JPS5930977A - 係留用耐食ケ−ブルおよびその製造方法 - Google Patents

係留用耐食ケ−ブルおよびその製造方法

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JPS5930977A
JPS5930977A JP13779982A JP13779982A JPS5930977A JP S5930977 A JPS5930977 A JP S5930977A JP 13779982 A JP13779982 A JP 13779982A JP 13779982 A JP13779982 A JP 13779982A JP S5930977 A JPS5930977 A JP S5930977A
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JP
Japan
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wire rope
tube
corrosion
terminal fitting
mooring
Prior art date
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JP13779982A
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JPS6125837B2 (ja
Inventor
辰夫 小林
加藤 岱三
坪野 秀良
洋 長井
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Yokohama Rubber Co Ltd
Kobelco Wire Co Ltd
Original Assignee
Shinko Wire Co Ltd
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は係留用耐食グープルおよびその製造方法の改
良に関するものである。
海洋浮標の係留には通常耐食チェノが使用されているが
、チェノのばあい波浪による疲労や腐食、生物付着等の
問題があり、使用条件によっては寿命は1〜2年程度で
あった。更にチェノは同一強度のワイヤロープと比較す
ると4倍程度の重量があり、このため浮標の浮力をそれ
たけ犬きくすることが必要であって浮標が大型となって
そのコストも増大する。従って、チェノの代りにワイヤ
ロープを使用することが好ましいが、ワイヤロープのば
あい端末具取付部の耐食性が問題であった。
従来の耐食ケーブルとしては第4図に示すようにワイヤ
ロープ1の外周面に合成樹脂被覆層21を形成させ、端
部は被覆層21を取除いて端末具4をカシメによって固
着させたものが知られている。
この構造ではカシメ部の端部で被覆層210カシメを行
なってもそのシールの完全を期すことはできないために
、この部分から海水が浸入してワイヤロープ1の素線間
の間隙に入り込み、腐食が発生することになる。また、
第5図に示すような構造も知られている。すなわち、ワ
イヤロープIにはその外径より大きい内径の可撓性チュ
ーブ2を被せてそれらの間に防食材3を充填し、壕だ端
末具11内でワイヤロープ1を素線ごとにばらし、各素
線1aの端部はスペーサプレート12にそれ8間にも充
填させるようにしている。また端末具11の端部はガス
ケット13を介して蓋14を取付けることによって閉止
している。この構造では端末部の加工に手間がかかり、
とくに充填材の注入を端末加工部とワイヤロープ部に分
けて二度行なわなければならないという欠点がある。
この発明はこのような従来の欠点の解決のためになされ
たものであシ、作業が簡単で、しかも端末部の耐食が確
実に達成される構造およびその製造方法を提供するもの
である。
以下、この発明の実施例を図面によって説明する。第1
,2図において、複数本の素線1aからなるワイヤロー
プ1にはその外径よシ大きな内径の可撓性チューブ2が
被せられ、ワイヤロープ1の端部には端末具4がカシメ
によって固着されている。可撓性チューブ2の端部と端
末具4とには連結管5が外嵌され連結管5と端末具4と
は互いに螺着され、連結管5と可撓性チューブ2とはそ
れに外底された熱収縮チューブ6によって結合されてい
る。まだ、ワイヤロープ1にはチューブ2との間に全周
にわたって間隙が形成されるようにスペーサ10が巻き
つけられ、この間隙には液状反応硬化型可撓性高分子材
からなる充填材3が充填されている。また充填材3は圧
入されることによりワイヤロープ1の素線1aの隙間に
も充填されている。さらにカシメ部は、第3図に示すよ
うに、素線1aの相互の接触部が塑性変形しているが(
塑性変形部8)、各素線1a間には間隙が残され、そこ
にも充填材3が充填されている。また端末具4にはワイ
ヤロープ1の端面に達する小孔7が形成されているが、
この小孔7には適宜シール材が充填されてシールがなさ
れている。なお、図面ではワイヤロープ1の一方の端部
のみを示しているが他方の端部もこれと同様の構成とな
っている。ただし、この小孔7ばかならずしも必要では
ない。
つぎにこのような構jhのグープルを製造する方法につ
