JPH04123784U - エンジンカバーのシール構造 - Google Patents
エンジンカバーのシール構造Info
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- JPH04123784U JPH04123784U JP2746991U JP2746991U JPH04123784U JP H04123784 U JPH04123784 U JP H04123784U JP 2746991 U JP2746991 U JP 2746991U JP 2746991 U JP2746991 U JP 2746991U JP H04123784 U JPH04123784 U JP H04123784U
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims abstract description 6
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 シールラバーの取付位置が一定となり、且つ
シールラバーの変形量も安定している様なエンジンカバ
ーのシール構造を提供する。 【構成】 車両の運転シート下面のフロアパネル12へ
回動自在に連結され且つ該フロアパネル12に形成され
たエンジン点検用開口部を開閉するエンジンカバー8を
シールするエンジンカバー8のシール構造において、前
記エンジンカバーは下向きフランジ部14を有してお
り、該下向きフランジ部14を収容するU字状部材16
と中空シール部材20とが一体的に前記エンジンカバー
8へ取り付けられている。
シールラバーの変形量も安定している様なエンジンカバ
ーのシール構造を提供する。 【構成】 車両の運転シート下面のフロアパネル12へ
回動自在に連結され且つ該フロアパネル12に形成され
たエンジン点検用開口部を開閉するエンジンカバー8を
シールするエンジンカバー8のシール構造において、前
記エンジンカバーは下向きフランジ部14を有してお
り、該下向きフランジ部14を収容するU字状部材16
と中空シール部材20とが一体的に前記エンジンカバー
8へ取り付けられている。
Description
【0001】
本考案は、所謂アシストカバー、すなわち車両の運転シート下面のフロアパネ
ルへ回動自在に連結され且つ該フロアパネルに形成されたエンジン点検用開口部
を開閉するエンジンカバーに関する。より詳細には、騒音漏れ等を防止するため
に、アシストカバーがエンジン点検用開口部を覆う箇所に設けられるシール構造
に関する。
【0002】
この様なエンジンカバー、所謂アシストカバーは、例えば実開昭61−127
021号公報に示されている。そしてエンジン点検用開口部のシールのために、
シールラバーを設けるのが一般的である。ここで、シールラバーの取付態様とし
ては、アシストカバーの裏側(エンジン側)に接着剤等により固着する方式と、
アシストカバーにフランジを形成してシールラバーをそこに差し込む方式とがあ
る。
【0003】
しかし、接着剤等により固着する方式では、接着剤が乾燥するまでの間にシー
ルラバーの取付位置がずれてしまうという問題がある。一方、フランジを形成し
てシールラバーを差し込む方式では、エンジンカバーのプレス型の磨耗や曲げR
のダレ等が原因でフランジの長さや位置が変わり、シールラバーの変形量(つぶ
れ量)が変化して、シール性が悪化するという問題がある。
【0004】
本考案はこの様な従来技術の問題点に鑑みて提案されたもので、シールラバー
の取付位置が一定となり、且つシールラバーの変形量も安定している様なエンジ
ンカバーのシール構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のエンジンカバーのシール構造は、車両の運転シート下面のフロアパネ
ルへ回動自在に連結され且つ該フロアパネルに形成されたエンジン点検用開口部
を開閉するエンジンカバーをシールするエンジンカバーのシール構造において、
前記エンジンカバーは下向きフランジ部を有しており、該下向きフランジ部を収
容するU字状部材と中空シール部材とが一体的に前記エンジンカバーへ取り付け
られている。
【0006】
本考案の実施に際して、U字状部材と中空シール部材とは板状部材によって一
体的に結合されており、該板状部材はエンジンカバーと中空シール部材との間に
介装されて中空シール部材の変形量を調節しているのが好ましい。
【0007】
上記した様な構成を具備する本考案のエンジンカバーのシール構造によれば、
一体的に結合されたU字状部材と中空シール部材とは、U字状部材によりエンジ
ンカバーのフランジ部を挟み込んで保持し、中空シール部材(シールラバー)の
取付位置を一定にする。この状態でエンジンカバーによりエンジン点検用開口部
を閉鎖すれば、該中空シール部材により騒音その他が遮断されるのである。
【0008】
この場合、U字状部材による挟持に際してエンジンカバーと中空シール部材と
の相対位置を調整することが出来るので、エンジンカバーのプレス型の磨耗や曲
げRのダレ等によりフランジの長さや位置が変わっても、シールラバーの変形量
(つぶれ量)は変化しないのである。なお、U字状部材と中空シール部材とを板
状部材によって結合すれば、板状部材の厚みを適宜調節して同様の作用効果が得
られる。
【0009】
以下、図面を参照して本考案の実施例について説明する。
【0010】
図3には本考案を実施した車両の運転室Cが示されている。この運転室Cはエ
ンジンEの上方に位置しており、運転者席S1と助手席S2が設けられている。
そして、助手席S2の座部1及びシートパネル2の下方には、エンジン点検用開
口部(図1の符号9)を覆うためのエンジンカバー(アシストカバー)8が設け
られている。
【0011】
符号4は助手席S2の取付部材を示しており、符号6(図4)は回動中心を示
