JPH06247226A - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents

自動車用ウエザストリップ

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JPH06247226A
JPH06247226A JP5062801A JP6280193A JPH06247226A JP H06247226 A JPH06247226 A JP H06247226A JP 5062801 A JP5062801 A JP 5062801A JP 6280193 A JP6280193 A JP 6280193A JP H06247226 A JPH06247226 A JP H06247226A
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JP
Japan
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weather strip
bent portion
molding material
door glass
hollow
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JP5062801A
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JP2906904B2 (ja
Inventor
Masahiro Nozaki
政博 野崎
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体のドア開口縁に取付けられ、一連に接続
された押出成形材と型成形材よりなるウエザストリップ
において、均一かつすぐれたドアガラスシール性を得る
ことである。 【構成】 屈曲部21を有する中空断面の押出成形材2
Aに接続された中空断面の型成形材3Aの屈曲部31の
肉厚を、押出成形材2Aの屈曲部21よりも薄くし、か
つ屈曲部31の内面側に所定の間隔をおいてリブ状の肉
盛り4を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車体のドア開口のルーフ
サイドに沿って取付けられるウエザストリップに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、車体のドア開口のル
ーフサイドには、中空状のウエザストリップ2が取付け
られており、ドア閉時にドアガラス1の外周をシールす
るようになっている。
【0003】このウエザストリップ2は一般に、押出成
形材2A,2Bを型成形材3Aで接続してコーナ部Cを
形成し、かつ両端末にそれぞれ型成形材3B,3Cを接
続して構成されている。
【0004】図4はコーナ部Cを示すもので、縦方向の
押出成形材2Aは中空状で、この押出成形材2Aと接続
する型成形の縦部分は、図4(B)に示すように押出成
形材2Aと断面外形がほぼ同じの中空状となっている。
なお、押出成形材2Bと接続する型成形材3Aの水平部
分は、押出成形材2Bとほぼ同じ中空断面形状となって
いる。
【0005】押出成形材2Bおよびこれに接続する型成
形材3Aは、断面が直角ないしは鋭角状に屈曲する屈曲
部21,31を有する。そしてこの屈曲部21,31の
側面にドアガラス1の後端縁が押付けられるようになっ
てい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、押出成形材
2Bの屈曲部21は、他のシール壁部分よりも若干厚肉
に成形され、ドアガラス1の押付けを支えるようにして
ある。これに対し図5に示すように型成形材3Aの屈曲
部31では、これを他の部分よりも厚くすると、型成形
時に注入材料の充填圧が低くなって材料の廻りが不充分
となり、外表面側に細かい凹部が生じることが多い。従
って、屈曲部31の肉厚は他のシール壁部分と同じか、
若干薄くしている。
【0007】ところが、このようにすると、図5に示す
ように屈曲部31の側面にドアガラス2が押付けられた
とき、屈曲部31が容易に折れ曲がってしまい、ドアガ
ラス1の端面とシール壁との隙間角度θ1 が大きくな
り、シール性低下の原因となっている。
【0008】そこで本発明は、中空状ウエザストリップ
の一部を構成する型成形材において、成形時に屈曲部に
表面欠陥が生じるような注入材料充填圧の低下を防ぎ、
かつガラスシール性を良好に維持することを課題として
なされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1,図2に
例示するように、ウエザストリップの押出成形材2Aに
接続し、押出成形材2Aの中空断面屈曲部21よりも薄
