JPH04127483U - 自動水栓 - Google Patents

自動水栓

Info

Publication number
JPH04127483U
JPH04127483U JP3374891U JP3374891U JPH04127483U JP H04127483 U JPH04127483 U JP H04127483U JP 3374891 U JP3374891 U JP 3374891U JP 3374891 U JP3374891 U JP 3374891U JP H04127483 U JPH04127483 U JP H04127483U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
manual handle
main body
handle
manual
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3374891U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2551820Y2 (ja
Inventor
行宏 室屋
Original Assignee
東陶機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東陶機器株式会社 filed Critical 東陶機器株式会社
Priority to JP3374891U priority Critical patent/JP2551820Y2/ja
Publication of JPH04127483U publication Critical patent/JPH04127483U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2551820Y2 publication Critical patent/JP2551820Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動水栓の本体の裏側に手動操作用のハンド
ルを設けた場合でもこれを簡単に操作できるようにする
こと。 【構成】 自動水栓の本体1の内部流路を開閉する電磁
弁10を備えたものにおいて、電磁弁10とは別に手動
操作用の弁機構を内部流路に設け、この弁機構を操作す
る手動ハンドル12を本体1の裏側に回転操作可能に設
け、手動ハンドル12には回転操作用の用具を掛けるた
めの掛り部を設ける。 【効果】 本体の裏に手動ハンドルを設けていてもこれ
を簡単に操作でき、本体の正面側にハンドルが突き出な
いので洗い物作業の邪魔にもならない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、台所のシンクの給水,給湯設備として用いる自動水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】
台所用の自動水栓として従来から各種のものが利用されている。この自動水栓 は、センサや電磁弁を組み込み、たとえばセンサが人の手を感知して洗い物作業 する間継続して吐水し、手を感知しなくなったときに自動的に止水するようなシ ステムとしたものである。
【0003】 自動水栓はその開閉弁等を電磁弁とし、家庭用電源又は電池等を利用して自動 的に吐水及び止水を行わせる。このため、停電や電池切れ等の際には吐水ができ ないことになり、このような事態に備えて手動操作もできるようにすることが必 要である。この手動操作するものとしては、たとえば実開平1−124868号 公報に記載されたものがある。
【0004】 自動吐水及び止水に加えて手動操作もできるようにした自動水栓は、その内部 流路の中途に手動ハンドルによって開閉する弁を設け、必要に応じてこの手動ハ ンドルを操作することで吐水及び止水を行う。そして、この手動ハンドルは、先 の公報の例では自動水栓の本体の側部に設けられ、通常の水栓と同様な外見を呈 している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
自動水栓の本来の目的は、人が手を使ってハンドル等を操作しないで洗い物作 業等が簡単に行え、ハンドルに手を触れずに衛生的に作業できるようにするとい うことである。このため、手動ハンドルはあくまでも補助のものであることから 、手動ハンドルは自動水栓の本体の正面等に設けるよりも側部に避けた位置に備 えるほうが好ましい。そして、手動ハンドルはどうしても自動水栓の本体から突 き出るので、洗い物作業で品物が引っ掛かったりしないようにするためには、手 動ハンドルを本体の裏側に設けること等が考えられる。
