JPH0331415Y2 - - Google Patents

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JPH0331415Y2
JPH0331415Y2 JP1985031348U JP3134885U JPH0331415Y2 JP H0331415 Y2 JPH0331415 Y2 JP H0331415Y2 JP 1985031348 U JP1985031348 U JP 1985031348U JP 3134885 U JP3134885 U JP 3134885U JP H0331415 Y2 JPH0331415 Y2 JP H0331415Y2
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water
plate
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valve
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、浴室や洗面台等に設置して手洗いあ
るいは洗髪等を行うためのシヤワーヘツドに関す
る。
〔従来の技術〕
浴室あるいは洗面所において手洗いの他に同じ
水栓を用いて洗髪を行うためのシヤワー装置とし
ては、従来より、第6A図(正面図)、第6B図
(側面図)に示すものがあり、これは、洗面化粧
台の洗面台20に、ホースによつて引き出し可能
なシヤワーヘツド21を設け、また温度調整ハン
ドル22、流量調整ハンドル23を設け、また洗
髪時に固定式シヤワーとして使用するためにシヤ
ワーヘツド21を支持するシヤワー用ハンガー2
4を設けた構成となつている。
このような装置における従来のシヤワーヘツド
の構造としては、例えば実開昭58−35949号公報
記載のもののように、単に集中吐水と散水吐水を
切り換えるものが提案されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の構造のものでは、自
分で洗髪を行う場合、吐水量を調節するには前記
の流量調整ハンドル23を目をつぶつたまま手探
りで捜して操作しなければならず、誤つて温度調
整ハンドル22を回した場合には熱い湯が吐出す
るという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点を解決し、
シヤワーヘツド自体を簡単に流量調整のできる構
造とすることを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
本考案は、シヤワーヘツドの本体の先端部にそ
の中心周りに回転自在に配置され全面に散水用吐
水孔を開けた散水板と、前記本体の内部に組み込
まれ前記散水板への通水穴を一部に開けた弁板と
を備えたシヤワーヘツドであつて、前記弁板は、
前記本体の内部において前記散水板方向に突き出
したブツシユ部に固定し、前記散水板は、前記ブ
ツシユ部に前記本体の外部から差し通したスピン
ドルに回転自在に取り付けると共に前記本体の内
壁に水密状に組み込み、前記散水板に、前記弁板
が該散水板に対向する面を摺動する弁体部を一体
化し、該弁体部の移動によつて前記通水穴を開閉
可能としたことを特徴とする。
散水板を回すとこれに一体化した弁体部が弁板
の通水穴を開閉してシヤワーの吐水及び停止操作
が行われる。また、散水板の回転角度によつて弁
体部が通水穴を開く度合いも変わるので、流量の
調整も可能となる。更に、散水板に弁体部を一体
化したので、シヤワーヘツドの本体へは弁板と散
水板とをこの順に同じ方向から組み込むだけで済
む。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。
第1図は本考案に係るシヤワーヘツドの構成を
示す断面図、第2図及び第3図はそれぞれその部
品である散水板及び弁板を示すものである。また
第4A図は本考案のシヤワーヘツドの取付状態を
示す側面図、第4B図はその正面図である。
第1図において、1はシヤワーヘツド本体、2
は散水板、3は弁板、4はスピンドル、5は止水
パツキン、6はリング、7は抜け止めワツシヤで
あり、前記シヤワーヘツド本体1にはスピンドル
4を軸通するためのブツシユ部1aが一体的に形
成されており、このブツシユ部1aに弁板3が嵌
合固着されている。弁板3には、第3図(aは平
面図、bは正面図)に示すように約120度の円弧
状の通水穴3aが設けられている。なお、3b及
び3cは回り止めのためのストツパーである。
また散水板2には、第2図(aは正面図、bは
平面図)に示すように周囲にシヤワーヘツド本体
1の先端部径よりも大径の摘み部2aが形成され
ており、またその上部には、前記弁板3の通水穴
3aと接合する弁体部2bが、通水穴3aの円弧
の角度よりも大きい約130度の扇形に連設されて
おり、更に散水板2には多数の散水用吐水孔2c
が全面にわたつて形成されている。
本考案は、上記の構成であるので、洗髪に際し
て吐水の流量を調節する場合には、シヤワーヘツ
ドを持つている手とは反対側の手でシヤワーヘツ
ド先端の散水板2を回せば、散水板2の弁体部2
bと通水穴3aとの角度の程度によりここを通る
水量が調節され、止水から全開状態まで流量を調
節することができることになる。この部分を通過
した水は、散水板2の吐水孔2cより吐出される
ことになる。
また、シヤワーヘツドを第6A図、第6B図の
シヤワーハンガ24に掛けている場合には、水の
出ている方に手を伸ばせば、そこにシヤワーヘツ
ドがあるため、その周囲をつかんで散水板2を回
すことにより顔を下に向けたまま自分自身で流量
を調節することができる。
また、散水板2に弁体部2bを一体化している
ので、シヤワーヘツド本体1には散水板2と弁板
3を組み込むだけでよい。このため、シヤワーヘ
ツド本体1の嵩を大きくする必要がなく、ハンド
シヤワーとしても楽に使える。また、部品点数の
低減及び組立て工数の削減によつて、コスト面で
も有利である。
第4A図及び第4B図は、本考案のシヤワーヘ
ツドに自動水栓機能を付加した装置を示すもので
ある。即ち、自動水栓機能とは、前記のシヤワー
ヘツドを手洗い又は洗髪に使用する際、給水の開
始及び停止を人体感知信号によつて自動的に行う
ことであり、この機能は第4A図、第4B図の自
動水栓装置10及び人体検知器11によつて達成
される。
同図中13はフレキシブルホース、14はパイ
プホルダー、15は手動弁、16は電源コードで
ある。
前記人体検知器11は拡散反射型光電検出器を
用いてこれを洗面台の近傍、例えばシヤワーヘツ
ド支持基台12に、投光光線が洗面器のボール内
