JP3087776B2 - 車両装備品の配設構造 - Google Patents

車両装備品の配設構造

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、少なくとも燃料タン
クとサイレンサーとスペヤータイヤ等、車体後部に配設
された所の剛性を有する車両装備品の配設構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の後部にクラッシュスペ
ースを配設し、後突時における衝撃をクラッシュスペー
スで吸収して、乗員の安全を確保しようとする提案が種
々なされている。一方、近年においては、乗員の快適性
の確保の観点から、車室内スペースを大きく取る傾向が
強くなってきている。このように車室内スペースを大き
く取ると、クラッシュスペースを如何に配設するかが問
題となり、この観点からも、例えば、リヤーホイールセ
ンタ後方においてスペアータイヤとサイレンサーとを車
幅方向に並設したり(実開昭62−58266号公
報)、リヤーホイールセンタ後方において燃料タンクと
サイレンサーとを車幅方向に並設する(実開平3−17
980号公報)等の種々の提案がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特に、例えば、実公平
2−26734号公報に示されるように、ハツチバツク
タイプの車両においては、元々、リヤーシートとリヤー
ドアーとの間の空間が狭く、上述したクラツシユスペー
スを配設する空間が少なくなると共に、剛性を有するリ
ヤーサスクロスメンバーの直後方に、やはり剛性を有す
るサイレンサーを最後尾に位置する状態で配設されてい
る。即ち、リヤーサスクロスメンバーとサイレンサーと
を略同一高さに設定している。このため、後突時に、先
ず、サイレンサーが前方に押し込まれる事となるが、こ
のサイレンサーの直前方には、剛性を有するリヤーサス
クロスメンバーが配設されている。このため、この構成
では、後突時に、車体前後方向に関してクラツシユスペ
ースを確保することが出来ず、後突に際しての衝撃が、
直に車体前方に伝えられ、安全性の観点から好ましくな
いものである。この発明は、上述した問題点に鑑みなさ
れたものであり、この発明の目的は、後突時のクラツシ
ユスペースを有効に確保する事の出来る車両装備品の配
設構造を提供することをである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決
し、目的を達成するため、この発明に係わる車両装備品
の配設構造は、リヤーホイールセンタよりも前方にスペ
ヤータイヤと燃料タンクとサイレンサーとを配設し、リ
ヤーシートの下部に、前記スペアータイヤと燃料タンク
とを側面視で重合配置し、前記サイレンサーを車両サイ
ド部に配設する事を特徴としている。また、この発明に
係わる車両装備品の配設構造において、前記燃料タンク
の上方に前記スペアータイヤが配設され、このスペアー
タイヤの直上方に前記リヤーシートが載置される事を特
徴としている。また、この発明に係わる車両装備品の配
設構造において、前記スペアータイヤは、そのリム開口
部が上方に向けて開口されていて、前記リヤーシートの
下底部は、このリム開口部内に落ち込んだ状態で設定さ
れている事を特徴としている
【0005】また、この発明に係わる車両装備品の配設
構造において、前記スペヤータイヤは、前記リヤーシー
トを移動させる事により、上方に取り出し可能である事
を特徴としている。また、この発明に係わる車両装備品
の配設構造において、前記リヤーシートは前方に向けて
倒立可能に取り付けられており、倒立された状態で、こ
れの下方に位置するスペヤータイヤの上方に、取り出し
空間を形成する事を特徴としている。また、この発明に
係わる車両装備品の配設構造において、前記サイレンサ
ーは、前記燃料タンクの側方に並設されている事を特徴
としている。また、この発明に係わる車両装備品の配設
構造において、前記スペヤータイヤは、その前方部分を
車体幅方向に沿つて延出する縦壁部材に当接可能な状態
で、配設されている事を特徴としている。
【0006】
【作用】以上のように構成されるこの発明に係わる車両
装備品の配設構造によれば、リヤーホイールセンタより
も前方に、スペヤータイヤとサイレンサーと燃料タンク
とを配設するように構成されているので、車体のリヤー
オーバーハング部に、サイレンサー、スペヤータイヤ等
の剛性の高い車両装備品がレイアウトされずに、このリ
ヤーオーバーハング部がクラツシヤブルエリアとして機
