JPH10930A - ウェザストリップ - Google Patents

ウェザストリップ

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JPH10930A
JPH10930A JP8152574A JP15257496A JPH10930A JP H10930 A JPH10930 A JP H10930A JP 8152574 A JP8152574 A JP 8152574A JP 15257496 A JP15257496 A JP 15257496A JP H10930 A JPH10930 A JP H10930A
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weatherstrip
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molded
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Yoji Orimoto
洋治 折本
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廉価で確実に見切り隠しを行うことが可能な
ウェザストリップを提供する。 【解決手段】 本発明のウェザストリップは、縦状細長
の見切りGPをシールするための、押出成形ウェザストリ
ップ23と型成形ウェザストリップ 23aを接合して成るウ
ェザストリップであって、ドアサッシ8の上方周辺に沿
って延在する押出成形ウェザストリップ23の後方端部に
接合してウェザストリップの隅部を形成する型成形ウェ
ザストリップ 23aが、センタピラー10の後方外側面に沿
って略垂直に延伸する見切りシール部 28aと、センタピ
ラー10の前方外側面に沿い見切りシール部 28aから分岐
して斜めに延伸し且つその先端部で別の押出成形ウェザ
ストリップ23と接合する隅部ウェザストリップ33から成
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、車輛等のドア周辺
の密封性を付与するためのウェザストリップに関し、特
に、3ドアタイプの乗用車においてドアサッシとセンタ
ピラー間に形成される見切りに対する密封性を高めるよ
うに改良したウェザストリップの構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車輛等のドア周辺は、例えば、図
4及び図5に示した3ドアタイプの乗用車1のように、
フロントドア2のドアサッシ8及びセンタピラー10間に
縦方向に細長い溝状のピラー露出面、所謂見切りGPが形
成され、それが風切り現象による騒音の発生要因になっ
ていた。図5は、図4の丸印Bで囲んだ箇所を一部破断
し、拡大して示した前記乗用車1の外部側面図である。
前記フロントドア2のドアサッシ8は、前記センタピラ
ー10の外側面に対向する内側にウェザストリップを介在
させてドア周辺の密封性を維持させていた。このウェザ
ストリップ全体は、例えば、前記ドアサッシ8の上方周
辺に沿って延在する押出成形ウェザストリップ3の後方
端部に、前記ウェザストリップ全体の隅部を画成する略
L字状の型成形ウェザストリップ3aの前方端部が接合部
Wで加硫同時接着され、更に、該型成形ウェザストリッ
プ3aの下方端部に別の押出成形ウェザストリップ3の上
方端部が別の接合部Wで加硫同時接着されて所望の形態
に一体化されていた。
【0003】前記各押出成形ウェザストリップ3は、押
出成形機(図示せず)により効率良く比較的長めに成形
され、その横断面形状は、中空状躯体部5から偏平なリ
ップ部4が突設される一方、前記中空状躯体部5に隣接
させた補助中空部6の周壁を固定部7として構成されて
いた。又、前記型成形ウェザストリップ3aは、キャビテ
ィが略L字形の金型等で比較的短く型成形され、且つ型
抜きのため完全な中空形状に成形されないが、前記押出
成形ウェザストリップ3の横断面形状と実質的に略同等
な構成を以て成形されていた。
【0004】3ドアタイプの乗用車における前記センタ
