JPH04127017U - 自動車の下部構造 - Google Patents

自動車の下部構造

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JPH04127017U
JPH04127017U JP3310691U JP3310691U JPH04127017U JP H04127017 U JPH04127017 U JP H04127017U JP 3310691 U JP3310691 U JP 3310691U JP 3310691 U JP3310691 U JP 3310691U JP H04127017 U JPH04127017 U JP H04127017U
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宏明 児玉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両衝突時における燃料系部品への固定体
(例えば、ABSユニット)と移動体(例えば、エンジン
ユニット)との干渉を回避し得るようにする。 【構成】 車体1下部に配設された固定体(例えば、A
BSユニット)7の近傍に、車両衝突時に前記固定体7
に向かって移動するように構成された移動体(例えば、
エンジンユニット)3が設けられ、該移動体3における
前記固定体7側には、取付ブラケット9を介して燃料系
部品(例えば、フューエルフィルター)10が取り付けら
れている自動車の下部構造において、前記取付ブラケッ
ト9に、前記燃料系部品10における固定体7側部分を
覆うプロテクター部21を一体に延設するとともに、前
記取付ブラケット9と移動体3との間に、前記プロテク
ター部21と固定体7との当接により所定以上の荷重が
作用した場合に、前記取付ブラケット9を荷重作用方向
に回動させ得るように作用する結合手段を介設してい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は、自動車の下部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車のエンジンルームには、エンジンユニット、アンチスキッドブ レーキシステムユニット(以下、ABSユニットと略称する)等の機器が配設され る。そして、前記エンジンユニットにおけるミッションハウジングに対して、燃 料系部品であるフューエルフィルターが取り付けられることとなっている。
【0003】 即ち、図6に示すように、エンジンユニット3′(具体的には、ミッションハ ウジング)に対して燃料系部品であるフューエルフィルター10′が取付ブラケ ット9′を介して取り付けられており、該フューエルフィルター10′の近傍に ABSユニット7′が車体に対して固定的に取り付けられた構造とされている。
【0004】 ところで、前記エンジンユニット3′は、車両衝突時の衝撃荷重を受けて移動 する場合があるが、前記ABSユニット7′は、エンジンルームの側壁を構成す る車体フレームに固定的に取り付けられているため、車両の斜突時において、エ ンジンユニット3′が、矢印Aで示すように、斜め後方に移動してくると、図7 に示すように、フューエルフィルター10′の一部(例えば、接続パイプ20′) と干渉する場合が生じるおそれがある。
【0005】 なお、車両衝突時におけるエンジンユニットの後方移動に伴って排気系部品 が破損するのを防止するために、該排気系部品の一部をフレキシブルチューブで 構成するようにしたものは、実開平2ー103119号公報に開示されているよ うに公知であるが、当該技術をそのまま上記構成の自動車の下部構造に適用する ことは技術的に困難である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本願考案は、上記のような不具合を解消することを課題としてなされてもので 、車両衝突時における燃料系部品への固定体(例えば、ABSユニット)と移動体 (例えば、エンジンユニット)との干渉を回避し得るようにすることを目的とする ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案では、上記課題を解決するための手段として、車体下部に配設 された固定体の近傍に、車両衝突時に前記固定体に向かって移動するように構成 された移動体が設けられ、該移動体における前記固定体側には、取付ブラケット を介して燃料系部品が取り付けられている自動車の下部構造において、前記取付 ブラケットに、前記燃料系部品における固定体側部分を覆うプロテクター部を一 体に延設するとともに、前記取付ブラケットと移動体との間に、前記プロテクタ ー部と固定体との当接により所定以上の荷重が作用した場合に、前記取付ブラケ ットを荷重作用方向に回動させ得るように作用する結合手段を介設している。
【0008】 請求項2の考案では、上記課題を解決するための手段として、前記請求項1記 載の自動車の下部構造において、前記結合手段を、前記取付ブラケットを移動体 に取り付けるための一対の支持ピンと、これら支持ピンのうち前記固定体側に位 置するものが挿通されるべく前記取付ブラケットに形成されたピン孔から取付ブ ラケットの反回動方向端部にかけて形成されたスリットとによって構成している 。