能して、十分なクラツシユ量を確保する事が可能とな
る。また、リヤーシートの下部に、スペアータイヤと燃
料タンクとを側面視で重合配置したので、後突時に剛性
の高いスペヤータイヤが車室内変形を抑え、後席の生存
空間の確保と、燃料タンクの変形の抑制とが達成される
事となる。
【0007】
【実施例】以下に、この発明に係わる車両装備品の配設
構造の一実施例の構造を、添付図面の図1乃至図4を参
照して詳細に説明する。この一実施例の車両装備品の配
設構造は、図1及び図2に示すように、車両10の後部
における車両装備品の配設構造にその特徴を有するもの
であり、この車両装備品が取り付けられる車体後部構造
を先ず説明する。即ち、この車両10の後部構造は、そ
の両側部を車体略前後方向に沿つて延出する左右一対の
リヤーサイドフレーム12を備えており、これらリヤー
サイドフレーム12は図示しない左右一対のフロントサ
イドフレームの後部に、夫々から一体的に後方に延出す
るように夫々連接されている。これら左右一対のリヤー
サイドフレーム12上には、左右両端を夫々掛け渡され
た状態で、フロントフロアーパネル14が取り付けられ
ている。このフロントフロアーパネル14上には、フロ
ントシート16が主として載置されている。
【0008】このフロントフロアーパネル14の後端に
は、これの下面に接合され、その後、略垂直に起立する
と共に、フロントシート16のシートクツシヨン16a
と略同一の高さ位置で略水平状態で後方に所定距離だけ
延出し、この後、略垂直に立ち下がり、そして、この
後、後方に向かうように水平に延出するリヤーシートパ
ネル18が一体的に取り付けられている。即ち、このリ
ヤーシートパネル18は、車室の後壁を規定する前方起
立部分18aと、後述するリヤーシート20が直接載置
されるシート載置面を規定する前方水平部分18bと、
後述する車両装備品としてのスペヤータイヤ22が収納
されるスペヤータイヤ収納室24の前壁を規定する後方
立ち下がり部分18cと、このスペヤータイヤ収納室2
4の底面を規定する後方水平部分18dから一体に概略
構成されている。
【0009】このリヤーシートパネル18の前方起立部
分18aの後面には、これの略半分の高さ位置、即ち、
後方水平部分18dの配設高さ位置と略同一高さ位置で
略水平状態で後方に延出し、この後方水平部分18dの
前端下面において、これに一体的に取り付けられたN
o.3クロスメンバー(図示していないが、これより前
方部分に、略起立状態のNo.1クロスメンバー及びN
o.2クロスメンバーが既に配設されている。)26が
接合されている。即ち、このNo.3クロスメンバー2
6は、これが接合されたリヤーシートパネル18との間
で、所定の閉塞断面を形成するように設定されている。
尚、このNo.3クロスメンバー26の左右両端は、左
右一対のリヤーサイドフレーム12に固定されている。
【0010】一方、上述したリヤーシートパネル18の
後端縁、即ち、後方水平部分18dには、ここに前端が
接合され、その直後に立ち上がり、上述したリヤーシー
トパネル18の前方水平部分18bと略同一高さで後方
に向けて水平に延出するリヤーフロアーパネル28が接
合されている。即ち、このリヤーフロアーパネル28
は、上述したスペヤータイヤ収納室24の後壁を規定す
る起立部分28aと、トランクルームの底面を規定する
水平部分28bとから一体に構成されている。尚、この
リヤーフロアーパネル28の後端、即ち、水平部分28
bの後端縁は、エンドパネル30に連接されている。
【0011】ここで、この一実施例においては、このリ
ヤーフロアーパネル28の起立部分28a、即ち、スペ
ヤータイヤ収納室24の後壁は、左右一対の後輪RL,
RRの夫々の回転中心により規定されるリヤーホイール
センターRWCの配設位置よりも前方に位置するように
規制されている。換言すれば、スペヤータイヤ収納室2
4は、リヤーホイールセンターRWCよりも前方位置に
配設されている。また、このリヤーホイールセンターR
WCよりも後方に張り出した車体部分により、車体のリ
ヤーオーバーハング部ROHが構成されている。
【0012】以上のように構成された車体後部構造にお
いて、以下に、この発明の特徴となる車両装備品の配設
構造を詳細に説明する。先ず、この発明における車両装
備品としては、燃料タンク32及びサイレンサー34
と、上述したスペヤータイヤ22とがある。即ち、この
燃料タンク32は、後突に際して、その衝撃から守らな
ければならない第1優先順位の車両装備品であり、この
ため、これは、リヤーホイールセンタRWCよりも前方
