JPH04130943U - カメラの情報入力ダイヤル - Google Patents

カメラの情報入力ダイヤル

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JPH04130943U
JPH04130943U JP1991037237U JP3723791U JPH04130943U JP H04130943 U JPH04130943 U JP H04130943U JP 1991037237 U JP1991037237 U JP 1991037237U JP 3723791 U JP3723791 U JP 3723791U JP H04130943 U JPH04130943 U JP H04130943U
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秀彦 藤井
哲郎 相宅
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ミノルタカメラ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カメラのホールディング状態から、自然な指の
動きで情報入力が可能なカメラを得る。 【構成】カメラのホールディング状態から、操作する指
を、その指の付け根を中心にカメラのボディ上を円弧を
描くように回転することにより操作可能な情報入力ダイ
ヤル(4、5)を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カメラにおける情報入力用ダイヤルのカメラ上での配置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラが多機能化するにともない撮影者がカメラに対して撮影のための様々な 情報、例えば撮影モード、絞り値、シャッター速度、ISO感度等を入力するた めの手段が必要になってきた。その入力部材としては、カメラボディ上に設けら れたレバーもしくはボタンなどがよく用いられている。
【0003】 また、入力操作を簡略化するために特開平2−211433号公報では、光軸 と平行な回転軸を有し背蓋上で回転するダイヤルと、光軸と平行な回転軸を有し シャッタボタンと液晶表示装置の間に配置されボディ背上面で回転するダイヤル が示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記の様な入力部材には次のような問題点が有った。
【0005】 すなわち、カメラボディ上に設けられたレバーもしくはボタンを用いる場合に は、設定値を増減させるためには2つの部材を配置するか、1つの部材を2方向 に動かすことが必要である。2つの部材を撮影者がファインダーを覗いた状態で 区別して操作するのは難しく、間違った方向へ設定値を変更してしまう場合もあ り、1つの部材を2方向へ動かすのは撮影者がレバーもしくはボタンを何度も繰 返しスライドあるいは押し続けたりする必要があり、撮影者にとってわずらわし いものだった。
【0006】 又、上記のダイヤルを設けた場合には、設定値入力はダイヤル1つで行えるが 、指の動きとしては手の甲の方へ引き寄せる動作あるいはカメラ下方でたぐるよ うな操作になるので、カメラのホールディングを乱し、手振れ等を起こす原因に なる可能性もある。
【0007】 本考案の目的は、上記問題を解決しカメラのホールディング状態から、自然な 指の動きで情報入力が可能なカメラを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案では上記の問題を解決するために、カメラへの情報入力を行うためのダ イヤルを有するカメラにおいて、該ダイヤルは、該ダイヤルを操作する指が、該 指の付け根を中心としカメラのホールディング状態での該指の位置を起点として 、カメラボディ上を略円弧を描くように移動することにより該ダイヤルの回転操 作が可能である位置に設けられていることを特徴とするカメラの情報入力ダイヤ ルを提供する。
【0009】 ここでは、前記ダイヤルはカメラボディの背面に設けられていてもよい。
【0010】 前記ダイヤルはカメラボディの上面に設けられていてもよい。
【0011】 前記ダイヤルは複数設けられ、カメラボディ上においてそれぞれ別の面に設け られていてもよい。
【0012】
【作用】
本考案の構成によると、撮影者はカメラを構えたホールディング状態から、指 の自然な動きでカメラに対して情報入力を行うことができる。
【0013】
【実施例】
次に、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。図1は、本考案を適用した カメラボディの斜視図であり、図2はその上面図、図3はその背面図である。
【0014】 本実施例は、レンズ交換式の一眼レフカメラであり、ボディ背面側より見て左 肩に電源のオンオフ切り替え用のメインスイッチ1と、機能設定時に使用するフ ァンクションキー10を有している。右肩の奥側には1段押し込むことによりA F機構を起動し、2段押し込むことによりシャッターレリーズが可能となるレリ ーズスイッチ2と、手前側には撮影に必要な種々の情報、例えばシャッター速度 、絞り値あるいはフィルム感度等を表示する長方形の液晶表示装置3が設けられ ている。又、レリーズスイッチ2より奥側、すなわちグリップ部11の前方には 、中心軸が略カメラ前後方向を向きボディ上面より一端が円弧状に突出している 円板状の第1ダイヤル4があり、ボディ背面の右上部には、中心軸が略カメラ上 下方向を向きボディ背面より一端が円弧状に突出している円板上の第2ダイヤル 5が設けられている。ここで、より正確には第1ダイヤル4は上方から見て右側 が前方に傾いており、第2ダイヤル5は後方から見て右側が上方に傾いていて配 置されている。
【0015】 また、カメラ上面から右横面にかけてはカメラをホールディング状態にしたと きにレリーズに用いる指(通常は人差指)が、自然にレリーズスイッチ2にかか るような溝状の第1指添え部6が設けられている。カメラ背面には、前記同様ホ ールディング状態にしたときに第2ダイヤル5の操作に用いる指(通常は親指) が、該第2ダイヤル5の左端に近接する位置に位置決めされるような第2指添え 部7が設けられている。
【0016】 ボディ背面には上部にファインダー8があり、下部は裏蓋9である。
【0017】 次に、上記のカメラの本考案に係わる作用について説明する。
【0018】 撮影者は撮影を行う際にはメインスイッチ1をオンとし、カメラを起動する。 本実施例のカメラは初期状態ではプログラム撮影モードになっている。次に、カ メラをホールディング状態としファインダー8を通じて構図を決定しながらレリ ーズスイッチ2を1段押し込むことにより、合焦動作を行う。その際、カメラの ホールディングはカメラボディ上で、通常は右手12をグリップ部11右方より ボディに添わせ、人差指が第1指添え部6に沿った上でレリーズスイッチ2に掛 り、親指が第2指添え部7を左下方から支える形で第2ダイヤル5の左端に近接 する位置にあり、残りの指がグリップ部11のカメラ正面側からグリップ部11 を握る形となる。
【0019】 プログラム撮影の場合には、レリーズスイッチを1段押し込むことにより絞り 値、シャッタースピードは不図示の測光装置の測光値により決定するが、撮影者 が自分の意図を撮影で表現したい場合、例えばぼけを有効に用いたり、流し撮り を行ったりする場合には撮影モードを絞り優先あるいはシャッター速度優先など に変更する必要がある。又、露出補正を行って微妙に露出を変更したい場合もあ る。
【0020】 上記のような設定の他に、その他の様々な設定値を変更できるように本実施例 のカメラは構成されており、其の設定値の変更には第1ダイヤル4と第2ダイヤ ル5を用いる。具体的な一例を挙げるならば、撮影モードを変更する場合はファ ンクションキー10を1度押し第1ダイヤル4を回転させることによりプログラ ムから順に絞り優先、シャッター優先、マニュアルと変わる。絞り優先時には第 2ダイヤル5が絞り値を、シャッター優先時には第1ダイヤル4がシャッター速 度をそれぞれ設定するために用いられる。マニュアル時には第2ダイヤル5で絞 り値を、第1ダイヤル4でシャッター速度を同時に設定可能である。
【0021】 本発明の情報入力ダイヤルを用いた場合の利点は、その入力動作を極めて合理 的な指の動きにより行える点である。すなわち、第1ダイヤル4の回転は第1指 添え部6でホールディング状態にある人差指を、その位置からグリップ部11の 前部側へ指の付け根を中心としてずらすように回転することにより可能である。 また、第2ダイヤル5の回転は第2指添え部7でホールディング状態にある親指 を、その位置からカメラ背面の右上方向へ指の付け根を中心としてずらすように 回転することにより可能である。
【0022】 上記説明では、ダイヤルを用いて入力する情報としては、モード変更とそれら 各モードでの設定値であった。しかし、本実施例のダイヤルによって入力可能な 情報はこれらに限定されるものではなく、露出補正量、AFモードあるいはエリ アの選択、測光モードあるいはエリアの選択、ISO感度の設定、連写枚数の設 定、フラッシュモードの設定、セルフタイマーの秒数あるいは枚数設定などカメ ラの機能に関するあらゆる情報を入力するために使用可能である。
【0023】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、カメラの上面と背面に設けられた2つの 情報入力ダイヤルは、それぞれを操作する指をホールディング位置から指の付け 根を中心として回転することにより操作可能であるので、極めて自然な指の動き で情報入力ができるものである。このような指の動きはカメラのホールディング 状態を大きく崩すものではなく、手振等による撮影の失敗を起こす可能性も低く なる。
【0024】 また、撮影者がファインダーを覗いた状態でも容易かつ確実に情報入力が可能 となるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用したカメラボディの斜視図であ
る。
【図2】本考案を適用したカメラボディの上面図であ
る。
【図3】本考案を適用したカメラボディの背面図であ
る。
【符号の説明】
4、5:ダイヤル