【0006】 このように手動ハンドルを裏に組み込んでも、これを実際に使うことはかなり 稀なので、使い勝手にさほど影響を与えることはない。しかし、手動ハンドルは 本体の裏に隠れるため、これを操作するときは手を本体の裏側に差し込んで回す ので、操作にはし難さが残る。したがって、自動吐水や止水ができる場合では、 手動ハンドルが洗い物作業の邪魔にならないことから便利であるが、停電等の際 に手動ハンドルを回すには手間がかかるという問題がある。
【0007】 本考案において解決すべき課題は、自動水栓の本体の裏側に手動操作用のハン ドルを設けた場合でもこれを簡単に操作できるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、本体に内蔵した電磁弁によって内部流路の開閉を自動的に行う自動 水栓であって、前記本体の内部流路に前記電磁弁とは別に手動用の弁機構を設け 、該弁機構を開閉動作させる手動ハンドルを前記本体の背部に回転操作可能に設 け、前記手動ハンドルはその外周に回転操作用の用具を係合可能な掛り部を設け ていることを特徴とする。
【0009】
【作用】
自動水栓の本体の背部に設けた手動ハンドルには、回転操作用の用具を掛ける ための掛り部を設けているので、たとえば割箸等をこの掛り部に掛けて手動ハン ドルを回すことができる。このため、手を深く自動水栓の本体の裏にまで入り込 ませなくても手動ハンドルを回すことができ、手動ハンドルが本体の裏に隠れる 配置であっても使い勝手に支障を与えることがなくなる。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の自動水栓の斜視図、図2は自動水栓の本体の内部構造を示すた めの切欠正面図、図3は自動水栓の本体の側面縦断面図である。
【0011】 図において、自動水栓は本体1に接続した吐水管2及びこの吐水管2の先端に 設けた吐水ヘッド3を外郭部材として備えている。
【0012】 本体1の下端に設けたスリーブ1aに給水管4及び給湯管5を差し込み、これ らの管4,5の上端を本体1の内部に設けた給水室1c及び給湯室1bに接続し ている。本体1の右端には温度調整ハンドル6が設けられ、これによって給水温 度の設定及び自動調整を行なうための温度制御弁7が本体1の内部に組み込まれ る。
【0013】 温度制御弁7は給水室1c及び給湯室1bに連通するチャンバ7aの中に制御 弁体7bをその軸線方向に移動可能に組み込むと共に通過する湯の温度に感応し て制御弁体7bをシフトする感温体7cを備えたものである。また、制御弁体7 bはチャンバ7a内の水弁座7d及び湯弁座7eを一軸上で開閉してそれぞれの 弁開度を設定して水と湯の比を設定して温度調整を行なう。
【0014】 温度制御弁7の下流には、温度調整された混合水が流入する混合室8を設ける 。そして、混合室8と吐水管2との間には供給チャンバ9が形成され、混合室8 からこの供給チャンバ9への流路を開閉する電磁弁10が本体1に組み込まれる 。電磁弁10はダイヤフラム10aを弁体として備え、混合室8側に形成した開 閉弁座8aをこのダイヤフラム10aによって開閉する。また、この電磁弁10 は本体1の左側に出し入れ自在なカートリッジ式の乾電池10bを電源として動 作し、吐水ヘッド3からの様々な吐水パターンを本体1に内蔵した制御部11に よって制御する。なお、乾電池10bを電源とするのに代えて、図1の一点鎖線 で示すように、一般家庭用の電源にコード10cを接続して使うようにしてもよ い。
【0015】 本体1の背部には、電磁弁10の故障や電池切れ又は停電の場合に手動で使うた めの手動ハンドル12が設けられる。この手動ハンドル12は、図3のように本 体1の背部からスピンドル13を背部側の混合室8に回転自在に差し込み、その 先端の弁体13aを混合室8と供給チャンバ9との間の隔壁に開けた連絡孔8b に開閉可能としたものである。この連絡孔8bは開閉弁座8aよりも下流側に位 置し、図示の状態では、連絡孔8bは弁体13aによって閉じているので、混合 室8の水又は湯は電磁弁10のダイヤフラム10aが開けば、供給チャンバ9へ 流れて吐水ヘッド3へ供給される。そして、もし電磁弁10が作動できないとき は、手動ハンドル12を回転させて図3において左側へスピンドル13を動かす と、弁体13aが連絡孔8bから外れ、混合室8と供給チャンバ9とが直結され る。このため、電池切れ等で電磁弁10が作動しなくなっても、手動ハンドル1 2を利用すれば、吐水ヘッド3からの水又は湯の吐出が行える。
【0016】 図4は手動ハンドル12の詳細を示すものであって、同図の(a)は縦断面図 、同図の(b)は同図(a)のA−A線矢視断面図である。また、図5に手動ハ ンドル12を背面側から見た斜視図を示す。
【0017】 手動ハンドル12は碗状であり、その内部には十字状のリブ12aを形成する と共にスピンドル13の取付け孔12bを中心に設けている。手動ハンドル12 の外周面には、操作するときに指を掛けるのに利用する突起12cを突き出して 設け、スリット12dを回転操作用の用具が係合可能な掛り部として形成してい る。スリット12dは合計4箇所に設けられ、図5に示すように、割箸やその他 の用具等を差し込める程度の大きさとしておく。
