JPH04123929A - ガラスランのコーナー部成形方法 - Google Patents

ガラスランのコーナー部成形方法

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JPH04123929A
JPH04123929A JP2246588A JP24658890A JPH04123929A JP H04123929 A JPH04123929 A JP H04123929A JP 2246588 A JP2246588 A JP 2246588A JP 24658890 A JP24658890 A JP 24658890A JP H04123929 A JPH04123929 A JP H04123929A
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glass run
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lip
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Mitsunobu Hattori
服部 光伸
Toshio Okaniwa
岡庭 敏雄
Yoshihisa Yazawa
矢沢 嘉久
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Meiwa Industry Co Ltd
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Meiwa Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、車両のドア等に数句けられる昇降式窓ガラ
ス用のガラスランに、ザラシュコーナー部の角度に合致
したコーナー部を成形する方法に関する。
[従来の技術] ガラスランの基底部及び両側壁に、幅方向に延びる切り
込みを設け、その切り込み部位でガラスランを所定角度
に曲げ、拡開した切り込み部分に同材質の材料を注入成
形したコーナー部を有するガラスランは、例えば実開昭
57−52993号公報に開示されている。
[発明が解決しようとする課題] 最近、車両のドア等に取(=Jけられる昇降式の窓ガラ
スとして、車外側に膨らんだ曲面のガラスが採用される
ようになってきた。このためそのような窓ガラスの縁端
面を保持するカラスランとじては、車内側の側壁および
メインリップを、車外側のそれらに比較して、高さが高
くかつ肉厚を厚くした形状のものが採用されるようにな
ってきた。
しかしながら、メインリップ及びシールリップに切込み
を入れずに、基底部及び両側壁にのみ切り込みを設【プ
たのち、ガラスランを所定角度に曲げる前δピ従来のコ
ーナー部の成形方法は、両側壁の高さが等しいガラスラ
ンには採用することできるが、両側壁の高さが異なるガ
ラスランの場合には、その両側壁の先端に連なるメイン
リップ及びシールリップが連続していると、切り込みに
よって分離された双方の側の基底部背面が捩れ、コーナ
ー部を形成してもその基底部の背面部位がサツシュの底
面から浮き上がるので採用することができない。
[課題を解決するための手段] この発明のガラスランのコーナー部成形方法は、基底部
、その基底部の幅方向両側に自由状態で斜め外方にハの
字型に開かせて形成した車外側側壁及びその車外側側壁
より高さの高い車内側側壁、並びにそれらの両側壁の先
端に連なりそれぞA11内側に屈曲しているメインリッ
プ及びそれぞれ外側に屈曲しているシールリップを有す
る、合成樹脂またはコム椙料から押出成形で製造された
ガラスランを、車内側のメインリップを車内側側壁に押
しつけた状態で、車外側側壁の先端側を頂点とし、基底
部、車内側側壁、車内側メインリップ及び車内側シール
リップにわたる逆■字形の切り欠きを設け、つぎにその
切り欠き部位でガラスランを所定角度に曲げ、その切り
欠きに前記材料と接僑可能な材料を注入して、切り欠き
により分離された各部分を相互に連続させるコーナー部
を成形することを特徴とするものであるから、前記課題
を解決することができるのである。
[作 用] すなわち、ガラスランの車外側側壁の先端側を頂点とし
、基底部、車内側の側壁、メインリップ及びシールリッ
プにわたる切り欠きを設けたから。
車内側のメインリップ及びシールリップが切断されて連
続しておらず、つきにその切り欠き部位て一 ガラスランを所定角度に曲げるどき、切り欠きによって
分離された切り欠き近傍の両基底部背面が捩れることが
ない。したがってコーナー部が形成されたのちにおいて
、その基底部背面部位がサツシュの底面から浮き上がる
ことがない。
