JPH0413260Y2 - - Google Patents

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JPH0413260Y2
JPH0413260Y2 JP19911285U JP19911285U JPH0413260Y2 JP H0413260 Y2 JPH0413260 Y2 JP H0413260Y2 JP 19911285 U JP19911285 U JP 19911285U JP 19911285 U JP19911285 U JP 19911285U JP H0413260 Y2 JPH0413260 Y2 JP H0413260Y2
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carrier
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conveyor
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はロボツト塗装ラインに用いるに好適
な台車レスコンベヤの被塗物支持台の横位置規正
装置に関する。
従来の技術 一般に、横位置が正確に規正されてレール上を
走行する前後のキヤリヤに被塗物支持台の前後部
を支持し、これを駆動チエーンにて連行する形式
のコンベヤを用いて、前記被塗物を塗装ブース内
でロボツトにより塗装する場合、従来は被塗物の
左右揺動を防ぐため、第3図又は第4図に示すよ
うに支持台1の前後左右に床面F上を走行する自
在車輪2を取付けた上、更に支持台1の横位置を
規正するため支持台1の外側又は下面に垂直軸ガ
イドローラ3,3aを軸支し、これを床面F上に
支持した上向きU形ガイドレール4又は4aに嵌
入させ、第3図の場合はガイドレール4内に塗料
が入らぬようカバー5を設けていたのである。
しかしながら、カバー5は被塗物Aに近接して
いるため噴霧状塗料の侵入を充分に防止できず、
侵入塗料の除去が困難である上に、付着塗料がガ
イドローラ3の通過を妨げるという問題がある。
そのためガイドローラ3とガイドレール4間の間
〓を大にすると、横位置規正精度が低下するとい
う欠点がある。
またガイドレール4aは支持台1の下方にある
から塗料の侵入は少いが、カバーを取付けられな
いから塗料の侵入を確実には防ぎ得ない上に、コ
ンベヤのプツシヤP等との干渉を避けると構造設
計が困難となる等の欠点がある。
考案が解決しようとする問題点 本案は従来の上記欠点を除去し、更にキヤリヤ
通路内への塗料の侵入を防ぐC形金具を被塗物支
持台下面に取付けた場合に、自在車輪を使用しな
いでも被塗物支持台の左右揺動を防ぐと共に横位
置を正確に規正し得る台車レスコンベヤの被塗物
支持台の横位置規正装置を提供するにある。
問題点を解決するための手段 本案は、被塗物支持台の前後部をキヤリヤ上に
支持してコンベヤチエーンにより案内連行する台
車レスコンベヤの前記キヤリヤにキヤリヤ走行レ
ールに接する垂直軸案内ローラを設け、前記前後
部の下面に夫々移送路の一側方に凹入したC形金
具を固着し、C形金具の下部横部材をキヤリヤ中
央に立設した垂直ピンに回動自由に連結すると共
に、下部横部材の先端に軸支した水平軸ガイドロ
ーラを下部横部材の上部と先端とを覆い移送端の
一側に支持した固定カバーの内側に設けた横向き
U形ガイドレールに嵌入させた台車レスコンベヤ
の被塗物支持台の横位置規正装置の構成を要旨と
する。
作 用 被塗物支持台はキヤリヤ側の垂直軸案内ローラ
により一応横方向に偏倚することを阻止される
が、キヤリヤやキヤリヤ走行レールへの塗料付着
を防止する固定カバーを設けるために必要なC形
金具のため、被塗物支持台は左右揺動を起すおそ
れが多分にあり、ガイドローラをU形ガイドレー
ルとは前記左右揺動を有効に阻止して被塗物支持
台の横位置を正確に保持する。ガイドローラとU
形ガイドレールとは下部横部材の先端を覆う固定
カバーの内側にあり、塗料が付着し難い位置にあ
るので、ガイドローラとU形ガイドレール間の間
〓を小になしうることと、移送路中心からの水平
距離を充分大にとれることとにより、被塗物支持
台の左右揺動を上記のように充分に阻止し得るの
である。
実施例 第1図において、床面Fの下にコの字形レール
の開口を対向させてなるキヤリヤ走行レール6を
設け、該レール6を夫々4個の車輪7によつて走
行する4個のキヤリヤ8a,8b,8c,8dの
うち、キヤリヤ8aと8b及び8cと8dを夫々
連結杆9,10にて屈曲自由に連結し、キヤリヤ
8bと8c間を被塗物支持台11にて連結し、先
頭キヤリヤ8aに設けたプツシヤプレート12
に、レール6の直下を案内移動するコンベヤチエ
ーン13に設けたフツク14が係合してキヤリヤ
8a〜8dを一体の走行体として連行していく。