に位置した状態で、上述したリヤーシートパネル18の
後方水平部分18dの下面に取り付けられている。具体
的には、この燃料タンク32は前後一対のタンク保持ベ
ルト36a,36bを介して、フロントフロアーパネル
14の前端とリヤーフロアーパネル28の前端とに吊持
されている。尚、この燃料タンク32の下面は、フロン
トフロアーパネル14の下面と略同一高さとなるように
取り付けられている。
【0013】また、図3に示すように、この燃料タンク
32は、平面視した場合に、全体的に車幅方向に沿つて
左方に偏倚した状態で配設されている。換言すれば、こ
の燃料タンク32の車幅方向に沿う右方部分には、他の
車両装備品としてのサイレンサー34が車体前後方向に
沿つて延出した状態で配設されている。ここで、このサ
イレンサー34は、略円筒状に鋼鉄から形成されてお
り、その剛性は高く設定されている。そして、図2に示
すように、このサイレンサー34は、これの後端が上方
に偏倚した状態で傾斜配設されている。
【0014】一方、スペヤータイヤ22は、上述したス
ペヤータイヤ収納室24内に収納されており、これは、
緊急脱出用の応急サイズに設定されており、鋼鉄製のリ
ム本体22aと、このリム本体22aの外周に嵌合され
たゴム製のタイヤ本体22bとから構成されており、剛
性が極めて高く設定されている。即ち、この応急サイズ
のスペヤータイヤ22においては、このリム本体22a
の軸方向長さ(即ち、収納状態における収納高さ)は短
く(即ち、低く)設定され、また、その直径は大きく設
定されている。そして、このリム本体22aは、その一
側面が開放された状態で形成されている。ここで、この
スペヤータイヤ22は、その収納状態において、リム本
体22aの開口された一側面が上面となるような姿勢で
スペヤータイヤ収納室24内に収納されている。この結
果、後述するリヤーシート20の下底部HPを、このリ
ム本体22aの上部開口内に納めた状態で設定すること
が出来、この結果、リヤーシート20の配設高さを無用
に高めなくても済む事となる。
【0015】この結果、この一実施例においては、上述
した車体後部のリヤーオーバーハング部ROHに、即
ち、リヤーホイールセンサRWCよりも後方部分には、
剛性の高い車両装備品が何ら装備されない状態となる。
このようにして、例え、この車両10に他の車両が後方
から追突、即ち、後突してきたとしても、このリヤーオ
ーバーハング部ROHがクラツシヤブルエリアとして機
能して、ここが全面的にクラツシユしることとなる。従
つて、この後突に際して発生する衝撃が、このリヤーオ
ーバハング部ROHで効果的に吸収される事となる。
【0016】また、上述したスペヤータイヤ22は、そ
の前部をリヤーシートパネル18の後方立ち下がり部分
18cにより規制されているが、この後方立ち下がり部
分18cは、上述したNo.3クロスメンバー26と共
に閉塞断面を規定する部分を構成しており、所定の剛性
を有して取り付けられている。従つて、後突時に強い衝
撃が車体後部に作用して、リヤーオーバハング部ROH
のクラツシユだけではその衝撃を吸収することが出来
ず、リヤーホイールセンターRWCよりも前方に後突時
の衝撃が作用する場合においても、このスペヤータイヤ
22は上述した後方立ち下がり部分18cにより前方へ
の移動を効果的に阻止され、強い後突時における車室内
の変形が効果的に抑制され、リヤーシート20における
生存空間を確実に確保することが出来る事となる。
【0017】そして、このように後突時の車室内の変形
が効果的に抑制される事により、燃料タンク32の変形
をも同様に抑制される事となり、この結果、後突時にお
ける燃料タンク32が確実に保護され、後突時の安全性
の確保が更に図られる事となる。特に、この一実施例に
おいては、剛性を有する車両装備品としてのサイレンサ
ー34が燃料タンク32の側方に配設されており、且
つ、この配設姿勢が傾斜配設されているため、仮に、こ
のサイレンサー34に後突時の衝撃が作用したとして
も、これは更に傾斜する方向に付勢されるのみで、燃料
タンク32への悪影響を確実に抑制することが出来、後
突時の安全性が更に担保される事となる。
【0018】一方、上述したリヤーシート20は、図1
に示すように、シートクツシヨン20aの前部を、リヤ
ーシートパネル18の前方起立部分18aの上端に支軸
40(図4に示す)回りに回動自在に軸支された状態
で、このリヤーシートパネル18の前方水平部分18b
の上面に載置されている。そして、このシートクツシヨ
ン20aの後部は、スペヤータイヤ収納室24内に、こ