【0018】 吐水ヘッド3は、人の手を感知する光電式のセンサを備え、このセンサからの 信号により電磁弁10を開閉させて吐水及び止水可能としたものである。なお、 自動吐水及び止水だけでなく、本体1に設けた各種のスイッチ20,21やフッ トスイッチ22によって様々なパターンの吐水を得ることもできる。
【0019】 以上の構成において、停電や電池切れが生じていないときには、センサや各ス イッチの操作によって電磁弁10を開閉動作させることによって、混合室8から 混合水がこの電磁弁10を経由して供給チャンバ9に送られる。したがって、手 動ハンドル12に連結した弁体13aによって連絡孔8bを閉じておけば、混合 水は電磁弁10の作動に従って、吐水管2に供給されて吐水ヘッド3から吐水さ れる。また、止水も電磁弁10の閉弁によって自動的に行われる。
【0020】 電池切れ又は停電を生じたときには、電磁弁10は作動できず、ダイヤフラム 10aは開閉弁座8aに着座したままで混合室8と供給チャンバ9とは遮断され ている。このとき、手動ハンドル12を回転させてスプリング13を図3におい て左側へ動かすと弁体13aが連絡孔8bを開く。したがって、混合室8の中の 混合水は電磁弁10を経由することなく直接供給チャンバ9に流れ込み、吐水ヘ ッド3から吐水される。
【0021】 この手動ハンドル12の操作では、その外周面に設けた突起12cに指を掛け て回せるほか、スリット12dの中に割箸やその他の細い用具を差し込むことに よっても回転操作できる。割箸等をスリット12dに差し込むと、その先端がリ ブ12aの中央側に突き当り割箸の中途部分がスリット12dの内壁に当たるの で、これを利用することによって手動ハンドル12を回すことができる。このた め、本体1の背部に壁やカウンターのバックガードがあって、これらと手動ハン ドル12との間の隙間が小さい場合でも、割箸等をこの隙間に通すようにしてス リット12dに差し込める。したがって、手を狭い隙間に入れる必要がなく、簡 単に手動ハンドル12を回すことができ、手動ハンドル12が本体1の裏にあっ ても使い勝手に影響を与えることがない。また、割箸をスリット12dに差し込 むと、この割箸の長さによって手動ハンドル12を回そうとするモーメントも大 きくなる。したがって、手動ハンドル12に手を掛けるよりも軽い力で操作でき 、手動ハンドル12が本体1の裏側にあっても楽に取り扱うことができる。
【0022】 このように、本体1の裏側に手動ハンドル12を設けていても、使い勝手に支 障を与えることはない。そして、手動ハンドル12は本体1の正面や側面から突 き出ずに隠れているので、たとえば食器等を洗っているときにこれが手動ハンド ル12に触れることがなく、誤って手動ハンドル12が回ってしまうようなこと もない。
【0023】
【考案の効果】
本考案では、手動操作用の手動ハンドルに回転操作用の用具を掛けるための掛 り部を設けているので、手動ハンドルが自動水栓の本体の裏側にあっても、用具 を掛り部に差し込めば簡単にこれを操作できる。このため、手を本体の裏側に深 く差し込んだりして取り扱う必要がなく、使い勝手に支障を与えることがない。 また、手動ハンドルは本体の正面や側面から突き出ないので、食器等を洗ってい るときにこれが手動ハンドルに当たることがなく、誤って手動ハンドルを回して しまうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自動水栓の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】自動水栓の内部構造を示すための要部の切欠正
面図である。
【図3】手動ハンドルの配置を示す自動水栓の本体の側
面断面図である。
【図4】手動ハンドルの詳細を示す図であって、同図の
(a)はその縦断面図、同図の(b)は同図(a)のA
−A線矢視断面図である。
【図5】手動ハンドルをその背面側から見た斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 2 吐水管 3 吐水ヘッド 4 給水管 5 給湯管 6 温度調整ハンドル 7 温度制御弁 8 混合室 9 供給チャンバ 10 電磁弁 11 制御部 12 手動ハンドル 12d スリット(掛り部) 13 スピンドル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に内蔵した電磁弁によって内部流路
    の開閉を自動的に行う自動水栓であって、前記本体の内
    部流路に前記電磁弁とは別に手動用の弁機構を設け、該
    弁機構を開閉動作させる手動ハンドルを前記本体の背部
    に回転操作可能に設け、前記手動ハンドルはその外周に
    回転操作用の用具を係合可能な掛り部を設けていること