を指向するように内蔵する。自動水栓装置10内
には、電磁弁及びその制御装置が内蔵されてお
り、第5図に示すブロツク図のように制御系が構
成されている。
第5図において、制御部Aは人体検知器11の
感知信号を受けて電磁弁17への通電を制御する
もので、人体検知器11が人体を検知してから所
定の選別時間T1(例えば数ms〜0.5sec.)後から、
人体検知器11が人体を感知している間中継続し
て電磁弁17に通電し、感知が終了してから所定
の遅延時間T2(例えば0.5sec.〜2sec.)後に電磁弁
17への通電を停止するように構成されている。
更に、制御部Aは、電磁弁17への通電時間即
ち吐水時間が通常の手洗あるいは洗面、洗髪に要
する時間より長めに設定した時間以上の連続吐水
時間T3(例えば2〜4min.)を設けて、たとえ人
体検知器11が人体を感知している間であつても
連続吐水時間が禁止時間T3に達すると吐出水を
停止するように構成している。
即ち、制御部Aは、人体検知器11の感知信号
が発生し、この発生状態が選別時間T継続した時
に起動信号を発生し、かつ感知信号が消滅し、こ
の消滅花態が遅延時間T2継続した時に起動信号
の発生が消滅する誤動作防止回路A−1と、起動
信号の発生状態が連続して禁止時間T3継続した
時のみにタイムアツプ信号を発生し起動信号が消
滅するとリセツトするタイマー回路A−2と、タ
イムアツプ信号に基づき出力発生阻止信号を発生
する出力発生防止回路A−3と、起動信号のみが
発生している時に電磁弁17を駆動する出力を発
生し、起動信号が消滅している時又は起動信号と
ともに出力発生阻止信号が発生している時には出
力の発生を停止する出力回路A−4を備えてい
る。
上記制御装置により、手洗いのため、洗面台の
前に人が立つと人体検知器11が自動的にこれを
検知し、制御部Aに信号を送り、制御部Aはこの
信号に基づいて電磁弁17を開弁作動して給水を
開始する。
この給水は、人体検知器11が使用者の手等を
感知し始めてから選別時間T1後に給水が開始さ
れ、感知が消滅してから遅延時間T2後に給水が
停止される。
もし、給水が通常の手洗いあるいは洗面、洗髪
に要する時間より異常に長く続くようであれば、
たとえ人体検知中であつても禁止時間T3後に自
動的に給水が停止する。この禁止時間T3を設け
たのは、何らかの原因、例えば石鹸液等が人体検
知器11に付着して、人体を感知した状態になり
放しになつて、水が流れ放しになることを防ぐた
めである。
なお、前記実施例において、人体検知器11を
シヤワーヘツド支持基台12に内蔵したが、これ
に限定せず、例えば、第6A図又は第6B図にお
いて、人体検知器11を、化粧鏡本体の化粧縁
に、水平方向を指向するように設置する等、人体
検知器11を人を感知できる距離内に設置すれば
よい。
〔考案の効果〕
本考案では、弁体部を一体化した散水板を回す
だけの簡単な操作でシヤワー吐水、停止及び流量
調整ができ、洗髪時等のように手探りで操作する
場合でも楽に使える。また、散水板に弁体部を一
体化したことによつて、シヤワーヘツド本体には
この散水板と弁体とを組み込むだけで済み、部品
点数及び組立て工数の削減が図られ、シヤワーヘ
ツド本体も大型になることがなく、簡易なシヤワ
ー装置として利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の構成を示す断面図、
第2図及び第3図はそれぞれ散水板と弁体の構成
を示す図、第4A図及び第4B図は本考案に係る
シヤワーヘツドを自動水栓装置と組み合わせた状
態を示す側面図及び正面図、第5図はその制御系
の構成を示すブロツク図、第6A図及び第6B図
は本考案を適用する洗面装置の構成例を示す正面
図及び側面図である。 1……シヤワーヘツド本体、2……散水板、2
a……散水孔、2b……弁体部、3……弁体、3
a……通水穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シヤワーヘツドの本体の先端部にその中心周り
    に回転自在に配置され全面に散水用吐水孔を開け
    た散水板と、前記本体の内部に組み込まれ前記散
    水板への通水穴を一部に開けた弁板とを備えたシ
    ヤワーヘツドであつて、 前記弁板は、前記本体の内部において前記散水
    板方向に突き出したブツシユ部に嵌合し、 前記散水板は、前記ブツシユ部に前記本体の外
    部から差し通したスピンドルに回転自在に取り付
    けると共に前記本体の内壁に水密状に組み込み、 前記散水板に、前記弁板が該散水板に対向する
    面を摺動する弁体部を一体化し、該弁体部の移動
    によつて前記通水穴を開閉可能としたことを特徴
    とするシヤワーヘツド。
JP1985031348U 1985-03-04 1985-03-04 Expired JPH0331415Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985031348U JPH0331415Y2 (ja) 1985-03-04 1985-03-04

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985031348U JPH0331415Y2 (ja) 1985-03-04 1985-03-04

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Publication Number Publication Date
JPS61147175U JPS61147175U (ja) 1986-09-10
JPH0331415Y2 true JPH0331415Y2 (ja) 1991-07-03

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ID=30531877

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JP1985031348U Expired JPH0331415Y2 (ja) 1985-03-04 1985-03-04

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56106852U (ja) * 1980-01-21 1981-08-19

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JPS61147175U (ja) 1986-09-10

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