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラへの情報入力を行うためのダイヤル
    を有するカメラにおいて、該ダイヤルは、該ダイヤルを
    操作する指が、該指の付け根を中心としカメラのホール
    ディング状態での該指の位置を起点として、カメラボデ
    ィ上を略円弧を描くように移動することにより該ダイヤ
    ルの回転操作が可能である位置に設けられていることを
    特徴とするカメラの情報入力ダイヤル。
  2. 【請求項2】前記ダイヤルはカメラボディの背面に設け
    られていることを特徴とする請求項1記載のカメラの情
    報入力ダイヤル。
  3. 【請求項3】前記ダイヤルはカメラボディの上面に設け
    られていることを特徴とする請求項1記載のカメラの情
    報入力ダイヤル。
  4. 【請求項4】前記ダイヤルは複数設けられ、カメラボデ
    ィ上においてそれぞれ別の面に設けられていることを特
    徴とする請求項1記載のカメラの情報入力ダイヤル。
JP1991037237U 1991-05-24 1991-05-24 カメラの情報入力ダイヤル Expired - Fee Related JP2538725Y2 (ja)

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JPH04130943U true JPH04130943U (ja) 1992-12-01
JP2538725Y2 JP2538725Y2 (ja) 1997-06-18

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02211433A (ja) * 1989-02-10 1990-08-22 Canon Inc カメラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02211433A (ja) * 1989-02-10 1990-08-22 Canon Inc カメラ

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