している。そして、座部1は該回動中心を回動軸として図4の符号SWで示す様
に回動するのである。ここで、図3は座部1の通常の状態であり、図4はエンジ
ンルーム点検時を示している。また、符号12はフロアパネルを示している。
【0012】
なお、助手席S2は図5においても示されている。
【0013】
本考案のエンジンカバーのシール構造は、図3及び図4で説明した様な構造に
設けられており、図1及び図2において詳細に示されている。
【0014】
図1は図5のI−I断面を一部破断して示しており、図1において、エンジン
カバー8の縁部には下向きのフランジ部14が形成されており、このフランジ部
14はU字状部材16に収容されている。U字状部材16は板状部材18に接続
しており、この板状部材18には中空シール部材20が固着されている。
【0015】
U字状部材16、板状部材18及び中空シール部材20は、図2において詳細
に示されている。図2から明らかな様に、U字状部材16と中空シール部材20
とは直接には固着されていない。U字状部材16と板状部材18とは接続面22
で結合しており、板状部材18と中空シール部材20とは接続面24により結合
されている。
【0016】
図1において示されている様に、エンジンカバー8と板状部材18の上面とが
接着等により接続されている。図2において符号tで示す板状部材18の厚さ寸
法を適宜選定することにより、中空シール部材20の変形量が調節出来るのであ
る。但し、図示はされていないが、板状部材18を省略して、U字状部材16と
中空シール部材20とを直接固着することも可能である。
【0017】
以上説明した様に、本考案によれば、中空シール部材の取付位置が一定となる
ため、シール性が悪化するという問題は生じない。また、エンジン点検用開口部
を閉鎖した際に、中空シール部材により騒音その他が遮断される。
【0018】
さらに、U字状部材による挟持に際してエンジンカバーと中空シール部材との
相対位置を調整することが出来るので、シールラバーの変形量(つぶれ量)は変
化しない。なお、U字状部材と中空シール部材とを板状部材によって結合すれば
、板状部材の厚みを適宜調節して同様の作用効果が得られる。
【図1】本考案の1実施例を示す断面図。
【図2】本考案の要部を示す拡大部品図。
【図3】本考案が適用される車両の運転室を示す正面
図。
図。
【図4】本考案が適用される助手席を示す側面図。
【図5】本考案が適用される助手席を示す斜視図。
1・・・座部
2・・・シートパネル
4・・・助手席の取付部材
6・・・回動中心
8・・・エンジンカバー
12・・・フロアパネル
14・・・フランジ
16・・・U字状部材
18・・・板状部材
20・・・中空シール部材
22、24・・・接続面
E・・・エンジン
S1・・・運転席
S2・・・助手席
C・・・運転室
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の運転シート下面のフロアパネルへ
回動自在に連結され且つ該フロアパネルに形成されたエ
ンジン点検用開口部を開閉するエンジンカバーをシール
するエンジンカバーのシール構造において、前記エンジ
ンカバーは下向きフランジ部を有しており、該下向きフ
ランジ部を収容するU字状部材と中空シール部材とが一
体的に前記エンジンカバーへ取り付けられていることを
特徴とするエンジンカバーのシール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991027469U JP2546333Y2 (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | エンジンカバーのシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991027469U JP2546333Y2 (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | エンジンカバーのシール構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04123784U true JPH04123784U (ja) | 1992-11-10 |
JP2546333Y2 JP2546333Y2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=31911752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991027469U Expired - Lifetime JP2546333Y2 (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | エンジンカバーのシール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2546333Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62192959U (ja) * | 1986-05-29 | 1987-12-08 |
-
1991
- 1991-04-22 JP JP1991027469U patent/JP2546333Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62192959U (ja) * | 1986-05-29 | 1987-12-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2546333Y2 (ja) | 1997-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
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