JP2906904B2 - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents

自動車用ウエザストリップ

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JP2906904B2
JP2906904B2 JP5062801A JP6280193A JP2906904B2 JP 2906904 B2 JP2906904 B2 JP 2906904B2 JP 5062801 A JP5062801 A JP 5062801A JP 6280193 A JP6280193 A JP 6280193A JP 2906904 B2 JP2906904 B2 JP 2906904B2
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bent
weather strip
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door
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政博 野崎
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車体のドア開口のルーフ
サイドに沿って取付けられるウエザストリップに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、車体のドア開口のル
ーフサイドには、中空状のウエザストリップ2が取付け
られており、ドア閉時にドアガラス1の外周をシールす
るようになっている。
【0003】このウエザストリップ2は一般に、押出成
形材2A,2Bを型成形材3Aで接続してコーナ部Cを
形成し、かつ両端末にそれぞれ型成形材3B,3Cを接
続して構成されている。
【0004】図4はコーナ部Cを示すもので、縦方向の
押出成形材2Aは中空状で、この押出成形材2Aと接続
する型成形の縦部分は、図4(B)に示すように押出成
形材2Aと断面外形がほぼ同じの中空状となっている。
なお、押出成形材2Bと接続する型成形材3Aの水平部
分は、押出成形材2Bとほぼ同じ中空断面形状となって
いる。
【0005】押出成形材2Bおよびこれに接続する型成
形材3Aは、断面が直角ないしは鋭角状に屈曲する屈曲
部21,31を有する。そしてこの屈曲部21,31の
側面にドアガラス1の後端縁が押付けられるようになっ
てい
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、押出成形材
2Bの屈曲部21の屈曲中心部分は、ドアガラス1が押
付けられる他のシール壁部分よりも若干厚肉に成形さ
れ、屈曲中心部分でドアガラス1の押付けを支え、ドア
ガラス1により押付けられたシール壁部分がドアガラス
1の端面形状に沿って撓むようにしてある。これに対し
図5に示すように型成形材3Aの屈曲部31では、屈曲
中心部分を他の部分よりも厚くすると、型成形時に注入
材料の充填圧が低くなって材料の廻りが不充分となり、
組織が粗くなるとともに外表面側に細かい凹部が生じる
ことが多い。従って、屈曲中心部分の肉厚は他のシール
壁部分と同じか、若干薄くしている。
【0007】ところが、このようにすると、図5に示す
ように屈曲部31の側面にドアガラスが押付けられた
とき、屈曲部31は屈曲中心部分で容易に折れ曲がって
しまい、ドアガラス1の端面とシール壁との隙間角度θ
が大きくなり、シール性低下の原因となっている。
【0008】そこで本発明は、中空状ウエザストリップ
の一部を構成する型成形材において、成形時に屈曲部に
表面欠陥が生じるような注入材料充填圧の低下を防ぎ、
かつガラスシール性を良好に維持することを課題として
なされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1,図2に
例示するように、ウエザストリップの押出成形材2Aに
接続し、押出成形材2Aの中空断面屈曲部21よりも薄
肉に成形した型成形材3Aの直角ないしは鋭角状の屈曲
部31の屈曲中心部分内面側に、所定の間隔をおいて
曲中心部分の内面側を埋めるリブ状の肉盛り4を形成し
たことを特徴とする。
【0010】
【作用】型成形材3Aの屈曲部31の屈曲中心部分に肉
盛り4を形成したことにより、屈曲中心部分の剛性が強
化されてドアガラス1の押付けを受け止め、かつ隙間角
度θは小さくなり、押出成形材2Aと同じ良好なシー
ル性が得られる。また充填材料の充填圧の低下は、屈曲
中心部分全体を厚肉とした場合に比べて遙かに少ないか
ら、屈曲部31の外表面に欠陥が生じるようなことはほ
とんどない。
【0011】
【実施例】図1に本発明のウエザストリップのコーナ部
C(図3)を示す。縦方向の押出成形材2Aと水平方向
