電極V S−eである。
第7図(6)〜第7図(11)、第8図(6)〜第8図
(11)は、画素AIJにががる実効電圧の波形を示す
。第7図く6)および第8図(6)の波形A−Cは走査
電極L1に選択電圧VCaが印加され、信号電極Sjに
非書換え電圧V S cが印加されたときに画素Aij
にかかる電圧波形を示し、第7図(7)および第8図(
7)の波形ADは走査電極L1に選択電圧VCaが印加
され、信号電極Sjに書換え暗電圧V S <3が印加
されたときに画素Aijにかかる電圧波形を示し、第7
図(8)および第8図(8)の波形A、 −Eは走査電
極Liに選択電圧V Caが印加され、信号電極Sjに
書換え明電圧V S eが印加されたときに画素Aij
にかかる電圧波形を示し、第71g(9)および第8図
(9)の波形B−Cは走査電極Liに非選択電圧vcb
が印加され、信号電1+Sjに非書換え電圧VScが印
加されたときに画素Aijにかかる電圧波形を示し、第
7図(10)および第8図(10)の波形はB−Dは走
査を極Liに非選択電圧vcbが印加され、信号電極S
jに書換え暗電圧VSdが印加されたときに画素Aij
にかかる電圧波形を示し、第7図(11)および第8図
(11)の波形B−Eは走査電極Liに非選択電圧vc
bが印加され、信号電極Sjに書換え明電圧VSeが印
加されたときに画素Aijにかかる電圧波形を示してい
る。
第16図および第17図は、上述の第15図のコントロ
ール回路4を用いてFLCDIの画素Aijの表示状態
が第14図の「強請」から第11図の「常誘」に書換え
られた場合、コントロール回路4からPLCDIへ出力
されるドライブ信号を示す波形図である。第16図(2
)および第17図(2)は走査電極Liを選択する選択
信号YIを示す波形図であり、第16図(1)および第
17図(1)は上記選択信号YIを走査側駆動回路11
に含まれる図示しないシフトレジスタ内において順次転
送させるためのクロックYCK−を示す波形図であり、
第16図〈4)および第17図(4)は上記シフトレジ
スタ内の選択信号YIを同じ走査側駆動回路11に含ま
れる図示しない別のシフトレジスタに取込み、保持する
ためのクロックLCK−を示す波形図であり、第16図
(3)および第17図(3)はFLCDIの各画素に対
応する表示データDATAであり、添付の数字はFLC
DIの走査t[i L iに対応する。
第16図(5)は上記クロックYCK−を1i1!択時
間分拡大して示す波形図であり、第16図(6)は上記
選択信号YIを1選択時間分拡大して示す波形図であり
、第16図(7)は上記表示データDATAを1選択時
間分拡大して示す波形図であり、添付の数字はFLCD
Iの信号電極Sjに対応する。
第16図(8)は上記表示データDATAを信号側駆動
回路12に含まれる図示しないシフトレジスタ内におい
て順次転送するためのデータ転送りロックXCKを示す
波形図であり、第16図(9〉は信号側駆動回路12に
含まれる図示しないシフトレジスタ内の上記表示データ
DATAを同時に信号側駆動回路12に含まれる図示し
ない別のレジスタに取込んで保持するためのタイミング
を与えるラッチパルスLPを示す波形図であり、第16
図〈10)は走査電極りに印加する電圧VCa、VCb
を概略的に示す波形図であり、−第16図(11)は信
号電極Sに印加する電圧V S c 。
VSdVSeを概略的に示す波形図である。なお、第1
7図(1)〜第17図(4)は、第16図(1)〜第1
6図(4)の各波形に続く波形を示している。
この第16図および第17図の波形図に沿って従来の駆
動方法を説明する。FLCDIの画面に「強請」の文字
が表示されているフレームでは、表示用メモリ16に記
録されている表示データDOは、第14図の32X16
画素の状態そのものであり、識別用メモリ17に記録さ
れている識別データは全て「0」とする。
この状態で、パーソナルコンピュータ2から、「常誘」
の文字を表示する表示データDataが表示用メモリ1
6に送信されるので、表示用メモリ16からは、r強請
」と「常誘」との違いである第12図に模式的に示すよ
うな1画面分の変換データRxが、識別用メモリ17と
参照用メモリ18とへ送出される。その変換データRx
は、参照用メモリ18ではそのまま保持されるが、識別
用メモリ17では変換データRxの1走査電極分が1つ
にまとめられて保持される。すなわち、走査電極L1〜
L16までは「1」が保持され、走査電極L17〜L3
2までは「0」が保持される。
第16図および第17図の波形図は、この後の動作を説
明するものであり、出力制御回路14は、入出力切換え
回路15を通して出力側行アドレス0ACrlJを、表