ピラー10は、その外側面を、図5に示した前記ドアサッ
シ8の立下部外側面と略同形状に、その後方外側面が略
垂直に立ち下げる一方、前方外側面が傾斜して該立下部
外側面全域の幅が下方に向け漸増せしめて成るタイプが
多用されている。
【0005】図5に示したタイプの前記センタピラー10
に対し、前記ウェザストリップ全体は、先ず、前記ドア
サッシ8の内側の係止用凹凸部に前記押出成形ウェザス
トリップ3の前記固定部7を嵌着させて、該ドアサッシ
8の上方周辺に沿って前記リップ部4を延在せしめ、且
つドア閉止時に該リップ部4の先端部内側を平行するド
リップモール9の下方外周面に圧着可能に配設してい
た。前記型成形ウェザストリップ3aも、前記押出成形ウ
ェザストリップ3と同様に前記ドアサッシ8の上方周辺
及び前記ドリップモール9の下方周辺に沿って前記セン
タピラー10に向け延伸しながら、次第に前記中空状躯体
部5が前記センタピラー10の上方外側面に圧着可能な位
置まで延長され、前記センタピラー10の上方外側面上で
前記ドアサッシ8の立下部外側面に倣って立ち下げら
れ、引き続き前記別の押出成形ウェザストリップ3が立
ち下げられて、前記センタピラー10の周辺のドア密封性
が付与されていた。
【0006】前述したようなセンタピラー10に対するウ
ェザストリップ全体及びドアサッシ8の配設位置関係に
伴って、前記センタピラー10の外側面の一部が前記ウェ
ザストリップ及び前記ドアサッシ8の各立下部内側面に
よって被覆されず、隣接する後部ウィンドガラス・サッ
シ11との間に縦方向の細長い溝状のピラー露出面、所謂
見切りGPが形成され、それが風切り現象による騒音の発
生要因になっていた。
【0007】前記見切りGPに対して、図6及び図7に示
したように、前記ドアサッシ8の上方周辺に沿って延在
する押出成形ウェザストリップ13の後方端部に、前記ウ
ェザストリップ全体の隅部を画成する略L字状の型成形
ウェザストリップ 13aの前方端部が接合部Wで加硫同時
接着され、更に、該型成形ウェザストリップ 13aは、前
記センタピラー10の後方外側面に沿って略垂直に延伸す
る偏平な見切りシール部 14aを有し、該見切りシール部
14aの下端部は、横断面形状が略同等の押出成形見切り
シール部18の上端部に別の接合部Wで加硫同時接着され
る。又、前記センタピラー10の前方外側面に沿い前記見
切りシール部 14aから分岐して斜めに延伸し且つその下
端部を別の押出成形ウェザストリップ13と加硫同時接着
される隅部ウェザストリップ 13bが型成形されて所望の
形態に一体化されたウェザストリップが提案されてい
た。
【0008】特に、前記押出成形見切りシール部18は、
図6の C-C線に沿って切断して示した図7の断面図から
明らかなように、比較的広幅の偏平部19の内側に、縦方
向に細長の硬質合成樹脂板材から成る増厚部40を複数本
の固定ピン41を介して固定して成っていた。前記増厚部
40は、最終的に前記固定ピン41によって前記ドアサッシ
3内側に固定され、それによってリップ部 14bの先端周
辺の曲げ剛性が高められるので、前記リップ部 14bの先
端周辺は風圧等の外力に抗して前記見切りGPを被覆する
ように構成されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6及
び図7に示した従来の風切り対策のために改良が図られ
たウェザストリップは、前記型成形ウェザストリップ 1
3a及び前記隅部ウェザストリップ 13bのような型成形部
材の個数が増し、その結果、前記押出成形ウェザストリ
ップ13及び前記押出成形見切りシール部18との色差が目
立ち易くなり又、前記固定ピン41の頭部が車内側から目
視されるので、外観を著しく損なう難点があった。
【0010】本発明は、前述した従来技術の問題点を解
消し、廉価で確実に見切り隠しを行うことが可能なウェ
ザストリップを提供することを目的とするものである。
【0011】本発明のかかる目的は、自動車のドアサッ
シとセンタピラー間に形成される縦状細長の見切りをシ
ールするための、押出成形ウェザストリップと型成形ウ
ェザストリップを接合して成るウェザストリップであっ
