JPH04127624U - 差動トランス - Google Patents

差動トランス

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JPH04127624U
JPH04127624U JP927891U JP927891U JPH04127624U JP H04127624 U JPH04127624 U JP H04127624U JP 927891 U JP927891 U JP 927891U JP 927891 U JP927891 U JP 927891U JP H04127624 U JPH04127624 U JP H04127624U
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JP
Japan
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differential transformer
end cap
casing
lead wire
coil
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Pending
Application number
JP927891U
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English (en)
Inventor
淳司 金本
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は差動トランスに関するもので、特に耐
侯性及び耐衝撃性を改善し、耐水性と耐久性に優れた構
造の差動トランスに関するものである。 【構成】内部にコイル、コアを有する筐体の端部にエン
ドキャップを装着し、かつコイルと電気的な接続関係を
有する引き出し線をエンドキャップを介して導出して成
り、該エンドキャップはゴム層と金属層とから成り、筐
体の終端部近傍及び引き出し線の周囲でカシメられてい
る事を特徴とする差動トランス。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は差動トランスに関するものである、特に耐侯性及び耐衝撃性を改善し 、防水性と耐久性に優れた構造の差動トランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
差動トランスはしばしば苛酷な条件の下で使用される。その為にコイル部分、 コア部分或いは引き出し線部分に損傷を生じたり、水等がこれらの部分に浸透す る事を防止する必要がある。この様な要請に対応する為に引き出し線側をエポキ シ樹脂等の硬化性充填剤を使用してシ−ルする方法が取られているが十分とは言 えない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の様な問題に鑑み、長期苛酷な使用条件の下においても高い信頼 性を得る事が出来る差動トランスのシ−ル構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案においてはゴムシ−ルと金属キャップから成るエンドキャップを追加し てシ−ルする事によって上記の課題を解決するものである。
【0005】
【実施例】
本考案の実施例を図面を参照して以下に説明する。図1は本考案の差動トラン スの部分断面図である。本差動トランスはコイル部、コア部、筐体部、引き出し 線、固定充填剤及びエンドキャップから構成されている。図1においてコイル部 はボビン1と巻線2から成っている。コア部はコア3、軸4から成っている。7 は筐体、8は引出し線、9は固定充填剤、10はエンドキャップである。
【0006】 筐体7はその終端部近傍で肉厚に形成されており、その外径が大きくなって段 差を作っている。コイルの各端子から引き出されたリ−ド線は束ねられ、一本の 引出し線8となっている。トランスの終端部、即ちリ−ド線が引き出される側の 空間にはエポキシ樹脂等の固定充填剤9が充填されている。エポキシ樹脂は金属 の筐体7の内側、ボビン1の終端部及び引出し線8の被覆に密着する。エンドキ ャップ10はゴムシ−ル11と金属キャップ12の二層構造になっており、筐体 7の終端部がこのキャップに圧入されている。引出し線8はキャップの他の開口 部から取り出されている。エンドキャップ10の深さは筐体7の外径が段差をな している部分より僅かに大きくなっている。
【0007】 図2に示す如く筐体7が圧入されるとエンドキャップ10は筐体7の段差の部 分と引出し線8を取り巻く部分でカシメ(13、14)られ、強固なシ−ル部1 3、14を形成する。エンドキャップがこの2箇所でカシメ(13、14)られ ているのでトランス内部は完全に防水され、更に引出し線8に力が加わってもエ ンドキャップによってその力がトランス内部に伝わる事は防止される。
【0008】
【考案の効果】
以上説明した如く、本考案はエンドキャップを設ける事によって、苛酷な使用 条件の下にあっても優れた耐水、耐久性を保障する差動トランスを提供する効果 を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の差動トランスの部分断面図である。
【図2】この考案の収容筐体の部分外観図である。
【符号の説明】
1 ボビン 2 巻線 3 コア 4 軸 7 筐体 8 引き出し線 10 エンドキャップ 11 ゴムシ−ル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 差動トランス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にコイル、コアを有する筐体の端部
    にエンドキャップを装着し、かつコイルと電気的な接続
    関係を有する引き出し線をエンドキャップを介して導出
    して成り、該エンドキャップはゴム層と金属層とから成
    り、筐体の終端部近傍及び引き出し線の周囲でカシメら
    れている事を特徴とする差動トランス。
JP927891U 1991-01-31 1991-01-31 差動トランス Pending JPH04127624U (ja)

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JPH04127624U true JPH04127624U (ja) 1992-11-20

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WO2013171230A1 (fr) * 2012-05-16 2013-11-21 Nicomatic Sa Connecteur de câbles electriques blindes et procede d'assemblage correspondant

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