示用メモリ16と識別用メモリ17と参照用メモリ18
とへ出力し、識別用メモリ17の出力信号である識別デ
ータSAME−を調べる。上述したように走査電極L1
に相当する識別データの値は「1」なので、出力側列ア
ドレスOAS’lJ〜r4.を表示用メモリ16と参照
用メモリ17とへ出力し、走査電極L1に対応する表示
データDOと同異データDreとを駆動制御回路19へ
出力させ、識別用メモリ17の走査電極L1に相当する
識別データの値を「0」に戻す。
駆動制御回路19は、この表示データDoが「暗」で同
異データDreが「変化」ならば表示データDATAと
して「書換え暗Jの信号を、表示データDoが「明」で
同意データDreが「変化Jならば表示データDATA
として「書換え明」の信号を、表示データDoが「明」
か「暗」で同意データDreが「同じ」ならば表示デー
タDATAとして「非書換え」の信号を、それぞれFL
CDlの信号側駆動回路12へ出力する。
続いて出力制御回路14は出力側行アドレス0ACr2
Jを出力するが、出力側アドレスOAcが「17Jとな
るまではコントロール回路4は上述の動作を繰返す。
出力制御回路14が出力側行アドレスOAc r17」
を出力し、識別用メモリ17の出力信号である識別デー
タSAME−を調べると、走査電極L17に相当する識
別データの値は「0」なので、出力制御回路14は出力
側行アドレスOAcを「18」として再び識別データS
AME−を調べる。
この動作を繰返すが、この動作は最大4回まで繰返され
、出力制御回路14が出力側行アドレスOAc r20
」を出力するたびに、識別用メモリ17の出力信号であ
る識別データSAME−の値によらず、出力側列アドレ
スOAsを表示用メモリ16と参照用メモリ17とへ出
力し、表示データDoと同意データDreとを駆動制御
回路19/\出力させ、識別用メモリ17の走査電極L
1に相当する識別データの値を「O」に戻す。
駆動制御回路19は、この表示データDoと同意データ
Dreとから上述のとおり表示データDATAをFLC
Dlの信号側駆動回路12へ出力する。
以下、このような動作を繰返すが、この動作を繰返して
いる間にパーソナルコンピュータ2から出力される画像
情報が変化したならば、その変化に合わせて上述の「強
訴」から「常誘」へ画像情報が変化した場合と同様に、
表示用メモリ16、識別用メモリ17、参照用メモリ1
8の記録内容が変化する。なお、識別用メモリ17では
、このとき「1」であった識別用データは変化せずに、
「1」のままである。
このようにして、信号側駆動回路12へ表示データDA
TAが入力されるが、信号側駆動回路12では、表示デ
ータDATAをデータ転送り口・ンクXCKによって図
示しないシフトレジスタ内を順次転送し、ラッチパルス
LPに同期して図示しない別のレジスタに取込む、この
レジスタに取込まれた表示データDATAの値が「書換
え暗」ならば対応する信号電極に書換え暗電圧VSdを
、表示データDATAの値が「書換え明Jならば対応す
る信号電極に書換え明電圧VSeを、表示データDAT
Aの値が「非書換え」ならば対応する信号電極に非書換
え電圧VScを印加する。
また、駆動制御回路19から、上述のレジスタに取込ま
れた表示データDAT−Aに対応する走査電極を示すた
めに、選択信号YIとクロ・ンク信号YCK−LCK−
とが出力される。
走査側駆動回路11では、選択信号YIを転送りロック
YCK−によって走査側駆動回路11に含まれる図示し
ないシフトレジスタ内を順次転送し、保持クロックLC
K−に同期して走査側駆動回路11に含まれる図示しな
い別のレジスタに取込む。このレジスタに取込まれた選
択信号Ylの値が「1」ならば対応する走査電極に選択
電圧■Caを、選択信号YIの値が「0」ならば対応す
る走査電極に選択電圧vcbを印加する。
このような従来の駆動方法によれば、現在表示されてい
る走査電極上の画素の表示データと次のフレームでの表
示データとが同じである画素については、走査電極が選
択されないかまたは走査電極が選択されても、信号電極
に非書換え電圧しか印加されないので、FLCDの走査
電極数が増えても画素を書換えることによるフリッカの
発生しない表示が可能となる。
発明が解決しようとする課題 上述の駆動方法を適用できるFLCDは、走査電極Li
に非選択電圧を印加するか、または走査電極Liに選択
電圧を印加するが信号電極Sjには非書換え電圧を印加
する限り、その走査電極と信号電極との交点である画素
Aijの表示状態が変わらないFLCDでなければなら
ない。
また、従来の駆動方法では、パーソナルコンピュータ2
から出力される画像情報が表示用メモリ16に連続して
書込まれるので、後のフレームの表示が先のフレームの