また、上記の切り欠きを逆V字形としたから、ガラスラ
ンを所定角度に曲げるとき、切断されて分離された双方
の車内側のメインリップ及びシールリップが互いに接触
することがなく、このためその他の切り取り作業を必要
とせず、また逆■字形切り欠きの頂部を位置決めの基準
点とすることができるから、コーナー部成形用金型への
ガラスランのセットは容易である。
さらに、車外側のメインリップ及びシールリップは切断
されていないから、従来品と同様に車外からの雨水、塵
埃や騒音の侵入を防止することができる。
[実施例] この発明の実施例を図面を参照して、その詳細を説明し
、併せて前述の従来の欠点を図面に即してより具体的に
明らかにする。
第1図はガラスランの一例を示す断面図である。
カラスラン1は、基底部2とその基底部2の幅方向両側
に自由状態で斜め外方にハの字型に開かせて形成した車
外側側壁11及びその車外側側壁11より高さの高い車
内側側壁21、並びにそれらの両側壁]、 3.、 、
2 itの先端に連なりそれぞれ内側に屈曲している車
外側メインリップ12と車内側メインリップ22、及び
それぞれ外側に屈曲している車外側シールリップ13と
車内側シールリップ23を有している。さらに必要に応
して側壁11.2]に車外側抜は防止リップ]4と車内
側抜は防止リップ24などを設けることもある。
このようなガラスラン1は、合成樹脂またはゴム材料か
ら押出成形で製造される。
第2図は第1図のガラスランを矢示A方向から見た側面
図である。そして車外側側壁11の先端側を頂点Pとし
、車外側抜は防止リップ14、基底部2、車内側抜は防
止リップ24、車内側側壁21、車内側のメインリップ
22及びシールリップ23にわたる逆V字形の切り火き
3が設けられている。このとき車外側のメインリップ1
2およびシールリップフ3は切断されていない。
このような逆■字形の切り欠きコ3を設けるには、Y+
L板の先端を車外側側壁11と車外側メインリップ1−
2の間に挿入し、車内側メインリップ22が車内側側壁
21に接するようにガラスラン]−を平板面に押しつけ
、基底部2の背面側より(第1図矢示へ方向)逆V型の
刃型を用いて、その頂角部を車外側側壁11先端側の車
外側のシールリップ13のイーJけ根に押し込んだのち
、刃型を加圧しガラスラン]−を切断する。このときの
逆V字形の切り火き3は、ガラスラン1の幅方向を中線
とする一等辺三角形状とするのが普通である。
このようにして切り欠き3が設けられたカラスラン1を
、その切り欠き部位で、図示していないドアのザラシュ
コーナー部の角度に応した所定の角度に曲げる(第3図
、第4図参照)。すなオ〕ち、第2図に示すように、切
り欠き3の頂点Pを通るガラスラン1の幅方向の線1.
を考えたとき、この線1.の左右のカラスラン部分が、
第2図の紙1rriの奥側へ移行するようにカラスラン
1を線■、を中心とて折り曲げるのである。このように
ガラスラン1を切り欠き3の部位で所定角度に1■口す
るどき、切り欠き:うによって互いに分離された車内側
の側壁21、メインリップ22及びシールリップ23は
Izいに接近し合うが、これらが接触しないように、切
り欠き形成時の頂点Pの角度α(第2図)が設定されて
いる。
このようにカラスラン1を曲げたとき、切り欠き:3の
近傍の基底部背面2a(第2図)は、従来のように捩じ
れることがない。
第5図は従来のカラスラン1とこれに形成された切り込
み]−03を示ず、第2図と同様な図であり、切り込み
103はガラスラン1の基底部2と両側壁11.21並
びに両抜は防止リップ14゜24にわたって幅方向に延
びているが、メインリップ12.22とシールリップ1
3.23には形成されていない。このようなカラスラン
]を切り込み103のところを中心として、その左右の
ガラスラン部分が第5図の紙面の奥側へ移行するように
折り曲げるのであるが、このとき、車内側の側壁21の
高さが車外側の側壁11の高さよりも高くなっていると
(第1図参照)、高さの低い方の側壁11の側のメイン
リップ]2とシールリップ13は、高さの高い方の側壁
21の側のメインリップ22とシールリップ23よりも
曲げ変形しやすくなるため、切り込み103に隣接した
基底部部分のうち、車外側の側Ia1−1−に近い部分
2[)の方が、車内側の側壁21に近い部分2eよりも
第5図におりる紙面の奥側に大きく変形変位し、両部会
2b、2cの高さが71いに相違して切り込み]−03
の近傍の基底部が捩しれてしまうのである。
これに対し、第2図に示した構成では、切り欠き3によ
って、基底部2、両抜は防止リップ14゜24、車内側
の側壁21、メインリップ22及びシールリップ23が
分離されているので、ガラスラン1−を[+i口ずたと
き、切断されていない(1L外側のメインリップ12と
