JPH0235129Y2 - - Google Patents

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JPH0235129Y2
JPH0235129Y2 JP1984123509U JP12350984U JPH0235129Y2 JP H0235129 Y2 JPH0235129 Y2 JP H0235129Y2 JP 1984123509 U JP1984123509 U JP 1984123509U JP 12350984 U JP12350984 U JP 12350984U JP H0235129 Y2 JPH0235129 Y2 JP H0235129Y2
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JP
Japan
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optical fiber
power cable
cable
core
layer
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JP1984123509U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、電力ケーブルと光フアイバーを複合
させた複合ケーブル、特に、海底布設用の複合ケ
ーブルに関するものである。
〈従来の技術〉 従来から、種々の光フアイバー入り複合ケーブ
ルが提案されている。
例えば、(1)光フアイバーを導体内に入れたも
の、(2)光フアイバーを防食層に入れたもの、(3)光
フアイバーを防食層の外部と鉄線の間に入れたも
の、(4)光フアイバーを鉄線の隙間に入れたものな
どがある。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、上記(1)の導体内に光フアイバーを入
れたものでは、光フアイバー、ケーブル導体のい
ずれかにトラブルが生じたとき、対応が面倒で、
両方の使用を停止して、処置を講じなければなら
ない。(2)は防食層へ光フアイバーを入れたもので
は、防食層材料より外側の鉄線を含む部分が大き
くなり、結果としてコスト増となつて好ましくな
い。(3)の防食層の外側と鉄線との間に光フアイバ
ーを入れたものでも、鉄線部分のコスト増となる
他、光フアイバーの挿入により、全体の外形が真
円とならず(光フアイバー部分が突出した凸部を
形成)、巻取りなどの際、機械的にアンバランス
が生じ、取扱上、好ましくない。(4)は鉄線間の隙
間に光フアイバーを入れたものでは、光フアイバ
ーの外力に対する保護が不十分となる。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、このような従来の実情に鑑みてなさ
れたもので、その特徴とする構成は、電力ケーブ
ル導体を一部切欠円形に形成し、その結果、電力
ケーブルコアの切欠部の外側と外装の内側との間
に生ずる空間(例えば、弧状空間)を利用して、
この空間部分に、当該空間を全体の円形に合わせ
て弧状に埋めると共に光フアイバーを長手方向に
入れた点にある。
〈作用〉 本考案では、導体を一部切欠円形として、ケー
ブル内に光フアイバー用スペースを作ることによ
り、光フアイバーは、他のケーブル構成材を犠性
にしたり、かつ構成材の邪魔になることもなく、
スムーズにかつコンパクトに複合される。また空
間は、光フアイバーの他の例えば、介在により、
全体が円形になるように埋められるため、ケーブ
ル全体は円形に構成される。
〈実施例〉 第1図、および第2図は本考案の各実施例を示
したものである。第1図の実施例は1本の光フア
イバーFを入れた複合ケーブルであり、第2図の
実施例は2本の光フアイバーF,Fを入れた複合
ケーブルである。
これらの各図において、1は1本の光フアイバ
ーに対応するため、1個所(第1図中、上方)に
偏平部分を設けてなる一部切欠円形の導体、1′
は2本の光フアイバーに対応するため、2個所
(第2図中、上下)に偏平部分を設けてなる導体
である。これらの導体1,1′はいずれも水密導
体で、上記のような一部切欠円形とするには、そ
の方法は特に限定されないが、例えば、導体を撚
り合わせた後に通す圧縮ダイスを当該形状に形成
しておけばよく、一般に扇形導体などを製造する
場合と同様な手法により、製造すれば良い。
また、2は半導電性組成物の押出、または半導
体紙よりなる内部半導電層、3は押出架橋ポリエ
チレン(XLPE)やポリエチレン(PE)などの
プラスチツク、あるいはエチレンプロピレン
(EPR)などのゴム、さらには油浸絶縁紙などよ
りなる絶縁層、4は上記内部半導電層2と同種の
材料よりなる外部半導電層、5は必要により設け
られる水密用、またはシールド用の鉛や、アルミ
などの金属被、6はポリエチレン(PE)、ポリ塩
化ビニル(PVC)などよりなる防食層、7はジ
ユードなどよりなる座床層、8は鉄線、FRP線
などよりなる外装、9はジユードやポリプロピレ
ンヤーンなどからなる外部保護層である。
すなわち、導体1あるいは1′、内部半導電層
2、絶縁層3、外部半導電層4からなるケーブル
コア、およびその上に設けた金属被覆5、防食層
6は導体1および1′に対応して断面が一部切欠
円状をなしており、その上に設けた座床7、鉄線
8、ジユードまたはポリプロピレンヤーン9から
なる外装は断面が円形となるように形成されてい
る。
そして、防食層6の偏平部の外側と座床7の内
側とで囲まれた空間Sには、光フアイバーFが介
在10と共に入れられ、全体として充実構造の断
面円形の複合ケーブルが形成される。
なお、上記各実施例では、光フアイバーFを防
食層6と座床7との間に挿入しているが、この挿
入場所は金属被覆5と防食層との間であつてもよ
く、ケーブルコアの偏平部の外側と外装の内側と
の間であれば、特にその位置は限定されない。ま
た、防食層6と介在10の部分を一括して押出被
覆して形成すると共に、光フアイバー挿入用の溝
を設けておき、後から光フアイバーFを挿入する
ようにしてもよい。
なお、上記光フアイバーFを空間Sに挿入する
際には、好ましくは当該空間内で、少々蛇行させ
て、あるいは適当な間隔でオフセツトなどの弛み
を持たせて入れる。これにより、光フアイバーF
と電力ケーブルとの伸び率の違いからくるストレ