表示より先にFLCD’lに表示されてしまうという問
題があった。
本発明の目的は、フリッカの発生が少なく、実用上問題
のない表示状態を得ることができる液晶表示装置の駆動
方法を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、互いに交差する方向に配列した複数の走査電
極と複数の信号電極との間に強誘電性液晶を介在させ、
走査電極と信号電極とが交差する領域を画素とし、複数
の走査電極のうちの1つの走査電極にその電極上の画素
を書換えるための選択電圧を印加し、残りの走査電極に
その電極上の画素を書換えないための非選択電圧を印加
し、信号電極に選択電圧を印加した走査電極上の画素に
表示させようとするデータに対応する信号電圧を印加す
る液晶表示装置の駆動方法において、液晶表示装置の画
素に表示させるときデータに変化があったかどうかを走
査電極毎に検出し、変化のあった走査電極に選択電圧を
印加し、選択した走査電極上の画素を明の表示状態から
暗の表示状態に変化させるのか、暗の表示状態がち明の
表示状態に変化させるのか、明暗の表示状態を変化させ
ないのかに対応して信号電極に信号電圧を印加する部分
書換えの動作と、 液晶表示装置の全画素の表示状態を、隣接する複数本の
走査電極毎に1本の走査電極の割合で書換えて行き、複
数のフィールドで全画素を書換える飛び趣し走査を一定
周期で行う置載し動作とを行い、 前記置載し動作の各フィールド毎に前記部分書換え動作
を行うための時閉を予め複数本分確保したことを特徴と
する液晶表示装置の表示制御方法である。
作  用 本発明に従えば、隣接する複数本の走査電極毎に1本の
走査電極の割合で書換えてゆき、複数フィールドで全画
素を書換える飛び越し走査を一定周期で行え、かつその
置載し動作の間に、液晶表示装置の画素に表示させるべ
きデータに変化があった走査電極へ選択電圧を印加し、
この選択した走査電極上の画素を明の表示状態がら暗の
表示状態に変化させるべきなのが、暗の表示状態から明
の表示状態に変化させるべきなのが、明暗の表示状態を
変化させないべきなのかに応じて信号電極に信号電圧を
印加することができる。
通常、人間がデイスプレィの表示画面を見る場合、1画
素1画素の明るさを個別に認識するわけではなく、ある
程度の画素の塊の明るさをまとめて認識する。そこで、
1画面の表示周波数30H2のデイスプレィを使い、走
査線を1本飛ばしに表示してゆき、2フイールドで1画
面を表示していけば、フィールド周波数の60Hzは認
識しても、フレーム周波数の30Hzは認識されにくく
なる。
この方法はテレビジョンのNTSC方式などで実用化さ
れているが、CRT(陰極線管)のような111(電子
線が蛍光体に当たって)光ってその後、蛍光体の明るさ
が落ちていく表示装置に比べFLCDのように1ml、
書換え電圧によって明るさが変化するけれとも、その後
は明るさが保持される表示装置では、この飛び越し走査
にょるフリッカの軽減作用は大きくなる。
そこで、上記置載し動作のフィールド周波数を30Hz
以上にすることによって、たとえば隣接する16本の走
査電極に1本の割合で書換えていっても、フリッカの目
立たない表示を得ることができる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例である駆動方法が適用され
る表示装置の構成を概略的に示すブロック図である。こ
の表示装置の構成は、概略的には従来例の表示装置と同
じであり、画像表示に必要な情報をパーソナルコンピュ
ータ2がらCRT7”イスプレイ3へ出力されているデ
ジタル信号から得ており、このデジタル信号をコントロ
ール回路22でFLCD20によって画像表示をさせる
ためのドライブ信号に変換し、このドライブ信号によっ
てF L CD 20で画像表示が行われる。
このコントロール回路22ヘパーソナルコンピユータ2
から出力されるデジタル信号は、後述する第5図に示す
信号である。
第2図は、FLCD20の概略的な構成を示す断面図で
ある。2枚のガラス基板5a、5bは互いに対向させて
配置される。一方のガラス基板5aの表面には、インジ
ウム錫酸化物(以下、ITOと略称する)からなる信号
電極Sが複数本互いに平行に配置されており、さらにそ
の表面にはSiO2からなる透明な絶縁膜6aで被覆さ
れている。信号電極Sと対向するもう一方のガラス基板
5bの表面には、ITOからなる走査電極りが信号電極
Sと直交する向きに複数本互いに平行に配置されており
、さらにその表面はS i O2からなる透明な絶縁1
16bで被覆されている。
各絶縁膜6a、6b上には、ラビング処理などが施され
たポリビニルアルコールなどからなる配向膜7a、7b
