JPH04125557A - 新規な写真用カプラー - Google Patents

新規な写真用カプラー

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JPH04125557A
JPH04125557A JP24608190A JP24608190A JPH04125557A JP H04125557 A JPH04125557 A JP H04125557A JP 24608190 A JP24608190 A JP 24608190A JP 24608190 A JP24608190 A JP 24608190A JP H04125557 A JPH04125557 A JP H04125557A
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JP
Japan
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coupler
group
color
groups
present
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Application number
JP24608190A
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English (en)
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Satoru Ikesu
悟 池洲
Yutaka Kaneko
豊 金子
Hiroshi Kita
弘志 北
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカラー写真用素材として用いられる新規な写真
用カプラーに関し、詳しくは、熱・湿度および光に対す
る堅牢性の優れた色素画像を形成する写真用カプラーに
関する。
[発明の背景] ハロゲン化銀写真感光材料に露光を与えた後、発色現像
処理することにより、露光領域において、酸化された芳
香族第一級アミン発色現像主薬と色素形成カプラーとが
反応して色素が生成し、色画像が形成される。
一般に、この写真方法においては減色法による色再現法
が使われ、イエロー マゼンタおよびシアンの色画像が
形成される。
上記のイエロー色画像を形成させるために用いられる写
真用カプラーとしては、例えばアシルアセトアニリド系
カプラーがあり、また、マゼンタ色画像形成用のカプラ
ーとしては例えばピラゾロン、ピラゾロベンズイミダゾ
ール、ピラゾロトリアゾールまたはインダシロン系カプ
ラーが知られており、さらにシアン色画像形成用のカプ
ラーとしては、例えばフェノールまたはナフトール系カ
プラーが一般的に用いられる。
このようにして得られる色素画像は、長時間光に曝され
ても、高温、高湿下に保存されても変褪色しないことが
望まれている。
しかしながら、シアン色素を形成する為のカプラーとし
て、研究が進められてきたフェノール系カプラーおよび
ナフトール系カプラーは、形成されたシアン色素画像の
分光吸収特性、耐熱性、耐湿性および耐光性等の点で今
一つ不十分であり、この改良をめざして、置換基の工夫
をはじめとし、種々の提案がなされているが、これらを
すべて満足するような化合物は未だ得られていない。
そこで本発明者等は、前記の点につき、更に研究を進め
た結果、熱・湿度および光に対して色相変化を起さない
シアン色素画像を形成しつる写真用カプラーを発見し、
本発明を完成するに至った。
[発明の目的] 本発明の第1の目的は、カラー写真用素材として用いら
れる新規な写真用カプラーを提供することにある。
本発明の第2の目的は、熱・湿度および光に対し色相の
変化を起こさないシアン色素画像を形成する写真用カプ
ラーを提供することにある。
[発明の構成コ 本発明の上記目的は一般式[11で表わされる写真用カ
プラーによって達成された。
[式中、R1およびYは水素原子または置換基を表す。
R7は置換基を表す。nはO〜4の整数を表し、nが2
