JPS5855172Y2 - 水密性容器 - Google Patents

水密性容器

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JPS5855172Y2
JPS5855172Y2 JP1979178991U JP17899179U JPS5855172Y2 JP S5855172 Y2 JPS5855172 Y2 JP S5855172Y2 JP 1979178991 U JP1979178991 U JP 1979178991U JP 17899179 U JP17899179 U JP 17899179U JP S5855172 Y2 JPS5855172 Y2 JP S5855172Y2
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JP
Japan
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lid
container
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peripheral wall
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JP1979178991U
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JPS5694755U (ja
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重晴 中西
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水蜜性容器に関する。
水蜜性容器に液様体(液体、粘体、膜体等およびこれら
と固形物等との混合体を総称する)を収容した場合の液
様体の漏れを防止したり、収容物(液様体に限らない)
に外部湿気が付着、浸潤、反応等することによる変質、
硬化等品質低下の不都合を防止したりする等のために容
器本体の開口部を水密状態に閉蓋する必要のある場合、
従来では、容器本体開口部の周壁に蓋体を螺合するため
のねじを形成したり、パツキンを押付は保持するための
座を周壁から段状に形成したりしていた。
しかしながら、これによる場合、前記ねじや座を形成す
ること自体、ならびにこれらを所期の水密効果を発揮す
るよう精度の高い状態に形成することが成形装置に特別
な構造を要求することとなって製造面でコストアップを
招来していた。
そこで実開昭50−46467号公報や実開昭49−5
1571号公報で示されるように、上向き開口部周縁に
リング状膨出部を一体形成して、簡単な蓋体の被冠に単
に利用することが考えられるが、この場合には、蓋体に
対する水密性は完全とは言えなかった。
本考案は、かかる実情に鑑みて、開口部に対する閉蓋を
、開口部に防水性の可撓膜体を張力付与状態に被冠止着
することによって司らせれば、大なろ水密効果を期待で
きるということに着眼し、所期の水密効果を発揮できろ
水密性容器を経済性有利かつ取扱い便利な状態で提供で
きるようにせんとするものである。
本考案による水密性容器は、上記着眼のように、容器本
体の上向き開口部を閉蓋する蓋体と、前記上向き開口部
周縁にリング状膨出部を一体形成しである容器本体とか
らなる水密性容器において、前記蓋体の周壁を前記リン
グ状膨出部外径よりもやや小なる内径に形成すると共に
、開蓋状態で、前記蓋体内に蓋体内底壁とは間隔を隔て
る状態で防水性を有する可撓膜体を張設保持しであるこ
とを特徴とする。
従って、前記リング状膨出部に、内面に可撓膜体を張設
保持しである蓋体を押込んで被冠させることで、リング
状膨出部と蓋体との弾性変形に基づいた嵌合において、
可撓膜体は大きな張力が付与されながらその周囲全面が
面接触して前記リング状膨出部と一体化するごとく完全
に密着状態になるために大なる水蜜効果を発揮せよ、そ
の水密状態を、前記蓋体による保形性と、容器本体に対
する嵌合係止力でもって確実に保持できるものである。
しかも、蓋体内底壁と可撓膜体とは間隔を隔てであるた
めに、容器内容物に対する保温効果も発揮できるに至っ
たのである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、第
1図、第2図に示す水密性容器は、樹脂製の容器本体1
の上端周壁部分1aに、縮径方向又はほは゛その方向(
縮径方向と下方向との合成方向)に弾性変形可能なリン
グ状膨出部1bを、一旦外方上方に延出したのち内方上
方に向かい、水平姿勢となったのち内方下方へ向かうよ
うな多重曲線(但し、単純曲線でも可)の断面形状にお
いて、一体形威しである。
殊に、第2図は使用状態を説明するもので、可撓膜体の
脱着を容易化するために、自由状態において容器本体1
のリング状膨出部1bの外径よりもやや小なる内径の周
壁5aを有する樹脂製蓋体5の内面に対し開蓋状態で蓋
体5内底壁とは間隔を隔てる状態で防水性及び弾性を有
する可撓膜体3を張設保持させたもので、蓋体5を弾性
変形させながら押込むことにより可撓膜体3および周壁
5aをしてリング状膨出部1bを縮径方向に変形させ、
更に完全な押込み状態で膨出部1bを拡径復帰させるこ
とで可撓膜体3に張力を付与するとともに周壁5a遊端
を容器本体1の周壁部分1a外周面に圧着させて、蓋体
5の不測の離脱を防止するとともに、可撓膜体3の周縁
膜体部3aを止着するようになっている。
そして、ワンタッチで所期の水蜜を図りながらの装着が
可能である。
又、本考案は容器開口部の形状或いは容器の全体形状、
および構成材料としての合成樹脂の種類、ならびに収容
物の性状、種類を特定するものではなく、これらは必要
に応じ種々の形態で実施しても、良きものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る水密性容器の実施例を示し、第1図
は全体側面図、第2図は使用状態を示す要部拡大断面図
である。 1・・・・・・容器本体、1a・・・・・・周壁部分、
1b・・・・・・リング状膨出部、2・・・・・・開口
部、3・・・・・・可撓膜体、3a・・・・・・膜体部
、5・・・・・・蓋体、5a・・・・・・周壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体1の上向き開口部2を閉蓋する蓋体5と、前記
    上向き開口部2周縁にリング状膨出部1bを一体形成し
    である容器本体1とからなる水蜜性容器において、前記
    蓋体5の周壁5aを前記リング状膨出部1b外径よりも
    やや小なる内径に形成すると共に、開蓋状態で、前記蓋
    体5内に蓋体5内底壁とは間隔を隔てる状態で防水性を
    有する可撓膜体3を張設保持しであることを特徴とする
    水密性容器。
JP1979178991U 1979-12-24 1979-12-24 水密性容器 Expired JPS5855172Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5694755U JPS5694755U (ja) 1981-07-28
JPS5855172Y2 true JPS5855172Y2 (ja) 1983-12-16

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ID=29689503

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JP1979178991U Expired JPS5855172Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24 水密性容器

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4951571U (ja) * 1972-08-09 1974-05-07
JPS5046467U (ja) * 1973-08-23 1975-05-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5694755U (ja) 1981-07-28

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