がそれぞれ形成されている。この2枚のガラス基板5a
、5bは、一部に注入口を残して封止剤8で貼り合わさ
れ、その注入口から配向膜7a、7bで挟まれる空間内
に真空注入によってFLC9が導入された後、上記注入
口は封止剤8で封止される。
このようにして貼り合わした2枚のガラス基板5a  
5bは、互いの偏向軸が直交するように配置した2枚の
偏向板10a、10bで挟まれる。
なお、本実施例のFLCD20では配向膜7a。
7bとしてポリイミド樹脂をラビング処理して用いてお
り、強誘電性液晶としてメルク社製のZLT−4237
1000が用いられている。
第3図は、上述した単純マトリクス構成のFLCパネル
の走査電極りに走査側駆動回路21が接続され、信号電
極Sに信号側駆動回路12が接続されたFLCD20の
構成を示す平面図である。
走査側駆動回路21は、走査電極りに電圧を印加するた
めの回路であり、信号側駆動回路12は信号電極Sに電
圧を印加するための回路である。つまり、このFLCD
20と第13図のFLCDIとでは走査側駆動回路の構
成が異なるだけである。
第4図は、上述のFLCD20で使われる走査側駆動回
路21の概略的な構成を示す回路図である。この走査側
駆動回路21は、1つの8ライン用デコーダと、8つの
4ライン用デコーダと、32組の2電圧切換え用アナロ
グスイッチとで構成されている。この走査側駆動回路2
1は、アドレス信号ADDR1選択電圧VCa、非選択
電圧■cbを入力信号とし、アドレス信号ADDRの値
に対応する走査電極Liに選択電圧VCaを印加し、そ
れ以外の走査電極Lk (k#i、i=1〜32)に非
選択電圧vcbを印加する回路である。
第5図は本発明の表示制御装置で使われている上述のコ
ントロール回路22の構成を概略的に示すブロック図で
あり、第6図は上述したパーソナルコンピュータ2から
CRTデイスプレィ3へ出力される各信号の波形図であ
る。第6図(1)はCRTデイスプレィ3へ出力される
画像情報の1水平走査区間分の周期を与える水平同期信
号HDであり、第6図(2〉はその情報の1画面分の周
期を与える垂直同期信号VD−であり、第6図(3)は
その情報を表示データDataとして1水平走査区間毎
にまとめて示したものであり、添付の数字はFLCDI
の走査電極Liに対応する。
第6図(4)は水平同期信号HD−の1水平走査区間を
拡大して示す波形図であり、第6図(5)は上記表示デ
ータDataの1水平走査区間を拡大して示す波形図で
あり、添付の数字はFLCD20の信号電極Sjに対応
し、第6図(6)はその表示データDataの1画素毎
のデータ転送りロックCLKを示す波形図である。
表示用メモリ26は、第1図のパーソナルコンピュータ
2から出力される1画面分の表示データDataを必要
に応じて記録するためのメモリである。この表示用メモ
リ26からは、現在FLCD20の画面に表示されてい
る表示データと次のフレームで表示させるべき表示デー
タ(っまり、いま表示用メモリ26に書込まれようとし
ている表示データ)との差異を示す変移データDFが識
別用メモリ27へ出力され、表示用メモリ26に記録さ
れている表示データがデータDDとして駆動制御回路2
9へ、データPDxとして保持用メモリ28へそれぞれ
出力される。
識別用メモリ27は、上記表示用メモリ26から出力さ
れる変移データDFに基づき、FLCD20の各走査を
極上の画素に現在表示されている表示データと次のフレ
ームで表示させるべき表示データとに違いがある画素が
1つでもあるかどうかを、走査電極毎に識別データとし
て記録するためのメモリである。この識別用メモリ27
では、走査電極毎に識別データを記録するためにそれぞ
れ1ビツトの記憶容量が割当てられており、出力制御回
路24へ識別データ5AVE−を出力している。
保持用メモリ28は、現在FLCD20で表示されてい
る表示データと同じ表示データを1画面分保持するため
のメモリであり、保持データRDを駆動制御回路29へ
出力した後、上記表示用メモリ26から駆動制御回路2
9へ出力される表示データDDと同じ情報を含む表示デ
ータPDxを記録するメモリである。
入力制御回路23は、パーソナルコンピュータ2から出
力される水平同期信号HD−5垂直同期信号VD−、ク
ロックCLKに基づき、表示用メモリ26、識別用メモ
リ27、保持用メモリ28の入力側の動作を、直接また
は入出力切換え回路25を通して間接に制御するための
回路である。
出力制御回路24は、識別用メモリ27から出力される
識別データSAME〜と内部クロックCKとに基づき、
表示用メモリ26、識別用メモリ27、参照用メモリ2
8の出力側の動作を、直接才たは入出力切換え回路25