以上のとき複数のB、は同じであっても異っていてもよ
い、Xは水素原子または発色現像主薬の酸化体との反応
により、離脱する置換基を表わす。] 以下、より具体的に本発明を説明する。
−数式[I]におけるR1およびR2の表わす置換基と
しては、特に制限はないが、代表的には、アルキル、ア
リール、アニリノ、アシルアミノ、スルホンアミド、ア
ルキルチオ、アリールチオ、アルケニル、シクロアルキ
ル等の多基が挙げられるが、この他にハロゲン原子及び
シクロアルケニル、アルキニル、複素環、スルホニル、
スルフィニル、ホスホニル、アシル、カルバモイル、ス
ルファモイル、シアノ、アルコキシ、スルホニルオキシ
、アリールオキシ、複素環オキシ、シロキシ、アシルオ
キシ、カルバモイルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、
イミド、ウレイド、スルファモイルアミノ、アルコキシ
カルボニルアミノ、アリールオキシカルボニルアミノ、
アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、複
素環チオ、チオウレイド、カルボキシ、ヒドロキシ、メ
ルカプト、ニトロ、スルホン酸等の多基、ならびにスピ
ロ化合物残基、有橋炭化水素化合物残基等も挙げられる
R+iよびR2の表わす置換基のうち、アルキル基とし
ては、炭素数1〜32のものが好ましく、直鎖でも分岐
でもよい。
アリール基としては、フェニル基が好ましい。
アシルアミノ基としては、アルキルカルボニルアミノ基
、アリールカルボニルアミノ基等が挙げられる。
スルホンアミド基としては、アルキルスルホニルアミノ
基、アリールスルホニルアミノ基等が挙げられる。
アルキルチオ基、アリールチオ基におけるアルキル成分
、アリール成分は上記R1,R2およびR3で表される
アルキル基、アリール基が挙げられる。
アルケニル基としては、炭素数2〜32のもの、シクロ
アルキル基としては炭素数3〜12、特に5〜7のもの
が好ましく、アルケニル基は直鎖でも分岐でもよい。
シクロアルケニル基としては、炭素数3〜12、特に5
〜7のものが好ましい。
スルホニル基としてはアルキルスルホニル基、アリール
スルホニル基等 スルフィニル基としてはアルキルスルフィニル基、アリ
ールスルフィニル基等; ホスホニル基としてはアルキルホスホニル基、アルコキ
シホスホニル基、アリールオキシホスホニル基、アリー
ルホスホニル基等 アシル基としてはアルキルカルボニル基、アリールカル
ボニル基等: カルバモイル基としてはアルキルカルバモイル基、アリ
ールカルバモイル基等; スルファモイル基としてはアルキルスルファモイル基、
アリールスルファモイル基等ニアシルオキシ基としては
アルキルカルボニルオキシ基、アリールカルボニルオキ
シ基環;カルバモイルオキシ基としてはアルキルカルバ
モイルオキシ基、アリールカルバモイルオキシ基等; ウレイド基としてはアルキルウレイド基、アリールウレ
イド基等 スルファモイルアミノ基としてはアルキルスルファモイ
ルアミノ基、アリールスルファモイルアミノ基等; 複素環基としては5〜7員のものが好ましく、具体的に
は2−フリル基、2−チエニル基、2−ピリミジニル基
、2−ベンゾチアゾリル基、1−ピロリル基、1−テト
ラゾリル基等; 複素環オキシ基としては5〜7員の複素環を有するもの
が好ましく、例えば3,4.5.6−テトラヒドロビラ
ニル−2−オキシ基、1−フェニルテトラゾール−5−
オキシ基等; 複素環チオ基としては、5〜7員の複素環チオ基が好ま
しく、例えば2−ピリジルチオ基、2−ベンゾチアゾリ
ルチオ基、2.4−ジフェノキシ−!、3.5− トリ
アゾール−6−チオ基等シロキシ基としてはトリメチル
シロキシ基、トリエチルシロキシ基、ジメチルブチルシ
ロキシ基等; イミド基としてはコハク酸イミド基、3−ヘプタデシル
コハク酸イミド基、フタルイミド基、グルタルイミド基
等; スピロ化合物残基としてはスピロ[3,3]へブタン−
1−イル等: 有橋炭化水素化合物残基としてはビシクロ[2,2,1