こに収納されたスペヤータイヤ22のリム本体22aの
開口された一側面内に落ち込んだ状態で、入り込むよう
になされている。即ち、このリヤーシート20の下底部
HPは、スペヤータイヤ収納室24内に入り込んだ状態
で設定されている。この結果、このリヤーシート20の
下方に、スペヤータイヤ22が配設されているものの、
その下底部HPは比較的高くならずに済み、車両10の
車高を高くせざるを得ない事態に至らなくて済むもので
ある。
【0019】また、このリヤーシート20のシートバッ
ク20bは、その下端で、シートクツシヨン20aの後
端に回動自在に軸支されている。尚、上述したトランク
ルームの底面を規定するリヤーフロアーパネル28の上
面には、トランクマット38が敷かれており、このトラ
ンクマット38の前端は上方に折り曲げられた状態で、
このシートバック20bの背面の下部に、図示しないフ
ァスナーを介して着脱自在に接合されている。
【0020】このようにリヤーシート20は構成されて
いるので、装着された何れかのタイヤのパンク時に、こ
のスペヤータイヤ22をスペヤータイヤ収納室24から
取り出す場合には、図4に示すように、先ず、このファ
スナーを外して、トランクマット38の前端をシートバ
ック20bの背面下部から取り外し、次に、二点鎖線で
示すシートバック20bを前方に回動して、シートクツ
シヨン20a上に重ね倒し、この後、シートクツシヨン
20aをこれの支軸40回りに前方に回転して、これに
重ねられたシートバック20bと共に、起立した状態に
回動する事とする。この結果、図4に実線で示すよう
に、このリヤーシート20は、スペヤータイヤ収納室2
4の上面を開放する状態に、前方に起立した状態に折り
たたまれた状態で回動され、スペヤータイヤ22は、こ
の上部開口を介して、スペヤータイヤ収納室24から上
方に取り出され得る事となる。
【0021】この発明は、上述した一実施例の構成に限
定されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能である事は言うまでもない。例えば、上述
した一実施例においては、スペヤータイヤ22は燃料タ
ンク32の上側に配設されるように説明したが、この発
明は、このような構成に限定されることなく、上下関係
を入れ替えて、燃料タンク32をスペヤータイヤ22の
上側に配設してもよい。要は、この燃料タンク32とス
ペヤータイヤ22とが、上下にオフセツトされた状態で
配設されるように構成されていれば、その上下関係は限
定されない。
【0022】また、上述した一実施例においては、スペ
ヤータイヤ22は燃料タンク32の上面の直上方に位置
するように説明したが、この発明はこのような構成に限
定されることなく、その一部がサイレンサー34の上方
に掛る様に燃料タンク32の上側に配設される場合をも
含むものである。要は、このスペヤータイヤ22は、少
なくとも側面視において、燃料タンク32の上側に位置
する様に配設されていればよいものである。また、上述
した一実施例においては、スペヤータイヤ22は緊急脱
出用の応急サイズに設定されるように説明したが、この
発明はこの様な構成に限定されることなく、ノーマルサ
イズのスペヤータイヤを備える場合にも適用され得る事
は言うまでも無い。
【0023】
【発明の効果】以上詳述した様に、この発明に係わる車
両装備品の配設構造は、リヤーホイールセンタよりも前
方にスペヤータイヤと燃料タンクとサイレンサーとを配
設し、リヤーシートの下部に、前記スペアータイヤと燃
料タンクとを側面視で重合配置し、前記サイレンサーを
車両サイド部に配設する事を特徴としている。また、こ
の発明に係わる車両装備品の配設構造において、前記燃
料タンクの上方に前記スペアータイヤが配設され、この
スペアータイヤの直上方に前記リヤーシートが載置され
る事を特徴としている。また、この発明に係わる車両装
備品の配設構造において、前記スペアータイヤは、その
リム開口部が上方に向けて開口されていて、前記リヤー
シートの下底部は、このリム開口部内に落ち込んだ状態
で設定されている事を特徴としている
【0024】また、この発明に係わる車両装備品の配設
構造において、前記スペヤータイヤは、前記リヤーシー
トを移動させる事により、上方に取り出し可能である事
を特徴としている。また、この発明に係わる車両装備品
の配設構造において、前記リヤーシートは前方に向けて
倒立可能に取り付けられており、倒立された状態で、こ
れの下方に位置するスペヤータイヤの上方に、取り出し
空間を形成する事を特徴としている。