を通して間接に制御すると共に、駆動制御回路29から
出力される表示データDATAのFLCD20での表示
位置を指示するための回路である。
入出力切換え回路25は、入力制御回路23と出力制御
回路24との信号に基づき、表示用メモリ26、識別用
メモリ27、参照用メモリ28へ与える入出力制御信号
を切換える回路である。
駆動制御回路29は、表示用メモリ26から与えられる
表示データDDと保持用メモリ28がら与えられる保持
データR,Dとがら画像データDATAを出力し、出力
制御回路24がら与えられる信号に基づき、この画像デ
ータDATAのFLCD20での位置を与える信号、選
択電圧VCa、非選択電圧■Cb、非書換え電圧VSc
、書換え暗電圧VSdおよび書換え明電圧VSeをFL
CD20へ出力する回路である。
上述の走査電極りに印加する選択電圧V c a、非選
択電圧VCb、信号電極Sに印加する非書換え電圧vS
c、書換え暗電圧VSd、書換え明電圧VSeの具体的
な電圧波形は、第7図および第8図に示されている。
第7図および第8図は、上述の走査電極りに印加する選
択電圧VCa、非選択電圧vcb、信号電極Sに印加す
る非書換え電圧■sc、書換え暗電圧vSd、書換え明
電圧V S eの具体的な電圧波形である。第7図(1
)および第8図(1)に示す波形は走査電極りに印加さ
れ、その走査電極り上の画素のメモリ状態つまり表示さ
れている輝度の状態を書換えるための選択電圧VCaで
あり、第7図(2)および第8図(2)に示す波形はそ
の他の走査電極りに印加され、その走査型i L上の画
素の表示状態を書換えないための非選択電圧■Cbであ
る。
第7図(3)および第8図(3)に示す波形は信号電極
Sに印加され、選択電圧V Caが印加されている走査
電極り上の画素の表示状態を書換えないための非書換え
電圧VScであり、第7図(4)および第8図(4)に
示す波形は信号電極Sに印加され、選択電圧VCaが印
加されている走査電極り上の画素の表示状態を[暗Jの
輝度状態に書換えるための書換え暗電圧VSdであり、
第7図(5)および第8図(5)に示す波形は信号1を
極Sに印加され1選択電圧V Caが印加されている走
査電極り上の画素の表示状態を「明Jの輝度状態に書換
えるための書換え明電極V S eである。
第7図(6)〜第7図(11)、第8図(6)〜第8図
(11)は、画素Aijにかかる実効電圧の波形を示す
。第7図(6)および第8図(6)の波形A−Cは走査
電極Liに選択電圧V Caが印加され、信号電極Sj
に非書換え電圧VScが印加されたときに画素Aijに
かかる電圧波形を示し、第7図(7)および第8図(7
)の波形ADは走査電極Liに選択電圧VCaが印加さ
れ、信号電極Sjに書換え暗電圧VSdが印加されたと
きに画素Aijにかかる電圧波形を示し、第7図(8)
および第8図(8)の波形A−Eは走査電極Liに選択
電圧V Caが印加され、信号電極Sjに書換え明電圧
V S eが印加されたときに画素Aijにかかる電圧
波形を示し、第7図(9)および第8図(9)の波形B
−Cは走査電極Liに非選択電圧vCbが印加され、信
号電極Sjに非書換え電圧VScが印加されたときに画
素Aijにかかる電圧波形を示し、第7図(10)およ
び第8図(10)の波形はB−Dは走査電極Liに非選
択電圧vcbが印加され、信号電極Sjに書換え暗電圧
VSdが印加されたときに画素Atjにかかる電圧波形
を示し、第7図(11)および第8図(11)の波形B
−Eは走査電極Liに非選択電圧VCbが印加され、信
号電極Sjに書換え明電圧VSeが印加されたときに画
素Aijにかかる電圧波形を示している。
第9図および第10図は、上述の第5図のコントロール
回路22を用いて本発明の駆動方法によって第3図示の
FLCD20の画素Aijの表示状態r強請Jが5.第
11図示のFLCD20の画素Aijの表示状懸と同じ
「常誘Jに書換えられた場き、コントロール回路22か
らFLCD20へ出力されるドライブ信号を示す波形図
である。
第9図(2)および第10図(2)は、FLCD20の
各画素に対応する表示データDATAを示し、第9図(
3)および第10図(3)は信号側駆動回路12に含ま
れる図示しないシフトレジスタ内の上記表示データDA
TAを、信号側駆動回路12に含まれる図示しいない別
のレジスタに取込んで保持するためのタイミングを与え
るラッチパルスLPを示し、第9図(1)および第10
図(1)は上述のレジスタ内に保持している表示データ
DATAに対応するFLCD20の走査電極Lil\選
択電圧VCaを印加するための走査電極アドレスADD
Rを示す波形図である。
第9図(4)は上記表示データDATAをlil択時間
分拡大して示す波形図であり、第9図(5)は上記ラッ