1へブタン−1−イル、トリシクロ[3,3,1,1”
]]デカンー1−イル7.7−シメチルービシク0 [
2,2,13へブタン−1−イル等が挙げられる。
上記の基は、更に長顧炭化水素基やポリマー残基などの
耐拡散性基等の置換基を有していてもよい。
nは0〜4の整数を表し、nが2以上のとき複数のR2
は同じであっても異っていてもよい、2個のR2が互い
に結合して更に縮合環を形成してもよい。このような縮
合環としては、ベンゼン環を挙げることができる。
Xの表す発色現像主薬の酸化体との反応により離脱しう
る基としては、例えばハロゲン原子(塩素原子、臭素原
子、弗素原子等)及びアルコキシ、アリールオキシ、複
素環オキシ、アシルオキシ、スルホニルオキシ、アルコ
キシカルボニルオキシ、アリールオキシカルボニル、ア
ルキルオキザリルオキシ、アルコキシオキザリルオキシ
、アルキルチオ、アリールチオ、複素環チオ、アルキル
オキシチオカルボニルチオ、アシルアミノ、スルホンア
ミド、N原子で結合した含窒素複素環、アルキルオキシ
カルボニルアミノ、アリールオキシカルボニルアミノ、
カルボキシル、 (R’lおよび、”Iは、前記R7および、R2と同義
であり、Y′およびn′は前記Yおよびnと同義であり
、RaおよびRbは水素原子、アリール基、アルキル基
又は複素環基を表す、)等の多基が挙げられるが、好ま
しくはハロゲン原子である。これらのうち、Xで表わさ
れる特に好ましいものは、水素原子および塩素原子であ
る。
−数式[1mにおいてYは水素原子または置換基を表わ
し、Yが表わす置換基の好ましいものは、例えば、本発
明の化合物が、現像主薬酸化体と反応した後、前記化合
物から脱離するものであるが、例えばYが表す置換基は
、特開昭61−228444号等に記載されているよう
な、アルカリ条件下で、離脱しうる基や、特開昭56−
133734号等に記載されているような現像主薬酸化
体との反応により、カップリング・オフする置換基等が
挙げられるが、好ましくはYは水素原子である。
従って、−数式[Nで表わされる本発明の化合物は、よ
り好ましくは、−数式[II ]で表わされる。
[式中、R1、R2、nおよびXは一般式[Iコで表わ
される化合物のR,、R,、nおよびXと同義である。
コ 次に本発明の代表的化合物例を以下に示すが、本発明は
これらに限定されるものではない。
以下余白 前記の本発明のカプラーについて、代表的合成例を以下
に記載する。
合成例1(例示化合物1の合成) 160+cρの水に38g(0,2モル)の0−ヒドラ
ジノベンゼンスルホン酸を溶解し、40 @ρの濃塩酸
を加え、更に攪拌しながら113.4 g (0,2モ
ル)の3−アミノクロトンニトリルを加えた。
上記混合物を3.5時間煮沸還流を続け、冷却後、析出
する固体を濾取し、水洗後エタノールで再結晶して28
 g (0,12モル)の結晶を得た。
例示化合物1の構造は、NMR,IR及びMASS(マ
ススペクトル)により確認した。
合成例2(例示化合物30の合成) 160mJの水に22.0g (0,1モル)の5−ク
ロロ−2−ヒドラジノベンゼンスルホン酸を溶解し、4
0  miの濃塩酸を加え、更に攪拌しながら8.2g
(0,1モル)の3−アミノクロトンニトリルを加えた
上記混合物を5時間煮沸還流を続け、冷却後、析出する
固体を濾取し、水洗後エタノールで再結晶して15 g
 (0,056モル)の結晶を得た。
例示化合物30の構造は、NMR,IR及びMASSに
より確認した。
他の本発明のカプラーも前記の合成法に準じて容易に合
成することができる。
本発明のカプラーは通常ハロゲン化銀1モル当りI X
 10−3モル〜1モル、好ましくはI X 10−2
モル−8X 10−’モルの範囲で用いることができる
また本発明のカプラーは他の種類のシアンカプラーと併
用することもできる。
本発明のカプラーには、通常の色素形成カプラーにおい
て用いられる方法および技術が、同様に適用される。
本発明のカプラーには、いかなる発色法によるカラー写
真形成用素材としても用いることができるが、具体的に