【0009】 請求項3の考案では、上記課題を解決するための手段として、前記請求項1記 載の自動車の下部構造において、前記結合手段を、前記取付ブラケットを移動体 に取り付けるための一対の支持ピンと、これら支持ピンのうち前記固定体側に位 置するものに設けられた強度低下手段とによって構成している。
【0010】
【作用】 請求項1の考案では、上記手段によって次のような作用が得られる。
【0011】 即ち、自動車の衝突時において移動体が固定体側に移動した場合に、取付ブラ ケットに一体延設されたプロテクター部が移動体と干渉し、該干渉によって所定 以上の荷重がプロテクター部に作用した場合には、取付ブラケットが荷重作用方 向に回動せしめられる。従って、取付ブラケットによって取り付けられている燃 料系部品と固定体との干渉が回避されることとなるのである。
【0012】 請求項2の考案では、上記手段によって次のような作用が得られる。
【0013】 即ち、自動車の衝突時において移動体が固定体側に移動した場合に、取付ブラ ケットに一体延設されたプロテクター部が移動体と干渉し、該干渉によって所定 以上の荷重がプロテクター部に作用した場合には、取付ブラケットが、一方側( 即ち、反固定体側)の支持ピンを回動中心としつつ、他方側(即ち、固定体側)の 支持ピンがスリットを介してピン孔から逸脱することにより荷重作用方向に回動 せしめられる。従って、取付ブラケットによって取り付けられている燃料系部品 と固定体との干渉が回避されることとなるのである。
【0014】 請求項3の考案では、上記手段によって次のような作用が得られる。
【0015】 即ち、自動車の衝突時において移動体が固定体側に移動した場合に、取付ブラ ケットに一体延設されたプロテクター部が移動体と干渉し、該干渉によって所定 以上の荷重がプロテクター部に作用した場合には、取付ブラケットが、一方側( 即ち、反固定体側)の支持ピンを回動中心としつつ、他方側(即ち、固定体側)の 支持ピンが強度低下手段を施されている部分から折損することにより荷重作用方 向に回動せしめられる。従って、取付ブラケットによって取り付けられている燃 料系部品と固定体との干渉が回避されることとなるのである。
【0016】
【考案の効果】 請求項1の考案によれば、車体下部に配設された固定体の近傍に、車両衝突時 に前記固定体に向かって移動するように構成された移動体が設けられ、該移動体 における前記固定体側には、取付ブラケットを介して燃料系部品が取り付けられ ている自動車の下部構造において、前記取付ブラケットに、前記燃料系部品にお ける固定体側部分を覆うプロテクター部を一体に延設するとともに、前記取付ブ ラケットと移動体との間に、前記プロテクター部と固定体との当接により所定以 上の荷重が作用した場合に、前記取付ブラケットを荷重作用方向に回動させ得る ように作用する結合手段を介設して、自動車の衝突時において移動体が固定体側 に移動した場合に、取付ブラケットのプロテクター部が移動体と干渉し、該干渉 によって所定以上の荷重がプロテクター部に作用した場合には、取付ブラケット が荷重作用方向に回動せしめられるようにしたので、取付ブラケットによって取 り付けられている燃料系部品と固定体との干渉が常に回避されることとなり、自 動車衝突時(例えば、斜突時等)における燃料系部品の保護が効果的に行えるとい う実用的な効果がある。
【0017】 請求項2の考案によれば、請求項1記載の自動車の下部構造において、取付ブ ラケットと移動体との間に介設される結合手段を、取付ブラケットを移動体に取 り付けるための一対の支持ピンと、これら支持ピンのうち固定体側に位置するも のが挿通されるべく前記取付ブラケットに形成されたピン孔から取付ブラケット の反回動方向端部にかけて形成されたスリットとによって構成して、自動車の衝 突時において移動体が固定体側に移動した場合に、取付ブラケットのプロテクタ ー部が移動体と干渉し、該干渉によって所定以上の荷重がプロテクター部に作用 した場合には、取付ブラケットが、一方側(即ち、反固定体側)の支持ピンを回動 中心としつつ、他方側(即ち、固定体側)の支持ピンがスリットを介してピン孔か ら逸脱することにより荷重作用方向に回動せしめられるようにしたので、取付ブ ラケットによって取り付けられている燃料系部品と固定体との干渉を、ピン孔に スリットを形成するという極めて簡易な手段により回避せしめることができると いう実用的な効果がある。
【0018】 請求項3の考案によれば、請求項1記載の自動車の下部構造において、取付ブ ラケットと移動体との間に介設される結合手段を、取付ブラケットを移動体に取 り付けるための一対の支持ピンと、これら支持ピンのうち固定体側に位置するも のに設けられた強度低下手段とによって構成して、自動車の衝突時において移動 体が固定体側に移動した場合に、取付ブラケットのプロテクター部が移動体と干 渉し、該干渉によって所定以上の荷重がプロテクター部に作用した場合には、取 付ブラケットが、一方側(即ち、反固定体側)の支持ピンを回動中心としつつ、他 方側(即ち、固定体側)の支持ピンが強度低下手段を施されている部分から折損す ることにより荷重作用方向に回動せしめられるようにしたので、取付ブラケット によって取り付けられている燃料系部品と固定体との干渉を、支持ピンに強度低 下手段を施すという極めて簡易な手段により回避せしめることができるという実 用的な効果がある。
