JPH0412138Y2 - - Google Patents

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JPH0412138Y2
JPH0412138Y2 JP1986098511U JP9851186U JPH0412138Y2 JP H0412138 Y2 JPH0412138 Y2 JP H0412138Y2 JP 1986098511 U JP1986098511 U JP 1986098511U JP 9851186 U JP9851186 U JP 9851186U JP H0412138 Y2 JPH0412138 Y2 JP H0412138Y2
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JP
Japan
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fitting
opening
lid
seal
ring
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JP1986098511U
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は排水器具等の嵌合蓋付挿込金具に関す
るものである。
(従来技術) 挿込金具は、施工後の管理のため蓋を有してい
るが、従来の蓋は挿込金具の本体へねじ込みによ
り取付けられるため、製造が面倒で、また着脱に
も手間がかかり、そのため管理がしにくい構造を
有する(例えば特公昭48−7298号)。
この種の蓋にはシールが不可欠である。しかし
従来はO−リングを当てがつていただけのための
着脱時にずれ易く不安定であるとか、ずれの反作
用で複雑にずれ、うまく嵌らない等の問題もあ
る。
(技術的課題) 本考案の課題は、製造及び着脱が容易であると
ともに蓋体が安定し、しかも完全密閉状態が得ら
れるうようにすることである。
(技術的手段) 前記課題を解決するため本考案は、管Aの開口
に施す嵌合蓋付挿込金具であつて、前記開口に嵌
挿する接続筒1を有する本体2の開口3に着脱可
能な蓋体4を具備し、前記接続筒内に嵌挿される
蓋体4の栓状部5の周面に、リング状シール部材
6を保持するための嵌着溝12を形成し、開口3
の内面に前記シール部材6の外側を嵌合させる周
溝7を形成し、管Aの内壁Cに接するシール縁1
7を持つた弾性部材15を前記接続筒1の下部外
周に形成された段部14に嵌着し、さらにシール
縁17の内側の接続筒外周にシールリング18を
設けるという手段を講じたものである。
(考案の作用) 本考案における挿込金具は筒状部1を嵌Aの口
に嵌挿したときに、管Aの内壁Cに接するシール
縁17を持つ弾性部材を有するので、管Aへの本
体接続筒2の接続が、挿込み、によつて容易にな
され、かつ接続部のシールも弾性部材15により
効果的に行われる。さらに管内壁Cと筒状部外周
間の隙間に大小があつてもシールリング18によ
りシール縁17の開閉具合が調整されるのでシー
ル性が非常に有効である、 また本体開口3に施された蓋体4の栓状部5は
下部外周にリング状のシール部材6を有するため
本体開口3い挿嵌すると内面に密着するので、開
蓋により密閉状態となる。そのシール部材6は栓
状部4に嵌着溝12で取付けられており、また該
部材6の外側が嵌合する周溝7が本体開口3の内
面にも設けてあるから、シール部材6は二つの溝
内に嵌合して蓋体4を安定させ、取付時のずれが
防止されることとなる。
(実施例) 図示実施例により説明すると、接続筒1は上が
大径、下が小径のテーパ状内面1aを有し、大径
側の開口3に段部9を設けてその少し下方に断面
凹弧形或いは角形の周溝7が全周に渡つて設けて
ある。10は本体外周の鍔状部を示す。蓋体4は
前記段部9に係止する鍔11とテーパ状内面1a
に適合した栓上部5を有し、栓状部外面5aにリ
ング状シール部材6であるOーリングを嵌着する
嵌着溝12が設けてあり、さらに蓋体外縁の鍔1
1の一部を切欠する如く、逆段状の係止部8を形
成している。13は浅凹部であるが、勿論O−リ
ングにより遮断され、通気、通水は生じない。
なお14は小径部の外側に形成した弾性部材1
5の嵌着用段部で、部材基部16は下方に広がつ
た肉厚の断面形を有するリング状に形成され、こ
れに対しその上端から斜め上方に、内壁Cに接す
るリツプ状のシール縁17を同じく環状んに突出
させ、内壁Cから弾性部材15に加わる反力に対
抗し基部16の安定が確保されるよう図つてい
る。弾性部材、15は各種ゴム等で良い。18は
弾性部材15と本体接続筒1との間をシールする
Oリング等のシールリング、またEはコンクリー
ト、Fは防水層、Hはモルタル、そしてIは接続
筒1と管内壁Cとの間の必要に応じ充填されるコ
ーキング材を示す。
挿込金具の施工は弾性部材15を段部14に嵌
め、またシールリング18を介在させた挿込金具
を床面Bの開口上から管Aに挿嵌しその必要によ
りコーキング材Iを充填し、かつ鍔状部10を床
面Bに固着するだけで良い。故に床面Bが仕上が
つてから挿込金具の装着が行なえ、蓋体4は本体
開口3に上から嵌め込めば良く、そのシール部材
6が周溝7に食込む感触で完全に嵌合したことが
分かり、かつ安定する。
(考案の効果) 本考案は以上の如く構成されているので本体2
を管Aの開口へ挿込むだけで取付けられ、その状
態で、、弾性部材15とシールリング18からな
る融通性のあるシール手段により非常に有効なシ
ール性が発揮され、本体、管間の隙間に多少の広
狭があつても確実に封止することができ、かつ本
体開口3を閉じる蓋体4との間でもシール部材6
により、完全な密閉状態が得られ、しかもそのシ
ール部材6に内外から嵌合する周溝7と嵌着溝1
2との嵌合関係により蓋体4が安定するという顕
著な効果が得られ、挿込金具施工後の管理も楽に
できる特徴を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る嵌合蓋付挿込金具の実施例
を示すもので、第1図は分離して示す断面図、第
2図は蓋体の斜視図、第3図は施工状態の断面図
である。 1……接続筒、2……本体、3……開口、4…
…蓋体、5……栓状部、6……シール部材、7…
…周溝、8……係止部、14……段部、15……
弾性部材、17……シール縁、18……シールリ
ング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管Aの開口に施す嵌合蓋付挿込金具であつて、
    前記開口に嵌挿する接続筒1を有する本体2の開
    口3に着脱可能な蓋体4を具備し、前記接続筒内
    に嵌挿される蓋体4の栓状部5の周面に、リング
    状シール部材6を保持するための嵌着溝12を形
    成し、開口3の内面に前記シール部材6の外側を
    嵌合おさせる周溝7を形成し、管Aの内壁Cに接
    するシール縁17を持つた弾性部材15を前記接
    続筒1の下部外周に形成された弾部14に嵌着
    し、さらにシール縁17の内側の接続筒外周にシ
    ールリング18を設けたことを特徴とする嵌合蓋
    付挿込金具。
JP1986098511U 1986-06-26 1986-06-26 Expired JPH0412138Y2 (ja)

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JP1986098511U JPH0412138Y2 (ja) 1986-06-26 1986-06-26

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JP1986098511U JPH0412138Y2 (ja) 1986-06-26 1986-06-26

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JPS635072U JPS635072U (ja) 1988-01-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5011469U (ja) * 1973-05-30 1975-02-05

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JPS5011469U (ja) * 1973-05-30 1975-02-05

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JPS635072U (ja) 1988-01-13

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