は、外式発色法および内式発色法が挙げられる。外式発
色法として用いられる場合、本発明のカプラーはアルカ
リ水溶液あるいは有機溶媒(例えばアルコールなど)に
溶解して、現像処理液中に添加し使用することができる
本発明のカプラーを内式発色法によるカラー写真形成用
素材として用いる場合、本発明のカプラーは写真感光材
料中に含有させて使用する。
典型的には、本発明のカプラーをハロゲン化銀乳剤に配
合し、この乳剤を支持体上に塗布してカラー感光材料を
形成する方法が好ましく用いられる。本発明のカプラー
は、例えばカラーのネガ及びポジフィルム並びにカラー
印画紙などのカラー写真感光材料に用いられる。
このカラー印画紙を初めとする本発明のカプラーを用い
た感光材料は、単色用のものでも多色用のものでもよい
。多色用感光材料では、本発明のカプラーはいかなる層
に含有させてもよいが、通常は赤色感光性ハロゲン化銀
乳剤層に含有させる。多色用感光材料はスペクトルの3
原色領域のそれぞれに感光性を有する色素画像形成構成
単位を有する。各構成単位は、スペクトルのある一定領
域に対して感光性を有する単層または多層乳剤層から成
ることができる。画像形成構成単位の層を含めて感光材
料の構成層は、当業界で知られているように種々の順序
で配列することができる。
典型的な多色用感光材料は、少なくとも1つのシアンカ
プラーを含有する少なくとも1つの赤感光性ハロゲン化
銀乳剤層からなるシアン色素画像形成構成単位(シアン
カプラーの少なくとも1つは本発明のシアンカプラーで
ある。)、少なくとも1つのマゼンタカプラーを含有す
る少なくとも1つの緑感光性ハロゲン化銀乳剤層からな
るマゼンタ色素画像形成構成単位、少なくとも1つのイ
エローカプラーを含有する少なくとも1つの青感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層からなるイエロー色素画像形成構成単
位を支持体上に担持させたものからなる。
感光材料は、追加の層たとえばフィルター層、中間層、
保護層、下塗り層等を有することができる。本発明のカ
プラーを乳剤に含有せしめるには、従来公知の方法に従
えばよい。例えばトリクレジルホスフェート、ジブチル
フタレート等の沸点が175℃以上の高沸点有機溶媒ま
たは酢酸ブチル、プロピオン酸ブチル等の低沸点溶媒の
それぞれ単独にまたは必要に応じてそれらの混合液に本
発明のカプラーを単独でまたは併用して溶解した後、界
面活性剤を含むゼラチン水溶液と混合し、次に高速度回
転ミキサーまたはコロイドミルで乳化した後、ハロゲン
化銀に添加して本発明に使用するハロゲン化銀乳剤を調
製することができる。
本発明のカプラーを用いた感光材料に好ましく用いられ
るハロゲン化録組成としては、塩化銀、塩臭化銀または
塩沃臭化銀がある。また更に、塩化銀と臭化銀の混合物
等の組合せ混合物であってもよい、即ち、ハロゲン化銀
乳剤がカラー用印画紙に用いられる場合には、特に速い
現像性が求められるので、ハロゲン化銀のハロゲン組成
として塩素原子を含むことが好ましく、少なくとも1%
の塩化銀を含有する塩化銀、塩臭化銀または塩沃臭化銀
であることが特に好ましい。
ハロゲン化銀乳剤は、常法により化学増感される。また
、所望の波長域に光学的に増感できる。
ハロゲン化銀乳剤には、感光材料の製造工程、保存中、
あるいは写真処理中のカブリの防止、及び/又は写真性
能を安定に保つことを目的として写真業界においてカブ
リ防止剤または安定剤として知られている化合物を加え
ることができる。
本発明のカプラーを用いたカラー感光材料には、通常感
光材料に用いられる色カブリ防止剤、色素画像安定化剤
、紫外線防止剤、帯電防止剤、マット剤、界面活性剤等
を用いることができる。
これらについては、例えばリサーチ・ディスクロージw
 −(Research Disclosure)  
176壱、22〜31頁(1978年12月)の記載を
参考にすることができる。
本発明のカプラーを用いたカラー写真感光材料は、当業
界公知の発色現像処理を行うことにより画像を形成する
ことができる。
本発明に係るカプラーを用いたカラー写真感光材料は、