て、前記ドアサッシの上方周辺に沿って延在する前記押
出成形ウェザストリップの後方端部に接合して前記ウェ
ザストリップの隅部を形成する前記型成形ウェザストリ
ップが、前記センタピラーの後方外側面に沿って略垂直
に延伸する見切りシール部と、前記センタピラーの前方
外側面に沿い前記見切りシール部から分岐して斜めに延
伸し且つその先端部で別の押出成形ウェザストリップと
接合する隅部ウェザストリップから成ることを特徴とす
るウェザストリップによって達成される。
【0012】更に、本発明のかかる目的は、前記型成形
ウェザストリップの前記見切りシール部が、前記センタ
ピラーに対向する裏面に複数本の固定ピンをインサート
した細長の増厚部を一体成形して成ることを特徴とする
ウェザストリップによって達成される。
【0013】更に、本発明のかかる目的は、前記見切り
シール部の前記細長の増厚部が、硬質合成樹脂板をイン
サート成形して成ることを特徴とするウェザストリップ
によって達成される。
【0014】更に、本発明のかかる目的は、前記型成形
ウェザストリップが、前記センタピラーに対向する裏面
に複数本の固定ピンをインサートして略下字状の細長の
増厚部を前記隅部ウェザストリップ及び前記見切りシー
ル部にわたり一体成形して成ることを特徴とするウェザ
ストリップによって達成される。
【0015】更に、本発明のかかる目的は、前記隅部ウ
ェザストリップ及び前記見切りシール部にわたり一体成
形した前記細長の増厚部が、硬質合成樹脂板をインサー
ト成形して成ることを特徴とするウェザストリップによ
って達成される。
【0016】本発明のウェザストリップは、自動車のド
アサッシとセンタピラー間に形成される縦状細長の見切
りをシールするための、押出成形ウェザストリップと型
成形ウェザストリップを接合して成るウェザストリップ
であって、前記ドアサッシの上方周辺に沿って延在する
前記押出成形ウェザストリップの後方端部に接合して前
記ウェザストリップの隅部を形成する前記型成形ウェザ
ストリップが、前記センタピラーの後方外側面に沿って
略垂直に延伸する見切りシール部と、前記センタピラー
の前方外側面に沿い前記見切りシール部から分岐して斜
めに延伸し且つその先端部で別の押出成形ウェザストリ
ップと接合する隅部ウェザストリップから成る。更に、
前記押出成形ウェザストリップと型成形ウェザストリッ
プとの前記接合部の個数を増加させずに一体化する。
又、前記各押出成形ウェザストリップは、横断面形状に
変化を与えず一定し且つ比較的単純な構成で成形される
ので、外観を著しく損なうことが避けられる。
【0017】更に、本発明のウェザストリップは、前記
型成形ウェザストリップの前記見切りシール部が、前記
センタピラーに対向する裏面に複数本の固定ピンをイン
サートした細長の増厚部を一体成形して成るので、前記
各固定ピンの頭部は前記見切りシール部内に封入され、
車内側からその頭部が目視されない。
【0018】更に、本発明のウェザストリップは、前記
見切りシール部の前記細長の増厚部が、硬質合成樹脂板
をインサート成形して成るので、前記見切りシール部の
側端縁部の曲げ剛性が一層高まり、且つ前記ドアサッシ
に対する取付け密着性も向上する。
【0019】更に、本発明のウェザストリップは、前記
型成形ウェザストリップが、前記センタピラーに対向す
る裏面に複数本の固定ピンをインサートして略下字状の
細長の増厚部を前記隅部ウェザストリップ及び前記見切
りシール部にわたり一体成形して成るので、前記略下字
状の細長の増厚部が前記型成形ウェザストリップにおけ
る前記リップ部の外周辺の過剰なコーナ歪みの発生を阻
止する。
【0020】更に、本発明のウェザストリップは、前記
隅部ウェザストリップ及び前記見切りシール部にわたり
一体成形した前記細長の増厚部が、硬質合成樹脂板をイ
ンサート成形して成るので、前記略下字状の細長の増厚
部の曲げ剛性が一層高められて前記型成形ウェザストリ
ップにおける前記リップ部の外周辺の過剰なコーナ歪み
の発生を阻止する。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明のウェザストリップの一実