キヤリヤ8b,8cはレール6の床面開口部にて
案内される垂直軸案内ローラ15を具えて横位置
が規正される。16は後続する走行体が接近して
きたときにそのフツク14を押し下げてチエーン
13との係合を解く解除金具である。
第2図に示すように、被塗物支持台11の前後
部の下面に移送路の一側方に凹入したC形金具1
7を固着し、その下部横部材18をキヤリヤ8
b,8cの夫々中央に立設したピン19に回動自
由に連結して被塗物支持台11の横方向中央とキ
ヤリヤ8b,8cとを連結し、下部横部材18の
ピン19より横方向に充分突出した先端に水平軸
ガイドローラ20を軸支する。
移送路に設けた塗装ブース内には、移送路の一
側に設けた固定部材21に、下部横部材18の上
方と先端とを覆う移送方向に長いカバー22とそ
の支持金具23とを固定し、支持金具23にガイ
ドローラ20が嵌入するコ字形ガイドレール24
を固定して、被塗物支持台11の左右揺動を阻止
させる。
カバー22は、キヤリヤ8a〜8dの上方及び
下部横部材18に近くその直上を覆うので、塗装
ブース内において噴霧塗料がガイドレール24に
付着し難く、したがつて、ガイドローラ20とガ
イドレール24間の間〓を小にして被塗物支持台
11の横位置規正精度を良好にすることができ
る。
考案の効果 本案は上記の構成を有し、被塗物支持台の横位
置規正用のガイドローラとガイドレールとが、下
部横部材の上部と先端とを覆う固定カバーの内側
にあつて、被塗物塗装用の噴霧塗料が付着し難い
ので、ガイドローラとガイドレールとの間〓を小
にして、C形金具に起因する被塗物支持台の左右
揺動を阻止し、キヤリヤに設けた垂直軸案内ロー
ラと共に被塗物支持台の横位置精度を良好に保持
して、塗装ロボツトによる塗装を良好ならしめる
効果があり、またガイドレールが塗装ブース内の
作業や保守の邪魔にならず、清掃が不要となる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の実施例である台車レスコンベヤ
の立面図、第2図は本案の実施例の側面図、第3
図、第4図は異る実施例の側面図である。 6……キヤリヤ走行レール、8b,8c……キ
ヤリヤ、11……被塗物支持台、13……コンベ
ヤチエーン、15……垂直軸案内ローラ、17…
…C形金具、18……下部横部材、19……ピ
ン、20……水平軸ガイドローラ、22……固定
カバー、24……横向きU形ガイドレール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被塗物支持台の前後部をキヤリヤ上に支持して
    コンベヤチエーンにより案内連行する台車レスコ
    ンベヤの前記キヤリヤにキヤリヤ走行レールに接
    する垂直軸案内ローラを設け、前記前後部の下面
    に夫々移送路の一側方に凹入したC形金具を固着
    し、C形金具の下部横部材をキヤリヤ中央に立設
    した垂直ピンに回動自由に連結すると共に、下部
    横部材の先端に軸支した水平軸ガイドローラを下
    部横部材の上部と先端とを覆い移送路の一側に支
    持した固定カバーの内側に設けた横向きU形ガイ
    ドレールに嵌入させた台車レスコンベヤの被塗物
    支持台の横位置規正装置。
JP19911285U 1985-12-26 1985-12-26 Expired JPH0413260Y2 (ja)

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JP19911285U JPH0413260Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

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JPS62106866U JPS62106866U (ja) 1987-07-08
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JP19911285U Expired JPH0413260Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0712202Y2 (ja) * 1989-12-12 1995-03-22 株式会社ダイフク ダンパー付き搬送装置
JP5958897B2 (ja) * 2012-01-06 2016-08-02 イズテック株式会社 搬送装置及び走行体

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Publication number Publication date
JPS62106866U (ja) 1987-07-08

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