親水性コロイド層中に発色現像主薬を発色現像主薬その
ものとして、あるいはそのプレカーサーどして含有し、
アルカリ性の活性化浴により処J里することもできる。
本発明のカプラーを用いたカラー写真感光材料は、発色
現像後、漂白処理、定着処理を施される。漂白処理は定
着処理と同時に行フてもよい。
定着処理の後は、通常は水洗処理が行われる。
また水洗処理の代替えとして安定化処理を行フてもよい
し、両者を併用してもよい。
[実施例] 次に本発明を実施例によって具体的に説明するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体上に下記の
各層を支持体側より順次塗設し、赤色感光性カラー感光
材料試料1を作成した。尚、化合物の添加量は特に断り
のない限り1tm”当りを示す(ハロゲン化銀は銀換算
値)。
第1層:乳剤層 ゼラチン1.2g、赤感性塩臭化銀乳剤(塩化銀96モ
ル%含有) 0.30gおよびジオクチルホスフェ h
l、35gに溶解した比較シアンカプラーa9、I X
 10−’モルからなる赤感性乳剤層。
第2層:保護層 ゼラチン0.50gを含む保護層、尚、硬膜剤として2
.4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−S−トリアジンナト
リウム塩をゼラチン1g当り0.017 gになるよう
添加した。
次に、試料1において比較カプラー8を表1に示すカプ
ラー(添加量は比較カプラーaと同モル量)に代えた以
外は、全く同様にして、本発明の試料2〜8を作製した
上記で得た試料1〜8は、それぞれ常法に従フてウェッ
ジ露光を与えた後、次の工程で現像処理を行った。
(現像処理工程) 発色現像    38℃    3分30秒漂白定着 
   38℃    1分30秒安定化処理/または水
洗処理 25℃〜30℃   3分 乾   燥   75℃〜80℃     2芳容処理
工程において使用した処理液組成は、下記の如くである
(発色現像液) ベンジルアルコール エチレングリコール 亜硫酸カリウム 臭化カリウム 塩化ナトリウム 炭酸カリウム ヒドロキシルアミン硫酸塩 ポリ燐酸(TPPS) 3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−(β−メタ
ンスルホンアミドエチル) アニリン硫酸塩 15   rsR 15raR 2、Og 0.7g 0.2g 30.0g 3、Og 2.58 5.5g 蛍光増白剤 水酸化カリウム 水を加えて全量をIJ2とし、 る。
(漂白定理液) (4,4’−ジアミノメチルベ ンジスルホン酸銹導体) 1.0g 2、Og H 20に調整す エチレンジアミン四酢酸第2鉄 アンモニウム2水塩 エチレンジアミン四酢酸 チオ硫酸アンモニウム(70%溶液) ctrl! 亜硫酸アンモニウム(40%溶液)   27.5mj
炭酸カリウムまたは氷酢酸でp)l 7.1に調整し、
水を加えて全量を11とする。
(安定化液) 5−クロロ−2−メチル−4− イソチアゾリン−3−オン      1.0gエチレ
ングリコール         10  g水を加えて
1℃とする。
上記で処理された試料1〜Bについて、濃度計(コニカ
株式会社製にD−7R型)を用いて濃度を測定し、さら
に、上記各処理済試料を高温・高温(60℃、80%R
H)雰囲気下に14日間放置し、色素画像の耐熱・耐湿
性を調べた。
また、各試料をキセノンフェードメーターで10日間照
射した後、濃度を測定して、耐光性を調べた。結果を表
−1に示す。但し色素画像の耐熱性、耐湿性および耐光
性は初濃度1.0に対する耐熱、耐湿および耐光試験後
の色素残留パーセントで表す。
比較カプラーa C,H目(1) し1 表− 表−1の結果から明らかなように、 本発明のカ プラーを用いた試料は、 比較カプラーを用いた試 料に比べて、 いずれも色素残存率が高く、 耐熱 耐湿性および耐光性に優れており堅牢であることがわか
る。
実施例2 下引済のトリアセテートフィルム上に、下記の各層を支