施態様について、添付した図面に基づき以下に詳述す
る。図1は、本発明のウェザストリップ20を車内側から
一部破断して示した斜視図であり、図2は図1のA-A 線
に沿って切断した断面図である。本発明のウェザストリ
ップの構成は、前記ドアサッシ8の上方周辺に沿って延
在する押出成形ウェザストリップ23の後方端部に、前記
ウェザストリップ全体の隅部を画成する略下字状の型成
形ウェザストリップ 23aにおいてその一部を構成する隅
部型成形ウェザストリップ33の前方端部が接合部Wで熱
溶着、接着剤等によって接合され、更に、前記型成形ウ
ェザストリップ23a の他部を構成する見切りシール部 2
8aが前記センタピラー10の後方外側面に沿って略垂直に
延伸する一方、前記センタピラー10の前方外側面に沿い
前記見切りシール部 28aから分岐して斜めに延伸し且つ
その先端部が別の押出成形ウェザストリップ23の上方端
部に別の接合部Wで接合される前記隅部型成形ウェザス
トリップ33によって所望の形態に一体化されている。
【0022】前記各押出成形ウェザストリップ23は、押
出成形機(図示せず)により効率良く比較的長めに成形
され、その横断面形状は、中空状躯体部25から偏平なリ
ップ部24が突設される一方、前記中空状躯体部25に隣接
させた補助中空部26の周壁を固定部27として構成されて
いる。又、前記型成形ウェザストリップ 23aは、キャビ
ティが略下字形の金型等で型成形された後の型抜きのた
め完全な中空形状に成形された部分を有しないが、前記
押出成形ウェザストリップ23のリップ部24に連続するリ
ップ部 24a、及び前記見切りシール部 28a以外は前記押
出成形ウェザストリップ23の横断面形状と実質的に略同
等な構成を以て成形される。
【0023】本発明に基づく前記見切りシール部 28a
は、前記後部ウィンドガラス・サッシ11の立下部と略等
しい長さに延長され、前記隅部型成形ウェザストリップ
33よりも長く型成形される。更に、前記見切りシール部
28aは、前記センタピラー10の外側面の一部が前記ウェ
ザストリップ及び前記ドアサッシ8の各立下部内側面に
よって被覆されず、隣接する前記後部ウィンドガラス・
サッシ11との間に形成される縦方向に細長い溝状のピラ
ー露出面、所謂見切りGP上を被覆するリップ部 24aの外
周辺領域に近接して並行するよう細長の増厚部 29aを一
体成形して成っている。前記増厚部 29aは、比較的柔軟
なエチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体のスポン
ジ材等から成る偏平な前記見切りシール部 28aと一体的
に且つ厚さを増して型成形されるので、前記見切りシー
ル部 28aにおけるリップ部 24bの外周辺に対する曲げ剛
性を高める機能を有する。更に、前記増厚部 29aは、前
記センタピラー10に対向する裏面に複数本の固定ピン 3
0aをインサートして一体成形して成るので、前記各固定
ピン 30aは頭部を含め全体が前記見切りシール部 28a内
に封入され、車内側からその頭部を直接目視できない。
【0024】以上のように構成される本発明のウェザス
トリップは、前記各押出成形ウェザストリップ23と型成
形ウェザストリップ 23aとの前記接合部Wを二箇所だけ
で一体化が完成されるので、外観を著しく損なう色差の
発生頻度を減少させる。又、本発明の前記増厚部 29a
は、前記センタピラー10に対向する裏面に複数本の固定
ピン 30aをインサートして一体成形して成るので、車内
側から前記固定ピン 30aの頭部の直接目視が回避され、
前記増厚部 29aの設置により外観を損なうことがない。
【0025】本発明のウェザストリップにおいて、前記
見切りシール部 28aにおけるリップ部 24aの外周辺の曲
げ剛性を更に高めて前記ドアサッシ8に対する取付け密
着性を増強するために、例えば、ナイロン、ポリエステ
ル等のような硬質の合成樹脂板材 29bを芯材として前記
複数本の固定ピン 30aと共に前記増厚部 29aにインサー
トして一体成形するように変更することも可能である。
【0026】更に、前記型成形ウェザストリップ 28aに
