JP2542135Y2 - ウィンドモールのコーナー部 - Google Patents

ウィンドモールのコーナー部

Info

Publication number
JP2542135Y2
JP2542135Y2 JP1990043559U JP4355990U JP2542135Y2 JP 2542135 Y2 JP2542135 Y2 JP 2542135Y2 JP 1990043559 U JP1990043559 U JP 1990043559U JP 4355990 U JP4355990 U JP 4355990U JP 2542135 Y2 JP2542135 Y2 JP 2542135Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corner
molded
extruded
shape
core material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990043559U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH042719U (ja
Inventor
正一 辻口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP1990043559U priority Critical patent/JP2542135Y2/ja
Publication of JPH042719U publication Critical patent/JPH042719U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2542135Y2 publication Critical patent/JP2542135Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、自動車のウィンドシールド開口部のボディ
パネルとウィンドシールドガラスとの隙間に装着するウ
ィンドモールのコーナー部の改良に関するものである。
〈従来の技術〉 第9図乃至第14図を参考に説明する。
従来、ウィンドモールのコーナー部は、ジョイントを
構成する型成形部分14と直線状の押出成形部分3,3とを
組合わせたものであって、軟質樹脂14aを断面略C字形
に形成したもの、ステレンス材14bを同じく断面略C字
形に形成し且つプロテクター15b及びクリップ16bを付与
したもの等があるが、型成形部分14と押出成形部分3の
両者の接合部18に段差H1,H2を生じ、外観を損なうと言
う問題点がある。
また、最近はこの問題点を解消するため、コーナー部
成形型内に押出成形部分をセットし、コーナー部を一体
成形するものが提供されるようになったが、コーナー部
がPVC等の熱可塑性樹脂のみのものは、成形後の歪を生
じたり、第14図に示すように冷却時及び経時変化の収縮
量F2が大きく、後収縮して変形し、外観を損ねたり、耐
久性を低下させたりすると言う問題点が依然として残
る。
またピラー側の押出成形部分を円弧状に湾曲し、樹脂
中に埋入されているところのウィンドシールドガラス挾
持用断面溝形金属芯材を剥出して、型成形部分の芯材と
したものも知られているが、金属芯材を円弧状に湾曲し
たときに金属芯材に皺が発生し、経時と共に樹脂製型成
形部が変形し水洩れを生じることがあった。
〈考案が解決しようとする課題〉 以上のようなことから、型成形部分と押出成形部分の
両者の接続部に段差等を生ぜず、歪・後収縮を起こさ
ず、外観のよいウィンドモールのコーナー部が求められ
ている。
本考案は、上記課題を解決したウィンドモールのコー
ナー部を提供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 第1図乃至第9図を参考に説明する。上記目的を達成
するために、本考案に係るウィンドモールのコーナー部
は、ウィンドシールドガラス2の車外側を覆う装飾部と
基部とを略T字状に形成した押出成形部分3,3の端部間
に形成されるコーナー部型成形部分4,6に水平部Zと垂
直部Yとを略T字状に形成し且つ全周に略均一の肉厚S
を形成する如く外観面に略相似断面の芯材5,7を挿入・
埋設すると共に両側に押出成形部分3,3を嵌込み、同時
一体成形したものである。
〈作用〉 上記のように構成されたウィンドモールのコーナー部
は、型成形部分4,6と押出成形部分3との両者の接合部
8,9に段差等を生ぜず、しかも肉厚Sが全断面に亙って
略均一であり、歪・後収縮起こさず、従来のものに比
べ、外観が著しく向上する。
〈実施例〉 第1図乃至第4図を参考に一実施例を説明すると、1
はボディパネル、2はウィンドシールドガラス、3はウ
ィンドモールの押出成形部分でウィンドシールドガラス
2の車外側を覆う装飾部と基部とが略T字状に構成され
ている。3aはウィンドモールルーフ部、3bはウィンドモ
ールフロントピラー部、4はそのコーナー部型成形部分
である。5はその型成形部分4に挿入埋設する芯材であ
って、水平部Zと垂直部Yとが略T字状に形成され、且
つ全周を略均一の肉厚Sの型成形材で囲んでコーナー型
成形部分4が構成されるようになっている。5aは芯材5
の垂直部Yを構成する脚、5bは脚5aに開けた取付穴、5d
は脚延長部である。
第5図及び第6図を参考に、異なる形状のコーナー部
型成形部分の別な実施例を説明する。7はその型成形部
分4に挿入埋設する芯材であって、脚7a、取付穴7b、ウ
ィンドシールドガラス2を止めるためのクリップ機能部
7cを備えている。7dは脚延長部である。
第6図を参考にして接合線の一実施例を説明する。コ
ーナー部型成形部分4と押出成形部分3との接合線8が
直線になっている。
第7図を参考に接合線の別な実施例を説明する。コー
ナー部型成形部分6と押出型成形部分3との接合線9が
折れ線になっている。
このウィンドモールのコーナー部は、コーナー部型成
形部分4,6が略均一の肉厚Sになるよう相似断面の芯材
5,7を挿入・埋設すると共に両側に押出成形部分3を嵌
込み、同時一体成形することによって製作する。
次に作用について説明する。同時一体成形するため、
型成形部分4,6と押出成形部分3との両者の接合線8,9に
段差等を生ぜず、しかも肉厚Sが全断面に亙って略均一
であり、収縮力F1が加わっても、芯材5,7の埋設された
コーナー部4の収縮力F1は従来のコーナー部の収縮力F2
より芯材の強度によって著しく小さくなる為、従来のも
のに比べ外観が著しく向上すると共に、耐久性が向上す
る。なお、接続する押出成形部分3の断面形状がコーナ
ー部成形部分4,6と異なっていても、芯材5,7の断面形状
を徐々に変化させることによってコーナー部成形部分4,
6の肉厚Sを一定にすることが出来、経時変形量が少な
くなると共に加工上も容易な成形加工条件で加工するこ
とが出来る。
〈考案の効果〉 本考案は、以上説明したように構成されているため、
従来のものに比して、耐久性・外観が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第9図A部拡大図、第2図及び第3図は、本考
案の一実施例を示すもので、第2図は第1図B-B断面
図、第3図はその芯材の斜視図である。第4図及び第5
図は別な実施例を示すもので、第4図は第1図B-B断面
図、第5図はその芯材の斜視図である。第6図は第1図
C-C断面図における一実施例図、第7図は第1図C-C断面
図における別な実施例図である。第8図は本考案の後収
縮の状況を示す分布図である。第9図は自動車の一部斜
視図である。第10図は従来例を示す第9図A部拡大図、
第11図は第10図D-D断面図、第12図は異なる従来例を示
す第10図D-D断面図、第13図は第10図E-E断面図である。
第14図は従来例の後収縮の状況を示す分布図である。 1……ボディパネル 2……ウィンドシールドガラス 3……押出成形部分 3a……ルーフ部 3b……ピラー部 4……型成形部分 5……芯材 5a……脚 5b……穴 5d……脚延長部 6……型成形部分 7……芯材 7a……脚 7b……穴 7c……クリップ機能部 7d……脚延長部 8,9……接合線 14……型成形部分 14a……軟質樹脂製装飾部 14b……ステンレス製装飾部 15b……プロテクター 16b……クリップ 18……接合部 F1,F2……収縮力(量) H1,H2……段差 S……肉厚 Y……垂直部 Z……水平部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウィンドシールドガラス(2)の車外側を
    覆う装飾部と基部とを略T字状に形成した押出成形部分
    (3,3)の端部間に形成されるコーナー部型成形部分
    (4,6)に水平部(Z)と垂直部(Y)とを略T字状に
    形成し且つ全周に略均一の肉厚(S)を形成する如く外
    観面に略相似断面の芯材(5,7)を挿入・埋設すると共
    に両側に押出成形部分(3,3)を嵌込み、同時一体成形
    してなるウィンドモールのコーナー部。
JP1990043559U 1990-04-23 1990-04-23 ウィンドモールのコーナー部 Expired - Lifetime JP2542135Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990043559U JP2542135Y2 (ja) 1990-04-23 1990-04-23 ウィンドモールのコーナー部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990043559U JP2542135Y2 (ja) 1990-04-23 1990-04-23 ウィンドモールのコーナー部

