JPH0546490Y2 - - Google Patents

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JPH0546490Y2
JPH0546490Y2 JP1986118555U JP11855586U JPH0546490Y2 JP H0546490 Y2 JPH0546490 Y2 JP H0546490Y2 JP 1986118555 U JP1986118555 U JP 1986118555U JP 11855586 U JP11855586 U JP 11855586U JP H0546490 Y2 JPH0546490 Y2 JP H0546490Y2
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glass
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window frame
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wind
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車のフロントウインド等に、ウ
インドガラスを接着により装着する際に、ウイン
ドガラスと自動車ボデイの窓枠部との間に形成さ
れる間隙を覆うためのウインドモールに関する。
[従来の技術] 従来より例えば第5図に示すウインドモールM
3が知られている。
このウインドモールM3は、断面形状が一定
で、自動車ボデイの窓枠表側端部と窓枠に装着さ
れるガラスの表側端部を覆う頭部21と、頭部2
1の表側に貼着される帯状の装飾部材22と、頭
部21の裏側中央から窓枠とガラスとの間に形成
される間隙に延出する脚部23と、脚部23の先
端から伸びガラスの裏側端部を覆うガラス係止部
24と、脚部23の先端から延出しその先端が窓
枠に係止される窓枠係止部25とからなる。そし
て装飾部材22は金属薄等により、他の部分は軟
質ポリ塩化ビニル等の同一材料により一体に形成
されている。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来のウインドモールM3は、自動車ボデ
イの窓枠27とガラス26との間に形成される間
隙に脚部23を挿入して配設される。ところがウ
インドモールM3を窓枠27のコーナ部に配置し
た場合には、ウインドモールM3がコーナ部の曲
がりに沿つて湾曲した状態となつている。このと
きウインドモールM3は、その幅方向の略中心を
境にして、外周(窓枠27)側では引張り作用に
よつて伸びた状態となり、内周(ガラス26)側
では圧縮作用によつて収縮した状態となつてい
る。この状態は、幅方向に厚みのある頭部21に
おいては顕著に表われ、その内周側に沿つて皺が
形成され易い。このため頭部21の表側に貼着さ
れている装飾部材22にも、内周側に皺30が形
成され易く、外観上の見栄えが悪いという問題が
生じていた。
本考案は上記問題点を解決するものであり、コ
ーナ部に配設した場合にも、装飾部材の内側部分
に皺が発生しにくく、見栄えの良いウインドモー
ルを提供することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案のウインドモールは、断面形状が一定
で、自動車ボデイの窓枠表側端部と窓枠に装着さ
れるガラスの表側端部を覆う頭部と、頭部の表側
に貼着される帯状の装飾部材と、頭部の裏側中央
から窓枠とガラスとの間に形成される間隙に延出
する脚部と、脚部の先端から伸びガラスの裏側端
部を覆うガラス係止部と、脚部の先端から延出し
その先端が窓枠に係止される窓枠係止部とからな
る長尺状のウインドモールにおいて、頭部はガラ
ス側の側端側にそつて設けられ頭部の中央部から
ガラス側の側端に向かつて次第に肉厚となるよう
に形成された硬質部を有し、コーナ部に配設した
際に頭部における曲がり中心位置が硬質部のガラ
ス側の側端に向かうほど肉厚となることによつて
大きくなる圧縮抗力によりコーナの内側方向に移
動する構成としたことを特徴とするものである。
本考案のウインドモールでは、脚部、ガラス係
止部、窓枠係止部、装飾部材は基本的には従来と
同じものとすることができる。
本考案のウインドモールの特色は頭部にある。
即ち頭部は、頭部のガラス側の側端側にそつて設
けられ頭部の中央部からガラス側の側端に向かつ
て次第に肉厚となるように形成された硬質部を有
する。硬質部は、他の部分よりも硬度が高い素材
で形成されていればよい。例えば、他の部分に通
常ウインドモールの素材とされる軟質ポリ塩化ビ
ニルを用いた場合には、硬質部には硬質ポリ塩化
ビニルを用いることができる。また硬質部は、ガ
ラス側端部方向に向つて次第に肉厚となるように
形成されていることによつて、コーナ部に配設し
た際に収縮の度合が大きくなるガラス側の側端に
向かうほど大きくなる圧縮抗力を曲がりの程度に
対応して発揮させることができる。また硬質部
は、装飾部材の下方位置に直接設けたり、あるい
は頭部の内部に埋設してもよい。
なお本考案のウインドモールにおいては、硬質
部を有する頭部、脚部、ガラス係止部、窓枠係止
部、装飾部材は、これらを押出成形で一体的に形
成される。この場合頭部、脚部、ガラス係止部、
窓枠係止部の各断面形状、大きさ等については、
種々の公知のものを適用できる。
また本考案のウインドモールにおいては、強度
的にはシーラで固定されるので、シーラが硬化す
るまでウインドモールの形状保持ができればよ
い。
[作用] 本考案のウインドモールは、窓枠とガラスの間
形成される間隙部に、脚部をその先端から挿入し
て取付けられる。このとき窓枠のコーナ部に配設
されたウインドモールは、ウインドモールの曲が
り中心位置を境として、外周(窓枠)側は引張作
用によつて伸びた状態となり、内周(ガラス)側
は圧縮作用によつて収縮した状態となる。しかし
頭部の曲がり中心位置は、ガラス側の側端側に向
かうほど肉厚となることによつて大きくなる硬質
部の圧縮抗力により、内側方向へ移動する。この
ため頭部の内側部分での圧縮による収縮の度合は
内側に向かうほど小さくなる。これとともに、頭
部に貼着されている装飾部材も内側に向かうほど
収縮の度合が小さくなり、装飾部材の内周側部分
に圧縮による皺が発生しにくくなる。
[考案の効果] 本考案のウインドモールは、頭部のガラス側の
側端側に沿つて設けられ頭部の中央部からガラス
側の側端に向かつて次第に肉厚となるように形成
された硬質部を有する。このためコーナ部に配設
した際に、頭部における曲がり中心位置が硬質部
のガラス側の側端に向かうほど肉厚となることに
よつて大きくなる圧縮抗力によりコーナの内側方
向に移動し、これにより装飾部材の内周側部分に
皺が発生するのを確実に防止でき、見栄えを良好
にすることができる。
[実施例] 以下本考案のウインドモールの具体的実施例を
図面に基づき説明する。
(実施例 1) 本実施例のウインドモールM1の一部斜視図を
第1図に、その断面図を第2図に示す。このウイ
ンドモールM1は、頭部1と、装飾部材2と、脚
部3と、ガラス係止部4と、窓枠係止部5とによ
り構成されている。
装飾部材2は、頭部1の表側に沿つてガラス側
方向にその中心が片寄つた位置に貼着されてい
る。この装飾部材2は、帯状の金属フイルムで形
成されている。そして頭部1には、装飾部材2の
下方位置に、ガラス側の側端側に向つて次第に肉
厚となる硬質部1aが設けられている。この硬質
部1aは、硬質ポリ塩化ビニルを素材として形成
されている。そして頭部1の他の部分、脚部3、
ガラス係止部4、窓枠係止部5は、軟質ポリ塩化
ビニルを素材として形成されている。
このウインドモールM1は、第3図に示すよう
に、フロントウインドに取付けられる。
この場合に、まずガラス6の裏面の側周部にあ
らかじめダム8を接着し、その外側にウレタン系
接着剤を載せ、このウレタン系接着剤およびダム
8が自動車ボデイの窓枠7端部に当接するように
ガラス6を窓枠7に装着する。そしてウインドモ
ールM1の窓枠コーナ部に該当する部分を、コー
ナ部の曲がりに追従し易くするため、あらかじめ
低温で加熱しておく。このウインドモールM1
を、ウレタン系接着剤が硬化する前に、窓枠7と
ガラス6との間に形成されている間隙に沿つて挿
入する。このとき窓枠7のコーナ部に挿入された
部分の頭部1では、硬質部1aの圧縮抗力によつ
て曲がり中心位置が内側方向に移動し、内側部分
での圧縮による収縮の度合が少なくなつている。
その後この状態のまま放置することにより、ウレ
タン系接着剤が硬化しシーラ9が形成される。こ
のシーラ9によつて、ウインドモールM1は固定
されている。
以上のように本実施例のウインドモールM1で
は、頭部1の中央部からガラス側の側端に向かつ
て次第に肉厚となるように形成された硬質部1a
がガラス側の側端にそつて設けられている。この
ためウインドモールM1を配設した際にコーナ部
においては、頭部1で曲がり中心位置が硬質部1
aのガラス側の側端に向かうほど肉厚となること
によつて大きくなる圧縮抗力によりコーナ部の内
側方向に移動し、頭部1の内側部分での圧縮によ
る収縮の度合が小さくなる。従つて頭部1に貼着
されている装飾部材2は、その内周側部分に皺が
発生しにくくなり、見栄えが良好となる。また本
実施例においては、硬質部1aが装飾部材2の下
方位置に設けられているため、硬質部1aが露出
することがなく、外観上の見栄えを損うことがな
い。
(実施例 2) 本実施例2のウインドモール2の断面図を第4
図に示す。
このウインドモールM2は、上記実施例1のウ
インドモールM1に対して硬質部11aの配設位
置が異なる。即ち硬質部11aは、頭部11のガ
ラス側の側端方向に向つて次第に肉厚となるよう
に、頭部1の中央部からガラス側の側端に近い位
置までの箇所に埋設されている。
本実施例2のウインドモールM2は、上記のよ
うに構成されているため、硬質部11aを幅方向
に広く設けることができる。このためコーナ部に
配設された場合に、コーナ部の曲がり具合に対応
できる範囲が大きくなるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例1に係るウイ
ンドモールを示す図であり、第1図はその一部斜
視図、第2図は第1図の断面図、第3図はウイン
ドモールをウインドに取付けた状態を示す一部切
断斜視図である。第4図は実施例2に係るウイン
ドモールの断面図である。第5図は従来のウイン
ドモールをウインドに取付けた状態を示す一部切
断斜視図である。 M1,M2,M3……ウインドモール、1,1
1,21……頭部、1a,11a……硬質部、
1,12,22……装飾部材、3,13,23…
…脚部、4,14,24……ガラス係止部、5,
15,25……窓枠係止部、6,26……ガラ
ス、7,27……窓枠、8,28……ダム、9,
29……シーラ、30……皺。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 断面形状が一定で、自動車ボデイの窓枠表側
    端部と該窓枠に装着されるガラスの表側端部を
    覆う頭部と、該頭部の表側に貼着される帯状の
    装飾部材と、該頭部の裏側中央から該窓枠と該
    ガラスとの間に形成される間隙に延出する脚部
    と、該脚部の先端から伸び該ガラスの裏側端部
    を覆うガラス係止部と、該脚部の先端から延出
    しその先端が該窓枠に係止される窓枠係止部と
    からなる長尺状のウインドモールにおいて、 該頭部は、該頭部のガラス側の側端側にそつ
    て設けられ該頭部の中央部からガラス側の側端
    に向かつて次第に肉厚となるように形成された
    硬質部を有し、コーナ部に配設した際に該頭部
    における曲がり中心位置が該硬質部のガラス側
    の側端に向かうほど肉厚となることによつて大
    きくなる圧縮抗力によりコーナの内側方向に移
    動する構成としたことを特徴とするウインドモ
    ール。 (2) 硬質部は装飾部材の下方に位置している実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のウインドモー
    ル。 (3) 硬質部は、硬質ポリ塩化ビニルであり、他の
    部分は軟質ポリ塩化ビニルである実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のウインドモール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5957210U (ja) * 1982-10-08 1984-04-14 株式会社イノアックコーポレーション ウインドウモ−ルデイング
JPS59158519U (ja) * 1983-04-11 1984-10-24 井上エムテ−ピ−株式会社 ウインドウモ−ル

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