おける前記リップ部 24aの外周辺の過剰なコーナ歪みの
発生を阻止するために、前記型成形ウェザストリップ 2
3aは、前記センタピラー10に対向する裏面において前記
隅部ウェザストリップ33及び前記見切りシール部 28aに
わたり複数本の固定ピン 30aをインサートした略下字状
の細長の増厚部 29aを一体成形して成るように変更する
ことも可能である。
【0027】更に、前記隅部ウェザストリップ33及び前
記見切りシール部 28aにわたり一体成形した前記略下字
状の細長の増厚部 29aに、例えば、ナイロン、ポリエス
テル等のよう硬質の合成樹脂板材 29bをインサート成形
し、その曲げ剛性を一層高めて前記見切りシール部 28a
における前記リップ部 24aの外周辺の過剰なコーナ歪み
の発生を阻止するように変更することも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上のように構成される本発明のウェザ
ストリップは、次に記すような新規な効果を奏するもの
である。即ち、本発明のウェザストリップは、前記縦状
細長の見切りGPをシールするための、前記押出成形ウェ
ザストリップ23と型成形ウェザストリップ 23aを接合し
て成るウェザストリップであって、前記ドアサッシ8の
上方周辺に沿って延在する前記押出成形ウェザストリッ
プ23の後方端部に接合して前記ウェザストリップの隅部
を形成する前記型成形ウェザストリップ 23aが、前記セ
ンタピラー10の後方外側面に沿って略垂直に延伸する前
記見切りシール部 28aと、前記センタピラー10の前方外
側面に沿い前記見切りシール部 28aから分岐して斜めに
延伸し且つその先端部で別の押出成形ウェザストリップ
23と接合する前記隅部ウェザストリップ33から成り、前
記押出成形ウェザストリップ23と型成形ウェザストリッ
プ 23aとの前記接合部Wの個数を増加させずに一体化す
るので、外観を著しく損なう各ウェザストリップ間の色
差の発生頻度を減少させることが可能になった。更に、
前記増厚部 29aは、前記センタピラー10に対向する裏面
に複数本の固定ピン 30aをインサートして一体成形して
成るので、車内側から前記固定ピン 30aの頭部の直接目
視が回避され、前記増厚部 29aの設置により外観を損な
うことが回避可能になった。
【0029】更に、本発明のウェザストリップは、前記
見切りシール部 28aの前記細長の増厚部 29aが、例え
ば、ナイロン、ポリエステル等のような硬質の合成樹脂
板材 29bを芯材として前記固定ピン 30aと共にインサー
ト成形して成るので、前記リップ部 24aの外周辺の曲げ
剛性が更に高められ、且つ前記ドアサッシ8に対する取
付け密着性も向させることが可能になった。
【0030】更に、前記型成形ウェザストリップ 23a
は、前記センタピラー10に対向する裏面において前記隅
部ウェザストリップ33及び前記見切りシール部 28aにわ
たり複数本の固定ピン 30aをインサートした略下字状の
細長の増厚部 29aを一体成形して成るので、前記見切り
シール部 28aにおける前記リップ部 24aの外周辺の過剰
なコーナ歪みの発生を阻止することが可能になった。
【0031】更に、前記隅部ウェザストリップ33及び前
記見切りシール部 28aにわたり一体成形した前記略下字
状の細長の増厚部 29aが、例えば、ナイロン、ポリエス
テル等のような硬質の合成樹脂板材 29bをインサート成
形して成るので、その曲げ剛性が一層高められ、前記見
切りシール部 28aにおける前記リップ部 24aの外周辺の
過剰なコーナ歪みの発生を阻止することが可能になっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のウェザストリップを車内側か
ら一部破断して示した斜視図である。
【図2】図2は、図1のA-A 線に沿って切断した断面図
である。
【図3】図3は、本発明の別のウェザストリップを車内
側から一部破断して示した斜視図である。
【図4】図4は、3ドア乗用車の側面図である。
【図5】図5は、従来のウェザストリップを車外側から