【0019】
【実施例】
以下、添付の図面を参照して本願考案の幾つかの好適な実施例を説明する。
【0020】 実施例1 図1ないし図4には、本願考案の実施例1にかかる自動車の下部構造が示され ている。本実施例は、請求項1および2の考案に対応するものである。
【0021】 本実施例の自動車の下部構造は、車体1の前部に形成されたエンジンルーム2 の下部に適用されるものである。
【0022】 前記エンジンルーム2には、適宜のマウント部材(図示省略)を介して車体1に 支持された状態でエンジンユニット3が配設されている。該エンジンユニット3 は、横置き型のエンジン本体4の側方にミッションケース5を一体的に結合した 構成とされている。このエンジンユニット3は、自動車衝突時に作用する衝撃荷 重により車体1に対して若干移動することがあるように支持されている。即ち、 本実施例の場合、エンジンユニット3が、実用新案登録請求の範囲における移動 体を構成することとなっているのである。
【0023】 前記エンジンルーム2の側壁を構成する車体フレーム6において前記ミッショ ンケース5の斜め後方近傍には、ABSユニット7がブラケット8,8を介して 固定されている。該ABSユニット7は、自動車衝突時においても車体1に固定 された状態を保持されることとなっている。即ち、本実施例の場合、ABSユニ ット7が、実用新案登録請求の範囲における固定体を構成することとなっている のである。
【0024】 そして、前記ミッションケース5において前記ABSユニット7と隣接する部 位には、取付ブラケット9を介して燃料系部品であるフューエルフィルター10 が取り付けられている。
【0025】 前記取付ブラケット9は、図1および図3に示すように、フューエルフィルタ ー10を抱持する上下一対のブラケット片11,12からなっており、両ブラケ ット片11,12の基端部11a,11b同士を接合させた状態でミッションケース 5に対して車輻方向に並ぶ一対の支持ピン13,14で支持する一方、両ブラケ ット片11,12の先端部11b,12b同士を接合させた状態でボルト15および ナット16を用いて結合することによりフューエルフィルター10を支持する構 成とされている。符号17はブラケット片11,12とフューエルフィルター1 0との間に介設された防振ゴム、18はブラケット片11,12に形成された弾 性付与用のビード、19はフューエルフィルター10の入口側接続パイプ、20 はフューエルフィルター10の出口側接続パイプである。
【0026】 また、前記上部ブラケット片11には、前記フューエルフィルター10のAB Sユニット7側部分を覆うプロテクター部21が一体に延設されている。本実施 例の場合、前記プロテクター部21は、フューエルフィルター10の出口側接続 パイプ20の突出端部より車輻方向に突出する大きさとされている。なお、この 上部ブラケット片11(プロテクター部21を含む)の車輻方向端部には、該ブラ ケット片11の剛性を強化するために上向きのリブ22,22が一体に延設され ている。
【0027】 しかして、前記取付ブラケット9には、前記支持ピン13,14を挿通するた めのピン孔23,24が形成されているが、これらピン孔23,24のうち前記A BSユニット7側に位置するもの(即ち、ピン孔24)には、該ピン孔24から取 付ブラケット9の端部にかけて延びるスリット25が付設されている。該スリッ ト25の幅寸法は、本実施例におけるように前記支持ピン14の径より小さくて もよいが、支持ピン14の径より大きくする場合もある。
【0028】 上記のように構成したことにより、取付ブラケット9に対して矢印M(図2参 照)方向に向かう所定以上の荷重が作用した場合には、一方の支持ピン13を回 動中心としつつ、他方の支持ピン14がスリット25を介してピン孔24から逸 脱することとなる。従って、取付ブラケット9は、荷重作用方向に回動せしめら れることとなるのである。なお、この時、本実施例の場合、支持ピン14はスリ ット25を押し広げながらピン孔24から逸脱する。つまり、本実施例の場合、 取付ブラケット9とミッションケース5との間に介設される結合手段は、支持ピ ン13,14とスリット25とによって構成されることとなっているのである。
【0029】 上記のように構成された自動車の下部構造は次のように作用する。
【0030】 自動車の斜突時(本実施例の場合、右斜突時)においては、衝突荷重によってエ ンジンユニット3が、図1に矢印Aで示すように、斜め後方に移動してくる場合 がある。すると、図2に示すように、ABSユニット7と取付ブラケット9のプ ロテクター部21とが干渉するが、該干渉により所定以上の荷重がプロテクター 部21に作用すると、取付ブラケット9は、支持ピン13を回動中心としつつ、 支持ピン14がスリット25を介してピン孔24から逸脱することにより、矢印 M方向(即ち、荷重作用方向)に回動せしめられることとなる。従って、取付ブラ ケット9によって取り付けられているフューエルフィルター10とABSユニッ ト7との干渉が回避されることとなり、フューエルフィルター10の保護が確実 に行えるのである。