チパルスLPをIM択時間分拡大して示す波形図であり
、第9図(6)は信号側駆動回路12に含まれる図示し
ないシフトレジスタ内において、上記表示データDAT
Aを順次転送するためのデータ転送りロックXCKを示
す波形図であり、第9図(7)は走査型[iLに印加す
る電圧VCa、VCbを概略的に示す波形図であり、第
9図(8)は信号電極Sに印加する電圧V S c 。
VSd、VSeを概略的に示す波形図である。なお、第
10図(1)〜第10図(3)は、第9図(1)〜第9
図(3)の各波形に続く波形を示している。
この第9図および第10図の波形図に従って本発明の駆
動方法を説明すると、FLCD20の画面にr強請」の
文字が表示されているフレームでは、表示用メモリ26
と保持用メモリ28とに記録されている表示データは、
第3図の32X16画素の状態そのものであり、識別用
メモリ27に記録されている識別データは全て「o」で
ある。
この状態で、パーソナルコンピュータ2がら「常誘ノの
文字を表示する表示データDataが表示用メモリ26
に送信される。このとき、好ましくは識別用メモリ27
に記録されている識別データが全てr□、であることを
確認し、表示用メモリ26に表示データData r常
誘」の入力を許可し、表示用メモリ26から「強請」と
「常誘」との違いである第12図に模式的に示すような
1画面分の変移データDFが識別用メモリ27へ送出さ
れる。その変位データDFは、識別用メモリ27で変移
データDFの1走査電極分が1つにまとめられて記録さ
れる。すなわち、走査電極L1〜L16までは「1」が
保持され、走査電極L17〜L32までは「0」が保持
される。
第9図および第10図の波形図は、この後の動作を説明
するものであり、まず、走査電極L4の書直し動作から
始まる。出力制御回路24から入出力切換え回路25を
通して出力側行アドレスACXr4Jを保持用メモリ2
8と駆動制御回路2つとへ出力し、出力側列アドレスA
SXrlj〜「4」を保持用メモリ28へ出力し、走査
電極L4に対応する保持データRDが保持用メモリ28
から駆動制御回路29へ出力される。
駆動制御回路2つは、保持データRDが「暗」なら表示
データDATAとして「書換え暗」の信号を、保持デー
タRDが「明」なら表示データDATAとして「書換え
明」信号をFLCD20の信号側駆動回路12へ出力す
る。
この間に、出力制御回路24から入出力切換え回路25
を介して出力側行アドレスCAx r 1 」を表示用
メモリ26と識別用メモリ27とへ出力し、識別用メモ
リ27の出力信号である識別データSAME−を調べる
。上述のとおり、走査電極L1に相当する識別データの
値は「1」なので、出力側行アドレスCAx r I 
Jをこのまま保持し、識別用メモリ27の走査側電極L
1に相当する識別データの値を「0」に戻す。
走査電極L4に対応する保持データRDが保持用メモリ
28から駆動制御回路29へ出力されたならば、出力制
御回路24から入出力切換え回路25を通して上述の保
持されている出力側行アドレスCAx r I Jと出
力側列アドレスSAx r I J〜「4」とが表示用
メモリ26へ与えられ、走査電極L1に対応する表示デ
ータDDが表示用メモリ26から駆動制御回路29へ出
力され、走査電極L1に対応する表示データPDxが表
示用メモリ26から保持用メモリ28へ出力される。
同時に、出力制御回路24から入出力切換え回路25を
通して出力側行アドレスACXrlJを保持用メモリ2
8と駆動制御回路2つとへ出力し、出力側列アドレスA
Sxrl」〜「4」を保持用メモリ28へ出力し、走査
電極L1に対応する保持データRDが保持用メモリ28
から駆動制御回路29へ出力され、代わりに走査電極L
1に対応する表示データPDxが保持データとして保持
用メモリ28へ記録される。
駆動制御回路29は、この表示データDDが「暗」で保
持データRDが「明」なら表示データDATAとして「
書換え暗」の信号を、表示データDDが「明」で保持デ
ータRDが「暗」なら表示データDATAとして「書換
え明」の信号を、表示データDDと保持データRDとが
同じならば表示データDATAとして「非書換え」の信
号をFLCD20の信号側駆動回路12へ出力する。
次いで出力制御回路24から入出力切換え回路25を通
して出力側行アドレスACXr8Jが保持用メモリ28
と駆動制御回路29とへ出力されるが、以下、上述の動
作が繰返される。
すなわち、出力側行アドレスACXr8Jが保持用メモ
リ28と駆動制御回路29とへ出力され、この間に出力
側行アドレスCAx r2」が表示用メモリ26と識別
用メモリ27とへ出力される。
その後、出力側行アドレスACX’2Jが、保持用メモ