【0025】また、この発明に係わる車両装備品の配設
構造において、前記サイレンサーは、前記燃料タンクの
側方に並設されている事を特徴としている。また、この
発明に係わる車両装備品の配設構造において、前記スペ
ヤータイヤは、その前方部分を車体幅方向に沿つて延出
する縦壁部材に当接可能な状態で、配設されている事を
特徴としている。従つて、この発明によれば、後突時の
クラツシユスペースを有効に確保する事の出来る車両装
備品の配設構造が提供される事となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる車両装備品の配設構造の一実
施例の構成を、車両の後部に適用した状態で概略的に示
す側断面図である。
【図2】図1に示す車両装備品の配設構造を、一部断面
した状態で概略的に示す斜視図である。
【図3】図1に示す車両装備品の配設構造における燃料
タンクとスペヤータイヤとの前後のオフセツト状態を示
す平面図である。
【図4】図1に示す車両装備品の配設構造において、リ
ヤーシートの前方への倒れ込みによるスペヤータイヤの
取り出し状態を説明するための側面図である。
【符号の説明】
RWC リヤーホイールセンター、 ROH リヤーオーバーハング部、 HP 下底部、 10 車両、 12 リヤーサイドフレーム、 14 フロントフロアーパネル、 16 フロントシート、 16a シートクツシヨン、 18 リヤーシートパネル、 18a 前方起立部分、 18b 前方水平部分、 18c 後方立ち下がり部分、 18d 後方水平部分、 20 リヤーシート、 20a シートクツシヨン、 20b シートバック、 22 スペヤータイヤ、 22a リム本体、 22b タイヤ本体、 24 スペヤータイヤ収納室、 26 No.3クロスメンバー、 28 リヤーフロアーパネル、 28a 起立部分、 28b 水平部分、 30 エンドパネル、 32 燃料タンク、 34 サイレンサー、 36a;36b タンク保持ベルト、 38 トランクマット、 40 支軸である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−6828(JP,A) 特開 昭58−63581(JP,A) 特開 平3−182884(JP,A) 実開 平1−73414(JP,U) 実開 昭62−8891(JP,U) 実開 昭55−46004(JP,U) 実開 平3−17980(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 15/063 B60K 13/04

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤーホイールセンタよりも前方にスペ
    ヤータイヤと燃料タンクとサイレンサーとを配設し、 リヤーシートの下部に、前記スペアータイヤと燃料タン
    クとを側面視で重合配置し、 前記サイレンサーを車両サイド部に配設する事を特徴と
    する車両装備品の配設構造。
  2. 【請求項2】 前記燃料タンクの上方に前記スペアータ
    イヤが配設され、 このスペアータイヤの直上方に前記リヤーシートが載置
    される事を特徴とする請求項1に記載の車両装備品の配
    設構造。
  3. 【請求項3】 前記スペアータイヤは、そのリム開口部
    が上方に向けて開口されていて、 前記リヤーシートの下底部は、このリム開口部内に落ち
    込んだ状態で設定されている事を特徴とする請求項2に
    記載の車両装備品の配設構造。
  4. 【請求項4】 前記スペヤータイヤは、前記リヤーシー
    トを移動させる事により、上方に取り出し可能である事
    を特徴とする請求項2に記載の車両装備品の配設構造。
  5. 【請求項5】 前記リヤーシートは前方に向けて倒立可
    能に取り付けられており、倒立された状態で、これの下
    方に位置するスペヤータイヤの上方に、取り出し空間を
    形成する事を特徴とする請求項4に記載の車両装備品の
    配設構造。
  6. 【請求項6】 前記サイレンサーは、前記燃料タンクの
    側方に並設されている事を特徴とする請求項1に記載の
    車両装備品の配設構造。
  7. 【請求項7】 前記スペヤータイヤは、その前方部分を
    車体幅方向に沿つて延出する縦壁部材に当接可能な状態
    で、配設されている事を特徴とする請求項1に記載の車
    両装備品の配設構造。
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