一部破断して示した斜視図である。
【図6】図6は、従来の改良されたウェザストリップを
車内側から一部破断して示した斜視図である。
【図7】図7は、図6のC-C 線に沿って切断した断面図
である。
【符号の説明】
1 3 ドアタイプ乗用車 2 フロントドア 3,13,23 押出成形ウェザストリップ 3a,13a 型成形ウェザストリップ 13b,33 隅部ウェザストリップ 4,14,14b,24,24a リップ部 14a,28a 見切りシール部 5,15,25 中空状躯体部 6,16,26 補助中空部 7,17,27 固定部 8 ドアサッシ 9 ドリップモール 10 センタピラー 11 ウィンドガラスサッシ 18 押出成形見切りシール部 19 偏平部 29a,40 増厚部 30a,41 固定ピン W 接合部 GP 見切り

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車(1)のドアサッシ(8)とセン
    タピラー(10)間に形成される縦状細長の見切り(GP)
    をシールするための、押出成形ウェザストリップ(23)
    と型成形ウェザストリップ(23a)を接合して成るウェザ
    ストリップであって、前記ドアサッシ(8)の上方周辺
    に沿って延在する前記押出成形ウェザストリップ(23)
    の後方端部に接合して前記ウェザストリップの隅部を形
    成する前記型成形ウェザストリップ(23a)が、前記セン
    タピラー(10)の後方外側面に沿って略垂直に延伸する
    見切りシール部 (28a)と、前記センタピラー(10)の前
    方外側面に沿い前記見切りシール部 (28a)から分岐して
    斜めに延伸し且つその先端部で別の押出成形ウェザスト
    リップ(23)と接合する隅部ウェザストリップ(33) か
    ら成ることを特徴とするウェザストリップ。
  2. 【請求項2】 前記型成形ウェザストリップ(23a)の前
    記見切りシール部 (28a)が、前記センタピラー(10)に
    対向する裏面に複数本の固定ピン(30a)をインサート
    した細長の増厚部(29a)を一体成形して成ることを特
    徴とする請求項1に記載のウェザストリップ。
  3. 【請求項3】 前記見切りシール部 (28a)の前記細長の
    増厚部(29a)が、硬質合成樹脂板(29b)をインサー
    ト成形して成ることを特徴とする請求項2に記載のウェ
    ザストリップ。
  4. 【請求項4】 前記型成形ウェザストリップ(23a)が、
    前記センタピラー(10)に対向する裏面に複数本の固定
    ピン(30a)をインサートして略下字状の細長の増厚部
    (29a)を前記隅部ウェザストリップ(33) 及び前記見
    切りシール部(28a)にわたり一体成形して成ることを特
    徴とする請求項1に記載のウェザストリップ。
  5. 【請求項5】 前記隅部ウェザストリップ(33) 及び前
    記見切りシール部 (28a)にわたり一体成形した前記細長
    の増厚部(29a)が、硬質合成樹脂板(29b)をインサ
    ート成形して成ることを特徴とする請求項4に記載のウ
    ェザストリップ。
JP15257496A 1996-06-13 1996-06-13 ウェザストリップ Expired - Fee Related JP3666696B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4848050A (en) * 1987-03-19 1989-07-18 Tanaka Homes, Ltd. Foundation for wooden buildings and construction method thereof
JP2014227053A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 鬼怒川ゴム工業株式会社 ドアウエザーストリップ
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