肉に成形した型成形材3Aの屈曲部31の内面側に、所
定の間隔をおいてリブ状の肉盛り4を形成したことを特
徴とする。
【0010】
【作用】型成形材3Aの屈曲部31に肉盛り4を形成し
たことにより、屈曲部31の剛性が強化されてドアガラ
ス1の押付けを受け止め、かつ隙間角度θ2 は小さくな
り、押出成形材2Aと同じ良好なシール性が得られる。
また屈曲部31の充填材料量は、屈曲部31全体を厚肉
とした場合に比べて遙かに少ないから、屈曲部31の外
表面に欠陥が生じるような充填圧の低下はない。
【0011】
【実施例】図1に本発明のウエザストリップのコーナ部
C(図3)を示す。縦方向の押出成形材2Aと水平方向
の押出成形材2Bは、L字状の型成形材3Aで接続され
ている。接続は型成形材3Aを成形する金型キャビティ
の両端に両押出成形材2A,2Bの端末を挿入し、キャ
ビティに型成形材料を注入することによりなされる。
【0012】図1(A)に示すように、押出成形材2A
は、ほぼ扇形断面形状の中空体で屈曲部21は丸味のあ
る鋭角状に屈曲している。そして屈曲部21は外面より
も内面がよりなだらかな湾曲面をなし、これにより屈曲
部21の肉厚はシール壁の一般部よりも厚くなってい
る。
【0013】押出成形材2Aと接続する型成形材3A
は、図1(B)に示すように、押出成形材2Aと同一の
外面形状を有する中空体である。図において32は、型
成形時に用いた中子の抜き孔である。屈曲部31は、屈
曲中心で他の部分よりも薄肉としてあり、内面側に所定
の間隔をおいて複数のリブ状の肉盛り4が形成してあ
る。
【0014】ドア閉時、ドアガラス1の後端縁が一連に
連なる押出成形材2Aの屈曲部21および型成形材3A
の屈曲部31の側面に押付けられる。この時、屈曲部3
1は屈曲部21と同様に、図2に示すように、屈曲中心
部で屈折することなく、ドアガラス1の後端縁が当接す
る部分が該後端縁の形状に沿うように変形するから、隙
間角度θ2 は小さい。かつ押出成形材2Aと同様にドア
ガラス1の押付けを肉盛り4を設けた屈曲部31で支え
るから充分なドアガラス圧接力が得られ、良好なシール
性が確保される。また型成形時、屈曲部31の充填材料
量は、屈曲部31全体を厚肉にした場合に比べて少ない
から、材料廻りの不足による表面欠陥が生じるようなこ
とはない。
【0015】本発明は、ウエザストリップのコーナ部型
成形材のみでなく、端末の型成形材3B,3C(図3)
にも適用できる。例えば、型成形材3Bは、ドアガラス
閉時にドアパネルまわりに取付けたドアウエザストリッ
プの前部上端末と、ドアガラス前端縁の下部が押付けら
れる個所にあり、これ等相互間に隙間のない密着性が要
求される。
【0016】そこで、型成形材3B内に、先の実施例の
肉盛り4に対応するような肉盛りを形成して、ドアウエ
ザストリップの端末およびドアガラス端縁の押付けを受
け止める剛性を付与することで相互の密着を良好にする
ことができる。
【0017】
【発明の効果】車体のドア開口縁に沿って取付けられ、
中空状の押出成形材と型成形材とを一連に接続してなる
ウエザストリップにおいて、両成形材にわたって、均一
かつすぐれたドアガラスシール性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明によるウエザストリップの
要部を示す斜視図、図1(B)は図1(A)のIB−I
B線に沿う断面図である。
【図2】図1(B)に示す部分にドアガラスが押付けら
れた状態を示す図である。
【図3】本発明のウエザストリップが適用される自動車
の側面図である。
【図4】図4(A)は従来のウエザストリップの要部を
示す斜視図、図4(B)は図4(A)のIVB−IVB線に
沿う断面図である。
【図5】図4(B)に示す部分にドアガラスが押付けら
れた状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ドアガラス 2 ウエザストリップ 2A,2B 押出成形材 3A,3B,3C 型成形材 21,31 屈曲部 4 肉盛り

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のドア開口のルーフサイドに沿って
    取付けられる中空状のウエザストリップであって、押出
    成形材と、これに一連に接続する型成形材とよりなり、
    中空の断面形状の一部が山形に屈曲し、屈曲部の一方の
    側面にドアガラスの周縁が押付けられるウエザストリッ
    プにおいて、押出成形材の屈曲部よりも薄肉に成形した
    型成形材の屈曲部の内面に所定の間隔をおいてリブ状の
    肉盛りを形成したことを特徴とする自動車用ウエザスト
    リップ。
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