持体側より順次塗設し、赤色感光性カラー感光材料(試
料9)を作成した。尚、化合物の添加量は、特に断りの
ない限り、11当りを示す(ハロゲン化銀は銀換算値)
第1層:乳剤層 ゼラチン1.4g、赤感性沃臭化銀乳剤(沃化銀4モル
%含有) 1.5 gおよびトリクレジルホスフェート
1.1gに溶解し比較シアンカプラーb8、OX 10
−’モルからなる赤感性乳剤層。
第2層:保護層 ゼラチン1.5gを含む保護層、尚、硬膜剤として2,
4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−S−トリアジンナトリ
ウム塩をゼラチン1g当り、0.017 gになるよう
添加した。
次に、試料9において、比較シアンカプラーbを表−2
に示すカプラー(添加量は比較カプラーbと同モル量)
に代えた以外は、全く同様にして、本発明の試料10〜
16を作製した。
得られたフィルム試料は、通常の方法でウェッジ露光し
、下記のカラー用処理工程に従いカラー現像を行なった
[処理工程コ (処理温度38℃) 処理時間発色現像
           3分15秒漂  白     
     6分30秒水   洗          
       3分15秒定   着        
         6分30秒水   洗      
           3分15秒安定化      
      1分30秒乾   燥 各処理工程において使用した処理液組成は下記の如くで
ある。
[発色現像液] 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−ヒド
ロキシエチル)アニリン硫酸塩4.75g 無水亜硫酸ナトリウム        4.25 gヒ
ドロキシアミン1/2硫酸塩2.0 g無水炭酸カリウ
ム          37.5 g臭化ナトリウム 
          1.3gニトリロ三酸酢酸3ナト
リウム(1水塩)2.5g 水酸化カリウム            1.0 g水
を加えてIIlとし、水酸化ナトリウムを用いてPH1
0,6に調整する。
[漂白液] エチレンジアミン四酢酸鉄 アンモニウム塩 100.0g エチレンジアミン四酢酸 2アンモニウム塩 10.0g 臭化アンモニウム          150.0g氷
酢酸               10.0g水を加
えて1℃とし、アンモニア水を用いてp)16.0に調
整する。
[定着液] チオ硫酸アンモニウム        175.0g無
水亜硫酸ナトリウム         8.6gメタ亜
硫酸ナトリウム         2.3g水を加えて
11とし、酢酸を用いてpH6,0に調整する。
[安定化液コ ホルマリン(37%水溶液)        1.5m
#コニダックス             7.5+a
j(コニカ株式会社製) 水を加えて1iとする。
上記で処理された試料9〜16について、濃度計(コニ
カ株式会社製HD−7R型)を用いて透過濃度を測定し
、さらに、上記各処理済試料を高温・高温(60℃、8
0%RH)雰囲気下に14日間放置し、色素画像の耐熱
・耐湿性を調べた。
また、各試料をキセノンフェードメーターで10日間照
射して、耐光性を調べた。
結果を表−2に示す。但し色素画像の耐熱性、耐湿性お
よび耐光性は初濃度1,0に対する耐熱、耐湿および耐
光試験後の色素残留パーセントで表す。
表−2 表−2の結果から明らかなように、本発明のカプラーを
用いた試料は、比較カプラーを用いた試料に比べて、い
づれも色素残存率が高く、耐熱・耐湿性および耐光性に
優れており堅牢であることがわかる。
実施例3 トリアセチルセルロースフィルム支持体上に、下記の各
層を支持体側より順次塗設し、表3に示すカプラーを含
有する赤感性カラー反転写真感光材料17〜22を作成
した。
第1層;乳剤層 ゼラチン1.4 g、赤感性塩臭化銀乳剤(塩化銀96
モル%含有)0.5gおよびジブチルフタレート1.5
 gに溶解した表−3に示すカプラー9.1xlロ一4
モルからなる赤感性乳剤層。
第2層;保護層 ゼラチン0.5gを含む保護層、尚、硬膜剤として2.