リ28と駆動制御回路29とへ出力される。
その後、出力側行アドレスACXr12Jが保持用メモ
リ28と、駆動制御回路29とへ出力され、この間に出
力側行アドレスCAXr3Jが表示用メモリ26と識別
用メモリ27とへ出力される、その後、出力側行アドレ
スACXr3Jが保持用メモリ28と駆動制御回路28
とへ出力される。
この繰返しは、出力側行アドレスACXr31Jが保持
用メモリ28と駆動制御回路29とへ出力され、この間
に出力側行アドレスCAX’16Jが表示用メモリ26
と識別用メモリ27とへ出力され、その後、出力側行ア
ドレスA Cx r l 6 」が保持用メモリ28と
駆動制御回路2つとへ出力されるまで続く。
その後、出力側行アドレスACXr2Jが保持用メモリ
28と駆動制御回路29とへ出力され、この間に出力側
行アドレスCAXr17Jが表示用メモリ26と識別用
メモリ27とへ出力されたならば、識別用メモリ27の
出力信号である走査電極L17に相当する識別データS
AME−は上述のとおり「0」なので、出力側行アドレ
スCAXを1増やして「18」としなければならない。
その後、再び識別用メモリ27の出力信号である走査電
極L18に相当する識別データSAMEを調べて、この
動作を最大4回まで繰返し、それでも識別データSAM
E−がrlJにならなければ、そのまま出力側行アドレ
スCAX’20Jを保持し、走査電極L2に対応する保
持データRDが保持用メモリ28から駆動制御回路29
へ出力されたならば、出力側行アドレスACX’20J
が保持用メモリ28と駆動制御回路2つとへ出力される
その後、再びこの動作が繰返されるが、出力側行アドレ
スCAx r32」を表示用メモリ26と識別用メモリ
27とへ出力し、識別用メモリ27の出力信号である識
別データSAME−を調べる段階になったならば、新た
に表示用メモリ26へ表示データDataの入力が許可
される。
このようにして、信号側駆動回路12へ表示データDA
TAが入力される。信号側駆動回路12では、表示デー
タDATAがデータ転送りロックXCKによって図示し
ないシフトレジスタ内を順次転送し、ラッチパルスLP
に同期して図示しない別のレジスタに取込む。このレジ
スタに取込まれた表示データDATAの値が[書換え暗
」ならば対応する信号電極に書換え暗電圧VSdを、表
示データDATAの値が「書換え明」ならば対応する信
号電極に書換え明電圧V S eを、表示データDAT
Aの値が「非書換え」ならば対応する信号電極に非書換
え電圧V S cを印加する。
また、駆動制御回路2つから、上述のレジスタに取込ま
れた表示データDATAに対応する走査電極を示すため
の走査電極アドレスADDRが走査側駆動回路21へ出
力され、対応する走査電極へ選択電圧VCaを、その他
の走査電極へは選択電圧VCaを印加する。
このようにして表示制御装置22を構成したので、FL
CD20の全画素を走査電極L4.L8゜L12.L1
6.L20.L24.L28.L32、L3.L7.・
・・と、隣接する4本の走査電極毎に1本の走査電極の
割合いで書換えて行く動作を1選択期間飛ばしに行い、
4フイールドで全画素を書換える飛び越し走査を行え、
かつその書換え動作の間に、その飛ばした1選択期間で
強誘電性液晶パネルの画素に表示させるべきデータに変
化があった走査電極の1本に選択電圧を印加し、この選
択した走査電極上の画素を明の表示状態から暗の表示状
態に変化させるべきなのか、暗の表示状態から明の表示
状態に変化させるべきなのが、明暗の表示状態を変化さ
せないべきなのかに応じて信号電極に信号電圧を印加す
ることができる。
また、識別用メモリ27の出力信号である識別データS
AME−を調べた後でしか、新たに表示用メモリ26へ
表示データDataの入力が許可されないので、パーソ
ナルコンピュータ2がら出力された後のフレームの表示
が、先のフレームの表示より先にFLCD20に表示さ
れることはなくなる。
なお、上記実施例では説明を簡単にするため16×32
の画素のFLCD20を対象とした場合を示したが、実
際に1024x1024の画素のFLCD用の隣接する
16本の走査電極毎に1本の走査電極の割合で保持用メ
モリの値を使って書換える上記実施例の表示制御装置を
1024X1024の画素のFLCDに適用したところ
、画質の劣化がなくフリッカの少ない表示が得られる。
また、上記実施例では部分書換えの動作と書直し動作と
の比率は1対1であるが、この比率を2対1や1対2等
変えることもできる。実際、書直しの動作のために保持
用メモリ28から走査電極L4.L5に対応する保持デ
ータRDを連続して読出すことは可能であり、部分書換
えの動作のために表示用メモリ26と保持用メモリ28