の押出成形材2Bは、L字状の型成形材3Aで接続され
ている。接続は型成形材3Aを成形する金型キャビティ
の両端に両押出成形材2A,2Bの端末を挿入し、キャ
ビティに型成形材料を注入することによりなされる。
【0012】図1(A)に示すように、押出成形材2A
は、ほぼ扇形断面形状の中空体で屈曲部21は丸味のあ
る鋭角状に屈曲している。そして屈曲中心部分は外面よ
りも内面がよりなだらかな湾曲面をなし、これにより屈
中心部分の肉厚はシール壁の一般部よりも厚くなって
いる。
【0013】押出成形材2Aと接続する型成形材3A
は、図1(B)に示すように、押出成形材2Aと同一の
外面形状を有する中空体である。図において32は、型
成形時に用いた中子の抜き孔である。屈曲部31は、屈
曲中心部分で他の部分よりも薄肉としてあり、内面側に
所定の間隔をおいて屈曲中心部分の内面側を埋める複数
のリブ状の肉盛り4が形成してある。
【0014】ドア閉時、ドアガラス1の後端縁が一連に
連なる押出成形材2Aの屈曲部21および型成形材3A
の側面に押付けられる。この時、屈曲部31は屈曲部2
1と同様に、図2に示すように、屈曲中心部分で折れ曲
ことなく、ドアガラス1の後端縁が当接する部分が該
後端縁の形状に沿うように変形するから、隙間角度θ
は小さい。かつ押出成形材2Aと同様にドアガラス1の
押付けを肉盛り4を設けた屈曲部31で支えるから充分
なドアガラス圧接力が得られ、良好なシール性が確保さ
れる。また型成形時、屈曲部31を成形するのに必要な
充填材料量は、屈曲中心部分全体を厚肉にした場合に比
べて少ないから、材料廻りの不足による表面欠陥が生じ
るようなことはない。
【0015】本発明は、ウエザストリップのコーナ部型
成形材のみでなく、端末の型成形材3B,3C(図3)
にも適用できる。例えば、型成形材3Bは、ドアガラス
閉時にドアパネルまわりに取付けたドアウエザストリッ
プの前部上端末と、ドアガラス前端縁の下部が押付けら
れる個所にあり、これ等相互間に隙間のない密着性が要
求される。
【0016】そこで、型成形材3B内に、先の実施例の
肉盛り4に対応するような肉盛りを形成して、ドアウエ
ザストリップの端末およびドアガラス端縁の押付けを受
け止める剛性を付与することで相互の密着を良好にする
ことができる。
【0017】
【発明の効果】車体のドア開口縁に沿って取付けられ、
中空状の押出成形材と型成形材とを一連に接続してなる
ウエザストリップにおいて、両成形材にわたって、均一
かつすぐれたドアガラスシール性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明によるウエザストリップの
要部を示す斜視図、図1(B)は図1(A)のIB−I
B線に沿う断面図である。
【図2】図1(B)に示す部分にドアガラスが押付けら
れた状態を示す図である。
【図3】本発明のウエザストリップが適用される自動車
の側面図である。
【図4】図4(A)は従来のウエザストリップの要部を
示す斜視図、図4(B)は図4(A)のIVB−IVB線に
沿う断面図である。
【図5】図4(B)に示す部分にドアガラスが押付けら
れた状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ドアガラス 2 ウエザストリップ 2A,2B 押出成形材 3A,3B,3C 型成形材 21,31 屈曲部 4 肉盛り
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−238331(JP,A) 特開 平3−86647(JP,A) 特開 平4−63721(JP,A) 実開 平4−91512(JP,U) 実開 昭61−59117(JP,U) 実開 昭63−128116(JP,U) 実開 平5−44648(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 13/00 - 13/08 B60J 10/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のドア開口のルーフサイドに沿って
    取付けられる中空状のウエザストリップであって、押出
    成形材と、これに一連に接続する型成形材とよりなり、
    中空の断面形状の一部が直角ないしは鋭角状に屈曲し、
    屈曲部の一方の側面にドアガラスの周縁が押付けられる
    ウエザストリップにおいて、押出成形材の屈曲部の屈曲
    中心部分よりも薄肉に成形した型成形材の屈曲部の屈曲
    中心部分の内面に所定の間隔をおいて屈曲中心部分の
    内面側を埋めるリブ状の肉盛りを形成したことを特徴と
    する自動車用ウエザストリップ。
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