シールリップ13が容易に変ろ 形し、切り欠き近傍の基底部2の部分が上述のように捩
じれることはない。
次に上述のように折り曲げたカラスランJを、切り欠き
3が拡開された状態で金型(図示せず)にセラ1〜する
。このとき切り欠きr3の頂点丁)を基準点とすれば、
容易にガラスラン1を金型にセラI・することができる
。すなわち金型ば、コーナー部の所定角度に対応する角
度の突部を有し、その突部に切り欠き3の頂点Pを合致
させて位置決めできるので、金型の突部に対して、曲げ
たカラスラン1の切り欠き3の全体を容易に合致させて
カラスラン1を金型にセットてきるのである。
つぎに金型を閉したのち、拡開により生じた隙間に、ガ
ラスラン」の材料と接合可能な後成形材料を射出成形、
注形成形等により注入して、切り火き3により分離され
た各部分を相互に連続させ、第3図及び第4図に示した
ようなコーナー部5を形成する4すなわちコーナー部5
は接続線・1て元のガラスラン1の各部と接合されてい
る。なお、車外側抜は防止リップ〕4及びIIL内側抜
は防上りツブ24が設けられているガラスラン1では、
金型構造の複雑化を防止するために、コーナー部5には
、第3図または第4図に示したように抜は防止リップ1
4..24を形成しなくてもよい。
またコーナー部5の形状は、切り欠き3によって分離さ
れた両ガラスラン部分の断面形状を維持して延長され、
その角隅部30(第4図)が所定角度で角張った形態と
なるように形成するのを原則とするが、この角隅部30
に、窓ガラスの隅部の面取り形状に合せて丸みを設けて
も良い。この場合サツシュコーナーの底面と前記コーナ
ー部5との間に隙間ができるときは、コーナー部5に突
起6を設けて基底部2の背面とサツシュ底面とが密接す
るようにすればよい。
[発明の効果] この発明のガラスランのコーナー部成形方法は■〕記の
ように構成されているので、つぎのような効果を奏する
ガラスランに設ける切り欠きは、7字形の刃型を使用す
ると、1回の操作で形成可能となる。
逆■字形の切り欠き部位でガラスランを所定角度に曲げ
るとき、車内側のメインリップ及びシールリップが切断
されているから、切り欠き近傍の基底部背面が捩れるこ
とはなく、コーナー部はもとよりその左右の基底部背面
もサツシュ底面に密接したガラスランを製造することが
できる。
また切り欠きを逆V字形としたから、ガラスランを所定
角度に曲げるとき、切断された双方の車内側のメインリ
ップ及びシールリップが互いに接触することを阻止でき
、かつ逆V字形の頂角の大きさも適宜に設定可能である
から、切り欠き形成後の追加的な切り取り作業を必要と
しない。
さら1こ、車外側のメインリップ及びシールリップは切
断されていないから見栄えがよく、車外からの雨水、塵
埃や騒音の侵入を防11−シた、密封性の高いコーナー
部を有するガラスランを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はガラスランの一例を示す断面図、第2図は第1
図のガラスランの矢示A方向から見た側面図、第3図お
よび第4図はコーナー部が成形されたカラスランの斜視
図、第5図は従来のガラスランを示す、第2図と同様な
図である。 1・・ガラスラン 2・・・基底部 3・・・切り欠き 5・コーナー部 1・]−・・車外側側壁 ]2・・車外側メインリップ 13・・・車外側シールリップ 21・・・車内側側壁 22・・・車内側メインリップ 23 車内側シールリップ P・・・頂点 代理人 弁理士  星 野 則 夫

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基底部、その基底部の幅方向両側に自由状態で斜め外方
    にハの字型に開かせて形成した車外側側壁及びその車外
    側側壁より高さの高い車内側側壁、並びにそれらの両側
    壁の先端に連なりそれぞれ内側に屈曲しているメインリ
    ップ及びそれぞれ外側に屈曲しているシールリップを有
    する、合成樹脂またはゴム材料から押出成形で製造され
    たガラスランを、車内側のメインリップを車内側側壁に
    押しつけた状態で、車外側側壁の先端側を頂点とし、基
    底部、車内側側壁、車内側メインリップ及び車内側シー
    ルリップにわたる逆V字形の切り欠きを設け、つぎにそ
    の切り欠き部位でガラスランを所定角度に曲げ、その切
    り欠きに前記材料と接合可能な材料を注入して、切り欠
    きにより分離された各部分を相互に連続させるコーナー
    部を成形することを特徴とするガラスランのコーナー部
    成形方法。
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