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH042719U JPH042719U (ja) 1992-01-10
JP2542135Y2 true JP2542135Y2 (ja) 1997-07-23

Family

ID=31556074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990043559U Expired - Lifetime JP2542135Y2 (ja) 1990-04-23 1990-04-23 ウィンドモールのコーナー部

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2542135Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52156203U (ja) * 1976-05-22 1977-11-28
JPS533406U (ja) * 1976-06-28 1978-01-13
JP5611774B2 (ja) * 2010-11-02 2014-10-22 株式会社イノアックコーポレーション 車両用ガラスモールとその製造方法
JP7140439B1 (ja) * 2022-04-18 2022-09-21 第一大宮株式会社 物品搬送箱用蓋及びその製造方法、ならびに物品搬送箱用蓋を備えた物品搬送箱

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0825387B2 (ja) * 1988-05-17 1996-03-13 東海興業株式会社 モールディング及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH042719U (ja) 1992-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3752627B2 (ja) 金属製インサートレス自動車用ウェザーストリップ
US5972268A (en) Method of forming a corner part of a weather strip
JP2542135Y2 (ja) ウィンドモールのコーナー部
CA2022324C (en) Weather strip
JPH0367847B2 (ja)
JPH0698714B2 (ja) 自動車用ウインドウモールディングとその製造方法
JP3222679B2 (ja) サッシュレスドア型車のウエザーストリップ
JP2906904B2 (ja) 自動車用ウエザストリップ
JP2545592Y2 (ja) 自動車用ドアトリム
JP3168160B2 (ja) グラスランのコーナー部接合構造
JP2936951B2 (ja) ウエザストリップの型成形部の成形方法
JPH0546490Y2 (ja)
JPH0524609Y2 (ja)
JP3214227B2 (ja) 自動車のシール構造
JPH1178540A (ja) ウェザストリップ
JP2556482Y2 (ja) 自動車用ドアトリム
JPH0137948Y2 (ja)
JPH0712116Y2 (ja) 車輌用のモールデイング
JP2796755B2 (ja) ウエザストリップの接続部構造
JPH0632422Y2 (ja) 自動車のドアモールディング
JP3027091B2 (ja) 車両用ウインドウモールとその製造方法
JPS62128718A (ja) 合成樹脂モ−ルデイングの製造方法
JP3300702B2 (ja) モールディング、及びその成形方法
JP3535584B2 (ja) センタピラー用ウエザストリップの製造方法
JPS6250252A (ja) 自動車用ウエザストリップ

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term