JPH04125230U - 車輪支持式車両搬送装置 - Google Patents
車輪支持式車両搬送装置Info
- Publication number
- JPH04125230U JPH04125230U JP3869491U JP3869491U JPH04125230U JP H04125230 U JPH04125230 U JP H04125230U JP 3869491 U JP3869491 U JP 3869491U JP 3869491 U JP3869491 U JP 3869491U JP H04125230 U JPH04125230 U JP H04125230U
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- wheel
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Links
- 238000012986 modification Methods 0.000 abstract 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 abstract 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 種々のホイールベースの車両を搬送するため
の車両搬送装置を提供すること。 【構成】 車両を積載するハンガー12に、一方の車輪
H1,H2を車両の走行方向の前後で支持する回転自在
な一対のローラ35と、他方の車輪を支持する平板36
とを具えた。一対のローラ35は、自由に回転するよう
になっているため、一方のローラに車輪が載ると、その
ローラが自然に回転し、車輪を一対のローラ35間に落
とし込ませる。このため、車両搬送装置は、一対のロー
ラ35で一方の車輪を位置決めして支持し、平板36で
他方の車輪を位置決めせず単に支持しているだけである
から、種々のホイールベースの車両を積載することがで
きる。
の車両搬送装置を提供すること。 【構成】 車両を積載するハンガー12に、一方の車輪
H1,H2を車両の走行方向の前後で支持する回転自在
な一対のローラ35と、他方の車輪を支持する平板36
とを具えた。一対のローラ35は、自由に回転するよう
になっているため、一方のローラに車輪が載ると、その
ローラが自然に回転し、車輪を一対のローラ35間に落
とし込ませる。このため、車両搬送装置は、一対のロー
ラ35で一方の車輪を位置決めして支持し、平板36で
他方の車輪を位置決めせず単に支持しているだけである
から、種々のホイールベースの車両を積載することがで
きる。
Description
【0001】
本考案は、車両、例えば、自動車生産工場において、種々のホイールベースの
自動車を搬送するための車両搬送装置に関する。
【0002】
従来、自動車生産工場の生産ラインにおいて使用される車両搬送装置(図示省
略)は、タイヤが取付けられた自動車を搬送する場合、ハンガーで車体の下面を
支持して搬送するようになっている。
【0003】
ところが、車体の下面は形状が複雑で、且つハンガーで支持するには強度的に
弱い部分があり、支持できる部分が限定されることが多い。このため、上記のよ
うな車両搬送装置であると、車種が変わる度に、支持される部分が異なるため、
ハンガーの形状を変更しなけらばならないという問題点を有している。
さらに、同一のハンガーでは種々の車体を搬送することができないため、同じ
生産ラインに車種の異なる車体を流すことができないという問題点も有している
。
【0004】
本考案は、一方の車輪を車両の走行方向の前後で支持する回転自在な一対のロ
ーラと、他方の車輪を支持する平板とを具えたハンガーを有する車両搬送装置に
より、前記の課題を解決したものである。
【0005】
一対のローラは、自由に回転するようになっているため、一方のローラに車輪
が載ると、そのローラが自然に回転し、車輪を一対のローラ間に落とし込ませる
。
このため、車両は車輪の部分でハンガーに支持される。
さらに、車両搬送装置は、一対のローラで一方の車輪を位置決めして支持し、
平板で他方の車輪を位置決めせず単に支持しているだけであるから、種々のホイ
ールベースの車両を積載することが可能である。
【0006】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
自動車搬送装置(車両搬送装置)10は、自動車生産工場の生産ラインにおい
て、タイヤが取付けられた自動車Cを搬送する場合に使用される装置であり、キ
ャリヤ11と、ハンガー12とで構成されている。
キャリヤ11は、工場の天井の梁Bに設けられたレールR上を走行する駆動輪
21と、従動輪22と、フレーム23とを有している。駆動輪21はモータ24
によって回転する。
【0007】
ハンガー12は、自動車Cの前輪H1を支持する前部ハンガー31と、後輪2
を支持する後部ハンガー32とで構成されている。前部、後部ハンガー31,3
2は一対のアーム33,33,34,34で構成されている。一対のアーム33
,33,34,34はピン25,25,26,26を介してフレーム23に開閉
自在に具えられている。前部、後部ハンガー31,32の開閉方向は、自動車搬
送装置10の走行方向に対し直角方向である。
【0008】
前部ハンガー31の一対のアーム33,33の下端には、前輪H1を自動車の
走行方向の前後で支持する回転自在の一対のローラ35,35が具えられている
。後部ハンガー32の一対のアーム34,34の下端には、後輪H2を支持する
平板36が具えられている。
各アーム33,34,33,34は片側同士連結杆43,44によって連結さ
れており、この連結杆43,44には、アームを押し上げて開閉させる開閉アー
ム37,38が当接する突片41,42が設けられている。
この開閉アーム37,38は、エアーシリンダ、又は、油圧シリンダ(何れも
図示省略)によって傾動するものであり、梁B、又は、自動車搬送装置10に設
けられている。
【0009】
次に動作を説明する。
組立中の自動車Cは、図4に示すように、コンベヤAによって昇降装置50の
傍まで搬送される。
昇降装置50は、コンベヤAから自動車Cを受取り、上昇し、待機中の自動車
搬送装置10の前部、後部ハンガー31,32の空間60(図1参照)に入り込
み、自動車搬送装置10よりやや高い位置(図4に図示する位置)に停止する。
【0010】