いて説明する。まず複数本の素線1aからなるワイヤロ
ープの一端に端末具4をカシメによりて固着させる。端
末具4はJIS、515C〜585Cあるいはこれらに
相当する構造用炭素鋼又は合金鋼を用いる。端末具4に
はワイヤロープ1のカシメ部端面が大気に連通ずるよう
に小孔7が形成されている。ワイヤロープ1にはスヘー
サ10を巻きつけた後チューブ2を外嵌させ、ワイヤロ
ープ1の他端にも同様に端末具4を取付ける。
スペーサ10を巻きつけるのは、ワイヤロープ1とチュ
ーブ2との間に間隙が所定量形成されるようにするため
であ如、スペーサ10としてはめっきよシ線またはプラ
スチック被覆されたワイヤあるいはゴムまたはプラスチ
ック製の丸ひもなどを用いればよい。またチューブ2と
しては耐圧性および海水に対する耐食性のすぐれたゴム
管または5− ポリエチレン管が適当である。
つぎに連結管5をカシメ部を覆うように配置させ(連結
管5は予め外管2の適宜の位置に外嵌させておく)、そ
の一端は端末具4と螺着させ、他端には熱収縮チューブ
6を取付けてチューブ2と連結管5とを連結させる。つ
いで連結管5の注入口9に図示しない注入装置を取付け
、ここから反応硬化型高分子材料を充填させる。なお、
図示しない他方の端部の連結管には排気口を形成してお
き、その排気口から充填材3があふれ出るまで注入し、
内部に充填材3が充満した後も注入を後けて加圧する。
この加圧によシワイヤロープ1の素線1aの隙間および
カシメ部でも素線1a間の隙間にも充填材3が充填され
る。まだこの充填に際し、小孔7がら空気が抜かれるこ
とによって充填がよりスムースに行なわれる。充填を完
了して充填材3が反応硬化した後、注入口9および小孔
7は適宜の方法でシールする。なお、小孔7ばかならず
しも形成させなくてもよい。
上記方法によって製作したグープルは、カシメ6− 部も完全に空気と遮断されており、端末具4の取付は強
度もすぐれており、長期間良好な耐食性が維持される。
また端末具の取f」け作けも容易であり、充填材の注入
も一度で桁なえるという利点がある。
以上説明したように、この発明は耐食グープルを、ワイ
ヤロープの端部にカシメによって端末具を取付けかつそ
の部分の耐食性が良好に保たれるように構成したもので
あり、製造が容易で耐食性にすぐれ、係留用ケーブルと
してすぐれたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す縦断面図、第2図はそ
の■−■線断面図、第3図は第2図の部分拡大説明図、
第4図および第5図はそれぞれ従来のケーブルの縦断面
図である。 1・・・ワイヤグープル、2・・・外管、3・・・充填
材、4・・・端末具、1a・・・素線。 7一 手続補正書(自制 昭和57年11月z 日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 昭和57年特許願第137799号 2、発明の名称 ゛係留用耐食ケーブルおよび製造方法 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 名 称   横浜ゴム株式会社 (ほか1名)4、代理
人 6、補正の対象 別紙の通り 7、補正の内容 別紙の通り 6、補11の3・J象 明細出の発明の訂細<、−説明の欄およ0ζ図面7、補
正の内容 (1)明細i11第7頁第3行「取付1−1作1ノ」を
「取イ」け作業」と補正Jる。 (2)図面中、第’ 11AI 、第2図、第3図を別
紙の通1′)補正覆る。。 −リ       −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数本の素線からなるワイヤロープの端部に端末具
    がカシメだよって固着され、端末具の上記カシメ部お二
    びワイヤロープの全長にわたって可撓性耐食チューブが
    被せられ、ワイヤロープの素線間およびワイヤロープと
    可撓性耐食チューブとの間に水密性防食材が注入されて
    なる係留用耐食ケーブル。 2、 可撓性チューブが被せられてなるワイヤロープの
    端部に端末具をカシメによって固着させた後、上記チュ
    ーブと端末具との間を塞ぐ連結管を取付け、この連結管
    を通して水密性防食材をワイヤロープの素線間にまで充
    填されるように上記チューブ内に圧入させることを特徴
    とする係留用耐食ケーブルの製造方法。
JP13779982A 1982-08-06 1982-08-06 係留用耐食ケ−ブルおよびその製造方法 Granted JPS5930977A (ja)

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JPS5930977A true JPS5930977A (ja) 1984-02-18
JPS6125837B2 JPS6125837B2 (ja) 1986-06-17

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ID=15207115

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