    を特徴とする自動水栓。
JP3374891U 1991-05-14 1991-05-14 自動水栓 Expired - Fee Related JP2551820Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3374891U JP2551820Y2 (ja) 1991-05-14 1991-05-14 自動水栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3374891U JP2551820Y2 (ja) 1991-05-14 1991-05-14 自動水栓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04127483U true JPH04127483U (ja) 1992-11-19
JP2551820Y2 JP2551820Y2 (ja) 1997-10-27

Family

ID=31916321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3374891U Expired - Fee Related JP2551820Y2 (ja) 1991-05-14 1991-05-14 自動水栓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2551820Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002138541A (ja) * 2000-11-06 2002-05-14 Toto Ltd 自動水栓装置
JP2014202359A (ja) * 2013-04-09 2014-10-27 ユアン メイ コーポレーション 灌漑システムのバルブ装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6508272B1 (en) * 2000-11-20 2003-01-21 Arichell Technologies, Inc. Device and method for operating at least two valves
CN105864492B (zh) * 2016-05-31 2018-02-06 厦门方特卫浴有限公司 感应水龙头

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002138541A (ja) * 2000-11-06 2002-05-14 Toto Ltd 自動水栓装置
JP2014202359A (ja) * 2013-04-09 2014-10-27 ユアン メイ コーポレーション 灌漑システムのバルブ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2551820Y2 (ja) 1997-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7458112B1 (en) Shower assembly kit with multiple functions
US20230121994A1 (en) Faucet with utensil flushing mechanism
JPH04211778A (ja) 自動水栓
JPH04127483U (ja) 自動水栓
JPH0473333A (ja) センサ付き吐水装置
JP2003184139A (ja) 水 栓
AU2015351375A1 (en) Automatic water faucet
JP5908690B2 (ja) 水栓装置
JPH09302742A (ja) 洗面器用のじゃぐち
WO2006102923A1 (en) Device for cleaning teeth
CN219529960U (zh) 一种智能控水龙头
JPH09159051A (ja) 水栓具用ハンドル
JPH0622450Y2 (ja) シャワーヘッド
KR102403446B1 (ko) 그립감이 향상된 벽면부착 샤워기 헤드
JP3127297U (ja) 洗面台
JPH11165099A (ja) シャワー装置
JP4175770B2 (ja) 浴室の吐水装置
JPH0473024A (ja) センサ付きシャワーヘッド
JPH0331415Y2 (ja)
JPH036681Y2 (ja)
JP3991149B2 (ja) シャワーヘッド
JPH067853U (ja) 手持用シャワー
JPS6219746Y2 (ja)
JP2001200559A (ja) 湯水混合水栓
JPH0622449Y2 (ja) シャワーヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees