JPH04130553U - 車輌用収納装置 - Google Patents
車輌用収納装置Info
- Publication number
- JPH04130553U JPH04130553U JP4634491U JP4634491U JPH04130553U JP H04130553 U JPH04130553 U JP H04130553U JP 4634491 U JP4634491 U JP 4634491U JP 4634491 U JP4634491 U JP 4634491U JP H04130553 U JPH04130553 U JP H04130553U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case body
- sliding case
- arm
- outer frame
- front cover
- Prior art date
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- Granted
Links
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 車輌のインストルメントパネル等の本体枠内
に収納箱を摺動自在に取り付けるようにした車輌用収納
装置に関するもので、車輌が衝突して人体が収納箱に当
っても飛び出さず、前屈みになった人体の顔面を傷つけ
ることがないようにすると共に、収納箱が前方に摺動す
る時、油漏れのないダンパ−機構を用いる。 【構成】 一端を外枠1に枢支されたア−ム10の他端
と、一端を摺動ケ−ス体3後部に枢支されたア−ム11
の他端とを互いに圧接回動し得るよう構成し、バネ12
により摺動ケ−ス体を前進させる方向に付勢し、摺動ケ
−ス体の前蓋4の裏側に沿ってほぼ中央を軸支された水
平レバ−6の一端上部に係止突部6aを立設し、これを
上方に付勢し、他端より前蓋のスリット4aを挿通して
引上げノブ7を突設し、摺動ケ−ス体が一杯に押し込ま
れた際、係止突部が上昇係止するストッパ−部を外枠に
設けた。
に収納箱を摺動自在に取り付けるようにした車輌用収納
装置に関するもので、車輌が衝突して人体が収納箱に当
っても飛び出さず、前屈みになった人体の顔面を傷つけ
ることがないようにすると共に、収納箱が前方に摺動す
る時、油漏れのないダンパ−機構を用いる。 【構成】 一端を外枠1に枢支されたア−ム10の他端
と、一端を摺動ケ−ス体3後部に枢支されたア−ム11
の他端とを互いに圧接回動し得るよう構成し、バネ12
により摺動ケ−ス体を前進させる方向に付勢し、摺動ケ
−ス体の前蓋4の裏側に沿ってほぼ中央を軸支された水
平レバ−6の一端上部に係止突部6aを立設し、これを
上方に付勢し、他端より前蓋のスリット4aを挿通して
引上げノブ7を突設し、摺動ケ−ス体が一杯に押し込ま
れた際、係止突部が上昇係止するストッパ−部を外枠に
設けた。
Description
【0001】
本考案は、車輌のインストルメントパネル等の本体枠内に収納箱を摺動自在に
取り付けるようにした車輌用収納装置に関する。
【0002】
従来、特開昭63−255145号公報に示すように、前面が少なくとも開口
し、上記開口を通じ内部に箱形物品をスライド可能に収納できるケ−ス本体と、
このケ−ス本体内に収納された箱形物品を前向きに押圧する付勢手段と、この付
勢手段の付勢力に抗して箱形物品をケ−ス本体内に収納された後退位置に係留す
ると共に、この後退位置より箱形物品が更に押込まれた際にその係止状態を解除
可能なロック手段を揃えて成るスライド式の箱形物品用収納装置は公知である。
【0003】
上記従来技術は車の衝突の際、人体が収納箱に当ると該収納箱がとび出すため
前屈みになった人体の顔面を損傷するという問題点があった。
【0004】
本考案は上記問題点を解決することを目的とし、一端を外枠に枢支されたア−
ムの他端と、一端を摺動ケ−ス体後部に枢支されたア−ムの他端とを互いに圧接
回動し得るよう構成し、バネにより上記摺動ケ−ス体を前進させる方向に付勢し
、摺動ケ−ス体の前蓋の裏側に沿ってほぼ中央を軸支された水平レバ−の一端上
部に係止突部を立設し、これを上方に付勢し、他端より上記前蓋のスリットを挿
通して引上げノブを突設し、上記摺動ケ−ス体が一杯に押し込まれた際、上記係
止突部が上昇係止するストッパ−部を外枠に設けたことを特徴とする。
【0005】
1は外枠ケ−ス体で、上板2と一体になって外枠を構成する。3は摺動ケ−ス
体で、外枠に摺動自在に収納されている。4は前蓋で、下端を回動自在に軸支さ
れ、リッドスプリング9により前方へ付勢されている。5はリッドインナ−で、
前蓋4の後部に固定されている。6は水平レバ−で、中央を前蓋4とリッドイン
ナ−5間に軸支され、一端上部に係止突部6aを立設している、係止突部6aは
スプリング8により上方に付勢される。7は引上げノブで、水平レバ−6の他端
より前方に突設した突板6bの先端に嵌着され、前蓋4のスリット4aを挿通し
ている。
【0006】
上記係止突部6aはリッドインナ−5の孔5aを通って上昇し、外枠の前縁ス
トッパ−に係止するようになっている。10は一方のア−ムで、一端10aが外
枠に枢支されている。11は他方のア−ムで、一端11aが摺動ケ−ス体3後部
に枢支されている。
【0007】
ア−ム10の他端に形成した円筒10bにはア−ム11の他端に形成した上下
フランジを有する軸11bを嵌合し、ア−ム11の上下フランジ当接面及び軸1
1bの回動面がア−ム10の円筒10bの上下面及び内面に圧接回動するように
なっている。円筒10b外面にはコイルスプリング12が巻回され、一端はア−
ム10に、他端はア−ム11に係止し摺動ケ−ス体3を前進させる方向に付勢し
ている。16はア−ム11端部に軸11bを一体に固定するビスである。ア−ム
10,11の回動部は周知の2色射出成形法により成形される。
【0008】
次に作用について説明する。引上げノブ7を指で引上げると水平レバ−6は逆
時計方向に回動し、係止突部6aはスプリング8の弾力に抗して図2一点鎖線の
如く下降し、ストッパ−部14を外れ、摺動ケ−ス体3はコイルスプリング12
の弾力で前進する。この時ア−ム10の円筒10bとア−ム11の軸11b、フ
ランジは圧接されているので摺動トルクが発生し、摺動ケ−ス体3はブレ−キが
かけられ乍ら前進する。前蓋4を押し摺動ケ−ス体3を最後迄押し込むと、係止
突部6aの円弧部がストッパ−部14に当接して下り、ストッパ−部14をくゞ
り抜けるとスプリング8の弾力で上昇し、ストッパ−部14に係止される。
【0009】
本考案によると、一端を外枠に枢支されたア−ムの他端と、一端を摺動ケ−ス
体後部に枢支されたア−ムの他端とを互いに圧接回動し得るよう構成し、バネに
より上記摺動ケ−ス体を前進させる方向に付勢し、摺動ケ−ス体の前蓋の裏側に
沿ってほぼ中央を軸支された水平レバ−の一端上部に係止突部を立設し、これを
上方に付勢し、他端より上記前蓋のスリットを挿通して引上げノブを突設し、上
記摺動ケ−ス体が一杯に押し込まれた際、上記係止突部が上昇係止するストッパ
−部を外枠に設けてあるので、下記の効果を有する。
【0010】
1.引上げノブを引上げなければロックを解除出来ないので衝突しても安全であ
る。
2.ダンパ−機構は2つのア−ムの圧接面による摩擦トルクを用いるので油漏れ
等はない。
【図1】本考案の一実施例の外枠上板を外した時の平面
図である。
図である。
【図2】図1のA−A正断面図である。
【図3】図1のB−B側断面図である。
【図4】本考案の分解斜視図である。
【図5】図1のダンパ−部の正断面図である。
【図6】図1の係止部の側断面部分図である。
1 外枠ケ−ス体
2 外枠の上板
3 摺動ケ−ス体
4 前蓋
4a スリット
5 リッドインナ−
5a 孔
6 水平レバ−
6a 係止凸部
6b 突板
7 引上げノブ
8 スプリング
10 一方のア−ム
10b 円筒
11 他方のア−ム
11b 軸
12 コイルスプリング
14 ストッパ−部
Claims (1)
- 【請求項1】 一端を外枠に枢支されたア−ムの他端
と、一端を摺動ケ−ス体後部に枢支されたア−ムの他端
とを互いに圧接回動し得るよう構成し、バネにより上記
摺動ケ−ス体を前進させる方向に付勢し、摺動ケ−ス体
の前蓋の裏側に沿ってほぼ中央を軸支された水平レバ−
の一端上部に係止突部を立設し、これを上方に付勢し、
他端より上記前蓋のスリットを挿通して引上げノブを突
設し、上記摺動ケ−ス体が一杯に押し込まれた際、上記
係止突部が上昇係止するストッパ−部を外枠に設けた車
輌用収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4634491U JP2547034Y2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 車輌用収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4634491U JP2547034Y2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 車輌用収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04130553U true JPH04130553U (ja) | 1992-11-30 |
JP2547034Y2 JP2547034Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=31925875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4634491U Expired - Lifetime JP2547034Y2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 車輌用収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547034Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008041544A1 (fr) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Thk Co., Ltd. | Dispositif de tiroir assisté |
-
1991
- 1991-05-23 JP JP4634491U patent/JP2547034Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008041544A1 (fr) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Thk Co., Ltd. | Dispositif de tiroir assisté |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2547034Y2 (ja) | 1997-09-03 |
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