自動車搬送装置10は、前部、後部ハンガー31,32を想像線の位置に開い
て待機しており、昇降装置50が停止してから、前部、後部ハンガー31,32
を実線の位置まで閉じる。
前部、後部ハンガー31,32が閉じられると、昇降装置50は下降し、自動
車Cを前部、後部ハンガー31,32上に積載する。昇降装置50はさらに下降
し、コンベヤAによって運び込まれてくる次の自動車を受取る待機位置に停止す
る。
自動車Cを受取った自動車搬送装置10はレールR上を走行し、次の工程へそ
の自動車Cを搬送して行く。
【0011】
上記の動作において、前部、後部ハンガー31,32に積載された自動車Cの
前輪H1は、一対のローラ35,35間に落込んだ状態で一対のローラ35,3
5に支持される。一方、後輪H2は平板36に支持される。
前輪H1は、その位置が若干ずれていても、一対のローラ35,35間に落込
むとき、一対のローラ35,35が回転するようになっているため、ローラ35
の回転に伴って、その一対のローラ35,35間に自然に落込む。
これによって、自動車搬送装置10に対する自動車Cの積載位置は常に一定し
、その後の組立作業を正確に行なうことができる。
【0012】
又、ハンガー12は、一対のローラ35,35で一方の車輪を位置決めして支
持し、平板36で他方の車輪を位置決めせず単に支持しているだけであるから、
種々のホイールベースの自動車を積載することができる。
さらに、一対のローラの間隔は、自動車搬送装置10が非常停止してもブレー
キのかかっていない前輪H1が慣性によってローラ35から飛出さない程度の間
隔に設定されている。このため、この一対のローラ35,35によって、ハンガ
ー12に自動車Cを固定することができ、自動車固定手段を必ずしも設ける必要
がない。
【0013】
なお、以上の自動車搬送装置のハンガーは開閉するようになっているが、必ず
しも開閉するようになっている必要はない。この場合の昇降装置(図示省略)は
、床から突出する油圧シリンダのような出没軸によって自動車を押し上げるよう
にすればよい。自動車搬送装置は、自動車がこの昇降装置によってリフトアップ
されてから、ハンガーと前後輪とが対向する位置で停止し、昇降装置の下降によ
って、ハンガーで自動車を受取る。
又、以上の自動車搬送装置は、キャリヤによって走行するようになっているが
、キャリヤの替わりにチェーンに牽引されて走行するものでもよい。
【0014】
本考案の車両搬送装置によると次の効果を奏する。
前後輪を支持して車両を搬送するため、車両に損傷を与えるようなことがなく
なる。
又、前後輪の一方を回転自在な一対のローラで支持するため、車両の積載位置
の位置決めを容易に行なうことができる。
さらに、一対のローラで一方の車輪を位置決めして支持し、平板で他方の車輪
を位置決めせず単に支持しているだけであるから、種々のホイールベースの車両
を積載することが可能になり、例えば、生産ラインで使用した場合、1つの生産
ラインに種々の車両を流すことができるようになる。
【図1】本考案の実施例の自動車搬送装置の正面図であ
る。
る。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】図1の右側面図で、一部分省略した図である。
【図4】自動車搬送装置と昇降装置との関係概略図であ
る。
る。
H1 前輪
H2 後輪
C 自動車(車両)
10 自動車搬送装置(車両搬送装置)
12 ハンガー
35 ローラ
36 平板
Claims (1)
- 【請求項1】 一方の車輪を車両の走行方向の前後で支
持する回転自在な一対のローラと、他方の車輪を支持す
る平板とを具えたハンガーを有することを特徴とする、
車両搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3869491U JPH04125230U (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 車輪支持式車両搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3869491U JPH04125230U (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 車輪支持式車両搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04125230U true JPH04125230U (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=31920139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3869491U Pending JPH04125230U (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 車輪支持式車両搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04125230U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6250123B2 (ja) * | 1978-07-06 | 1987-10-22 | Orient Watch Co Ltd | |
JPS6324855A (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-02 | Jinzo Uchiumi | 菓子素体の乾燥度検査抽出方法 |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP3869491U patent/JPH04125230U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6250123B2 (ja) * | 1978-07-06 | 1987-10-22 | Orient Watch Co Ltd | |
JPS6324855A (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-02 | Jinzo Uchiumi | 菓子素体の乾燥度検査抽出方法 |
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