とから走査電極L4に対応する表示データDDと保持デ
ータRDとを読出している間に、識別用メモリ27へ入
力される出力側行アドレスCAxの値を「5J、r6J
、r7.、・・・と変化させ、対応する識別データSA
ME−を調べることも(このとき、表示用メモリ26へ
入力される出力側行アドレスCAxは「4」のままにし
ておける)可能である。
発明の効果 以上のように本発明によれば、従来の駆動方法で使えな
いような画素の表示特性の良くないFLCDを使っても
、隣接する数本の走査電極のうち1本の走査電極上の画
素の割合でしか書換えないので、画素の表示の劣化を防
ぎながらほとんどフリッカのない表示を得ることができ
る。
また、後のフレームの表示が先のフレームの表示より先
にFLCDに表示されることはなく、正常な表示を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の表示制御装置を用いた表示システムの
概略的な構成を示すブロック図、第2図はその表示制御
装置に用いられる強誘電性液晶デイスプレィに用いられ
る強誘電性液晶パネルの構成を示す断面図、第3図はそ
の表示制御装置で用いられる強誘電性液晶デイスプレィ
にr強請Jの文字を表示させた状態を示す図、第4図は
その強誘電性液晶デイスプレィに用いられる走査側駆動
回路の概略的な構成を示す回路図、第5図は本発明の表
示制御装置におけるコントロール回路の概略的な構成を
示すブロック図、第6図はその表示制御装置におけるパ
ーソナルコンピュータからの出力信号を示す波形図、第
7図および第8図はその表示制御装置における強誘電性
液晶パネルの駆動に用いられる各印加電圧を示す波形図
、第9図および第10図はその表示制御装置におけるコ
ントロール回路からの出力信号を示す波形図、第11図
は強誘電性液晶デイスプレィに「常誘」の文字を表示さ
せた状態を示す図、第12図はコントロール回路におけ
る参照用メモリに記録される変換データの1例を模式的
に示す図、第13図は従来の表示制御装置の概略的な構
成を示すブロック図、第14図は強誘電性液晶デイスプ
レィに「強請」の文字を表示させた状態を示す図、第1
5図は従来の表示制御装置におけるコントロール回路の
概略的な構成を示すブロック図、第16図および第17
図はその表示制御装置におけるコントロール回路からの
出力信号を示す波形図である。 2・・・パーソナルコンピュータ、3・・・CRTデイ
スプレィ、5・・・ガラス基板、6・・・絶縁膜、7・
・・配向膜、8・・・封止剤、9・・・FLCllo・
・・偏向板、12・・・信号側駆動回路、20・・・F
LCD、21・・・走査側駆動回路、22・・・コント
ロール回路、23・・・入力制御回路、24・・・出力
制御回路、25・・・入出力切換え回路、26・・・表
示用メモリ、27・・・識別用メモリ、28・・・保持
用メモリ、29・・駆動制御回路 代理人  弁理士 画数 圭一部 第 1 図 @2  図 DDR 第 図 第 図 第 じ 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 互いに交差する方向に配列した複数の走査電極と複数の
    信号電極との間に強誘電性液晶を介在させ、走査電極と
    信号電極とが交差する領域を画素とし、複数の走査電極
    のうちの1つの走査電極にその電極上の画素を書換える
    ための選択電圧を印加し、残りの走査電極にその電極上
    の画素を書換えないための非選択電圧を印加し、信号電
    極に選択電圧を印加した走査電極上の画素に表示させよ
    うとするデータに対応する信号電圧を印加する液晶表示
    装置の駆動方法において、 液晶表示装置の画素に表示させるときデータに変化があ
    ったかどうかを走査電極毎に検出し、変化のあった走査
    電極に選択電圧を印加し、選択した走査電極上の画素を
    明の表示状態から暗の表示状態に変化させるのか、暗の
    表示状態から明の表示状態に変化させるのか、明暗の表
    示状態を変化させないのかに対応して信号電極に信号電
    圧を印加する部分書換えの動作と、 液晶表示装置の全画素の表示状態を、隣接する複数本の
    走査電極毎に1本の走査電極の割合で書換えて行き、複
    数のフィールドで全画素を書換える飛び越し走査を一定
    周期で行う書直し動作とを行い、 前記書直し動作の各フィールド毎に前記部分書換え動作
    を行うための時間を予め複数本分確保したことを特徴と
    する液晶表示装置の表示制御方法。
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