【0031】 実施例2 図5には、本願考案の実施例2にかかる自動車の下部構造におけるフューエル フィルター取付部が示されている。本実施例は、請求項1および3の考案に対応 するものである。
【0032】 本実施例の場合、取付ブラケット9に形成されるピン孔23,24は完結円状 とされている。そして、取付ブラケット9をミッションケース5に支持するため の支持ピン13,14のうち前記ABSユニット7側に位置するもの(即ち、支持 ピン14)には、強度低下手段として作用するノッチ26,26が形成されている 。即ち、本実施例の場合、取付ブラケット9を移動体であるエンジンユニット3 (具体的には、ミッションケース5)に回動可能に結合するための結合手段は、一 対の支持ピン13,14と支持ピン14に設けられたノッチ26,26とによって 構成されることとなっているのである。その他の構成は実施例1と同様である。
【0033】 上記のように構成したことにより、自動車の斜突時においてエンジンユニット 3がABSユニット7側に移動した場合には、取付ブラケット9のプロテクター 部21がABSユニット7と干渉するが、該干渉によって所定以上の荷重がプロ テクター部21に作用すると、取付ブラケット9は、一方の支持ピン13を回動 中心としつつ、他方の支持ピン14がノッチ26,26を施されている部分から 折損することにより荷重作用方向(図2の矢印M方向)に回動せしめられることと なる。従って、取付ブラケット9によって取り付けられているフューエルフィル ター10とABSユニット7との干渉が回避されることとなり、フューエルフィ ルター10の保護が確実に行えるのである。
【0034】 なお、強度低下手段としては、本実施例のようにノッチ26,26を形成する ものの他、支持ピン14の材質強度を低下させる場合もある。
【0035】 上記各実施例では、移動体をエンジンユニット3とし、固定体をABSユニッ ト7としているが、移動体を衝突時に移動する他の部品に置き換え、固定体を衝 突時においても移動しない他の部品に置き換えることも可能である。
【0036】 また、本願考案は、上記各実施例の構成に限定されるものではなく、考案の要 旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の実施例1にかかる自動車の下部構造
における要部平面図である。
【図2】本願考案の実施例1にかかる自動車の下部構造
の衝突時の状態を示す要部平面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】本願考案の実施例1にかかる自動車の下部構造
を示す概略平面図である。
【図5】本願考案の実施例2にかかる自動車の下部構造
における図3相当図である。
【図6】従来の自動車の下部構造における要部平面図で
ある。
【図7】従来の自動車の下部構造の衝突時の状態を示す
要部平面図である。
【符号の説明】
1は車体、2はエンジンルーム、3は移動体(エンジン
ユニット)、5はミッションケース、7は固定体(ABS
ユニット)、9は取付ブラケット、10は燃料系部品(フ
ューエルフィルター)、13,14は支持ピン、21はプ
ロテクター部、23,24はピン孔、25はスリット、
26は強度低下手段(ノッチ)。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体下部に配設された固定体の近傍に、
    車両衝突時に前記固定体に向かって移動するように構成
    された移動体が設けられ、該移動体における前記固定体
    側には、取付ブラケットを介して燃料系部品が取り付け
    られている自動車の下部構造であって、前記取付ブラケ
    ットには、前記燃料系部品における固定体側部分を覆う
    プロテクター部が一体に延設されていて、前記取付ブラ
    ケットと移動体との間には、前記プロテクター部と固定
    体との当接により所定以上の荷重が作用した場合に、前
    記取付ブラケットを荷重作用方向に回動させ得るように
    作用する結合手段が介設されていることを特徴とする自
    動車の下部構造。
  2. 【請求項2】 前記結合手段が、前記取付ブラケットを
    移動体に取り付けるための一対の支持ピンと、これら支
    持ピンのうち前記固定体側に位置するものが挿通される
    べく前記取付ブラケットに形成されたピン孔から取付ブ
    ラケットの反回動方向端部にかけて形成されたスリット
    とによって構成されていることを特徴とする前記請求項
    1記載の自動車の下部構造。
  3. 【請求項3】 前記結合手段が、前記取付ブラケットを
    移動体に取り付けるための一対の支持ピンと、これら支
    持ピンのうち前記固定体側に位置するものに設けられた
    強度低下手段とによって構成されていることを特徴とす
    る前記請求項1記載の自動車の下部構造。
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