JPH0424618Y2 - - Google Patents

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JPH0424618Y2
JPH0424618Y2 JP1987169952U JP16995287U JPH0424618Y2 JP H0424618 Y2 JPH0424618 Y2 JP H0424618Y2 JP 1987169952 U JP1987169952 U JP 1987169952U JP 16995287 U JP16995287 U JP 16995287U JP H0424618 Y2 JPH0424618 Y2 JP H0424618Y2
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JP
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sealing member
annular
female housing
waterproof connector
housing
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JP1987169952U
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JPH0173772U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電線同志を接続する防水コネクタに
おいて、ハウジングの結合部に介在する防水コネ
クタのシール部材に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の防水コネクタのシール部材とし
て、一般的には例えば実開昭61−54677号公報に
開示されたものが知られている。この従来のシー
ル部材は第5図に示すように、雄型ハウジング1
を嵌め込む雌型ハウジング2の奥部にゴム製のシ
ール部材3を嵌め込み、このシール部材3に設け
た係止突起を雌型ハウジング2に設けた係止窓部
に強制的に嵌め込んで係止させている。しかし、
シール部材3と一体の係止突片はゴム製であるた
めに変形し易く、雌型ハウジング2への係止が不
確実になるとか、また外気が急冷した場合等のコ
ネクタに内圧が作用したときには、シール部材3
が動いて防水特性が劣化する等の欠点を有してい
る。
[考案の目的] 本考案の目的は、このような問題を改善するた
め、外力・外気等の種々の環境条件に対して、安
定的に保持できるようにして防水性及び信頼性の
高い防水コネクタのシール部材を提供することに
ある。
[考案の概要] 上述の目的を達成するための本考案の要旨は、
雌型ハウジングの内部に取り付け、前記雌型ハウ
ジングの内面と雄型ハウジングの外面との間に介
在するシール部材であつて、該シール部材は、厚
肉部と薄肉部を有する硬質材料から成る環状芯材
と、前記薄肉部の内外面に貼付した弾力性を有す
る環状シール材とにより構成し、前記厚肉部に前
記雌型ハウジングに係合する係止部を備えたこと
を特徴とする防水コネクタのシール部材である。
[考案の実施例] 本考案を第1図〜第4図に図示の実施例に基づ
いて詳細に説明する。
第1図は本考案に係る防水コネクタを雄型ハウ
ジング11と雌型ハウジング12とを分離して示
したものであり、雌型ハウジング12の内部に嵌
め込まれているシール部材13の構造に特長を有
している。
即ち、このシール部材13は第2図〜第4図に
示すように、環状芯材14とその内外面に貼付さ
れた環状シール材15とにより構成されている。
合成樹脂材料等の比較的硬質の材料で作られた環
状芯材14は薄肉部14aと厚肉部14bから成
り、薄肉部14aの内外面に環状シール材15が
貼付され、また厚肉部14bには雌型ハウジング
12に設けられた係止孔12aに係合する凸形の
係止部14cが一体に設けられている。環状シー
ル材15は合成ゴム等の弾性材料から成り、例え
ば第2図、第3図に示すように雌型ハウジング1
2の内面と接する面、及び雄型ハウジング11の
外面と接する面は、シール効果を良好にするた
め、波形などの凹凸面になつている。
第2図に示す環状シール材15は、シール性を
高めるため雄型ハウジング11の外面と接する面
の中央部の山M2を他の山M1,M3よりも若干
高目にしてある。また、環状シール材15は環状
芯材14の薄肉部14aの外側に貼付される外側
部15aと、内側に貼付される内側部15bとが
この第2図に示すようにそれぞれ別体になつてい
てもよいが、第3図に示すように外側部15aと
内側部15bとを端部で結合して袋状として一体
化にすれば、環状芯材14への貼付作業が容易に
なり、また雌型ハウジング12内に押し込む際に
環状シール材15がまくれる虞れがなくなる。な
お、環状シール材15は環状芯材14に接着剤な
どで固着することが好適であることを云うまでも
ない。
シール部材13を雌型ハウジング12内に取り
付ける際には、凸形の係止部14cが邪魔になる
ので、環状芯材14を若干弾性変形させて強制的
に押し込む必要がある。そして、雌型ハウジング
12に設けられた係止孔12aに係止部14cを
嵌め込めば、シール部材13は抜け止めが施こさ
れ、その個所に安定的に保持される。従つて、雌
型ハウジング12内に雄型ハウジング11を押し
込んで結合する場合には、雄型ハウジング11と
雌型ハウジング12との間に内外の環状シール材
15が弾性的に圧接し、外部からの水の浸入を防
止することができる。
また、シール部材13を雌型ハウジング12内
に押し込む際の弾性変形を容易にするため、第4
図に示すように環状芯材14の厚肉部14bの一
部に切欠部14dを設けてもよい。
なお、実施例では環状芯材14側に凸形の係止
部14cを設け、雌型ハウジング12側に係止孔
12aを設けた場合を説明したが、逆に係止部は
環状芯材14側を凹形に、雌型ハウジング12側
を凸形にしてもよいことは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係る防水コネクタ
のシール部材は、シール部材が比較的硬質材料で
作られた環状芯材を有しているため、シール部材
を安定的かつ確実に保持することができ、種々の
外部環境条件に対してもシールが動くことがな
く、防水性、信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
図面第1図〜第4図は本考案に係る防水コネク
タの実施例を示し、第1図はシール部材の断面
図、第2図、第3図は部分拡大断面図、第4図は
環状芯材の斜視図であり、第5図は従来例の断面
図である。 符号11は雄型ハウジング、12は雌型ハウジ
ング、12aは係止孔、13はシール部材、14
は環状芯材、14aは薄肉部、14bは厚肉部、
14cは係止部、15は環状シール材、15aは
外側部、15bは内側部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 雌型ハウジングの内部に取り付け、前記雌型
    ハウジングの内面と雄型ハウジングの外面との
    間に介在するシール部材であつて、該シール部
    材は、厚肉部と薄肉部を有する硬質材料から成
    る環状芯材と、前記薄肉部の内外面に貼付した
    弾力性を有する環状シール材とにより構成し、
    前記厚肉部に前記雌型ハウジングに係合する係
    止部を備えたことを特徴とする防水コネクタの
    シール部材。 2 前記薄肉部の内外面に貼付した前記環状シー
    ル材を一体構造とした実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の防水コネクタのシール部材。 3 前記薄肉部の内外面にそれぞれ貼付した前記
    環状シール材は別体とした実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の防水コネクタのシール部
    材。 4 前記環状芯材の厚肉部の一部に切欠部を設け
    た実用新案登録請求の範囲第1項に記載の防水
    コネクタのシール部材。
JP1987169952U 1987-11-06 1987-11-06 Expired JPH0424618Y2 (ja)

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JP1987169952U JPH0424618Y2 (ja) 1987-11-06 1987-11-06

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JPH0173772U JPH0173772U (ja) 1989-05-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009187780A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Asti Corp コネクタキャップ構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6154677B2 (ja) * 1980-12-23 1986-11-22 Tominaga Oil Pump

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JPS6154677B2 (ja) * 1980-12-23 1986-11-22 Tominaga Oil Pump

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JPH0173772U (ja) 1989-05-18

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