スを吸収することができる。さらに、この光フア
イバーFの直下の内側、即ち本例では防食層6上
には、当該防食層6、外部半導電層4などへ光フ
アイバーFが喰い込まないように、胴板などの金
属板11を縦添えすると良い。
また、本考案で使用される光フアイバーFは、
特に限定されないが、例えば第3図のような構造
のものが使用できる。同図中、12はテンシヨン
メンバー、13は光フアイバー線、14は介在、
15はこれらの各構成要素が収納された防食銅パ
イプ、16はシースである。この種のフアイバー
の場合、誘起電圧を一定以下に抑えるため、好ま
しくは数Km毎に銅パイプ15、電力ケーブルの鉛
被など、および鉄線を互いに短絡させておくよう
にするとよい。
なお、上記導体1,1′が撚線で、導体および
ケーブルコアの偏平部がスパイラル状に旋回する
場合には、勿論光フアイバーFをこれに対応させ
て、同様に旋回させる。
〈考案の効果〉 本考案の複合ケーブルによれば、以上の説明か
ら明らかなように、電力ケーブル導体を一部切欠
円形に形成し、この結果生ずるケーブルコアノ偏
平部の外側と外装の内側との間の空間を利用し
て、この空間部分に、当該空間を全体の円形に合
わせて弧状に埋めると共に光フアイバーを長手方
向に入れてあるため、次のような効果が得られ
る。光フアイバーは、他のケーブル構成材を犠性
にしたり、かつ構成材の邪魔になることもなく、
スムーズに複合される。また光フアイバー挿入用
空間は、光フアイバーの他に介在により、全体が
円形になるように埋められるため、ケーブル全体
は円形として構成される。
従つて、ケーブルの光フアイバーより外側が大
型になることもなく、ケーブル外周の一部に凸状
の突起ができることもなく、極めてコンパクト
で、材料費の軽減となる他、巻取り、運搬時の占
有スペースが小さくてよく極めて経済性に優れた
複合ケーブルが得られる。また、光フアイバーの
外側には、種々の保護外装が施されるため、光フ
アイバーの保護は十分行われる。さらにまた、ケ
ーブル外形が通常のケーブルと同様に円形である
ため、機械的バランスがよく、布設時の取扱性が
容易で、かつ布設費の軽減が図れる優れた複合ケ
ーブルが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本考案に係る複合ケー
ブルの各実施例を示す縦断面図、第3図は光フア
イバーの一例の縦断面図である。 図中、1,1′……導体、3……絶縁体、10
……介在、11……金属板、S……空間、F……
光フアイバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 断面を一部切欠円状とした導体上に内部半導
    電層、絶縁層、外部半導電層を夫々均一の厚さ
    に設けて全体が一部切欠円状となる単心の電力
    ケーブルコアを形成し、その外側に断面円形状
    に外装を施すと共に、前記ケーブルコアの切欠
    部の外側と前記外装の内側との間に形成される
    空間に光フアイバーを挿入したことを特徴とす
    る光フアイバー入り複合単心電力ケーブル。 (2) 前記光フアイバーを、上記空間内に弛ませて
    あるいは蛇行させて挿入したことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の光フアイ
    バー入り複合単心電力ケーブル。 (3) 前記光フアイバー直下の内側でその長手方向
    に金属板を縦添えしたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項または記載の光フアイ
    バー入り複合単心電力ケーブル。
JP12350984U 1984-08-11 1984-08-11 光フアイバ−入り複合ケ−ブル Granted JPS6138715U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12350984U JPS6138715U (ja) 1984-08-11 1984-08-11 光フアイバ−入り複合ケ−ブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12350984U JPS6138715U (ja) 1984-08-11 1984-08-11 光フアイバ−入り複合ケ−ブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6138715U JPS6138715U (ja) 1986-03-11
JPH0235129Y2 true JPH0235129Y2 (ja) 1990-09-21

Family

ID=30682257

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12350984U Granted JPS6138715U (ja) 1984-08-11 1984-08-11 光フアイバ−入り複合ケ−ブル

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JP (1) JPS6138715U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS569909A (en) * 1979-07-03 1981-01-31 Sumitomo Electric Industries Method of integrating optical fiber with threeecore power cable

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS569909A (en) * 1979-07-03 1981-01-31 Sumitomo Electric Industries Method of integrating optical fiber with threeecore power cable

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Publication number Publication date
JPS6138715U (ja) 1986-03-11

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