4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジンナトリ
ウム塩をゼラチン1g当り、0.017 gになるよう
添加した。
上記で得た試料は、それぞれ常法に従ワてウェッジ露光
を与えた後、次の工程で現像処理を行った。
[反転処理工程] 工程    時間    温 度 第−現像   6分    38℃ 水   洗     2分       38 ℃反 
  転     2分       38 ℃発色現像
   6分    38℃ 調   整     2分       38 ℃漂 
   白      6分         38 ℃
定   着     4分       38  ℃水
   洗     4分       38 ℃安  
 定     1分       38 ℃乾   燥
              常  温処理液の組成は
以下のものを用いる。
[第一現像液] テトラポリリン酸ナトリウム 亜硫酸ナトリウム ハイドロキノン・モノスルフォネート 炭酸ナトリウム(1水塩) 1−フェニル−4−メチル−4−ヒ ドロキシメチル−3−ピラゾリドン 臭化カリウム チオシアン酸カリウム g 2.5g 1.28 ヨウ化カリウム(0,1%溶液) 水を加えて [反転液] ニトリロトリメチレンホスホン酸・ 6ナトリウム塩 塩化第1スズ(2水塩) p−アミノフェノール 水酸化ナトリウム 氷酢酸 水を加えて [発色現像液] テトラポリリン酸ナトリウム 亜硫酸ナトリウム 第3リン酸ナトリウム(12水塩) 臭化カリウム 沃化カリウム(0,1%溶液) 水酸化ナトリウム シトラジン酸 l1 g 0.1g g 1000   l1l1 g g 8   g g 90   iN g 1.58 N−エチル−N−(β−メタンスル ホンアミドエチル)−3−メチル −4−アミノアニリン・硫酸塩 エチレンジアミン 水を加えて [調整液] 亜硫酸ナトリウム エチレンジアミンテトラ酢酸 ナトリウム(2水塩) チオグリセリン 氷酢酸 水を加えて [漂白液] エチレンジアミン四酢酸 ナトリウム(2水塩) エチレンジアミン四酢酸 鉄(III )アンモニウム 臭化カリウム 水を加えて [定着液] チオ硫酸アンモニウム (2水塩) g g 0.4m1 l111 1000   a+J! 2.0g 120.0g 100、(Ig 1000   all 80.0g 亜硫酸ナトリウム 重亜硫酸ナトリウム 水を加えて [安定化液] ホルマリン(37%水溶液) 5.0g 5.0g 1000   ml 5.0m! コニダックス (コニカ株式会社製) 5.0mj 水を加えて            10100O上記
で処理された各試料について、実施例2と同様に色素画
像の耐熱・耐湿性および耐光性を調べた。その結果を表
−3に示す。
表−3 表−3から明らかなように本発明のカプラーを用いた試
料は、比較カプラーを用いた試料に比べて、いづれも色
素残存率が高く、耐熱・耐湿性および耐光性に優れてお
り堅牢であることがわかる。
[発明の効果] 本発明のカプラーから形成された色素画像は、熱、湿度
および光に対して堅牢であることがわかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式[ I ]で表わされる写真用カプラー。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1およびYは水素原子または置換基を表す
    。R_2は置換基を表す。nは0〜4の整数を表し、n
    が2以上のとき複数のR_2は同じであっても異ってい
    てもよい。Xは水素原子または発色現像主薬の酸化体と
    の反応により、離脱する置換基を表わす。]
JP24608190A 1990-09-18 1990-09-18 新規な写真用カプラー Pending JPH04125557A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998042667A1 (fr) * 1997-03-24 1998-10-01 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha Composes hetero-tricycliques a activite inhibitrice du nos (monoxyde d'azote synthetase)

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WO1998042667A1 (fr) * 1997-03-24 1998-10-01 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha Composes hetero-tricycliques a activite inhibitrice du nos (monoxyde d'azote synthetase)

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